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■ たぶん、男、です。
ダナンに到着。
飛行機を降りて、イミグレーションまでは徒歩。これはカンボジアと変わらないが、何せ、古い、汚い、暗い。うん、これ、アジア。と、勝手に一人で納得。
さて、入国審査を待つ列、ほぼ最後尾。 長い、時間がかかる… 段取り悪い… 空いた列に滑り込む。 それでも待つこと…はてさて20分。
ようやくと私の番。 パスポートと入国カード、両方提出。 待つ。 いや、これがまた待つ。 待つ。
と、カウンターの中を見る(遅いので)と二人の係員、わたしを凝視。 パスポートの写真と見比べているのか、はたして、この国では、わたし似 の二枚目俳優でもいるのか(かつて別の国にて体験)、「こいつ日本人じゃねーんじゃねえの?」とでも思っているのか、薬の売人にでも見えるのか、さだかではないが、、、 こっちもさしもの小心者である。 なにもしてないのに、なにかしたかな?感が沸いてくる…
と、わたしの前にいた係官一言。 「○△■☆▲●?」
…ぜんぜんわからん…
「○△■☆▲●?」
…だから、わからん…
「○△■☆▲●?」 なんだ、この英語だか、現地語だか、思わず一言。
「はっ?」
と、横にいたもう一人の係官、一言流暢な英語。
「Are you female?」
WATASI,MOUITIDO
「はっ?」 言うに事欠いて、わたしが女だと? このわたしが? それほどの魅力とはまだ誰も、いや、自分自身ですらしらなかった。 と、口開いたままのわたしに、また。 「Are you female?」ときたものだから、「NO.NO!」(わたしは言える日本人なのだ。古い。) 係官、そりゃそうよね風な顔でお互い見合い、もう一度、パスポートに目をやる。わたしも釣られて覗く(ほんとはカウンターの中を見てはいけないのだと思われる)と、、、
そこにはツマのカオが……
パスポート間違い。
つか、わたしが悪い、間違いなく。
だがしかし、見て明らかに違うじゃないか、何をそんなに見つめてたんだ。 一言、「これあんた?」って聞いてくれればいいじゃないか!
いや〜、笑った。
ダナン空港から、走ること車で一時間、目的地ホイアンに到着。 なぜか、「アベさま」という迎えのボードを持っていたガイドさんに連れられ。ほんと人攫いだったらどうすんだよ、女二人の旅行は続く。
2006年09月16日(土)
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