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■ 演劇大学。
稽古の合間をぬって栃木県は足利市へ。 昨年度こちらの地域にはとてもお世話になった。 というか、蕎麦三昧。 というか、呑み三昧。 というか、地域創造のお仕事、「演劇による町づくり」で演出をさせてもらった。
二年計画の二年目である。 集大成の公演である。 私は一年目の卒業公演を担当した。 金杉忠男作「胸騒ぎの放課後」 そして、二年度、新しい受講生も加え、そして何より、一年目に出演してくれたに二十数名?が連続して参加、 そして私が大好きなB学座の俳優、加納さんが演出を担当。 なんのかんのでこの仕事をしていなければ、今こうして、4月20日からの青年劇場もなかったのだから、 もうなにはともあれ見ないわけにはいかない。
午前中に別の現場の稽古+最終通し稽古をして、 さてこれ、出発。本城くんと。(←昨年、手伝いで入ってもらった)
作品は「翼をください」 青年劇場さんの代表作。
尚、ダブルキャストの為、わたしもダブルで観劇(笑)
さてさて、もう、こうなると、なかなか冷静には見れたいものである。 普段、そっちを売りにしている、と誰も言っていないが、あたしもこればかりはすっかり父母の気分である。
成長してる人、とどまりつつ模索してる人、去年の禁止行為をフル活用でやってる人、セリフが出てこなくなる人、楽しんでる人……
みんないい顔してるんだな、これが。
去年、人の目を見る事のできなかった人が、大勢の観客を前にしっかり演説をぶっていたり、そんなフラッシュバックもあって、血管切れそうになりながらの熱演にこっちも感涙である。
観劇後それを伝えると、「いやぁ、去年の厳しい稽古が懐かしいです」と一言。…厳しかったか?(笑)
こちらもゼロに戻って、リフレッシュする一瞬。 そして、この本気で「表現」するという行為の「シンプル」な魅力を再確認。 しっかり打ち上げも参加し、 勿論、次の日田舎蕎麦を食し、散会。 調子にのって頼みすぎ、一時間ほど動けず。 4月の修学旅行、日曜日にこぞって来京らしい、 ご期待以上のものを提供しよう、と、素直に思う。
2007年03月21日(水)
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