再生するタワゴトver.5
りばいぶ



 しのごのゆう、、、

格好悪い代表格のよな言葉としてかつてはあったのだけれど(自分にとっててね)、ナンダカンダ『努力』が如何に重要であるか、あるか、あるか、、、
教えのシゴトにもライフワークのよに従事しながら思うこと。
演技指導込み込みの演出をしながら思うこと。(まあ、私の場合ほとんどこれだけど)

『うまくなりたい』『うまくみせたい』
『地力をつけたい』『もっと世界を広げたい』
『いつも自分だよね、と言われたくない』
『本が読めるよになりたい』
イロイロおっさいますが、
質問に質問で返すと、
世界って、地力って、うまいって、
こうゆうことに関して具体的に考えたこともない始末。
なんとなくの空気をよむことに腐心して、
⇦そこは結構感度バツグン。
で、飛び出ることを恐れ、これくらいでいいですか?感で処理している。



その努力している姿を見せるか見せないか、
そんなことは実は小さな事で、
結局は、自分とゆう素材に対して、如何なる栄養をとりこんであげるかだと思うのだが。
あまりにもエサを待つ雛鳥のよに自分の安心できる陣地から出ることもせず、
渡されていることの質を深読みもせず、
知らない作品に相対するに、武器も持たず(資料を読む、見る、調べる、兎に角台本を読み尽くすとかね)、かといって思い切って裸で飛び込むでもなく、
予習もきっと復習すらしない。
嫌いなものなら話はわかる、
が、
飛び込んだ好きな世界、とゆう場所で、
そこで『生きていく』ことを望み、選択したはずである。(タブンネ)

最近はご無沙汰なのであれだけど、
プロのコーチや、アイドルのコーチをしていて思った彼女彼らの、『明日首切られるかも』『私もあそこに選ばれる!』。。そうゆう強い動機と、相手と対峙している大人感と貪欲さ、
驚きと辟易が伴った。比べたって詮無いことだけど、
そもそもかなうわけがない、
そもそも人の目についてスカウトされた輩、
そもそも何千人単位のオーディションを通過したモノ、
彼らは少なくとも努力している。
事務所や会社がそうさせるところもあるけれど。
早期から自分の差別化をはかる。
そこに注目とお金が集まることをいやほど知っている。
もちろん、10代の初めからそうゆう世界にいることがいいことだとも全く思わないけれど、
素材、があった上で『売れる為』努力する彼らと、

自分でやりたくて学校に通ったり、
自分でやりたくて劇団選んだり、
趣味の延長で特にやりたいこともなく続けたり、
素材もない、上で、努力もしないのでは、どこにも行けない。漠然としてたら目標もつくれない。
誰かが親鳥のように飛んできて『あたし』『おれ』だけを選んで、夢のよな世界に連れ出してくれるとでも思うのか…
(連れてもらえる機会があっても、考えてない人は潰されます、上の人たちが五万といる世界だからね。はい)

スタートラインもちがい、
なにをしたい?
思い出作り?
『今』だからできることがある。
『今』しかできないことがある。
そうゆうものに、目をつぶらない事。
時間を費やす事を恐れない事。
その瞬間が明日の自分を創るのだから。。

まあね、自分がその『今』をも少し早くわきまえていれば、なんて思ったりするも後の祭り(笑)
高校生の、新しい遊び道具を手にしたよな輝きに出会いながら、具体的なはずの現場について殊更思うのである。


2015年01月28日(水)



 『太平洋食堂』新宮公演へのお願い!

皆様のお力添えで、実現できるか新宮公演ー
後10日程の時間ですが、達成まであと現在50パーセントといったところでしょうか…
これだと、実現は難しく、再度のお願いです。


クラウドファンディングREADYFOR 演劇「太平洋食堂」を新宮で上演する会ページ
https://readyfor.jp/projects/taiheiyousyokudou
メメントCでは、このプロジェクトページにて、3000円〜の寄付で「太平洋食堂」を現地・新宮で上演し、
地元学生を無料招待する企画へのファンディングを呼びかけます。

ぜひ、このページの拡散をお願い致します。ページでお芝居の魅力、企画意図など詳しく掲載しております。
下記、新宮公演の概要とREADYFORの説明となります。併せてお知らせくださいませ。

「太平洋食堂」新宮公演概要

*新宮公演 主催 メメントC+太平洋食堂を上演する会
公演日程
2015年7月18日 公開舞台稽古(学生無料招待)   19日 昼一般公演 
場所:新宮市新会館 チケット料金 一般2000円  学生 無料
文化庁 劇場・音楽堂等活性化事業応募中 READY FOR? 資金応募中 

READYFOR?という仕組みは、決められた期間内に目標額の資金が集まりますと、
ご賛同いただいた方の口座からご賛同いただいた額が引き落とされるシステムです。
期日までに目標額に達成しない場合、プロジェクトは不成立とあり、賛同者からの引き落としは行われません。
又、3000円からのご寄附金額に応じて、公演チケットパンフレットへの記名、チケットプレゼントを致します。
パンフレットや、1万枚配布予定の新宮チラシ紙面に広告を申し込んでいただく方法もございます。

あらすじ
「日露戦争開戦の年、和歌山県新宮の医師・誠之助はレストラン「太平洋食堂」をオープンする。
ヘソ曲がりの誠之助は、戦争景気に沸く町内で「太平なる海に平和の灯を浮かべ万民がともに囲む食卓」を作ろうとした。
だが、客は一向に増えず開店休業状態となる。同じ頃、嫌われ者の僧・懸命(高木顕明)は餓えながら葛藤していた。
「何故、人に上下の区別があるのか?」
大逆事件をテーマに大石誠之助、高木顕明、牧師の沖野岩三郎らの活躍を描く歴史群像劇。

下記、他公演会場のデータとなります。

『太平洋食堂』The pacific refreshment room
作:嶽本あゆ美   演出:藤井ごう

東京公演 主催 メメントC+太平洋食堂を上演する会
後援・杉並区   提携・NPO法人劇場創造ネットワーク/座・高円寺
期間:2015年 7月1日(水)〜7月5日(日)全7回
場所: 座・高円寺1

大阪公演 主催 真宗大谷派(東本願寺)
期間:2015年 7月10日(金)〜7月11日(土)
全3回公演 
場所: 難波別院御堂会館大ホール
〒541-0056 大阪府大阪市中央区久太郎町4丁目1−11 (地下鉄本町駅徒歩3分)
06-6251-5820  http://minamimido.jp/mido-kaikan/access.html
全席指定  2500~5000円 (一般発売を致します・詳細未定)


2015年01月20日(火)



 親八会『父と暮せば』足利公演、タワゴト…

演出の戯言

本日はご来場くださいましてありがとうございます。
念願かなっての井上ひさし「父と暮せば」朗読。
親八会では東京での二度の公演、広島にての公演を経、
熟成された処でのここ、足利公演。
僕としてはとても縁ある環境に呼んでいただけたこと、とても嬉しく思っています。

現在朗読流行り、動きがある朗読、動かないリーディング、動かないとわからない作品様々あれど、この作品は目の前の現象なんかより、じっくりと文体に、俳優さんの発する言葉に耳を身体を預けてみることで更に味わいと広がりを持つことができるのではないか。
井上さんの深い思いがより伝わるのではないか。
想像力をお借りするために今回、ト書き(出入り、動き、状況の説明)も読みます。

3.11から4年が経とうとしている。
何の解決も見せないままに都合だけで方針が変換される、今。あれから70年ー
広島はHIROSHIMAになって100年は草木も生えないと言われていた、
これはあれから3年後の物語ー
そこで生きていこうと、ひっそりと生きていこうとしている人々の物語。

僕らの殆どは戦争を知る世代ではない。
でも決して戦争を知らない世代ではない。
継承する世代の一期生(だか二期生)として、
想像力の翼は大きく広げることができるのだからー

椅子とCDデッキ一つあればできる公演。
今後も色々な場所でヒトと出逢いながら、大切に育てていきたい作品です。
この機会をいただけたことに感謝してー

どうか最後までごゆっくりお聴きください。

藤井ごう


2015年01月19日(月)



 足利いいとこ、一度はおいで

ひとつ、集大成のよな気分で親八会『父と暮せば』足利へ。
朝から足利に向けて人を途中で拾いつつ、、、
実に久しぶり。
まあ、もう、発端は8月(これも実はイレギュラーだったわけだが)の新宿に、来てくれた数名が一言『皆んなにお知らせすればヨカッタァ!』
私『じゃあ呼んでよ、足利に(笑)』
…そんな四方山話から始まったのである。

気づけば今の僕を作っている要素の大部分は、
この土地と関係があったりするのである。
つまらないものを魅せる訳にはいかないのだ。

変らずの体調不良はあれど、

だけれど、特別に何かするわけでもないことが、よき作品である事の証拠、
みたいなもので、
確認の稽古はやはり回数含めするのだけれど。。。

今回は会場に完全に照明も吊り込んでもらったので、オペレートは私(笑)

…客席と、舞台袖(何しろ操作盤が下手舞台袖にあるから)をいったりきたりしながら、
熟成されてきている作品を眺め、
客席の集中度に助けられる。
ほんと、食い入るように聴いてもらっている。

こうゆう作品と向き合える幸せよ。
そして、主宰サイドが、とある意見によったとして、ちゃんと振り返るだけの幅がある、とゆう贅沢さ。
終わりは、タップリ皆で呑んで、
気がついたら、足利初上陸から10年が経った事実、
実感はない。
きっと、いつも必死にでも、楽しんで、を忘れないよにしている根本が変わっていないからだ、
とら勝手に捉える。。。
足利の皆様ありがとう。
そしてこちらはもっともっと面白い作品を積み重ねるのだ。

次の日は、
縁結びの神様の神社(絶景ポイント)
をまわり、蕎麦をシチュエーションで美味しく食べて帰京。

2015年01月18日(日)



 2015年。。。

あけましたね。
年頭、世界の中心で愛じゃなくて光る国などなんだの聞いてから、全くおめでとう気分がない。
とゆうか、年末から引き続いて体調不良(確実に夏以降の無謀スケジュールがきたかな(笑))遂には大吟醸や美味なモノでも誤魔化せなくなり、年1サービス沖縄行きもハンドルは握るものの、、、嗚呼。
出てないけど、囲まれたのでタミフル吸引したりして、
とんだ厄年の始まりに苦笑。
しかし俳優さんは、厄年に厄払いしない(役が付かなくなるから)なんて言うけれど、私の商売はどうなんだろぅ。
そして不惑の年が始まると厄がつく、
って、つまりは惑いなさいってことよね。

6日から目一杯、年始は1月17日栃木県は足利にて(市民会館)親八会『父と暮せば』で公演自体はスタート。で、今週は、2月の修了公演、3月の修了公演、5月の青年劇場さんの本公演オーディション、同じく5月青年劇場さん中心の「高校生と作るってよ」(サザンシアターに高校生あげちゃおうって企画)のオーディション。もちろん、親八会の稽古も。一気にスタートした。
あとは、今年後半戦のスケジュール調整などなど…
頭がクリアにまわらん。
身体が資本ですな、はい。

今年も着実にだけど、走りぬけます。
どうぞよろしくお願いいたします。


2015年01月05日(月)
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