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JIROの独断的日記
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2002年06月19日(水) サッカー騒ぎはもうやめ!

テレビニュースは、派手なことを伝えたがるから、これほどの騒ぎが起きていたのは限られた地域なのだろうが、道頓堀に飛び込む奴とか、渋谷で警官にたてつく若いのとか・・。
みんな、暇なんだな。仕事が忙しかったらそんなことしている暇もないし、疲れて馬鹿をする気にもならない。話が飛躍しすぎるかもしれないが、司馬遼太郎は晩年、口癖のように「日本は滅びる・・・」とつぶやいていたそうだ。
なんだか、そんな気がする。憂鬱だ。


2002年06月09日(日) 向精神薬

うつ病に罹ると、治療の中心は薬物療法になる。カウンセリングを好む人が多いが、カウンセリングだけで治るうつ病はほとんどない。うつ病は脳内の神経伝達物質のバランスが崩れている状態であるから、それを正すために薬物の力を借りるのはおかしい事ではない。ところが、精神科の薬、向精神薬をやたらと怖がる人が多い。正しく医師の処方を守っていれば、別にどうと言う事は無い薬なのだが、一般の人は知識が無いまま、無責任な事を言う。「そんなものに頼っていると、廃人になる」などという。そんな論文は世界中捜しても無いだろう。 私に言わせれば、アルコールの方がよほど危険なドラッグだ(アルコールはれっきとした薬物である)。合法の、医師が処方した向精神薬を飲んで精神状態は安定し、暴れたりして人に迷惑をかけるものはいないが、アルコールを飲んでけんかをしたり、人に絡んだり、道端に反吐を吐いたりする人間は毎日日本中で何千人もいるだろう。なのに、アルコールを取り締まろうという意見は一向に出てこない。そして、訳も無く、精神科の患者を偏見の目で見る。日本は酔っ払いには非常に寛容な変な国だ。


2002年06月08日(土) あの事件から1年

大阪、池田小学校の児童殺傷事件から早いもので一年が経つ。
何度思い出しても、犯人に対しては、はらわたが煮え繰り返るような憎悪を感じる。8人の命を奪った事は勿論、言語道断である。しかし、もう一つ。やつのおかげで精神疾患に対する社会の偏見が一層増長したと思われる事。これは本当に残念だ。私はうつ病の患者である。あの犯人はおそらく人格障害であろう。しかし、世の中は両者を区別しない。全く違う病態なのに・・・。

今の世の中、うつ病がいかなる病気であるか、などということはインターネットでちょっと検索すれば、何万件というページをヒットする。容易に知識を得る事ができるのに、それさえもせずに、精神科にかかっているものを偏見で見るということは、殆ど怠慢である。

因みに精神疾患を分類する上で、世界的な基準とされているのはアメリカ精神科学会が編纂したDSM-4(Dianotic and Statistical Manual of Mental Disorders version4)という書物であるが、この中で、うつ病は、最早、「精神病=Mental Desease」ではない。「気分障害=Mood Disorder」と呼ばれる。 また、国立精神・神経科センターの疫学調査によっても、日本人の7人に1人は障害に少なくとも一度は、うつ病エピソードを持つ、特に、24歳から33歳の女性ではなんと33%がうつ病の経験をするという。但し、このうち、医療機関による治療を受けたことがある人は、その一割ほどなのである。やはり、世間体を気にするからだろう。

これほどの情報社会である。正しい、知識をもつことの大切さを十分世間に認識して欲しい。


2002年06月04日(火) サッカーぐらいでガタガタいうな!

ニュースを見ていたら、サッカーのチケットが手に入らないことに腹を立てた学生が、暴れて逮捕されたと、報じられていた。実に下らない。世の中の大事な事とそうでない事の区別がつかない人間はこまる。サッカーなんぞ、本質的に、どうでも良い事なのだ。ああ、くだらない。


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