再生するタワゴトver.5
りばいぶ



 二月は逃げる…

なにはともあれ、短い二月。
最後3日を使って、人形劇はかなりの追い込み、且つ、ガイドライン、且つ、色々。
初日の総見で、いろいろと聞いていない事態が生じ(中身の問題とは別の)、
わたしは、劇団員ではないから、そういうところはちゃんと先に話をしてくれないと非常に困るよな、と思いながら、スケジュールの件も含め、何人かと話す。「自主企画」はいいけど、ちゃんとお金を取るのだし、全体を魅せる為の「作品づくり」であるべきだと私は思うのだ、外様だけど。そのコンセンサスをとる場がなかったなぁ(汗)、甘い。
ただ芝居はよい方向を向いてきた。
わたしもどうも動いている人間に目がいってしまう癖(というか、普段人間の芝居をつくっているのだから、当然なんだけど)も抜け、
全体の中で、絵がどう動いていくべきなのか…
というところまできて、ココまで来れば、もう同じ。
R−viveスタッフの心強さをとても感じながら←レオの曲は今回遅いけど(プレッシャー)
魅力的な人形と、
それを扱う巧者と、
装置と、音楽と、効果と、明りと、そして、噺家さんと、
そういうものの本気の「コラボ」になれば、贅沢な時間を提供できるのではないか、と思っている。
あと一週間の費やし方で決まる感は大いにあるが(笑)
で、更に全体が「コラボ」になったら、これは楽しい。

2010年3月6日(土)7日(日)
於:プーク人形劇場
詳細は下記に
http://blog.goo.ne.jp/p_a_t/c/4c6d331f868888502c7911083bdeb712

とはいえ、もうチケットはないかも…


2010年02月28日(日)



 というわけで。

今週月曜日は、養成所修了公演終りで、しっかり、朝まで。。。
翌、火曜日は青年劇場さんの公演(しかも楽日)を見せてもらい、
その後、同じ会にいらしていたキンダーの原田氏とともに、その打ち上げに参加させてもらい、しっかり朝まで…。

…なにをしとるんじゃ…

というわけで、←どんなわけだ。
再来週末に人形劇が控えながら、なかなか稽古の時間がなく、
また、この時期、二月は必ずひっかかるのだが、
「3日足りない」←普段の月より
ことに最終盤まできて気がついたりして、
芝居は3日で大きく変わる。(特に後半、本番前)
と言われる、その、3日が失われた気がする…
嗚呼。。。
←現実的にはなにも変わってはいないのだが

時間のなさと、現実問題と、でも面白くありたい、という欲求と、で、
周りを固める必要性を痛切に。
ついには、Kさんも「遊びに参加」してもらう。。。
りばいぶのスタッフがほぼ揃い…(和田氏、大西氏、Kさん)
俳優陣はベテランさん揃い。
これは面白くならないはずがないではないか。
なんだか、3日を取り返した気がする(大笑)


2010年3月6日(土)7日(日)
於:プーク人形劇場
詳細は下記に
http://blog.goo.ne.jp/p_a_t/c/4c6d331f868888502c7911083bdeb712

2010年02月25日(木)



 二月は、実のところ。

二月はスポーツ盛り沢山!ながら、
初場所優勝の朝青龍が引退させられ、
なんだか全てを一人のせいにしきった感があるな…
ヒールは必要でしょ
人は、物語でスポーツを実は楽しむのだから。
この後にまた最高のストーリーがあった気がするのだが…
わたしは擁護派だったりする。引退させるなら、あれはもう、当人と、親方だけのせいじゃ済まなくて、ェラソウに云う協会全体総辞職くらいのことじゃなかろか、
なにしろ、相撲がつまらなくなるじゃないか。
で、肝心要四年に一編のオリンピックもメダル奪取を人からのメールで知る始末だし…
聖火台の足は一本足りないし、
国母選手は、腰パンで国賊扱いだし、←別にいいじゃんか
そりゃあ、記者だって、あんだけ下らん質問を投げかけられ続けたら「ちっ、うるせいな」となる事位、わかるだろう。方や完全なる大人、なんだから…
注目の男子フィギアが行われている間、わたしは、せっせと汚ししてたし…

6月にワールドカップが控えたサッカーはアジアでも負けて、ブーイングでてるけど
別にあの段で(オシムが倒れた段で)岡田監督にしてしまったのだから、協会からどうのこうのではないでしょな、だから、観る気もしないのである。
なにせ、彼とマスコミのよく言う「得点力不足」と「後半運動量が落ちる」とゆうのは日本サッカーが注目されるよになってから、一度たりとも解消されたことなどなく、いつでも「敗因」でクローズアップされることだし、(「運動量が落ちる」に関しては、一人ひとりの努力で実はなんとかなりそうな気がしないでもないのだが、何にも変わらんという事は、現場サイドが選手個人が実はそんなダイナモ的なことを求めていないということの現われでもある。三ヶ月でどうにかなるものではない。)いつものこと、でしかないような…
問題は、誰も、四強に入れるとは思っていない節があることである。
抜本的な改革が必要でしょ
野球もキャンプ情報を伝えるより、女子アナの「1日でキャンプ全部まわれるか?」みたいな企画が先にたってしまい、いよいよなんだかわからない。


などと、見られない分、何かの所為にするわたし…
女子フィギアは意地でも見てやる…

2010年02月24日(水)



 千穐楽(二日しかないけど)

昼チーム。
今年は珍しく、
ダブルでも、昼→昼パターン。
昨日のダメはカイショウしながらも、新しい壁にぶつかっているのが見えて、でも、それは大事なところで、
卒業=終り、
ではなく
卒業=スタート
なわけだから、
とてもいい、客席との出会いをしている感をわたしは。

夜も、客席もとてもあたたかく、
でも、卒公だから、という、温かい目、というだけではなく、
盛り上がってもらった。

言える事は、
「俳優はまず、気持ち」
で、あるということ。
技術は本人が本当に欲しないと渡せないのだ。
ここまで、気持ち+見せ方
というものがあって、
それを成立(両方の側面で)させるには、
「技術」が必要で、
そうなって初めて、人は、努力を、努力の意味を感じるのだ。

昼夜と、
荒牧、伊藤め、川田氏(青年劇場)、塩見くん、佐藤萌子、高橋改めよこたさおり、服部(ぶるけちゃ)などなどがない時間をつくって来てくれる。
も、作品としてよし、でしょ(笑)

打ち上げ。
わたしは途中から、別件の打合せをし終わって、
あと合流。
わたしのこういう流れで大嫌いなカラオケ、
も気を回してもらって、回避(汗)
色んな話をしながら、
スタッフさんたちも、明日はありながら、終電逃しても残ってくれる。
結果、いい作品だったと、皆が思っている証拠。
わたしも、同じく。

だが、もっといいものも、つくれたはずなのだ。
と思える人が、この世界、生き残る。

「萩家」は二兎社の公演を観た人も何人も見に来て、
「話がよくわかった」り、「そういことだったのか」「この本てこんなに面白かったのか」が多くて、
正直嬉しい。
私も、本気だったし、それを引き出してくれたこのクラスに、とても感謝。
この挑戦はやはり、最終的に必然であったのだ。

明日からも、もっといい、作品づくりを目指します。
皆様に、恥じないよう。

2010年02月22日(月)



 初日(二日しかないけど)

初日。昼。
やや、客席の圧力に屈しそうな前半はじめも、しっかり持ち直し、
やや三場で停滞するも、
二時間四十分(途中休憩十分弱)、切れることなく。
転換が決まるととても気持ちがいい。
やはり、「そう動きそうにないもの」が「意外」な動きをするというのは正しいなと思ってみたり、なにせ今回も、存外叩きに参加し、挙句、汚し物は殆ど自分でやったので感慨も一塩(笑)
こんな些細なことでも、芝居は魔法みたいなものがあるといい。
長さを感じさせない工夫だったり、見ている側に楽をさせてあげるところだったり、今回は滅多になく、そういう作用をいれ、その効果を目の当たりにしながらの初日である。
夜は別チーム、←とはいえ、男性は同じ
浮き足立ちが目立つ前半戦ながら、休憩後はぐっとギアが入ったか、後半戦は面白かった。
あらためて、よくやっている。
しかし、浮き足立ちの部分について、準備について、長いチェック。
柴田(ぶるけちゃ)、長谷川(Pカンパニー)夫妻、星さん(プーク←昨日はゲネに児玉さんも来た)平井ちゃん(青年劇場)らが来てくれて、さんざ待たせたけど、一杯。
なんか、初日によくわからないメンツでテーブルを囲む事が風物詩のようになってきた。

明日も二本、
2日しかない中で、何に気づけるか…
わたしも…


2010年02月21日(日)



 萩家最終通し。

水曜日、
最終、両チーム通し。
夜の通しは相楽さんが来稽古場。
休憩前と休憩後、
全四幕の一幕二幕、三幕四幕、
どちらかが上手く進むと、もう片方がこけるの繰り返し。
なかなか、舞台裏もゆっくりとできるスペースのない中、
そして、大転換もしつつ、自分の出番までの時間を底冷えのする袖でまちながら、さて、どうやって集中力をキープし続けることができるのか…
ダブルキャストの人間は、その時間も、シングルの場合は、切り替えの時間を、そして自分の準備の仕方を。
この最終盤にきても、まだ「言い方」に囚われる人もいて、
是非にも相手に反応して、欲しい。
そんなことを皆と確認しながら、
ダメだしを終えると、すっかり十一時近くなのである。
木曜日、
変則で、一二幕1チーム、休憩を予定通りの時間で挟んで後半別チーム。
という無謀な本当の稽古場最終通し。
これが意外と、すんなりと進む。
後半のチームが前半のチームのペースを客席で感じながら利用した感。
なんだか、両チームで全くちがうのだが、
この仕込前の日に、
別々チーム会わせ技により、
漸くこの作品の全体像が見えた(笑)

テーマは「おわないこと」
「今」に対応すること。
しっかりとその「人間」としてその場に「存在」すること。

ダメだし終り後駆け足で別の学校へ。
こちらはまだ、クラスの意識がバラバラ…(ま、毎年のことながら)
オリンピックもろくに見れないこの生活…


2010年02月18日(木)



 連日通し。

二チーム通し。
朝の11時から始まって、二チーム目のダメだし終わり、夜十時半。
なにはともあれ、喉がいたい…

体調悪そな人間が何人か、
…超えねばならないハードルは山ほどある。
超えていこう。

帰りの車中はラジオで、
バレンタイン特集。
そうかぁ、そういう日、だったのかぁ…

2010年02月14日(日)



 つづく…

萩家
別チーム通し、
つつがなく進む印象、
終わって、キャストと話しながら、ここを目指すのか、更に未知の先を目指すのか、確認しながら、
修了公演だから、
ではなく、
一つの作品として観る方に渡せるように、
ということを私からは。

この先の時間はないよで、実は思い一つで結構ある。
退館時間があるので、チェック時間は明らかにないのだが(笑)


2010年02月13日(土)



 口汚い場合。

あばれたい?年頃

なんだかよくわからんのだが、車の中で一人吠える自分を発見するこの頃。
しかも、吠えてから、
ま、そんな言うほどのことでもないよね、とか、さらにヒトリゴチル。
…病気だ…

もしや、車が増えて、アルコールで発散しきれない分を言霊で発揮しているのかもしれない。
うーん、これは果たして、健康にいいことなのか、悪いことなのか…

まるで、暴れ出した時があったかのよな(笑)
…あるな、むしろ、りばいぶ最初の頃は暴れまくっていたよな、うすらぼやけた記憶…
きっとそれは現実ではないのだな、うん。
暴れたい身体、ということに考えてみたりして…

でそんなこんなもあって、
せめて午前中、朝充実のため?
大好きなワイルダーの映画「お熱いのがお好き」を映画館で。
もちろん、DVDもしかと持っているし、その前はビデオも持っていたので、ストーリーに目新しさなんかないのだが、
いや、しかし、よくできた作品。無駄なし。
大画面で観られる機会なんかないと思っていたので、感無量。
で、映画館で思ったこと。
ジャックレモンは、やはり殊更に愛すべき俳優で、
マリリン・モンローは予想以上に、バツグンに可愛い。
←いまさら…とはいえ
騒がれまくったわけが、よーくわかった。
朝眠い中だし、話も知りすぎていて、実際は寝ちゃうかなという恐れを抱きながら、なんのことはない、とても気分良く映画館をでる。
やはりよい作品に出会うと、身も心も現れる。

あ、現れてもしょうがない、洗われるのだ。

これで吠えることなくなるとよいのだが…

2010年02月11日(木)



 初通し

萩家の片方チーム初通し。
というよりも、無理やり繋げてみる感じ。
一幕から四幕まで、なにが一人一人にたまっていくか、実はちょっと楽しみにしながら…
…まあ、ようようそんな風にはならないもんです…
結果、三時間越え!

相変わらず、わたしの稽古の進めでは、こうなるが、初の通しということもあって、一つ一つを大事に大事に確認されながら進んだので、山も谷も川も海もなく、ただ台本の解釈だけがそこにある、、、
つまるとこ、自分不在。
終わって、見ていた(反対チーム)側も含め、思ったことを発言してもらう。
わたしも改めて、したいことを。
こういう時間を費やして、作品と自分のやっていることを対象化できていけばいい。
しかし、もう二週間ないのだな(笑)
明日はもう一チームの通し。
いや、しかし、このペースはやはり、イチニチニフタツトオセナイ



2010年02月10日(水)



 京都。

京都三泊。
と、書くと、あれやこれや、
神社仏閣、川に、山に、はもに豆腐に、はんなりした京弁…
と思いは馳せられながら、
しかも、うち二日は雪がふり、
これはもう、絶好の観光日和、そして雪見酒…
と、思い当たりたいところながら、
京都議定書が取り交わされた場所での、イベント。
基本、朝から晩まで、ホールの中…
山の方にあるので、驚くほど、天気も動くのだが、
朝、「おお、積もっている」なんて思っていた雪が、
昼に出ると、全く解けていて、
で、更に夜、帰るころになると、
再度、積もっている。
というような、その「過程の」風情をまったく楽しむこともなく、「結果的にそうであると気付く(笑)

無事にうち上がって、さあ、今日は…
と、言いつつの帰京予定、夕方から稽古、である。
で、夜は、打ち合わせ…

残された三時間くらいで、
永観堂(見返り菩薩と、紅葉と、景色が有名)、広隆寺(聖徳太子のとこです、弥勒菩薩がね国宝第一号)、それと、車折神社(芸術の神様)
を駆け足で廻る。


今度はゆっくり…
と思いながら。





2010年02月08日(月)



 バタバタと。

二月に入って、

月曜日、火曜日昼、ダスの稽古。
短い時間の中で、どれだけできるかだが、
なにしろ、もう3週間をきった、
かつ、今週末は京都で本番の為、東京にいない私。
今回、現状で三時間かかる芝居(まだ通してないけど)、単純にいって、
三時間の芝居の場合、最初の頃は確実にその時間と同じだけダメだしの時間のかかる私として、しかも、ダブルキャストだし、単順に言って、六時間の往復と考えると、←この場合、休憩とか、転換、とか、入れ替えとか、着替えのこととかは考えにおかず、
十二時間掛かるわけです。
そして、レッスンの開始時刻は午後二時。
つーことは、終わったら午前二時ではないか、
泣く子も黙る丑三つ時である。誰も帰れない。。。
勿論、そんなことをしないわけだが、
よくもまあ、こんだけ無謀なことをするものである(笑)
時間が余るほどあった試など、そりゃ一度もないのだが、
これは時間の使い方が問題である。
とりあえず、来週一週はどっぷりと付き合えるように予定を組みなおす。
行きたかった芝居などはおそらく…
無理だ(汗)
ちなみに、毎年書いている気はするが、レッスン(と呼ばれている)の時間は三時間(公式)

夜は新宿の学校で稽古。
読みあわせをしつつ、今日、後ほど構成の再構成をして、キャスティングをする予定。

火曜日はそんな中、なかなか予定通りに到着できずご迷惑をかけながら、人形劇。
こちらも本番があとひと月となり、
ゆっくりゆっくり、だが、一つ一つ具体的になり始めてくる。
なにせ、使い手さんたちが楽しい。
で、人形も楽しい。
で、こういう無理を承知な現場に限って登場する、大西れお氏の楽曲もメロディーラインが見え始めたりして←どんだけ巻き込むのだ、という説あり。
どうしても後手になる初体験の芝居作り(人形)なので、
具体的に見えてくると、こちらも絵の想像がグッとたたせてもらえるのだ。
で、
私のほうも、装置、台本、美術、人形、これがほぼ一つの縦のラインで繋がりつつある。あと、もう一歩。
どうしても細かくはお任せする部分が時間的にも多くなってしまうので、
ここはも一つ…
次からは念願の噺家さんも登場予定。
とりあえず、遣り残したことのないところで、月曜日帰り予定の京都行き(あと数時間後に出発予定…)に備える、と宣言をしながら、こんなものを書いてしまう私って…

2010年02月04日(木)
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