★KINPEI★
◎ ■優しさについて ◎

彼女が私にくれた優しさは
私にとって、恋人がくれるような優しさだった。


恋人じゃなかったら、受け取らない優しさと甘え。

男女間の恋愛に置き換えていえば、



好きな人ならありがとうって甘えさせてもらう。

好きじゃなかったら大丈夫って流しちゃう。



そういう感じの、そういうタイプの
優しさ。



・・・・。



あくまで、私にとって、はね。


優しさを与えてくれる側は、
基本的に心配だから、というだけで
そこまで、深くは考えないみたい。


もともと彼女はすごく優しい人で
困っている人をほっとけないタイプだったから。

誠心誠意、全力で助けてあげたいって思っちゃう人。

私みたいに、復活したら、ただの友達ってほったらかして行くくらいなら
そんなに親身になって面倒みないで!
って思う人が他にもでちゃうくらい、
その人の為に何かをしてあげちゃう人。


だから、彼女はすごく人気がある。


単なる友達ってラインを超えて
親友以上の優しさで心配してくれるから。

話を聞くなんてレベルで留まっていないで
その悩みを解決すべく、行動あるのみ!って感じの人だから。



ま、そんなわけで、

どうしていいのか分からないまま

私の片思いがスタートした。



とりあえず、そのグループの中では

一番メールをやり取りするのは私だった。

でも、彼女を一番に慕ってる人はいっぱいいた。

私みたいに恋愛感情が絡んでいる人は居なかったと思うけど。
(ちょっと怪しい子はいた、けどね。
 本人の自覚があったかどうかは不明。精神年齢低い子だから)


でも、メールを多くやり取りする関係は

それだけ多くの情報を手にする事でもあり。


そして、彼女の優しさを受け入れたという事は微妙に

彼女の中に変化をもたらしたらしく。


とりあえず、大事な存在って思ってもらえるようになっていた・・・

・・・みたい。



そんな感じの

あやふやなまま


彼女が気づかなければ

友達のまま


この公演が終わるまで

仲の良いまま


そして、終わったら

淡白な友人


そういう関係だと思っていた。




   − 2000年09月01日(金) −             next

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