再生するタワゴトver.5
りばいぶ



 エーシーオー沖縄『島口説』


   しまくどぅち
舞台「島口説」をご案内申し上げます。
2020年9月25日~27日の3日間、
脚本:謝名元慶福、脚色・演出:藤井ごう
による「島口説」を新宿、青年劇場スタジオ結にて上演いたします。

毎日を懸命に生きるあなたへ届けたい。

僕の心の中にあるもの
それは 島の歌・・・
悩みも
悲しみも
怒りも
巨大なアメリカに
立ち向かった
小さな島人の歌

“泣いて笑って 笑って泣いて島人の物語”
一緒に泣いて笑いましょう。

2020
9月25日(金)19:00(〇)
9月26日(土)14:00(×)
9月26日(土)19:00(〇)
9月27日(日)14:00(〇)

前売4500円


会場:青年劇場スタジオ結
チケット:カンフェティ:confetti-web.com/shimakuduchi
Tel.0120-240-540(平日10:00〜18:00)
■主催:エーシーオー沖縄
Tel.098-943-1357 kangeki@acookinawa.com
www.acookinawa.com
〇新型コロナウイルス感染症の対策には十分に勤めながら、
皆様に舞台を届けられるよう準備を進めてまいります。
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2020年08月28日(金)



 エーシーオー沖縄『島口説』東京公演へ、沖縄タイムス

戦後史舞台 新感覚で 城間と知花 稽古に汗 「島口説」 来月に東京公演

 芝居「島口説」(脚本・謝名元慶福、脚色・演出・藤井ごう)の東京公演が9月25〜27日、青年劇場スタジオ結で開かれる。うちなー女性の目線で沖縄戦後史を描く物語を、城間やよい、知花小百合が新たな感覚で発信する。

 「島口説」は1979年、東京のパモス青芸館で故・北島角子が一人芝居の形式で初演。沖縄の苦難を軽妙なうちなーやまとぐちで語り、全国にインパクトを与えた。

 作品は藤井の演出のもと、2018年にお笑いコンビの「泉&やよい」、19年には城間と知花による「2人一役」のスタイルで県内で再演され、好評を得ている。

 主人公で民謡酒場の女主人「山城スミ子」のアドリブは現代に対応して変化しているものの、沖縄戦の記憶や離島苦、アメリカ世を下地にした脚本はそのままだ。

 「作家の初期衝動、何を伝えたかったのか。時は遠ざかっていくが、(沖縄を取り巻く状況は)何も動いていない。当時の思いを今に伝えたい」と強調する藤井。城間と知花の「スミ子」の語りが、観客を「つかんで離さない」芝居づくりは一貫して変わらない。

 新型コロナウイルス感染拡大防止のため、フェースガードを身に着けての稽古が続いている。城間は「私と小百合の『島口説』がやっと見えてきた。沖縄で上演するとき以上に沖縄の“匂い”を意識して力強く演じたい」と話す。

 2人にとって、北島は大きな存在であり続ける。「(1979年)当時の観客が見に来てくれるかもしれない」と知花。「(北島さんから)受け継いだものを決してまね事ではなく、沖縄の現状を世界に置き換える形で表現したい」と力強い。歌・三線は平良大。主催はエーシーオー沖縄。

 入場料は前売り大人4500円。30歳以下3千円、中高校生千円。電話受け付けはカンフェティ、電話0120(240)540(平日午前10時〜午後6時)。

2020年08月18日(火)



 スターダス・21『お月さまのために』戯言

演出の戯言


コロナ禍、小竹向原の片田舎に足を運んでくださいましてありがとうございます。
3-5月と表現をする者、志す者、隔てなく「表現活動」を封じられました。まさかこんな形で演劇の灯りが消える時がくるとは誰も想像していませんでした。
よく言われることですが、こうなってみて初めて「表現が当たり前にできる世界」のことについて僕たちは考えます。そして6月から再び活動の機会を得、こうして「客席」と出逢える貴重な日を迎えることができました。
今、すこしずつ、次の一歩を踏み出す努力が各所で行われています。
オンラインでの演劇、無観客での演劇、そういうものもこれから根付いていくことでしょう。
でも、本来の舞台芸術というのは、今日ここに集って下さった方々「観客」の参加をもって、初めて完成するのです。それは正に一期一会、今、この瞬間にしか味わえないものなのです。
♪私の国には 山がある  おいで一緒に わたしたちと
私の国には 川がある  おいで一緒に わたしたちと
1.山にのぼるのは 悲しいから  おいで一緒に わたしたちと
  川をくだるのは 淋しいから  おいで一緒に わたしたちと
 2.苦しみばかり 続くとも  おいで一緒に わたしたちと
  私と同じ あなたたち   おいで一緒に わたしたちと
   3.この闘いは きびしいだろう  けれどあなたは 行くだろう
  この生き方 きびしいだろう  けれどあなたは 行くだろう
   おいで一緒に わたしたちと♪
劇中登場する「おいで一緒に」という歌の歌詞−
表現の世界は、豊かで美しく楽しく、そしてだから、きびしい世界です。
でも、とりあげられた「大好きなモノ」に再び出逢える今日という日は彼らにとっての新たなスタートの日です。
本日はご来場ありがとうございます、ヒーロー・ヒロインの存在しない、身近なよく見ると自分にそっくりな存在だらけの舞台、どうか最後までごゆっくりご覧ください。


藤井ごう


2020年08月09日(日)
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