再生するタワゴトver.5
りばいぶ



 10月終り。

さて、10月も最終日、
木曜日は3月の打ち合わせをして、
金曜日は、養成所、二作品、最後まで漸くたどりつく。
来週には作品決定の予定。

本日は昼にゴールデン街劇場で知り合いの出ている作品を漸く。
んー…とか思いつつ、
例年使っているジャバラ式の手帳が今年はまだどこもなく、
もしや、生産中止か?
とか思いつつ、もう待っていられないので、別にする。
使い慣れない手帳と格闘すること暫し。
で、夜は、「夏のせいかしら」でご一緒した作家さんと紀伊國屋で観劇。
あーだこーだと飯をして、
結局阿呆みたいな10月最後の一日
も、芝居三昧…

日本シリーズはじまる!
是非にも七年ぶりの優勝美酒、といきたいものだ。
明日から、11月、気持ちも新たに、
維新派の「ろじ式」。。。


2009年10月31日(土)



 戻って。。。

半日、人間とは思えない日をすごし、夜は、ネムロさんのハレのヒを観に下北へ。
実験公演はわかりつつ、でも会場の割に入場料高くない?
りばいぶも最初、さんざ一杯飾りで、でも、二千円をキープしていたから余計に思ったりして。
場所は素敵なところにあっても、採算をあわせんが為の、実験公演ではいかんと思うのだ。
赤字覚悟くらいでやって欲しい。
とはいえ、それでは続けられないか…(よーくわかる(笑)(汗))
やってることには賛同。
とりあえず、童話的物語の中の「ルール」という言葉と、壁の上の球体が気になって(後で、ネット配信用のカメラだと教えられた)引っかかって仕方ない、物語と、「ルール」って言葉か響きかfitしてない…
終わって、腰も爆発しつつ、そのくせビールを飲みながら、いい言葉がないか考える。←別にわたしが考える必要はないのだな

そんな中、静岡あたりの審判のくだる日、なんとも言えず…
喜んで連絡をもらうも、やはり複雑なわたし、
結局、わたしが関わった作品に決まったのだけれど…

Kさんも来ていて、
どしても、当該公演の話に。
美味いワサビヅケを出してもらって、半分解消(笑)


ざざざと、来年のスケジュール確認が各所から、
恐るべし10月下旬。。。


2009年10月29日(木)



 初日。

名古屋でハナシがちがう!
初日。
二千人以上入るだろう大ホールにて(笑)
前日は、昼出で大阪→名古屋に念願の(?)トラック移動。
湿布を貼りつつ、後部座席でも広くて助かる。
突然気味の気温低下の中、十七時半から搬入仕込み、途中内緒できしめん(ここに書くと内緒でなくなる)を三駅くらいわざわざ電車移動して。絶品!
明かり作りに合わせて戻り、高座(上下にある)の位置やら、見切れの問題やらに対処。明日当たりたい(とはいえ、劇場入り九時、九時四十五分入場、十時本番→無論午前中です)とこを演出助手のももこと相談しつつ。
当日は、なんとか全ての当たりを駆け足でして、直ぐに生徒さん入場。
ほっとして、いつもの調子で、三十分…
なんて言っていると、これはもう本番が始まるわけで。

客席にも梅寿師匠が居て楽しい(笑)
用意された一階席後方ではなく、
全体を見渡せる、三階席オペラシートに座って本番。

ぐっと集中した初日。
生徒さんも、ぐっと観てくれました。
やはり、ちゃんと、「大人向き」であるということの大事さが、とても感じられる。

途中途中、演出助手のももこにシーンがこうなるべき、なんてことを説明しながら(なにせ、この後、しばらくはお任せすることになっているので)
席が渦中(生徒さんたちに挟まれる形)でなかったので、作品についても、一般公演と銘打っていた去年の公演とも、また、二百から四百のキャパシティー想定から始まった芝居が、どう、この広すぎる空間と、後方の生徒まで捲きこめるかのシミュレーションにはもってこい。
いい拍手をもらった後すぐ、バラシ予定を遅らせて貰って、
チェック。
鉄はアツい内に…
まさにこの言葉通り。
もっともっとよくなることは確信させてもらったので、
あとは、俳優さんの芝居だけではどうにもならないところだったりの整理も含めて。

終わって、Kさんと帰京前に昼飯。
小屋を出て、重力に耐えられなくなっている自分に気がついて、
←久しぶり。昔、りばいぶ始めてしばらくは、公演終了とともに、こんなことになっていた。
あらためて、10月の無茶スケジュールで、どんだけ精神的に疲弊(?)していたのかを実感したりして、Kさんには鼻で笑われたりして、
しかも最後がこのスケジュール。。。(勿論、初日が5本のうち、三本はここからがスタートなわけだけど…)
こういう時、インフルエンザとか、本気で気をつけないと…
とか、渦中になって思う。
美味すぎる「ひつまぶし」でなんとなく回復の兆し、
公演班にお疲れさまをして、帰る。
もっともっと、良い作品をお客様とともに培っていって欲しい。
やっぱり、作品は見てもらって、育てて貰ってなんぼ。
俳優さんはそれだけの準備を当たり前にしながら…

わたしは、とりあえず、倒れないようにします。



2009年10月28日(水)



 偲ぶ会、同期会に来られた皆様へ。

26日、以倉いずみの実家に伺いました。あまり長居はできませんでしたが、お酒をいただき、お寿司をいただき…
お父様、お母様と沢山のお話をして…

手紙、写真、など大変喜ばれてました。
(直前にメールで手紙をいただいていた方々の分も、プリントアウトして持っていけました。よかった…)
皆様からいただいたお花代も、お花券と、デジタルフォトフレーム(いずみの写真をインストール済み)に姿を換えさせてもらい、快く受け取っていただきました。
部屋は四十九日を期に祭壇をやめ、仏壇になっていました。
お父様が、こないだ偲ぶ会で用意した(Kさん撮影)本人の写真を大層気に入り、これを仏壇に、と言っておられました。

お花代(同期会ではしていません、悪しからず)、手紙をくれた皆々様の住所を…
と言われましたが、それもお手をわずらわせると思われ、わたしに一通お礼状をもらい、その文章なりを発起人がそれぞれ声かけさせていただいた方に送る、
ということにさせてもらいました。

ご両親もこんなに沢山の方が…と喜ばれてました、本当によかったです。
ありがとうございました。
私としても、線香をあげられてよかったです。
報告でした。


2009年10月27日(火)



 二日目。

稽古二日目。
こっちのプールは大阪らしく、高い。
市営のくせに、七百円もする。
東京だと、せいぜい区営なら高くても四百円、
しかし、時間区切りだったりするが…
(こっちの場合は一日で七百円→そう何度も行くものか…)
ところが、ひと月フリーパスとなると、とたんに四千九百円。
七回くれば元を取れる計算。
なんか得した気分で、購入してしまう。という心の流れ。
これは、確実に大阪商人の知己にやられてしまっているような気がするのだが、←事実、長逗留の場合は、フリーパスを買っていた。
よく考えなくても、一日七百円は、えらく高いな…

で、稽古へ。
昨日ブロックわけをした順序で一度ずつ最後まで、
で、通し、という予定。
目的(台本上かかれている)だけで芝居をしないことを確認しながら、
昨日言ったことプラス
「結果をわかった」存在ではいかん、ということを。
←つまるところ、わたしも俳優さんも、そりゃあ何百回と稽古して、本番も幾つか越えて、この世界については知らないことの方がそら少ないのだけど、たとえば「推理」というシーンがあったとして(実際、お軽いのがあるのだけど)出ている登場人物全員が、「わたしは結局のところ犯人ではない」という前提で存在してしまうと、まったく興味をひかなくなってしまう。実際の犯人を知っているから余計である。←登場人物たちが
そんな推理小説は、読んでいてもドキドキしない。
色んな情報に右往左往したり、付和雷同が多くなったり、人を疑ったり、疑われたら焦ったり、考えたり、証拠らしきものの質感に引っ張られたり、
それでいて関係ない話に脱線してしまったり、
そんな人物達の紆余曲折を経て、回答に到達するわけだ。
で、そんなことを話しながら、
これは、「推理」なんてくくりじゃなくて、「お芝居」全体を通して完遂されるべきであることに気がついたりして。。。
こういうことを「鮮度」なんていうけど。
もう一度、台本を振り返る際、「知らなかった言葉や現象」に対してのリアクションがどうあるのか(その人物にとって)をもいちど精査すること、だったりする。
話の行きがかり上死んでいく人物が、最初から「死にに」出てはこないのだ。彼は「生きている」「生きようとする」。だから、「死」に命が吹き込まれるのだ(ややこしい(笑))
理屈で並べるとややこしいのだけど、
単純にその人物は「今日おきることをしらない」という前提があるのだから。

で、そんなこんなチェック(だめだし)を挟みながら、最後までいって通し。グッと引き締まる。長い時間の稽古で、ガス欠は出たけど(笑)、単純にこの短い期間の稽古でできることはやった感。
その後俳優さんたちは、バラシ、荷積み、と休みなく。←お疲れ様です。

その後、新世界でモツ鍋。
七人くらいで鍋は雰囲気もよし。

巨人も祝、日本シリーズ進出だし。
明日は(日付は本日、というか後何時間後だ…)、以倉のご実家を訪問して、皆様からいただいた手紙を届け、その後、名古屋へ移動し、仕込。
祝、人生初、トラック移動。←七人乗り。
心配は…
このひと月で溜まりに溜まっていたらしい腰痛がでていること…



2009年10月26日(月)



 楽しまなくちゃね。

稽古初日(わたしが来て)、
地道な立ち上がり、
どうしてもこれだけ期間が空くと「確認」または「思い出し」の意味合いがどうしても強くなってくる。
やってることは同じつもりで、半年以上前の感覚と相手役を追いかけている、というスパイラル。
改めて、エネルギーの交換であるということ、
「ここでこうなってた…」では舞台は動かないということ、
人の影響を受けて、自分も、そして変化した自分の影響で相手も変わっていくということ、

そんなことをあらためて。
修学旅行なんかでも最初に言ったことがある気がするけど、
こういう音階、は出てくるのだが、
どうしても、半音ないし、四分の一音くらい下がってしまっていること。
旅に出始めると、こちらはもうどうにも仕様がないので、
ここは、この作品において(本当はどの作品もそうだと思ったりしつつ)のルールの確認に終始する。
ただ、一度舞台上で「今」に出会い続ける、というルールのもとで楽しんだ作品、
そこさえ忘れなければ、そこにさらに客席との出会いがあって、作品自体も育っていくと確信している。
ま、兎にも角にも
「今」を「楽しまなくちゃ」

こんな単純なことだったりするのである。

全体をブロック分けして、二度ずつ最後まで、
最後には、ガス欠(笑)

相当なエネルギー量が必要なのである。
…わたしも。

で、何人かで飲みに言って、
いろんな意見。
いろんな意見が出てくるのは楽しい。
で、お店がこちらも半年以上ぶりの大阪の母の店。
落ち着く(笑)
明日も「怒りません」(笑)


2009年10月25日(日)



 初日に向け。

半年以上ぶりの来阪。
乗りなれた(?)朝の新幹線N700系に乗って。
去年、大阪で作った芝居の学校公演初日が火曜日に迫っている。
三月にも週二で来阪して作り直したものの、半年以上の時間が経っている。
←実際、三月の段で聞いていたスケジュールよりも早い公演が入ってよかった。
予定としては…
本日土曜日、稽古。
日曜日、通し稽古。
月曜日、移動、仕込み。
火曜日朝、本番。
この限られた時間の中で、最大限の効果を考えて、
ぜひ、上質の公演となって欲しい。
昨日は裏の確認でかなりの時間がかかったらしいが、、、
(ま、それはそうだの小道具やらやらの物量である…)
元々は最悪の場合わたしがいない初日も想定していたので、
そうならず、確認の時間がちゃんとあるという風に考えて
←大きく違う(笑)

慌ただしいからこそ、
落ち着いたスタートを…

なぞと思いつつ、
未知と出会っていく物語に、自分の感覚を合わせていくのに、
客入れと幕開きにかかる曲たちをガンガン聞いて
台本を送る車内。

来週あたり、審判のような結果待ちもあって、
(詳細不問←いずれ、理解はできる中での…)さてさて。。。


2009年10月24日(土)



 口惜しい終わり方

巨人が初戦をゴンザレスで落とし、
中日がチェンで負ける。
クライマックスの行方というものは本当にわからない。
で、巨人戦については見れるか見れないかはおいといて、
放送されていて、うまく時間がつくれれば、贅沢な週末、
または、帰宅後。
し、しかし、
こういう全てが大事な一戦と言われる試合。
スピードアップを普段の試合は図っている(とはいえ、そこに一番関係ありそうな、「テレビ放映」はほぼないに等しいわけだが…→その分、ケーブルテレビがあるからいいのか…)
なんてどこ吹く風、終盤(野球で言えば、七回から)の攻防が二十一時を越えてから始まる。
で、こういう行き詰まる熱戦は、最終盤で試合が動くことが多いのだが、
必殺の、途中終り、である。
こうなるともう目も当てられない。
巨人ファンのわたしでも楽しみしてしまう、立浪(中日、今年引退を表明した小さな巨人)が代打で登場、
もしかすると、彼の二十三年間の現役生活最後のアットバットかもしれないのだ。それが得意の二塁打で終わるのか否か
そして切り札が登場している時点で、中日には大チャンス、巨人には大ピンチという、最高の見せ場である。放送も、ここの為に、あまり動きのない中盤戦を中継してきたと言っても過言ではないわけだ。
で、
「すいません、この試合の結果は後ほどたっぷりと」って…
しかも、そのスポーツニュース自体も試合のたかだか三十分の延長だが、その分、三十分しっかり遅くなるわけで…
これはラジオに切り替えればいいじゃないか、
とか、
だったら、ちょっとお金払って、スポーツチャンネルをケーブルでつけろ、
とか、
そういうことではなくて、
この臨場感と、
この気持ち、
どこにー

きっと苦情殺到である。
日本シリーズはさすがに、全編放送されると思う(心から願う)が。(昔は勿論そうだった)
久しぶりの野球中継、
こんなことでは、更に地上波で見る人口が減っていくのは目に見えているわけで、
ま、野球に何の興味もない人にとってはそりゃ、いいことなんだろうけど、



2009年10月23日(金)



 漠然と考える。

今週は、今まで休んでしまっていた分も養成所。
修了公演候補二作品の読み合わせ。
昨日今日と連続で。

題名と作家を内緒に、
一場ずつ配布し、場ごとに、「感想」と「人物」と「人物関係」「先の展開」などを考えてもらう。
それを週一くらいで。
で、その後に、次の場がくる。
といった具合に進めてきて。
←決して全体を把握する、という意味や、その本の質、とかそういうことでいうと正しいやり方とはいえないのだが、「考えることをやめない」、「想像を広げる」なんてことを思うので、今現在はこの方法。
どうしても修了公演辺りになると、本が決まり、そうそうに自分の役が決まると、もう、そこしか興味がなくなる帰来がある…
期間的には長いのに…
逆に、細かいところを想像させて、最後に、全体から見直す。
今週は佳境を越え、最終盤が渡る。

どうしても「上手に読もう」という部分だけが見えて、
そのことについて暫く。
「上手に読もう」という意志でものを喋ったら、やっぱり「上手に読もう」という心の奥が垣間見えてくる。
「カツゼツがいい」とかそんなものは「当たり前」の上で、ものを作ると思わなければ…
そのための準備は、自分、しかできない。
漠然と
「俳優になりたい」
ではだめ
「どんな俳優に、なりたい」
のかも一つ突っ込んだところが必要。

これは私オリジナル意見ではないのだが、
「サッカー選手になりたい人は、監督に、サッカーを教えてくれとは言わない。そして、サッカー選手になりたい人は、確実にサッカーの事が好きで、興味を持っている。で、上手い人のプレーを絶対に見ている、カツ真似したりする、←すぐにはできない→考える、練習する。」

クライマックスシリーズが始まっているわけだが、
どうかして、放送をして欲しいと漠然と思っているわたしである。

2009年10月20日(火)



 プレビュー

「エンバース」プレビュー
十四時から。
客入れ時刻くらいに、京浜東北線が停まるだのなんだのありながら、
無事に開演。
ぐっと落ち着いた初日。
「エンバース」はこれから九州、関西、北海道などを廻って、東京は11月の10日から一週間、俳優座劇場で本番。
ちょいと値ははりますが、是非。

本城さん、塩見君、長谷川君、鴨川氏など来てくれる。
私自身も幕が開いてしまえば、殊更拘束されるわけでもなく、演出家にお疲れ様でしたをして、すぐに駅前の店に合流(笑)。
芝居について、あーでもないこーでもないしながら、
皆様、とても興味深かったらしい、よかったよかった。

こういう、「大人」な芝居、したいと強く思う。

っさあ、これで10月初日、5本のうち4本まで終了。←初日ということは始まり、というわけだけど、実際。
あとは今週末から大阪へ…


2009年10月18日(日)



 偲ぶ。

偲ぶ会、
中野の某店にて。

わたしより早めに来て、なんやかやと準備を進めてくれている面子。
当日まで、人数が不明確なのを、「いいよいいよ」とこころよく迎えてくださったお店。
手紙だけでも、と、在三分の為にかけつけてくれた多くの方々、
そして、この日の為に、忙しい中時間をつくってくれた皆様、
ありがとう。感謝です。

一次会(笑)気付けば、四十人以上が出たり入ったり。
変な話だけど、このことが縁で、非常に久しぶりに会う人々がいたり、
これを機会に上京してきた人間がいたり、
セレモニー的ではなかったけれど、
「だしに呑む」
に付き合ってくれた方々、
この多くの改めましての出会いを、大切にしたいな、と思った一日。

当然、四時間を予定(長)していた一次会だけで終わるはずもなく、
二次会、そして三次会へと、
もう、一体、なんの会だ状態でした(笑)
そう、最終的には、以倉もいて、いつもの感じ。
これでよかった、と思いつつ、

わたしは今から劇場入り(笑)

皆様からいただいた手紙、他他、来週、しっかり届けてきますね。

2009年10月15日(木)



 当てられる。

エンバース、
稽古場最終通し。
昨日が休み明け衣装ありの通しで、
今日は劇場入り前、稽古場では最後の通し。

なんだか、あっという間にここまで来たな…
静であり、内実が動。
内燃するアツさみたいなものが、ふっと見えてくると、
これはもう、魅力的すぎる瞬間。
このお話自体が、全編過去のことを巡るお話、
という、演劇的にいうと、普通に考えると、かなりダメ(過去の事実の羅列になると、舞台上の時間が進行しない=観ている人は、眠くなる=つまり、説明の羅列になりかねない=それはダメなのではないか=定説)そうでありながら、いやいや、定説とか、理屈とか、やっぱりそういうものは、あくまで説、なのよね、と思わさせられる。
越えたものが何かありさえすれば。

なんだかとてもハナシがちがう!(どっかでつくった芝居のようだ(笑))
事態に遭遇しているのだが、この、
上質な、ベテランさんたちの、日日、良くして行こうという思いに当てられて、ま、いっか、なんて思っちゃったりする(大笑)

さて、明日は以倉いずみ偲ぶ会。
中野のミドルハウスで十九時から二十三時まで。
準備準備…

2009年10月14日(水)



 打ち上げ。

本日は、演出助手作品、稽古休み。
十八日に、十四時から南浦和のさいたま市文化センターにて
幕開き。
「エンバース〜燃え尽きぬものら〜」
こちらもあと一週間、かなり、大人なお芝居。
面白いこと請け合い。
そこが終わると、次の週、コーロさんの芝居の幕開きがあって、
鬼の10月にようやく先が見える(笑)

さてそんな本日は、昼から養成所、
修了公演候補の二作品、読み合わせ。
もっともっと貪欲になればいいのに…
そんなことを思いつつ。

終りで、事務所の桝谷氏と十五日のいずみを偲ぶ会のことをちょいと話しつつ、劇団劇作家さんの打ち上げへ。
作品数と、関わっている人間の多さで、
これはもう、どこの中劇場クラスの打ち上げ?状態。
適材適所な楽しい打ち上げ。
わーわー言いながら、しっかり、
終電を逃す。

今回も沢山のいい出会いをさせてもらいました、感謝です。
…色々言ったけど。

観に来てくださった方々、お世話になった方々、ありがとうございました。

さ、ちょっと寝たら、通し稽古だ。

と言いつつ、帰りがけ、今回知り合った何人かと、「十二月、鍋」という約束をとりつけ、自分の駅を気がつくと通りすぎている体たらく…
嗚呼(笑)


2009年10月12日(月)



 金の卵

金の卵初日
午前中、三十分舞台を解放してくれるということで、ざっとテクニカル(実際に俳優さんが動かす所が多いので)をさらう。
間3日空くと、かつ、他の作品を通りすぎた所でさて、どうなることやら、
この作品については、どういうルールで見ればいいのかを、かなり綿密にしてあるので、最終的には段取りを外したところで楽しんでもらうことが一番。

昼過ぎからは演出助手作品の初通し稽古、
各セクション、俳優さんにこの2日くらいをごめんなさいしてから…(笑)
こちらも通し予定はあと四回、短い中でギュッとしまってきている、流石。

夜再び下落合に戻って、「金」の作家三浦さんから「よかったですよぉ〜」と、トイレで報告をもらい(笑)
ちょいと胸をなで下ろしたりして…

その後「月、〜」を見る。
とても世界観に彩られた作品。

明日はまた午前一発目から「この花折るな」
夕方から「金の卵」
両作品とも全然違って、面白いですよ、是非。


2009年10月10日(土)



 修学旅行初日。

本日から、演助に復帰(笑)
久しぶりながら(二日ぶりだけど)初通し。
ぐっと締まってきている印象。

で、稽古終りでやはり続く慌しさで、恵比寿から浦和まで移動。
で、「修学旅行」の今旅初日を迎える。
色々、多方面から心配はされていたのだが、
私自身は、ほんとのとこ、「じぇんじぇん大丈夫だろう」と臨んだ公演。
←なぜなら、これだけのステージを重ねながら、初の演劇鑑賞会シリーズだから←つまり、会場にほぼ、若い世代がいないという状況なわけですが、
そんなことは、ここまで熟成してきている作品においてはあまり、関係がない。と、私は思っている。←とはいえ、ちょいとテンポコントロールは入っていますが…
かつ、今回こだわって、更に「俳優のもの」としたシーンたちが
とてもストレートに伝わって、
結局、手は叩かれる、突っ込みはいれられる、
という、「いつもの会場」と化す。
とてもよい、初日だったのではないか。
終演後は、すぐに全員参加の交流会らしく、少し急ぎ目のチェック。
今日を見て、もっと、面白いよなぁ…
という感覚があり、そのことも含めてお伝え。
もっともっと、階段をどこまでもお客様とともに上がっていってほしい。
もっともっと、作品の面白さはもとより、演劇の素晴らしさを伝えられる舞台になることを期待。
明日は、朝から、劇団劇作家さんの場当たりにいく予定。
回数は少なくとも、
質は、同じことを目指そう。。。

2009年10月09日(金)



 台風一過

台風は最初の予想より遥かに早く通過したものの、この首都機能崩壊はすごいな…
運休情報の長さが逆に楽しいくらいで
なのに、空は青かったりして。
そんな早めに通り過ぎてくれた台風お陰で、懸念した、「できないかも」はなく、ほぼ予定通りに場当たりへ(とはいえ、仕込み開始時間に間に合うが為に、殆どの人は早めにでたり、と大わらわだったようで。←そうでない人もいる)

ラストの明かり、音などグッとこだわったので(とはいえ五度目の旅だし、150ステージを越えている作品なのだが←というか、だからこそ)
ゲネの後に作り直すことに。
ゲネは、松本永夫妻、柴田みゆき、今この花折るなでごいっしょさせてもらっている鴨川さんらが来てくれる。芝居は今日も一つ育った印象。
落ち着いたところからの出発、正にそんな感じ。
明日、埼玉の鑑賞会で幕開き。
丁寧に丁寧に、でも、ホトバシリは忘れずに。
ラストを決め、
結構な人数でわたしお薦めの中華。
気付けば、中華三連チャン。。。

絶品だから、いいのだ。


2009年10月08日(木)



 初日と。

この花初日
十五時予定も、ちょっと押して場当たり。
また関根さんとすれ違う。明かり、音と合わせながら、この短期間で充実させる為に、スタッフさんはほんとによくやってくれる、とても助けられてます、感謝。
なんだか、「ごうがのっちゃったんだろ」という扱いで(西川氏談)異例っぽく進むが、そういう訳でなく(笑)

俳優さんも1を聞いて先を想像してくれる人たち。
リーディングだけど、奥行きを感じられる作品になったと思う。そこがこの作品の魅力だと思うし。
やっぱり結集すれば、よさは滲みでてくる。

本番は、本城さん、塩見くん、キノコさん、淑子、青年劇場の面々、ほかほか…そして今日明日と初日、旅だしと続くので、トラしてもらっているもえも駆け込みで。

台風は近づく、けど、ビールビールとか言いながら、出演者や、スタッフ、ほかほかと中華でホッピー。
帰りは大雨(笑)

明日の舞台稽古できるのかな…
ちなみに、十六時から予定で、府中の森です。
興味ありましたら、わたしまで連絡をください。
…だから、台風だって…

2009年10月07日(水)



 小屋入り。

小屋入り
昼は一週間ぶりの養成所、二作品の読み合わせ。
夕方から
劇団劇作家、小屋入り。
今日は十日に幕開きの「金の卵」場当たり。
テクニカルが結構重要なファクターになったので、時間との戦い(笑)
場当たり入れ替えで
他3作品を演出される関根さんとご挨拶。←実質5作品…すご
色んな作品に跨る俳優さんも大変ながら、5作って…
いかにもリーディングから、いつか動きだす作品。
懸念事項だったテクニカルは問題なし。
あとはこっちはほぼ小道具ないながら、椅子を多用するので、プラス、「ある意味劇画よ」ということを、こだわりつつ、後半戦いい空気に。無事時間内にカーテンコールの段取りまで。←まだ通してないけど(笑)
今日は6日、この作品の初日は10日、
ここかな、問題は…
舞台監督さんにお願いして、10日は少し早めに舞台を解放してもらうように。三十分はありそなので、
わたしも行くことに。

終わって近所の中華でざっくばらんな飲み(笑)
明日は
「この花折るな」場当たりと初日。
両作品ともまったく違って魅力的になりそう。
また、他作も
一筋縄ではいかないものたくさん、
リレーしてみるのも楽しいかも。

下落合、TACCSにて。

2009年10月06日(火)



 シンプルかつ。

週末にかけて、
修学旅行、
ゲキヨミ、二作品、
演出助手で関わってる作品と、
午前、午後、夜の稽古三本立てが続く。
…どんだけ現場好きなのよ、と言われたりして、ま、そうね、確かに…

修学旅行の稽古も出立前の通しはあと明日一回。
改めて作り上げた蜜な作品として(笑)、呼吸の一つできっかけがかわるくらいの繊細さを希望。←やってることはふざけて見えながら(?)
余計な装飾をドンドン削りたくなる…
シンプルに芝居がたつように。

気がつくと、10月なのだな…

2009年10月05日(月)
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