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| 2002年08月25日(日) ■ |
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| 『本所深川ふしぎ草紙』読了 |
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◇ビーコン アンテナ(の「シンプル」と「詳細」のページ)にハーボットのビーコンを貼る。アンテナは勝手に更新してくれるから、ゆきが飢える心配がなくなるかも、なんて思って・・・。(^^;ズル?
●読了:『本所深川ふしぎ草紙』(宮部みゆき)
<内容> 『片葉の芦』『送り提灯』『置いてけ堀』『落葉なしの椎』『馬鹿囃子』『足洗い屋敷』『消えずの行灯』 近江屋藤兵衛が殺された。下手人は藤兵衛と折り合いの悪かった娘のお美津だという噂が流れたが…。幼い頃お美津に受けた恩義を忘れず、ほのかな思いを抱き続けた職人がことの真相を探る「片葉の芦」。お嬢さんの恋愛成就の願掛けに丑三つ参りを命ぜられた奉公人の娘おりんの出会った怪異の顛末「送り提灯」など深川七不思議を題材に下町人情の世界を描く7編。宮部ワールド時代小説篇。
やっぱりこの人の時代小説は読みやすい!気分転換に1話だけ読もうと思って本を開いたら、つい最後まで読んでしまった。『初ものがたり』と同じ岡っ引きの茂七が登場する連作短編集で、深川のあちこちで起きた事件を集めてある。『馬鹿囃子』はキャラが気に入ったのでとても楽しく読めた。茂七の姪が主人公で、彼女がもう可愛い!それから『消えずの行灯』もよかった。主人公が冷静で冷たい冷たいと言われるのだけど、私はそうは思えなかった。大都会で1人で生きていかなくちゃいけない女性が、用心深く強くなるのはあたりまえのことだ。市毛屋の異常さと、彼女が振り回されていく様子が怖かった。 調べてみるまで知らなかったんだけど、宮部みゆきの時代小説ってHCならいくつもあるとか言います?『あかんべえ』や『ぼんくら』も時代ものだったのか〜。
●『エメラルドグリーンの誘惑』(アマンダ・クイック) ヴィレッジブックス(文庫)の新刊、Seductionの翻訳。アマンダ・クイックとは、例のハマリまくりのジェイン・キャッスルと同じ人がヒストリカル・ロマンスを描くときに使っているペンネームだそうな。いつか読みたいと気になっていたので、本屋でザッと読んだらやっぱり面白かった。やっぱりこの人の本はキャラクターが合う!波長が合うとしか言いようがないんだけど、こういう強いヒロインは大好きだ! ヒストリカルを読んだのは初めて。歴史ものというとこ難しいイメージがあったけど、全然そんなことなくて抵抗感ゼロで読めたし。今とは違うちょっと遠い世界だからこそ、自由に描けるんだとわかったのは発見だったかも。著作リストによるとSeductionは一番古い作品らしく、次に古いSurrenderを読んでみたい、と考え中。
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| 2002年08月24日(土) ■ |
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| ATAGOUL is Cat's Forest |
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昨夜遅くに帰ってきました。ノンストップで12時間、爆睡してしまった・・・。(−−)
●みどりのアンテナ まだ整理の途中だけど、とりあえず日記からリンク(画面左上のメニュー)。はてなアンテナという無料ツールで、お気に入りサイトを登録すると、アンテナが自分の代わりに巡回して更新順に表示してくれる、というサービス。 <関連> ◇ホンの愉しみの由良の「本読み」読みアンテナ ◇Leon's Armor Shopの【Leon's Armor Shop】のアンテナ
●買った本 新刊&ブックオフ 5冊¥1694
『アタゴオルは猫の森(4)』(ますむらひろし)¥540 『本所深川ふしぎ草紙』(宮部みゆき)¥262 『蒲生邸事件』(宮部みゆき)¥420 『少年時代〈上〉』(ロバート・R. マキャモン)¥105 『少年時代〈下〉』(ロバート・R. マキャモン)¥367
≫『アタゴオルは猫の森(4)』(ますむらひろし) お金もちのゼッキ八世が所有する古代の笛はどんな名手でも音を出すことが出来ない。でもギルバルスならば吹けるかもしれない。(『銀宮ノ笛』)コン・コンと扉を叩く音がするが、開けてみると誰も居ない。そんなイタズラをするのはやっぱりヒデヨシ?(『コン・コン』)他、『テルウテ1〜5』など8編に、作者によるそれぞれの話の解説『アタゴオル余波4』を収録。
ああ、やっぱり面白いなぁ。こんなに面白い『アタゴオル』が、いまいちマイナーなのは本当に不思議。少年マンガとか少女マンガとか、一般的なジャンル分けが出来ないからかな・・・確かに、アタゴオルは「ますむらワールド」としか言えない世界かもしれない、とよく思う。(笑) 樹や家の壁から温泉が沸くところでは、「アタゴオルに住みたいッ!」と本気で思ってしまった。見どころは、この巻から始まった長編「テルウテ」。1〜3巻はずっと1話完結の短編だったけれど、長編の時は主要キャラが揃ってアタゴオルからどこか別の土地へ出かけて行って、敵と対決する。今回はJariaの時王や、ドラネコ団も一緒になって、「鉱物製の桃色リンゴ丸」で出かけて行って、ドタバタの大騒ぎ。
≫『少年時代』(ロバート・R. マキャモン) あちこちで評判の良いRobert R. McCammonの「大人になって忘れてしまった少年時代のきらめく日々を、みずみずしいノスタルジーで描く成長小説の傑作」、Boy's Lifeの翻訳文庫本。『このミス』96年度版で2位を取っている、ということはミステリーでもあるんだろう。ごろんちょさんに絶賛されていたり、PBがPlaces in the Darkとカップリングでお薦めされていたりすることから、雰囲気が非常に想像しやすくて気になってた本。
●読書中:The Clan of the Cave Bear(Jean M. Auel)@9章 読書会の方は留守中にすっかり置いていかれて、すでに読了されてしまった。私はまぁ、今月中に読み終われば良いや。6章では新しい洞穴に住み始めるための儀式があって、同時にエイラが一族の子供(イザの娘)として認められた。7章では、洞穴熊の氏族の生活の様子と、エイラが一族の言葉を理解し始める様子と、イザの出産。8章は、エイラの性教育と、一族の性・妊娠・出産・死産・赤子について。 うーん、なんていうか・・・濃いィ・・・。濃すぎ!!どうしよう、もう!これがフィクションですか?これを全部、作者が作り上げたんですか!?((( ̄∀ ̄;クラッ みたいな。見てきたように綿密に細か〜く語るし。 今、全体の1/3弱の所だけど、全体の大まかなストーリーが見えてきた気がする。この巻は、エイラの少女時代の話なんだな。5歳で拾われて、曲がりなりにも1人で生きて行けるようになったら出て行くって形じゃないかな? 拾ってくれた育ての母イザと、父親代わりのまじない師クレブ、イザの娘を妹代わりにして、多分10代になるまで育つと。 エイラの敵役はリーダーの息子のブラウドに決定!(笑)自分が注目されて、思い通りになっている間は悪い奴じゃないけど、自分が気に入らない人は眼の敵にする・・・典型的な敵キャラだよなぁ。個人的に注目しているのは、エイラがどこまでやり返すかってこと! 素直にやられたままだったら寂しいな〜。 全体の1/3の時点でこういう先の予想がついてしまうというのはどうなの、という疑問はさておき、さしあたりはディテイルを楽しみながら読んで行こうか。
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| 2002年08月21日(水) ■ |
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| 明日・明後日 留守にします。 |
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行き先は伊豆のどこかです。帰宅は金曜の夜の予定。
●読書中:The Clan of the Cave Bear(Jean M. Auel)@6章 説明が多くてちょっと肩が凝るけど、このあたりになるとClanの風変わりな習慣や人間関係がわかって来て面白い。5章で人名がどばーっと出て混乱してしまったので、慌てて図書館で翻訳本から「洞穴熊の氏族(ブルンの一族)の系図」をコピーしてきた。 系図みて、やっと飲み込めた。(^^; このClanというのは、つまり「親戚一同」という単位なのね。mate(夫婦・パートナー。一夫多妻もありえる)とその子供たちを1家族として、10家族弱が集まって一つの集団になっている。姉妹と兄弟はそれぞれ「きょうだい」だけど、性が違うと「きょうだい」ではないらしい。男の子は必ず狩りができる男に付いて訓練されながら育つ。でも父親は息子のことを自分の子とは呼ばず、「自分のmateの子」と呼ぶ(・・・)。女は男に逆らえない。口答えしても、命令に逆らっても、話し掛けることにすら許可が要るらしい。 たぶん、全体が男系社会なんじゃないかなぁ・・・誰か女性が他族から来たってどこかにあったし。血が濃くなってくると、妙齢の若い女性が外に出されるとか? この徹底した男尊女卑社会で、醜い醜いと言われるエイラがどう育つのやら。 *詳しい感想はむこうに。
●読書中:Poppy:Tales from Dimwood Forest(Avi) おおお、冒頭でRagweedが死んでしまったぞ!すごい、電光石火!タイトルのPoppyというのはメスのネズミの名前で、彼女とその家族(何百匹もいる)の話らしい。
◇Coming Home(Rosamunde Pilcher) 図書館にあったので借りてきた。1000ページもある本を今から2週間で読むのは無理だけど、どんな感じかだけでも分かればいいなと思って。
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| 2002年08月20日(火) ■ |
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| 『連鎖』読了 |
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●『連鎖』(真保裕一)読了 ≫感想はこちら やっぱり一気読みしてしまった! 『ホワイトアウト』ほど好きじゃなかったけど、なかなか面白い。厚生省に勤める羽川という食品衛生検査官(食品Gメン)が、仕事で調査することになった横流し密輸事件と、親友の自殺未遂という二つの事件に関わって巻き込まれていく、という筋。社会派っぽいハードな所と、主人公やその周りの人たちのキャラクターの両方で「読ませられた」感じ。この本は真保裕一のデビュー作なんだそうで、どうりでちょっと堅いと思った。 真保裕一は他にもいくつか積読本あり。
●読書中:Poppy:Tales from Dimwood Forest(Avi)
The Clan of the Cave Bearが思うように進まないので、ページ数を稼ぐために読みやすそうな本に手をつけてみた。ネズミを主人公にした児童書シリーズの1冊。少し前に読んだRagweedの主人公だったネズミのRagweedも出てきている。今度はDimwood Forestという森の中での出来事を描いた話らしい。160p弱の本なので、数日で読み終わりたい。 ちなみに翻訳本あり≫『ポピー ミミズクの森をぬけて』 「真実とは何か、勇気とは何かを問いかける話題作」って・・・(^^; 確かに正統派的で潔いところはあるけど、そんな構えたもんじゃないのになぁ。このシリーズはテンポのいい会話と、挿絵が良くて、話自体は別になんでもないんだけど、この二つのせいでつい話に引き込まれてしまう。でも、このぽんぽん弾んだような会話&ナレーションのリズムは、翻訳では出ないんだろうなー。
●アマゾンから到着 洋2冊¥1638 和2冊¥945
Stopping for a Spell(Diana Wynne Jones) The Star King(Susan Grant) 『惑星ミマナ (2)』(ますむら ひろし)
≫Stopping for a Spell DWJの復刊本で、今年7月に出たばかりの短編集。表紙が嫌で買ってなかったんだけど、書店で見たら中身は面白そう。字も大きめだし、気楽に読めそうだ。 収録作品:Chair Person / The Four Grannies / Who Got Rid of Angus Flint?
≫The Star King SFロマンス。これは逆に表紙が気に入った本。真ん中に広告がある、本当にどこから見てもロマンス!って感じの本。
≫惑星ミマナ(2) 表紙&情報はこちら。 1巻を読んだ時はあまり良いと思わなかったんだけど、2巻になったとたんに暴発してる!((( ̄∀ ̄)うぁ もともと設定はかなりぶっ飛んでるから予想はしてたけど、こんなにすごくなるとは思わなかった。埴輪がいっぱい出てきてバリゴリバリとか擬音立てて動いたり、樹に肉団子が実ったり、魚が樹から生まれて空に飛び立ったり、もう、ますむらさん飛ばしすぎ。・・・そういうわけで、この2巻はお気に入りだ(アタゴオルほどじゃないけど)。もちろん、初めての方は1巻からどうぞ!じゃないと話が全然わからない。
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| 2002年08月19日(月) ■ |
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| 真保裕一でしょ! |
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今日から仕事。結局、盆休み中に読んだ本は、11日間で9冊。まぁいいところか?
●読書中:『連鎖』(真保裕一)
真保祐一というのは映画『ホワイトアウト』の原作者で、アクション・サスペンス・リサーチに基づいた正確な記述・・・・が得意な作家。イメージ的には「和製マイケル・クライトン」が近いか? 最初に『ホワイトアウト』を読んだ時は、面白すぎてかなり深くハマった。現代日本を舞台にした「本物のアクションもの」を初めて読んだと思った!この人の本は、どれも読み出すと止まれない。 で、この『連鎖』は91年に第37回江戸川乱歩賞受賞し、『このミステリーがすごい!』92年版で18位になった作品、だそうな。テーマは86年に起こったチェルノブイリ原発事故後の、輸入食品の放射能汚染問題。というと堅く感じるけど、真保裕一なら読みやすいに決まってるから大丈夫。そういうわけで、読み始めたところ。たぶん今日中に読み終わるだろう。
●読書中:The Clan of the Cave Bear(Jean M. Auel)@4章 ん〜、話は面白いし英語も難しくはないんだけど、読むスピードが上がらないなぁ。内容が濃くて、風景描写から生活の様子までびっしり書いてあるから、このままチクチクのんびり解読していきたいような気持ち。 3章は、まるっきり未知との遭遇だった。クロマニヨン人(新人類)の孤児エイラが、ネアンデルタール人(旧人類)のThe Clan of the Cave Bear(洞穴グマの一族)に拾われるわけですな。人種が違うので、言葉も生活習慣も考え方も違うわけで・・・狼に育てられた少女の、狼が知性を持ってるみたいなもんか。エイラを助けてくれたのが、薬師のイザと呪師のクレブの兄妹。・・・・おおおお、この二人は兄妹だったのか!medicine womanが薬師で、magicianが呪師ね!<Googleで調べた。
●買った本 ダ・ヴィンチ9月号 ¥450
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