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■ 圧倒される。
村松邸にお邪魔させて貰う。 前回のウチの芝居に出て貰った、村松えり嬢のお家である。 お母様は、かの村松映子さん。 芝居を楽しんでくれたようで、「今度遊びにいらっしゃい」と言われたのを、しっかり真に受けるわたしなのである。 七ヶ月経って、招待いただきました(笑)
日本酒で乾杯。 アテは刺身からじゃこ天… ちらし寿司と贅の限り。
そしてもう話が面白いわけである。 識者、博学の方とお話すると酒も進むわ、話も進むわ。 なぜか、いつもはしこたま呑むえり嬢はにやにやと、「なにも呑まずに」そこにいる。 デザートをいただく頃には、 六時半にお邪魔して十一時をユウに超えようとしている。
そしてそれから、「コニャック」の時間である。 話に花が咲く、それはもう。 「ブッシュは、実は石原ヨシズミだ」論(その日、発見)のようなくだらない話から始まり、政治だの、三島由紀夫だの、霊感だの、杉村春子だの、遠藤周作だの、イスラエルだの、演劇とはだの、と、もうそこまで話すと、何を話したのか忘れてしまうくらいのことである(笑) そりゃあ「コニャック」も二本目に突入するのも自明の理。。。
気づくと、二時である。 流石にいくら非常識なわたしでも、気が引ける。というか、その前に時間に気がつけという、話なのだが。「じゃあこの一杯で」という言葉を遣う度、新しい話題が展開され、雲を掴むような「じゃあこの一杯で」の後、始発もとっくに動いている時間になる。名残惜しすぎるが、「また、ぜひ、呼んでください」と、真に受けるわたしは言って、「待ってるわ」という言葉をもらったので、大人しく帰ることにする、というか、もうすでに大人しくもくそもないのだが… で、えり嬢、車でわたしを送ってくれる。 なんのこっちゃない、わたしを「送迎」する為に、呑んでいなかったのね… 曰く「ごうさん絶対、母と合うと思った」
底抜けのパワー(知識と教養と経験に裏打ちされた)に、圧倒された一日だった。遅くまですいません。勝負じゃないのに、負けない。と、思ってみたり。いい刺激と、いいお酒をいただきました。
2007年02月01日(木)
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