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| 2004年03月19日(金) ■ |
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| 嗤う伊右衛門(京極夏彦)読了 |
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●読了:嗤う伊右衛門(京極夏彦)
≫感想はこちら 先日、『巷説百物語』の第1話"小豆洗い"を読んだところで、あちらに出てきた"小股潜りの又市"は『嗤う伊右衛門』で初登場(?)と知って先に読むことにした。つらい、苦しい、悲しいことを主に描いた話だから、読んでいて楽しいとは思えなかったけど、客観的に評すると誉め言葉しか出てこないなぁ。おもしろかったです。
内容(「BOOK」データベースより) 疱瘡を病み、姿崩れても、なお凛として正しさを失わぬ女、岩。娘・岩を不憫に思うと共に、お家断絶を憂う父・民谷又左衛門。そして、その民谷家へ婿入りすることになった、ついぞ笑ったことなぞない生真面目な浪人・伊右衛門―。渦巻く数々の陰惨な事件の果てに明らかになる、全てを飲み込むほどの情念とは―!?愛と憎、美と醜、正気と狂気、此岸と彼岸の間に滲む江戸の闇を切り取り、お岩と伊右衛門の物語を、怪しく美しく蘇らせる。四世鶴屋南北『東海道四谷怪談』に並ぶ、著者渾身の傑作怪談。
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| 2004年03月18日(木) ■ |
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| Magic's Price(マーセデス・ラッキー)読了 |
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●読了:Magic's Price(Mercedes Lackey)
≫感想はこちら おもしろかった。この本のヴァニエル君とステファンて、ちょっとフロドとサム入ってない? 翻訳じゃなくて原書の方の(*指輪は、翻訳と原書ではキャライメージが全然違います)。あと、アッシュと英二(@Banana Fish)も。ヴァニエル君の強くて弱いところとか、ステファンがくっついていくところがな・・・。銀髪のキラキラしいヴァニエル君(年齢不詳)にピッタリくっ付いた17歳のステファンと、それを心配そうに見守るコンパニオン(神馬)Yfandesと。 読んでる最中、脳内ビジョンがやたらとリアルだと思ったら、どうやら私は映画のロード・オブ・ザ・リングに影響されたらしい。Forest of Sorrowsはなんだかロスロリアンみたいだったし、Ice Wall Mountainsは滅びの山やその周辺の谷を一面雪で覆ったみたいな感じだったわ。Taylendrasなんて(脳内ビジョンでは)まんまエルフだ。いいのかなぁ、これで(^^;
Mercedes Lackeyの次の本はヴァルデマールシリーズ以外にする予定。The Fire Rose(美女と野獣ネタ)とか、The Serpent's Shadow(白雪姫ネタ。1909年のロンドンが舞台、コナン・ドイルやドロシー・L・セイヤーズのピーター・ウィムジィ卿へのオマージュでもある)あたりの昔話ネタの本を。
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| 2004年03月17日(水) ■ |
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| DVD パイレーツ・オブ・カリビアン |
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▲DVD:パイレーツ・オブ・カリビアン
借りてきたDVDを見る。おもしろかったー! 指輪のエルフの彼とジャックがもう最高。こういう映画大好き! 大娯楽版、楽しくて楽しくてスリル満点で最高だった。さすが某ネズミ社の映画、ネズミの国の「カリブの海賊」そのままの場面がいっぱいで大喜び。檻に入れられた海賊たちが(鍵を首につけた)犬を呼ぼうとするシーンとか、町を襲うシーンとか。剣で戦うシーンもよかったな〜! 最初の方のウィルとジャックが会うところの剣のやり取り、最後の洞窟の中での戦い、船の上の骸骨対海軍の白兵戦、骸骨と幽霊船・・・最後のジャックを助けに来るところもすごかったし〜。何度も見たいのでDVDを買ってこようかな。
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