2004年07月25日(日)
船橋の駅前を通りかかるとお祭りだったので賑やかな通りへ人波に乗ってゆくと船橋大神宮へたどりつく。
最も広い通りの先に鳥居が見えた。これがメインの参道だとしたら神社は小高い丘か山の上にあって参道をずーっと見通せるはず、と鳥居の下までくればやはり石段が続いている。
ところが本殿の向きは約90度折れている。で、本殿の方向にもちゃんと参道は続いていてこれも一本のやや広い道路へとつながっている。
どちらかの先が海になっているはずなのだが。もう暗くなっていたので戻ってから地図で確かめることにした。
果たして、屋台が建ち並んでいた賑やかなメインストリートは陸路。東京方面へ続く。
神社の本殿に向かって一直線に続く道路は今は埋め立て地となっている海へ。周辺の建物がまだなにもなかったころは、この神社も海から見えていたのではないだろうか。
日本の都市には眺望が欠けていたとされ、眺望は近代から現代に至ってはじめて得られたとされるが、本当だろうか。
長く失われていたと考えたほうが自然ではないのか。
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