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■ 『島口説』東京公演パンフ掲載文
演出の戯言 めんそーれ沖縄! 民謡酒場「スミ子―の店」にようこそ。 自分を「かんぽーぬくえぬくさあ(艦砲射撃の食い残し)だ」という女主人スミ子。 劇中スミ子は時代の不条理に、沖縄の不条理に「翻弄されながら」も不器用に立ち続け問いかける。そこに在るべき人の姿はーと。 嘗て沖縄芝居の名優北島角子さんが演じた一人芝居。 今宵はやよい&小百合の二人が身体と心を目一杯ついやし演じます。 沖縄の戦前、戦中、戦後、アメリカ世を駆け巡る長い長い旅路は悲喜こもごも。 この民謡酒場スミ子―の店で島唄と舞とお酒と話を肴に、 声の出しにくい時節柄ですが、最後まで笑って泣いて、心を一緒に奏でながらお楽しみください。 どんな今を過去から学び、 どんな未来に繋げていくのか。 そして自分はどんな歩を進めていこうー 私事で恐縮ですが、沖縄との縁が始まったこのスタジオ結でこの物語をお届けする機会を得ることができたこと、感謝いたします。 そしてこの禍に新宿まで足をお運びくださった皆様、いっぺえにふぇーでーびたん。 藤井ごう
2020年09月28日(月)
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