母のタイムスリップ日記
DiaryINDEXpastwill


2013年01月21日(月) どうしたかなぁ。


就寝前 急に泣き出した。
そういえば デイから帰宅して笑顔が見えない。
でもなぁ この所の母に「あははは」と笑うことはないのだ。
今朝 どうだったかと思えばやっぱり笑ってない。
とても穏やかな表情をし 頷きで返事して視線を合わせているのだが笑ってはいないなぁ。

どこか調子が悪いかなぁ。
最近 作業が多いから接し方まずいかなぁ。

姿勢はそんなに崩れていないし 食欲もあり 熱もない。
ただ 「大」固め。
尿が夜間に多い。
体温に変化はない。
水分の摂取量も減っていない。

足とかに痛みがあるかなぁ。
取り立てて何処ってこともないと思うのだが…。

話しかけてからの返答はゆっくりなので 脳内がちょっと変化を起こしているかな?



2013年01月20日(日) 消雪作業…


雪かき・デイ連休と続くとさすがに腰に来る。
おそらく雪かきの時に腰をひねったこともあると思うのだが…。

午前中 夕食の仕込を済ませて お昼前に入浴介助し昼食介助をしてから家の前の雪が凍ったところを始末した。
デイの車が入りにくそうだったのとゴミ回収車と鉢合わせると厳しいから。
家の前の私道は 車2台は充分入るのだが 両サイドに雪が積み上げてあり真ん中を雪かきしなかったのでそこがまだまだ溶けない。
踏み固まってしまったのだ。

母の様子を見に 幾度か家に入ったりしながら片付けをした。
無事片付けが済んだ。

トイレ誘導で「大」排出3回。
朝 いつもより多めに水分補給したがお昼まで少量しか出なかった。
金曜のデイでも午前中は出ていないとのことだった。

それが夜間になると…良く出る。
睡眠大丈夫かなと気がかり。
今日みていると日中眠そうではなかったので大丈夫だと思うのだが…。

食欲もあり落ち着いている。
少し咳き込みがみられたが「大」が固いせいの様子。

細かい作業がチョコチョコあって なかなか厳しい。
自分で選んでいることだから仕方ないよね。
ひとつひとつ片付けて行く。
今日は3件片付け終えた。それでよい。できれば嬉しい。



2013年01月19日(土) 助かったわ


母と穏やかに過ごした1日。
間食を多くして 食事の摂取量もやや多め。

だから 夜になって噎せがでてきた。
逆流している…。
ちと可哀想。

いろいろ考えさせられる。
母の要求に合わせながら過していくしかない。

今日は 良く返事してくれた。
「はい」とか「んだ」とか「そうそう」とか…。
バラエティーに飛んでいた。
返事のあるおかげで助かった。

就寝時「教えてくれてありがとう。助かったわ。ほんとにありがとう」と言ったら頷いていた。


2013年01月18日(金) 積雪のあった日


 介護者の会の定例会だった。
積雪後の会なので その日の様子を最初に伺った。

団地の方では…。
50世帯が入居している所で雪かきした人は1.2名程度。
入り口からゴミ捨て場までの道を確保してくれたが そこから外に通じる道までは手がまわらないようだった。

別の団地では…。
昔なら誰かが外に出て雪かきを始めると皆がさっと出てアッという間に雪が片付いたものだが…。
今年は誰も出ない。
自分も年だから…と雪かきはしなかった。

別の場所では…。
高層の建物で屋根がありドドッと雪が落ちてきて怖かった。
頭上注意と張り紙を出して注意を促した。

戸建の方のところでは…。
お子さんから電話が入り「外出しないように…」と。
午後には休暇を取って家まで来て両隣の方のところまでせっせと雪をかいて行った。

そういうことでした。

除雪と震災を関連付けてはいけないが…。
何かことが起きたら…非常に厳しい状態となってしまうかもしれないなとぼんやり考えた。
地域作り 地域の連携と言うけれど動けない人たちばかりの場所は動きたくとも動けなくなるのだなと再確認。
さ どうする?自分の住む街。

母は特別変わらず過してます。
デイにでかけ 無事帰宅しています。


2013年01月17日(木) デイへ。


朝 目覚めているのに布団から抜け出せない。
起きてしまえば「さむっ!」と言いながら動きだすのに…。
心地よさを優先してしまっている。
今が1番寒い時なんだからファイト!

母は穏やかに起床。
冷たい手で着替えをしていくのでいつも「ごめん つめたいよ」と話しかける日々。手が触れると母がピクッとする。

食事も食べる寸前に温めないと食べる時冷たくなってしまう。
冬は 冬なりの工夫がいるなぁ。

今日は デイの送迎を待つ間 玄関前にストーブを出した。

デイへと出かけた母。
職員の顔をじっと見つめてご挨拶。車に乗り込んで行った。

夕方 元気に帰宅。
トイレ誘導で「大」排出。
洋ナシを半分食べて貰う。
大きめにカットしたのだが 軟らかいので良くかんでごくりと飲み込んでいた。
夕食も良くかんで食べてくれた。

食後ウトウトしていた。
ひさしぶりのデイだったので疲れたのだろうか?

休息後 母の部屋へと移動。
足をマッサージして温めてから着替えて就寝。
ベッドの中でしばらく目を開けていたがそのうちに寝息を立ててzzz。



2013年01月16日(水) 6日間のお休みも今日まで。


少し咳が出ていて気になっていた。
検温しても熱はないので 逆流かなぁ…と見守っていた。
それと食事の摂取量を増やしているのでやめなければならないかと思ったりしていた。

量を減らすのなら水分かなと思って気持ち水分摂取量をひかえた。
冬だし尿量も多いし…。
これで咳が改善されたみたい。ホッ。
あとは 尿量をチェックして判断しなければ…。
冬だって乾燥しているので…ある程度チェックしないと。

午前中そわそわしているので「トイレに行きますか?」と聞いたら「んだんだ」(そうそうの意味)ととても嬉しそうに返事してくれた。
こんな感じで今日は 問いかけには瞬間に反応してくれていた。
言葉自体は多くはないが 頷き等でも…。

午後は訪問リハ。
最近の母の様子についてあれこれと話題になった。

夕食前に入浴。
浴室が少し寒いので湯船の蓋をあけ 浴室暖房をいれ事前に温めておいた。
お風呂上りは ほかほかしているのだろう気持ち良さそうだった。

夕食も順調に食べ終えて 食後眠そうだった。
早目に母の部屋へ移動して 就寝も気持ち早めに…。
直ぐにzzz!

そういえば…就寝中の独り言や笑い声が減ってきた。
かといって特段苦しそうな表情もない。
就寝後のトイレ誘導は足を交互に出してくれて助かっている。

明日からはいつも通りデイかな?



2013年01月15日(火) やっぱり デイは…。


ムギュッ!
「はなさん 坂道上れますか?」と朝 デイから電話が入った。
外に出て 道が凍結していること坂道の途中に放置車がある。
「無理だわ」と「今日は送迎無理ですね」と電話をした。
ふふ「送迎無理なのでデイはお休みにします」というのでなく利用者に判断を任せる…賢い選択だなぁ。

お蔭様で 6日間デイ利用なしとなった。
準備があってお休みならまだいいが 買い物等していないし食事の準備に四苦八苦となった。

家で過ごす母の表情であれこれ読み取れて特に排泄の手当て。
デイにでかけていれば帰ってきてから手当てとなるが 母の仕草や表情をみていると「今我慢しているな」と判るので放置もできない。
母にとってどっちがいいのかなぁ。

気温が下がって寒いこともあり 母はギュッと拳を握る。
いやトイレサインだって拳を握る。
小指の方からそうっと開いてストレスボールを持たせた。
今日は立位の他に腕のあげおろしや肩や肘を廻したりとリハビリ。

お昼過ぎに入浴介助。

夕食の支度をしながら部屋移動して歩行して貰う。
膝折れもあったが 床に足をつけているだけでも大分違うと思うので母とふたりでひと踏ん張り。

夕食後 休息して就寝。

今日は「大」3回ほど。
日中の「小」の量は普通だったが 夜間はやっぱり多くなる。
それでも覚醒してトイレに行くので助かっている。

さて明日がお休みの最終日となりますように…と願いながら。







2013年01月14日(月) アッと言う前に真っ白け!


「雨降りだなぁ。洗濯物は家干しだなぁ」なんて思いながら母の朝の介助をしていた。
母は割合元気で食事も順調に食べていた。

母をデイへと送る時は雨が雪に変わるなんて思いもしなかった。
雪の降り出すような寒さではなかった。

夫が起き出して朝食を摂り始めた時「寒い」と感じた。
モズクを食べた夫が「寒い時に冷たいモズクは…冷えてくる」なんて言い出していた。
そして仕事に出かけようとドアを開けた夫「おおっ!こりゃ積もるぞ」と言いながら車に乗ってお仕事へ。

それからアッという間に一面の銀世界。
今日は 介護仲間と作業する予定だった。
「どうか デイが早帰りになりませんように…」と思った瞬間電話が鳴った。「道路事情が悪くなりそうですので これから帰宅します」
慌てて介護仲間にメールを打って作業中止。

外に出て雪かき。送迎の車のために…。
しかし やってもやっても直ぐに真っ白。
なるようにしかならないと居直った時 目の前にデイの職員がいた。
前にいた車が止まってしまって先にすすめませんので…。
大きなタオルを2枚を持ってデイの車まで。
800メートルほどの坂道。
最後は急勾配の坂。動力がないと上るのが無理なところ。
職員と3人がかりでエッチラオッチラ雪降る中ようやく家にたどり着いた。「〇さん(母)だけ入浴したところで帰宅が決まって…。だからお風呂入ってます」と職員。「助かります」とお礼を伝えた。

昼食はある物をかき集めて…。

夕方 雪が雨に変わったので大急ぎで私道の除雪。
私道といっても道路幅が広い。
2時間ほどかけて片付けた。
途中何回か家に戻って母の様子を見ながら…。

夕食は少し遅れて…。
良く食べてくれた。
食後の介助をいつもの手順で…。
就寝前 冷えた足をマッサージして…。

就寝後のトイレ誘導 覚醒していてニコニコ。

さあて 明日のデイはあるのかなぁ。
もしなかったら 年末年始のお休み同様 6連休になる?
既に土日が在宅。今日ちょこっと出かけたけれど・・・。
う・う・うっ!デイがあっての在宅なんだなぁ…。


2013年01月13日(日) このまま落ち着きそう…


朝 雑用を済ませて母の隣に座して新聞を広げながら珈琲タイム。
時折 母の表情を斜めに見ていた。
そして 隣にいるから安心でしょって感じでいた。
読み終えて新聞をたたみ母をみたら「やっとみてくれた」
と言わんばかりの表情で私を見つめた。
「ごめん」「悪かった」「お待たせ」という思いをこめて手のマッサージ。

お昼前入浴。
今日は ぬるめの湯船にゆっくりと浸かって貰った。

お風呂から上がって爪きりをした。足と手の爪。
そして昼食介助。

午後はダイニングルームでゆっくりと過す。
トイレ誘導の時には 立位・座位を数回繰り返したりの程度のリハビリ。

トイレ誘導が遅れると母は目を閉じて頭を下げる。
見た目には眠った風なのだが…こういう時には「もう出てしまったよ」と言うサイン。
この所 トイレサインが変化してきて遅れてしまうことがある。

変化を見ながら 今後のことを考えて行こうと思う。

夕食もしっかり食べる事ができた。
就寝前の一連の介助を済ませて 定刻より少し遅れてベッドに移乗。
ベッドで少しの間目を開けていたがその後寝息をたてて眠る。

就寝後のトイレ誘導も順調。
困るようなことはおきていなかったが 微妙な変化 大きく変化することなく治まって行きそうな感じだな。


2013年01月12日(土) 排泄の課題


 昨夜 深夜のトイレ誘導で「大」排出。
今朝は いつもより30分ほど遅めに起床してもらった。

朝のトイレ誘導でも「大」排出。
朝食は順調で量もいつもより多め。
まだ 足りなそうにしているので果物を追加して食べて貰った。
が 準備した半分も食べないうちに母の視線が上へ上へと向いていく。

最近は前屈前屈だったのだが 今日は後ろに反り返る感じ。
当然 お尻は前へ前へ。

あれれ…と思いながら 果物は半分でストップした。

食後は 母の部屋とダイニングルームをいったりきたりと歩行リハビリ。
足の運びは良い。

すごいタイミングで母が言葉を発したのだが…こちらの方がなんと言ったか忘れてしまった。
でも 文章形式であまり言った事のない言葉だった。

お昼前に入浴。
その後昼食。
昼食時も後半後ろに反り返る。
椅子に座った時の姿勢が悪かったのかと幾度か座りなおして貰ったが相変わらず上を向く事が多かった。

食べる量も多いし美味しそうに食べるし…。排泄の量も適度にあるのになぁと思う。それでも何となく気になって食後にレシカルボンを使った。

その後のトイレ誘導でポロポロと排出された。
ショート中に「大」がなかった分 固まってなかなか下りてこない状況だったのかもしれない。

嘔吐しそうな気分が悪そうなこともなかったが 排便コントロールは注意していかなくてはならないなぁ。

夕食も特段変わらずに食べたがやや上向き。
今日は 食間にも果物や干し柿を食べて貰い 野菜の量も意識的に増やしたので明日は通常に戻れるかな?

就寝後のトイレ誘導でも少量「大」排出できている。
が相変わらずかためだ。

水分摂取も多めにしたので夜間の「小」の量も多い。


2013年01月11日(金) ショート帰り


夕方 ショートより帰宅。
ショート利用中はレシカルボンを使い少量の「大」を排出したそうだ。
OS1ゼリーは 1個残あり。
「本日入浴しています」の報告に「ありがとうございます」と思わずお礼。

家に入ってトイレ直行。
「大」排出。
出ている訳ではないのだが 勘が働く。勘ばかりではない 母独特のサインがあるのだ。きっと私以外の人には判らないと思う。

テーブルについて干し柿を食べて貰った。
夫の実家から送られてきたのだが「もう少し干して」とあった。
これは 粉がふくまで…という意味だと思うが 母が食べる時には今のふにゅとした状態が程よいので干さずに食べさせて貰っている。
お茶を飲んでから夕食。

「お腹がすいたかな?」と聞くと深く頷いたので夕食介助。
よく食べてくれた。
食後にまだ食べたそうな感じがして「もっと食べられる?」と聞くと頷く。
ということでラフランスを半分食べて貰った。

食事の片付けをしていたら 母ウトウトし始めた。
起こしても起こしてもすぐいびきをかいて寝てしまう。
1時間ちょっと我慢して貰って トイレ誘導後就寝。
就寝前の着替えで足を持ったらすごく冷たかった。
しばらく足をマッサージして温めた。

母の帰宅前に口腔ケア用のコットン綿棒を購入しようと出かけたが取り扱いをやめたようだった。
棚を探していたら 歯茎専用のブラシ?がみつかり購入した。
予定してものが再入荷なしというのが口腔ケア用に多い。
まだ改善の余地があるってことなのか それとも受容がないということか…。

トイレ誘導に幾度も行っているが いびきをかいてぐっすり眠っている。
起こすのが可哀想なので 体位交換のみにしている。
体位交換の時に足に触れてみたら就寝前よりも温かいが未だ冷たかった。
後しばらくは電気毛布のスイッチを入れておくことにした。

今度は トイレ誘導しておかないと…。


2013年01月10日(木) 話は飛ぶ飛ぶ…


寒中だけれど陽がさせばあったかい。
午前中は サロン。
お抹茶を楽しんだ。

高齢になると台所に立つのも嫌になるけれど 娘から台所仕事を離れないことが介護予防になると言われて踏ん張っていると話された方がいた。
この方 今日もみんなのためにお赤飯を蒸かして持って来てくれた。
そこでみんなで お赤飯の作り方等をワイワイと語り合う。
もち米を一晩つけておく時に工夫があると話された方は ただの水に浸けるのではなく塩・砂糖・酒・ワインを入れた水につけておくと話されていた。

1人暮らしの方はご飯だけは炊くけれど 後はお店で買ってくる。何が自分の口に合うのかが判るようになりましたと話された。

今年のサロンでは 昼食をみんなのアイデアで作ってみようという事になった。

午後は介護者の会の仲間と打ち合わせ。
みんなで知恵を出しあった。
仲間と逢っているとどうしたって横道に入り込んでしまう。
「あの時は…」とか「医師とのこと…」とあちこちに話は飛んだ。
介護を卒業なさっている方も多いので屈託なく率直に話せる。
仲間と話すといろんな疑問があるなぁ…。

家に戻ったのは とっぷり陽が暮れてから。
大急ぎで食事の支度をして…ひとり夕食。
献立の二本立てなし 食事介助なし トイレ誘導なしは 物足りなさと開放感と複雑な心境。

この間に済ませておくべきこともあるのだが…気力が湧かない。
いけないお年頃です。


2013年01月09日(水) 自分の楽しみ


志の輔落語に出かけた。
母をショートステイに託して 年に数回の自分のお楽しみ。

良く笑ってそしてしんみりとした。

中身は これから聴きに行く人もいるので書けない。

母は 落ち着いた状態でショートの迎えの車に乗り込んで行った。
職員から 体調と共にノロやインフルエンザの確認を受けた。
施設では まだノロやインフルエンザの患者は出ていない模様。

昨日 介護者の会で施設入所者の家族から ショート利用者からノロを持ち込まれると困ると言う話を聞いた。
利用する家族としては充分注意するが…そうでない人もいるのかな?

さてさて 遅くならないうちに就寝しようっと!



2013年01月08日(火) ちょっと昔の話に…。


 夫が早朝に仕事に出て行くというので早朝起床。
2度寝するとどうなるかは判るのでラジオを聴きながら朝刊を読んだ。
早目に朝食の支度をして母に起きてもらった。
デイに出かけるまではいつも通りで順調。

デイのお迎えがきて玄関から車椅子まで移動。
職員が手伝おうとしてくれたが「ひとりで大丈夫ですよ」と伝えたら…。
「確かに…足が着地していますからまだ楽な方ですね」と話された。

以前 介護仲間から「歩行介助や移動 車椅子を使わなかったら大変でしょ」と言われたことがある。
この時今朝の職員と同じ様に答えたのだ。
介護仲間は既に介護卒業なさっているが半信半疑の様子だった。

最近は 時々私に摑まる動作も弱くなって(緊張のため)いるし 腰が砕けたり膝折れしたりもする。
でも 時間のある時には母の動きを待ってリハビリしたり椅子からの立位のリハビリをやったりを繰り返すとちょっとした変化が出てくる。
だからぎりぎりセーフをキープできている。

母との約束だ。
「出来る限り起きていたい」というのが母の希望だった。
母は 自分の親をシングルで仕事をしながら介護したのだ。
私の生まれた時には祖母はいなかったのだが…。
そういう話を母が認知症の初期の頃に話してくれたのだった。
そして自分はあなたほど優しくしてあげられなかったとも言っていた。
認知症や痴呆と言う言葉もなかっただろう時代の話だ。

一人っ子でシングルで家計を維持しなければならなかったのだろうから私と比べるのは酷なのだ。
ただ母は職場の傍に住んでいて 昼休み等に家に戻って手当てをしていたようだった。職場も今のようではなくもう少し肝要だったと思う。
そして看取りの時期には父とお見合いをして父が少し助っ人したのだろう。
具体的に話を聞いてはいないが…母の話から時間的にすり合わせていくとそういうことだろうと想像できる。

祖母は脳出血を起こしてから認知症の症状になったのだろう。
戦後の厳しい食料事情の時代の話だ。

あらら 母との約束から大きくずれてしまった。

母は夕食前「大」排出。
就寝前にも「大」排出。

明日から2泊3日のショートステイ。
「大」がしっかり出ているしお泊りも短いのでダメージの少ないショートになると思う。ノロとインフルエンザが発症していなければ…。
今のところ 感染症が出ていると聞いていないので大丈夫だろうと思うのだが…。


2013年01月07日(月) 変動の範囲内?


デイから帰宅後前屈が強い。
歩行はまぁまぁ。食欲はあるがちょっとだけ食べ物が停滞気味。
食べれない訳ではない。注意深く介助して全量をほぼ定時間で食べている。
排泄も順調の筈だが…読みが甘いかなぁ。

就寝中もギュッと手を握って緊張気味だ。
起きている時にはストレスボールを持って貰っているが…寝ている時にはなぁ。

熱もないし咳も出ていない。
変動の範囲内であってくれればいいが…。

友人の家族からそれぞれのメッセージが記された年賀状を戴く。
友人譲りの手書きの年賀状だ。
干支の絵も手書き。
国家試験が近くなっている子 マラソン挑戦のために走りこんでいる子。
家を出たお子たちはそれぞれの家庭からの賀状だ。
12月の彼女の誕生日に「あのねぇ…生きていたら…」とひとり呟いていた。
いまひとつ吹っ切れなかった気持ちが年賀状で少し落ち着いた。
お父さん 娘達に囲まれてとても楽しそう。
寂しさも少しは埋め合わせているようにみえるが…。
さ いつものペースで…踏ん張りましょう♪


2013年01月06日(日) 底冷えのする季節


寒に入り厳寒の季節となった。
ひと月は辛抱だろうなぁ。

就寝前に電気毛布のスイッチを入れて布団を温めておく。
就寝してしばらくは弱にしてつけておく。
ほっぺたが温かくなってきたらスイッチを切る。

私が就寝する2時近くに暖房を切る。
再び暖房のスイッチを入れるのが5時半から6時。
母の頬は冷たくなっていたら電気毛布のスイッチを入れる。

こんなのが母の部屋の様子だ。
室温はかなり下がるがふるさとにいたらもっともっと寒い。

外気温と極端に差がつかないように…と思っているが 母の状況にもよる。
手足の冷たさが判断基準。

今日は洗濯を済ませた後母の所に戻って両手で母の頬に触れた。
「つみたい」→つめたいの意味。と母は言った。
久しぶりに言葉で答えてくれた。
「ごめんね。洗濯物を干してきたのよ」と言ったら頷いていた。

目を瞑って寝ている風だった夕方。
「眠いの?」の問いにも無反応。
「ふむふむ。眠いのね」と思ったが よくよく考えれば「トイレサインかな?」とトイレ誘導。
はいはい…出ましたわ♪

今日はラフランスやりんごを食べて貰った。
これが「大」排出を促したんだろう。
良かった!

年末・年始用にとソフト食を準備しておいたが1度も使わずに今日まできた。
冷凍しておけばいつでも使えるので…。

夕食前 立位と歩行のリハを試みた。
身体を支えてあげれば自分で腰をあげてくれた。
「おお!頑張るね。えらいなぁ」と言ったらますます頑張ってくれた。
褒めれば気持ちが上を向いてくれるのが最近の傾向。

入浴は昼食前。
気持ち良さそうに湯船でうとうと。
これも久しぶりだなぁ。
入浴も脱衣室に入り浴室で身体を洗って洗髪して湯船に浸かって脱衣室で着衣して髪の毛を乾かして…これで1時間ちょい。
このくらいが最短コースだ。

明日は七草だ。
今 材料を刻んでおいた。
デイもあるし…忙しいので仕込は今晩のうちに…。


2013年01月05日(土) 居眠り…


今朝 朝の着替えをしている時に「ありがたうご…」と母は頭をさげた。
言葉は これまでよりはっきりしていないが言葉を発してくれたことが嬉しかった。

大晦日の夜に帰宅していた娘が自分の住処に帰って行った。
「歩いて帰ってみる」と言って昼過ぎリュックを背負って我が家を出て行った。電車なら3.40分で帰れる所だが休息も含めて6時間ほど。
足には豆ができたそうだ。
新年のチャレンジに特段の達成感も生まれなかったようだがよく歩き通したなぁと思う。
ちょうどハーフマラソン程度の距離。

昨日 母は目をパッチリ開いて遅くまで起きていたし 今朝も早い時間から目をぱっちり開けて目覚めていた。
そういうせいなのか判らないが今日はとても眠そうで夕食時には久しぶりにコックリコックリ。
睡眠が足りないから…と思っていたら別のことが原因だったということもあるので観察は小まめにと思っている。

「大」は夕食前に1度。
日中の「小」の量が戻ってきた。

これでまぁまぁいつも通リと言うところだ。
ショート帰りから1週間だなぁ。
ショートでは入れ歯を頻繁に外して危険だと感じたと報告を受けていたが家では それほどではない。
入れ歯のメンテはしなければならないとは思っていたが危険な状態ではないと思った。

夕食後入浴と思っていたが ひどく眠そうなので取りやめた。
明日は遅くならないうちに入浴して貰おうと思う。

夜間のトイレ誘導は順調で足も前へ交互に出ている。


2013年01月04日(金) 元気にデイへ…


介護仲間と落ち合って作業。
今月も無事に発送作業完了。

お昼を家で摂ってから 母のいない間にちょこっと休息。
それから 夕食の準備や片付け。

夕方デイから帰宅した母。
ちょこっと休息し水分補給後夕食とした。

ゆっくり休息して貰った。
今日は 言葉の数が多い。
デイで刺激を受けてきたのだろう。

今朝も「今日は学校よ」と言ったら嬉しそうに頷いていた。
年末年始の毎日 家の中に閉じ篭っていたので…。

食事の摂取量と水分補給が多いと「大」も定期的。
今日も朝・夕と2回。しっかり排出。
「出るかな?」と聞くと頷いて返事してくれる。
頷かない時はほんとに出ないから…なぁ。

就寝してから私達の夕食。
後片付を済ませて 今度は書ききれていなかった年賀状の仕上げ。
ほんの10数枚だけ。
年賀状は2種類準備した。母の写真入と単純にワードアートで仕上げたもの。
どちらを出すかは相手によって違うので迷った分だけ残ってしまったのだった。

それから 頼まれた書類を送る準備やお年賀の荷物を作ったり…昨年暮れからの積み残した作業を仕上げた。

夜中に荷物を出しに行こうとしたら夫から怒られた。
「なにも夜でることはない」と。
ごもっともなことだが明日から土日で母は在宅。
そういう事情を何処まで理解しているのかなぁと思ったが胸にしまいこんだ。

就寝後のトイレ誘導では 足を交互に出してくれ介助もちょっぴり楽になった。



2013年01月03日(木) 明日からデイへ


きょうで年末年始休み終了!
この6日間で指の浮腫みがとれて歩行も少し改善された。

今日は朝・夕で「大」排出。
食べることもしっかりしている。
言葉の数が更に減ってきているが時折しゃべる。

姿勢を保ち落ち着いていたと思う。
今日も座位から立位介助等リハビリしてもらった。

「やんだ」と言う言葉も聞かれたが 「が・ん・ばって!」に押されて踏ん張ってくれたと思う。

ついいましたが 月末の作業終了。やれやれって感じ。
そして睡魔が襲ってきました。
母の介助をして落ち着いたら入浴して寝ますわ♪


2013年01月02日(水) お休みもあと1日。


新聞配達の音もなく静かな朝だった。
それと早起き鳥の夫がいないので…静かだったのです。

ゆっくりと朝食。起床時から おしゃべりや笑う声が聞こえた。
母は快調なんだなぁ。

おせちが順調に消えて行きます。
考えれば意識していなかったけれど母の食べやすいおせちを作ったんだなと思った。
ほんとは あいーとの冷凍介護食を注文しちょっと楽をしてもいいかなと思っていたのだが結局忙しさに紛れて注文し損ねた。
でもそれで良かったのだろうと思う。

大晦日に夫が購入してきた飲み物をストローで久しぶりに母に飲んでもらった。トロミをつけないので少し怖かったのでもう飲ませることもしていなかった。
でもやっぱり飲める量を自分で吸うので噎せない。
自分で加減して飲み込んでいることは気がついていたが やはり自分で飲めば噎せも少ないのかも。
そしてちゃんと吸えることも判って感動。
吸えればまだ頬の筋力も衰えていないのではないかと感じたりしている。

野菜と果物をたっぷり購入したので 健康的な食事ができている。
これも馬鹿にできないことだ。

夕食前 入浴して貰った。
膝折れも相変わらずあるのだが 15センチほどの段差片方の足が浴室に下りるともう片方の足を浴室に入れていた。
足を交互に出そうとする意志だけはあるのだなぁ。
もっとも なかなか足を出さないのでパチンと足を痛くない程度に叩いてうながしたりして歩く事を強制した。
それから 少し自分の意志で足を出すようになった。
人様にはお勧めできない方法ではあるが…。

夜 仰向けに寝てもらっている。
いつもより頻繁に母の傍に行って様子見している。
噎せがないのでできることだ。

まだPC作業が進んでいないので今日はこれまで。


2013年01月01日(火) 本年もよろしくお願いいたします♪


 ♪あけましておめでとうございます♪

大晦日の年越しそば。
母と夫と3人で食べました。
おそばは無理かなぁと思いながら毎年ちょこっと食べられる母。
食べられるという事はありがたいことです。

やっぱり腰が重いし 膝折れするし 身体介助が厳しくなりつつあるのですが…もう少し踏ん張ってみることに。
自分の身体と睨めっこしながら。
機能的に無理と判断する時が近くなってきているのかなぁ。

おせちの準備の途中で年があけ 娘と「明けましておめでとうございます」と新年のご挨拶。

それからちょこっとPC作業したけれど…進まない。
あと3日休日が続くので時計と睨めっこしながら格闘。

2時近くトイレ誘導してお休みとした。

朝は 娘も加えて4人でお正月のお祝い膳。
いつもよりおせちの数が少ないけれど…できないことより少しでもできたことに感謝しながら…。

起床時「あけましておめでとうございます。今日は元日ですよ」と伝えたらちょこっと頭を下げて私を見つめた母。
ちょっと判っているようだった。

年賀状に目を通した夫 少しそわそわしてふるさとへ。
どうも同級生が待っているようだし 兄達も待っているようだ。
「俺がいないほうが楽でしょ」と言い残して…。
手伝ってみようという気持ちは沸かないようだ。
でも 手伝って欲しいといわない私の責任だろうとも思う。

そんなこんなで 女3人で元旦をのんびりゆったり過ごすこととなった。

お雑煮は ほんの少しだけ。
でも栗きんとんや煮物等おせちもたべることができた。
鯉のうま煮が好きな母。
でも私は作ったことがないし…そこでそれだけはふるさとから取り寄せてみた。でもちょっと身がぽろぽろしていた。
鱗なんかもあって無理かなと思いながらいろいろ避けながら食べて貰った。
母は嬉しそうに見えた。
自分が好きではないので食べないし…こんなに身が締まってかたい物だったのかなぁと思ったり。

噎せも起きないし…無事におせちを食べることができて感謝のスタートができた。

訪問くださった皆様 本年もよろしくお願い致します。
介護中の皆様 苦しい時厳しい時いろいろありますが それぞれできる範囲の中で共に歩める年に育てて行きましょう♪


はな |MAILHomePage

My追加