母のタイムスリップ日記
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2012年06月30日(土) 疾風のように…


昨日 ショートより元気に帰宅した母だが 着いた時に臭いがしてた。
まっすぐトイレ誘導で手当てを済ませた。
なかなか止まらなくてトイレタイムが長引いた。

それから大急ぎで夕食の準備をして夕食介助。
全量摂取でほぼいつも通りの時間。
その後も落ち着いていた。

なぜ不消化便になったかは不明。
だから検温したり 他に身体的変化はないかをみていたが徐々に落ち着いてきたので消化不良でもおこしたのかもしれない。
OS1ゼリーを飲んだとも言っていたので冷やしてある物を飲んだのかもしれない。

夜間は 依頼された件でPCと睨めっこだった。

今朝は 起床時から座位もしっかりしていた。
順次朝の介助を済ませて朝食へ。
はじめの数口は頭が眠っていたのか咀嚼が非常にゆっくりだった。
ちょっと心配したが徐々にいつも通りになった。
96歳 診断されて20年余なのだからあれこれ微妙な変化は起きてくるだろう。根気良く話しかけて現状維持できるように工夫していこうと思う。

それから罹り付け医のところへ通院。
特に異常は見られない。
便秘で浣腸をしたことを伝えたら レシカルボンを処方してくださった。
診察後商店街で買い物。車椅子でにこにことしながら周囲を見ていた。

家に戻って昼食。
昼食後休息してそろそろ入浴タイムにしようと思ったら電話が鳴った。
弟からだった。
「家に居るの?」…家に電話してきているのって?…と思いながら「いるよ」と伝えたら「今 高速 あと30分くらいでそっちに着くから…」と。
弟が来るなら母を美容院まで連れて行きたいな…なんて思っていた。

弟が着いてドアを開けるなり「お鍋出して…」と。
蕨をどっさり。「…ん微妙」と思ったが致し方ない。

次に母のところへ移動。
弟夫婦と何年かぶりのご対面。
トイレタイムで母もちょっと落ち着かない。
トイレ誘導した。
「元気だね」と弟夫婦。
「歩けるんだよね」と「時には両手引きで歩けるよ」
「あれ 何歳になったけ?94?95?」
「96よ」
その後二言三言話して「じゃ行くわ。お嫁さんの実家でお母さんが法事の買い物行くの手伝ってって待っているから」と。
ほんの10分ほどの滞在。
「ま 来ないよりいいのか!」と。

電車で20分程度の距離にある実家だ。

確かに今日の母は元気だけれど…。
心配な事がいっぱいある。
さくらんぼの感動的な話だってある。
ん…介護仲間と話しているほうがツーカーだ。

母は息子と確認で来たいようだ。
左側に座したお嫁さんの方は顔を向けなかった。
これは意識的ではない。
左側には誰が立ってもそうなりやすい。
それを懸命に説明してしまった。
「良いんですよ。別に…」と言われた。
…右側にお嫁さんが移動してくれればいいのに…
折角来たのだから 視線を合わせてくれればいいのになぁ。
と複雑な思いもした。

弟達が帰ってから入浴。
身体を洗って洗髪をして気持ちよく湯船に浸かって。
湯上り後は 水分補給で 夕食。
故郷の蕨を食べて貰った。とても美味しそうに食べていた。
微塵に切らなくとも良く噛んで食べていた。
今日は 鰊の塩焼き。骨が多いが丁寧に取り除いて食べて貰った。
これも母は美味しそうに食べていた。
よく脂ののった鰊だった。小ぶりだったので一匹ぺろり。
食後も噎せもなく落ち着いていた。

母にとっては 楽しい一日だったと思う。

夜間も落ち着いて眠っている。


2012年06月28日(木) 作業完了


ショート先からは 特に指示を仰ぐ連絡は入っていないのでそれなりに過せているのだろうと思う。

月末の作業何とか終えて 所定の場所へと運んだ。
明日 仲間が作業の続きをしてくれる手はず。

明日母は帰宅する。
明日は 母の帰宅前に2件の用事を済ます予定。

今日は あれこれ準備があるので日記はお休みします。


2012年06月27日(水) 母ショート 私会議へ。


朝1番のトイレ誘導で「大」排出。相変わらずぽろぽろ。
母にとってゆるゆるとどっちがいいのかと思う。
薬の種類や量で調整はできるのだから。

腹痛と排出がだらだら続くゆるゆるは辛そうな表情が多いように感じている。

一応便秘のない状態になったと思う。
けれど今日から2泊3日のショートステイに入る。
ころころの便なので食後に便秘薬を服用して貰う事にした。

朝食は お粥 味噌汁 南瓜の煮物 温泉たまご ほうれん草のお浸し。
食後にメロン。他にお茶300ccとヨーグルトとヤクルト。
朝は私達とあまり変わらない量だ。
おそらく成人の摂取量の8割程度だ。
小食の成人なら母の方が食べているかもしれない。

今朝は 噛むのが長くていつもより時間がかかった。
少し焦り気味になり多めに口に運んでしまっては「しまった!」となった。

ショートのお迎えの車に母を送り込んだ。

お昼までは あれこれ作業。
午後いちで 美容院へ。
実は 母も私も髪の毛が伸びて限界に来ている。
今回は 母より先に私が行く事になり非常に心苦しい所だ。

美容院の帰り 見事な梅を見てつい篭に入れた。
ついでに赤紫蘇も。
考えれば直ぐに出来そうな感覚になってしまう。
他のところを廻っているうちに「無理」という声が聴こえて…。
またお店の棚に戻した。
したいけれどできない事が随分と増えている現実だ。

家に戻って夕食の支度。
カレーがいいというリクエストに応えて…。

それからまたちょこちょこ作業した。
夕方からイヴェントの交流会があり家を出た。
その後 第二ラウンドの交流会。
となり合わせた専門職の方にいいたい放題の介護者の気持ち。
前向きに受け止めて貰える幸せ。
自分の地域だったらとても言えない事だ。

行きの電車が事故で遅れたので 帰りは用心のため皆より一足先に帰宅。

明日も午後会議。


2012年06月26日(火) 久しぶりのお肉


最近マグラックスを服用しても便がかたい。
汗をかいているようにも見えないが暖かくなってきているので汗となって体外に水分を出しているのかなぁ。
そんな訳で今朝は便秘薬を少なめに服用して貰った。

起き抜けはやや右傾斜だったが テーブルに着く頃にはよい姿勢となった。
食欲もあり噛んで呑み込むペースも快調。

元気でデイにお出かけ。

ケアマネから電話があり7月の追加のショートステイは利用者が多く取れなかったという事だった。これは仕方がない。
母を送り出してから溜まった作業を開始。
サロンの或る企画案を作った。
これは地域包括にも手伝っていただく予定で素案を持って地域包括へ出かけた。あれこれと地域のことを話して具体的な動きもお聞きして案を基に考えてもらうことにした。
その足で買い物に出かけた。
最近母には煮魚が多くなっている。肉が好きなのになぁと思い薄い牛肉を購入した。

ちょっとゆったりしすぎて 母の食事の支度が押せ押せとなった。
デイより帰宅した母をトイレ誘導し「大」排出。
食卓テーブルについたら俄然元気になった。
デイでは我慢していたんだろう。

夕食を大急ぎで作って食べて貰った。
焼肉に大根を卸してトロミをつけてかけた。
南瓜煮と温豆腐とトマト。
蕪の味噌汁。ヨーグルト。お粥。
笑顔全開で食べてくれた。

食後も元気でニコニコ。
就寝時間が近くなってきたら 動きもなくなって「眠いの?」と聞いたら頷いたので就寝とした。
直ぐにzzz。

就寝後のトイレ誘導も順調。


2012年06月25日(月) 立ち話


母の全体重がズシッとかかっていた先週。
介助していると母の口が肩のチョイ下にあり涎や唾でぐっしょり濡れて冷たく感じた。
トイレでの手当ても「ふぅ〜」とため息が出そうになった。いや1回くらいはため息をついていたかも…。

母と共に歩む道は楽しい事もあるけれど 自分を大事にしたいと考える時もある。
母も辛いだろうことも充分承知している。

今週は 足も床に着いて歩行するようになり食事も落ち着いて摂取できるようになったので涎で冷たくなる事もなくなった。

今日も順調に1日がスタートして 順調に1日を終えた。
デイの連絡帳にも「発語が多かった」と書いてあった。

家に戻っても母は問いかけにはしっかり頷いて返事してくれた。
「あはは」と声を出して良く笑った。

今日 買い物に出たら介護仲間とばったり出逢った。
介護が始まった頃からの仲間だ。
彼女は 両親とご主人の介護を終えた方だ。
若年性の認知症だったご主人を懸命に支えていた。
私のようないい加減な向き合い方ではなかった。
夜中に2人で電話で長く話したことも度々。

今では認知症の新薬も承認されたが 其の頃は海外で使われている新薬をどうにか使えないか 取り寄せてくる医師は何処にいるだろうか…と話したこともあった。

今日 彼女が「お母さんはどう?」と聞いてくれ 今の状況を伝えた。
彼女もご主人への接し方がほんとにご主人にとって良かったのかと思う時があると話された。
看取り終えても尚振り返り考える事がある。
私も自分の接し方が母に取って良いのかと考えることもしばしばあると伝えた。

彼女は ある病院の医師に随分支えて頂き 看取り終えた時医師からの手紙も戴いていた。
それでも「医師は 介護している訳ではないから…実際のところは介護者同志が1番判るのよね」と話された。
医療に関しては信頼するが 家族の思いは介護者…ってことだった。

看取り終えた方のお話も私にとっては とても大事な事で立ち話とはいえ教えられることが多かった。

夕食が済んだ後 夫と私の食事を見守って貰った。
笑顔で一緒にテーブルを囲めた。

就寝はいつも通り。
トイレ誘導も順調。
穏やかに眠っている。


2012年06月24日(日) やったね♪


 今朝はベッドの中でしっかり目覚めていた。
朝の支度で忙しかったのでテレビをつけて子守り?をしてもらった。

トイレ誘導の時には「うふふ」と笑い声も聞かれた。
今朝は 町内の一斉清掃日。
急いで食事介助してお掃除に出た。
介護中ゆえ出きる所までで勘弁願った。
少しの間だが一人ぼっちにしたので 家に戻ってからは母とじっくり向き合った。
さくらんぼを食べて貰った。
軸の付いたまま口に入れてあげると自然に手が軸の方に動くのだが
軸の手前で止まってしまう。
意識が軸に向かうのだと感じたので 数回軸のところまで指を運んであげた。すると軸を引っ張った。
7個食べた頃 自分で軸を持って引っ張れた。
「やったぁ!」と母の肩をぽんぽんと叩いたらニコニコしていた。
明日できるかと言えば「できるよ」と言い切れないが…それでもちょっぴり期待している。
母も良く頑張ってくれたと思う。

夕方 イヴェントの後片付に母を連れて向かった。
車椅子を押していく気力が足らず娘の助っ人で車を出して貰って出かけた。
外出の支度を始めたら母がウキウキし始めたのを感じた。
笑顔を振りまき 時折言葉も発して皆さんにお褒めの言葉を頂いた。

片付けが済んでスーパーで買い物を済ませて家に戻った。
スーパーにいる時の母の目は活き活きとしていた。
外の風を受ける事は母に程よい刺激になることは判っているけれど
こちらの気力がないと連れ出せない状況だ。

娘が食事介助していたら…母の伸ばした手が娘にぶつかった。
アッと声をあげてから「ごめんなさい」と言葉にして謝った母。
私は幾度か経験しているが娘は初だったのかもしれない。
母の反応に驚いていた。「わかるんだね。今時の若者はぶつかっても知らん振りだけれど…。昔の人はちゃんとしているんだね」と。

夕食は母が先だったが 帰宅した夫が娘からバトンタッチして介助してくれた。
その間 私はみんなの食事作り。
みんなと一緒にテーブルを囲んで久々に賑やかな夕餉のひと時となった。

食事の片づけをしたので母のトイレ誘導は遅れた。
誘導したら「大」排出。
昨日の夕食後から「大」をコントロールする薬は使っていない。
良かった!

程よい疲労だったのだろう。
ベッドに入ると直ぐにzzz。


2012年06月23日(土) シャキン!


起床時は 右傾斜が強かった。
トイレ誘導も膝を曲げた状態で移動も厳しいと感じた。
それでも少量の「大」を排出できた。

朝食は全量摂取できたが笑顔なし。
全部食べ終えてから弟が送ってくれたさくらんぼを一粒口に運んでみた。何か良い刺激はないかと考え
♪ひとつ頂戴さくらんぼ 胸の勲章にするのです。さくらんぼ兵隊さん オイッチニとすすむ…♪
と母がその昔子供たちに教えた歌を歌いながら…。
これが 母の何かを刺激したようで視線を合わせてにっこりと微笑んだ。
しめた!とばかり 5.6粒のさくらんぼを同じようにして食べて貰った。母はさくらんぼをじっと見つめて自分の口に運ばれてくるのを見ていた。軸を外すのに失敗もあったが 徐々に歯でがっちり噛んで上手に軸を抜けるようになった。

デイに出る10分前の出来事だった。

本来土曜日はデイを利用していないが 今日は臨時のデイ利用。
ちょっと不安もあったが良心の呵責を少しだけ埋めてくれた今朝の母だった。

夕方デイより帰宅した時 「今日は 良く笑い良くおしゃべりをしていました」と報告があった。
車椅子の姿勢もまあまあ良かった。
トイレ誘導で「大」排出。
便秘薬を使ったのに緩くならなかった。
これで薬の服用せずに済みそう。

夕食を食べる早さも適度で笑顔も多く 昨日と比べると段違いだった。
就寝までのんびりして過した。
眠そうなので着替えてベッドへ移乗。
就寝後も穏やかに眠っており トイレ誘導も順調。


2012年06月22日(金) 介護者のリフレッシュ


 介護者の会の方たちとちょっと山あいの奥座敷に出かけた。
それぞれ都合があって参加者は10名弱。
そう遠くない所だが 普段はなかなか出かけない場所。

昨夜遅くシャーッと雨音が聞こえた。
「朝まで晴れるかなぁ」と願いながら眠りについた。

今朝 目が覚めた時またシャーッとかなり強い雨音が聞こえた。
ラジオを入れると「昼過ぎから晴れる。現在大雨警報が出ている」と言っていた。
電車での移動だが 集合場所までの間「滑って転びはしないだろうか」と不安になった。
問い合わせの電話がくるかと反応を待ったがなんもない。
皆さん出かける気でいるんだなと思った。

母をデイサービスに送り出して身支度を整えて集合場所に向かった。みんな揃って電車に乗り込み 目的の地へ。

着いた所は別世界。
皆さん「うわぁ〜 きてよかったぁ」
「どこかに旅行したような気分」とみんなでおおはしゃぎとなった。
お昼をみんなで食べながらいろいろの話に花が咲いた。
いつもの会では 介護の話が主流だが…今日は料理の話や趣味の話しそして介護の振り返り等…。

皆さん揃って「またここに来たい」との希望。
今度は 他の方も参加できるといいね…と。

デイに出かけている間に無理なく気分転換できる場所を見つけた。
仲間の中には「ここ 1人できてもいいね」と言う方までいらした。

地元に戻って 今年度見学したい場所をみんなで検討。
これもすんなり決まった。

家に戻ってもなお時間に余裕があり夕食の支度もできた。
夕方母が帰宅。
強い前屈だった。
直ぐにトイレ誘導し「大」排出。
しかし前屈は改善されず夕食の時間もかなり延びてしまった。
8割がた 1時間ちょっと掛けて食べ終えて口腔ケア。
夫に頭を起こしてもらって何とかできた。

就寝は いつもより1時間遅れ。
便秘気味だから 夕食後便秘薬を服用して貰った。
「小」の量は定量なので心配はないが…。
ついさっきのトイレ誘導でも「大」排出。
マグラックス使っているのに ぽろぽろなんだなぁ。
明日くらいに解消できればいいなぁ。


2012年06月21日(木) 訪問診療は…


朝1番のトイレ誘導で「大」排出。
ちょっとだるそうに見えた。
トイレでの手当てが済んで食卓へと移動したら少しずつ笑顔が出てきた。
いつも通りに食事が出来て水分も摂取できた。

玄関まで移動して車椅子移乗。
ちょうどデイの迎えがきた。
思い切り「あはは」と数回笑った。
職員の方も驚かれるほど。

夕方 母帰宅。
思い切り前屈で車椅子に座っていた。
ふとみると入れ歯が母の膝の上に乗っていた。
前屈が強いという事は不快な訳で 当然入れ歯も外してしまう。

入れ歯のメンテもしたいところだが そろそろ訪問歯科を利用しようかと検討中。
だが 訪問歯科は1週間ごとになってしまう。
利用したいのは入れ歯のメンテのみなので月1位でも多いかなと思う。
そんなことを職員と話したら「そういうご家族結構いますよ」という事だった。
家族の思いと訪問診療の意義とは少し異なる。
往診歯科なんて考えてしまうのは 本人のことを考えない家族の我ままとなるのだろうなぁ。

でも医療費を抑えて…といわれる昨今。
これだって医療費を抑えることになるのだと思うのだが…。

訪問診療だって同じ。
2週間に1度の診療になってしまうと他の用事煮影響してしまう。

はてはて どうしたものか…。
もう少し地域の医療を考えて見なくちゃだなぁ。

ほぼ定刻に就寝した母。
今日も定刻より遅れてトイレ誘導。
デイから戻ってから水分補給をしたのだが…。
遅れての誘導がジャストミート。
パットも濡れていなかった。
脱水症状を起こすほどではないのでデイへのお願いと言う所まではしないでおくが…。
家族としては 意識して水分補給していかなければならないだろう。


2012年06月20日(水) ショート帰り


夕方 ショートより帰ってきた。
車から降りた母に手を振ったら 母も手を振りかけた。
職員の話では 手指も活発に動きおしゃべりもあったそうだ。
食事もしっかり食べる事ができたそうだ。

直ぐにトイレに誘導し「大」排出。
下までおりてきていてぽろぽろだった。
ショート帰りで忙しかったのだろうか…。
ずしんと重いパットと全く濡れていないパット2枚着用していた。
以前にもこんなことあったなぁ。
手当てを済ませて 水分補給。
ショート中は 水分が不足気味なので多めに補給した。

夕食は煮魚と白菜の味噌汁とサツマイモの甘煮とアスパラのおひたしとトマトと湯葉とヨーグルトとお粥。
全量摂取できた。

食後も落ち着いていた。
休息後トイレ誘導「大」排出 またもぽろぽろ。

洗濯物たたみの見守りをして貰って あくびが出たところで就寝とした。
直ぐに軽いいびきをかいて寝入ってしまった。
時間を見ながらトイレサインを探っているが ただただぐっすり寝ている。
水分摂取追加してもまだ足りなかったという事かなぁ。



2012年06月19日(火) 1泊ショートへ


この所この時期イヴェントを組んでいるが 今年はちょっとお休み。
イヴェントのため夜の会議が開かれるし 個別の企画を組むとかなり厳しい状態となる。
「はなさん無理しないで…」とイヴェント関係者が言ってくれたので その言葉に甘えることにした。
それでも展示は参加(活動報告になるので…)。
今日は 展示開始日なので作業にあたった。

母は1泊のショートステイに託した。
排便が不安なので 朝1番にイチジク浣腸を使った。
最近 摘便が痛い様子なので他の方策を考えてきて とりあえず市販品を使ってみることにした。
認知症になって浣腸は液体が出てしまうので使えないと思っていたが…。
浣腸後直ぐにゴム手袋をかけて液体が出ないように押さえてみた。
数分我慢。(母も私も)
しばらくして手を離した。
それから摘便してみたら…何とか下りてきていた分が排出された。
めでたしめでたし。

今度の通院で医師に浣腸の相談をしてみようと思った。

母を送り出して 展示の準備のため自転車で会場にむかった。
介護仲間は 先に集まって作業をしている。
資料やら展示物を仕上げて無事終了。
外をみると雨。
予報では 夕方から雨だったのだが…。
駐輪場の職員さんに「お願い今日泊めてね」とお願いして家に戻った。
ちょっとでも早く乾くように…と洗濯物を外に干したのにぃ!
ヴェランダの洗濯物は 雨に濡れてずっしり重たかった。
再度洗濯機を廻してから室内に干しなおした。

夕方から別のイヴェントでの会議がある。
台風もきているのでメールチェックしてみると予定通り実施するとあった。
支度をして電車に乗って移動。

雨脚が強くなり風も出てきた頃会議終了。
急いで電車に乗って帰宅。

駅に着くとタクシー乗り場は凄い行列。
諦めてバスに乗った。

家に着くと更に雨風が強くなった。
今は もうピークは越えたように思う。

昨日のネットのニュースで 認知症が疑わしい時期から 地域包括・医師等専門家が訪問・助言していくシステムを5年がかりで整備していくとあった。
認知症で精神科に入院という事を防ぐため 初期のうちから在宅支援を始めるという。

医療者を含めた会議のたびに 認知症の人の受け容れについて精神科の医師からあれこれと話されていたことだ。
うちの地域では 精神科の入院期間もかなり限定されつつある。

ニュースを見ながら「よいことだな」と思う一方で不安に思うこともありかなり複雑な気持が湧いてきた。

今朝のTBSラジオの森本毅朗のスタンバイで視聴者から「認知症の人を在宅で介護していくなんて無理」という意見が集中して出ていた。
現在介護中の身としては 実に複雑な思いでその意見を聞いた。

当人がどういう暮らしを望むか そして家族がどういう介護が出来るかをよくよく考えておかなければならない時代に突入したんだなと感じた。


2012年06月18日(月) おやすみ


母も比較的落ち着いております。
今日は 日記お休みします。


2012年06月17日(日) 変動の範囲内で


 いつもより遅い朝のスタート。
今朝は ちょい右傾斜気味。
トイレ誘導後は 正常に戻った。

気温が上がり蒸し暑くなると言う予報だったので 朝のうちに野菜の煮物を作っておいた。

「大」は数回 少量ずつ排出しガスも時折出ている。
でも咳き込む事が数回あった。
おなかに胃腸用のアロマを塗り 背中にはハッカを塗って対応した。

食事は 朝・昼はいつも通り。
夕食は あとひと口と言う所でちょっと危うい雰囲気となり味噌汁や魚を少し残した。

入浴は 昼食後にゆっくりと。
身体を洗って洗髪。
身体を洗っている時に 以前よく「背中長いでしょ」とよく言っていたなぁと思い出す。
でも実際は 母の背中は短いのだけれど…。

湯船のお湯をたっぷり張りすぎて 湯船に浸かった時沈み込みそうで
身体を支えながら浸かって貰った。
これも背中の短さからくるものだ。

夕食後の口腔ケア後 言葉もなく目を瞑った儘手指を
動かしていた。
トイレ誘導後 母の部屋に移動したがやっぱり目を瞑って手指だけ動かしていた。
1時間ちょっと休息が取れたので着替えてベッドへ移乗し
就寝とした。
直ぐにzzz。

湿度が高いせいかと思い除湿をかけた。
でも特段の変化もなかった。

夜間は噎せもなくぐっすりと眠っている。


2012年06月16日(土) 休日の暮らし


 今日も起床した時は 膝に両手をおいて正しい姿勢で座位。
夕食前に急に右傾斜となった。
おそらく原因は排泄との関連だろうと感じている。

「大」の量が少なめ。
じゃ便秘薬やマグラックスかと思うが排出には効果があるが…。
服用後苦しそうに見える。
座位も乱れる。
この加減が難しい。

今日は CDを聴いて貰って過した。
文部省唱歌とか賛美歌とかショパンとか…。

食事は いつも通り。
「大」は数回に分けて…。「小」の量は充分。
歩行は 膝を上げて歩ける時と引きずる時とあった。
CDを聴いている時には 手がよく動いた。

そうだ!
夕食介助をしている時 丸いすからお尻が落ちそうになった瞬間 母の手が伸びて私を助けようとした。
むろん母の手は私の身体に届く所までは伸びないのだが…。
母の反射神経に驚いたし 助けようとしてくれた事も嬉しかった。

おやつの頃 母の傍に立った。
其の時母は両手をテーブルについて腰を上げようとした。
「立ちたいの?」と聞くと深く頷いたので 立位介助してしばらく立っていて貰った。その時 母はとても嬉しそうだった。

長い1日の中には こういう事も起きている。


2012年06月15日(金) 介護者の会


母は少し危うさを持ちながらデイへと出かけた。
起床時から朝食までほぼ順調に介助が進んだ。
デイへの車に乗りこむ時にも嫌な表情はなかった。

メールの確認と返信をしていると電話が鳴った。
介護中の方で介護者の会の問い合わせだった。
地域的にみると今日予定されている介護者の会の場所が近い方だった。
「今日参加させて頂きます」ということで「お待ちしています」と伝えた。

まだ介護保険申請前の方で地域の医師からの紹介だった。

とっとこ介護者の会の場所へと向かった。
会場についた時 廊下のテーブルで書類を記入している人がいた。
視線があって「知り合いか?」と思ったがお互いにこんな場所にいる筈もないと…通り過ぎた。
けれど気になって振り返ると相手も振り返ってみていた。
「だよねぇ」「だよねぇ」と言う言葉が同時に出た。

娘の幼稚園の同級生のお母さん。
良く遊んで貰った。
おけいこごとも同じところで親同士も中学になるくらいまで時折おしゃべりしていた。
其の頃彼女は思い立って薬剤師の学校に通って資格をとった。
薬の事なども時折お聞きしたりしていた。
そのうちに忙しくなって逢う機会も減った。
利用する宿も同じだったのでそんなことでも共通の話題があった。

出逢ったけれどお互い時間に追われていたので話し込むことも別れた。

会では 例の認知症だけれど時間も理解できるようになり 今も今日のニュースとかの話題も出るという。
本当に不思議なことだと思う。

特養の話とか療養型病院の話とか初期の認知症の話しなど話題は豊富だった。
そこへ地域包括の方が訪問してくれて…不明な事を質問してみたら適切に説明できないので宿題とさせてくださいと言われた。
しばらく会の様子を見て仲間に入ってくださり帰られた。
それから更に話し込み時間となり解散。

とっとこ家に戻って母の帰りを待った。
母は元気に帰宅し頷きで返事してくれた。
夕食を作りながら週末の母の食材が足りない事に気が付いた。

定刻に母が就寝して それからとっとこスーパーまで買い物に出た。
食料備蓄ができてホッとした。
でもまだ買い忘れがあった。
まっいいかぁ。


2012年06月14日(木) 電話


離床して直ぐは やや右傾斜だったがしばらくすると正しい座位になった。

やや不安要素はあるが とりあえず順繰りに朝の介助をして 朝食も定量の9分目ほど食べる事ができた。

そしてデイへと出かけた。

母を送って 大急ぎで食事して家事を済ませて役所までチャリを飛ばした。介護者の会の補助金の申請をした。

先に高齢支援の担当課に立ち寄ってあれこれ確認した。
ついで介護保険の担当の方にサービス提供事業所の冊子を戴いた。

無事届け出も済んで買い物をして家に戻った。

家に戻ると携帯やら留守電がピカピカ。
見慣れぬ番号に折り返し電話をすると高校の同級生だった。
電話の向こうでうるうるとしている気配を感じた。
同級生は ふるさとで保健士となっており数年前出逢った時には地域包括にいると言っていた。

今は仕事を止めて義母さんの介護中だそうだ。
脳血管型の認知症で現在まだらぼけ状態。
かなり苦戦中の様子だった。
専門知識があるので 生真面目に介護なさっている様子が目に浮かんだ。
電話のむこうで「変な話をしてごめんね」としきりに謝られた。
「自分を追い込まないでね。死ぬ事なんか考えないでね」と言ったら
「死ぬ事は考えるなか…」と反芻していた。

お義母さんが呼んでいる…という事で電話を置いたが…。
遠く離れた場所に住む介護中の私を思い出して電話をして来たのだから 大分追い込まれているのだろうと感じた。

一昔前の自分を思い出していた。

夕方 笑顔を見せて母帰宅。
夕食も順調に食べて…何時も通りの就寝。
落ち着きを取り戻したように見える。


2012年06月13日(水) おっととと!と!


 朝は膝に手を置いて誠に正しい座位が出来ていた。
非常に気持ちよい1日のスタートに思えた。

朝食後のトイレ誘導で「大」排出。
しかし それから 徐々に椅子に面したお尻の位置が前へ前へとずれてくる。大きくずれる訳ではなく小さくずれるのであまり気にとめていなかった。

食間は時折咳き込んだ。
トイレ誘導でおさまるので変動の範囲だと思った。

昼食後 訪問リハビリを受けた。
落ち着きなく頭を起こすのでこれは逆流が起きているかと感じた。
でも「大」の排出もあったので大丈夫だろうと思った。

バイタルはいつも通り。

リハ後入浴。
気持良さそうに湯船に浸かり 身体も洗い洗髪もできた。
1人介助だが 特段大変なこともなかった。

入浴後の水分補給は少し渋った。
そんな訳で 夕食前は吐き気止めを用心のために服用して貰った。

夕食を4分の3ほど摂取した頃から 母の視線が上へ横へと彷徨いだした。
これは 嘔吐の前触れ。
そこで食事をストップしてあごの下や耳の後ろにハッカを塗って様子をみた。

しばらくすると視線も私のほうに定まったのでホッとした。
口腔ケアを済ませて休息してもらう。
そろそろ就寝のためのトイレ誘導と思い立位介助をしたら膝がカクンとしていた。
嘔吐が起きるかなと用心深くトイレ誘導したら「ぎゃっ」という母。
ぎりぎりセーフのゆるゆる「大」

「なるほど これだったのかぁ」と納得。
嘔吐止めを服用していなかったらきっと…。

1時間ほどトイレに篭って手当て。
ゆっくり母の部屋に移動して着替えてもらい就寝とした。

就寝後のトイレ誘導には しっかり目を開いて頷いていたので落ち着いたのだと思う。
母にとっては 辛い1日だったのだろう。


2012年06月12日(火) トイレサイン…


今日あらためて気が付いたことぉ〜。
母は トイレタイムで「小」の場合出る前にサインを出して教えてくれる。
サインを確かめるため「トイレ?」と聞けば頷いてくれる。
だが 出てしまった後は「トイレ?」と聞いても頷きはない。
出来る限り 間に合うように配慮して行きたいと思った。

トイレのサインは数種類あるが…。
咳き込むというのもある。
咳き込みは 夜間に多かった。でも最近日中も咳き込みがみられるようになってきている。
誘導後は咳込みもピタッと止まるので誤嚥によるものではないと感じてるが…。ほんとは どうなんだろうなぁ。

今日も元気にデイに出かけて 元気に帰宅。
姿勢も保持されており 落ち着いているんだと感じる。


2012年06月11日(月) 「悩ましい…」


朝1番に母の様子をみて朝食の支度を始めた。
おおよその支度が出来て母の所に行ったら枕カバーに涎ので濡れていた。
慌てて 母を起こした。
吐き気があるのかと注意して様子をみたが大丈夫だった。

着替えてトイレ誘導しても変わりがなかったのでようやくホッとした。
トイレでの手当てを済ませて洗面・整髪し朝食介助。
いつも通りに食べる事が出来て笑顔を見せてくれてありがたかった。

連絡帳にバイタルを記入して送迎の時間となり玄関へ移動。
落ち着いてデイへと出かけた。

この所ワイルドストロベリーが次々に赤い実をつけてくれている。
鉢植の物から零れた種が門柱のコンクリートの隙間に入り込み育っている物だ。本体の鉢植の物はスミレの勢いに負けて消えてしまった。
このワイルドストロベリーを母の通うデイサービス2ヶ所へお裾分けをした。
緑の葉っぱと赤い実のコントラストが綺麗でコップにさして貰って目のお楽しみをして貰っているのである。
今日は 私の口にこの赤い実を運んだ。甘くて美味しかった。

昨日は 夕方思わぬことで大笑いしてしまった。
義姉から「さくらんぼありがとう。赤くてとても綺麗で美味しかった」と電話がきた。
確かに毎年 私の友人の所からさくらんぼを送っているが今年はまだ我が家にもさくらんぼは届いていない。だから「?」と思った。

慌てて友人に「ありがとう。送ってくれたのね」と電話で聞いたら「家のさくらんぼはまだ青くて食べられないよ。送るなんてできない状態」と言われた。
ひょっとして夫が何処からか仕入れて送ったのかと思ったが夫は生憎仕事に出ており連絡の取り様がない。

でも義姉の事を思い 直ぐに電話した。
お礼を言わなければならない人が他にいるという事だろうと思ったからだ。
「送り状 家からだった?」と聞いてみた。
送り状はなかったが 義兄が先に外したのかと思った。さくらんぼは家の定番なのでてっきり我が家からと思われた様子だった。
「でも…。たまに従姉妹から送ってくることもあるのできっと従姉妹だわね」と電話のむこうでくすくすと笑う声が聞こえた。
「ね 催促した訳じゃないから気にしないでね」と笑いを堪えた声で話していた。受話器を置くころには 大きな笑い声となった。
何事もきちんとして気配りの姉の思わぬ失敗だった。

お昼過ぎに 友人から電話があった。
岡山に暮すおかあさまがようやくグループホームに入所なさったと言う報告だった。
数年を経てようやく入所できたのだ。
これまでは 遠距離介護と長距離電話で対応なさっていらした。
お母さんの報告を受けたあと最近の自分達の暮らしぶりの話しとなった。
「もう片付かなくて…」と言う言葉を聞いてちょっとホッとした。
何事も超の付くほど方完璧に取り組む方でそうしておかないと安心できない人だった。いつも「凄いなぁ」と思っていた。
その人が「全ての部屋がとっちらかってしまって…」というのだ。
介護で通い続けるうちにそうなったのも事実だが年を重ねたせいもある。
自分だけじゃなかったという妙な安心感が生まれた。

これからもできる事を少しずつ取り組みながら片付けもしなきゃね。

さて母。
夕方にデイから元気に帰宅。
でもよくみたらタオル入りのクッション代わりの袋の隅を口にくわえてチュウチュウと吸っていた。
足をみると見慣れない靴下を履いていた。
職員に「母の靴下と違うみたいです」と言ったら 靴下を脱がせて「すみませんでした」としきりに謝られた。
時にはそういうこともあります。

家に入ってバナナを1本でおなかを満たしてもらってトイレ誘導。
夕食と順調に…。
休息後 眠くなって大あくび。そこで就寝となった。
とひとまず 元気に1日を終えた。

今日が洗濯日和…との予報に大量の洗濯をしたが干せないままの1日。
明日は更にお天気が良くないらしい…。「おお…悩ましい梅雨!」


2012年06月10日(日) どうやら…


昨夜 2時のトイレ誘導の頃にはおなかのゴロゴロきゅるきゅるはおさまっていたので 安心して眠りについた。

今朝は 空も母もスカッパレ。
笑い声も聞かれた。
順繰りに朝の介助。
久々に重たい気分から解放された。
母だって 気持ちよいのだろう。

朝食後 口腔ケアを済ませ美生柑を絞ってトロミをつけたものとお茶にトロミをつけたものを持参で町内のサロンへと出かけた。
サロンは始まっている。
今日は グループホームの人は見えない。
日曜日は職員体制が薄いのだ。
先日グループホームを訪問して前回のこととこれからの事を話した。
地域の人との交流を大切に育てあげて行きたいとの希望も伺った。
焦らずゆっくりと…。

サロンに入ろうとしたら皆さん出てきてくれて車椅子を上げるのを手伝ってくださった。
「ようこそ」と挨拶を頂き母も笑顔をみせていた。
地域の方は素人さんだが 皆さんに支えて戴けて助かった。
外では 自治会の方が垣根の剪定や草取りをしてくださっていた。

サロンの途中で 呼ばれたので行ってみたら使っていないすのこが見つかったので車椅子の人が入りいやすいように使えないだろうかと相談された。
外階段の段差と上がり框の段差に使えるのではないかと考えてくださった。
あれこれとみて 町内の大工さんに作って貰う事になったようだ。
「それじゃついでに…」と手すりの設置もお願いした。
母を連れて出たおかげで 皆さんが考えてくださったのだ。
母のことを発端に障害を持つ人や高齢者への具体的配慮を考えてもらえるようになった。母がひと役かえたのだなぁ。

サロンを終えて帰ろうとしたら「お母さん 私をみてにっこりしてくださっの」と嬉しそうに話してくださる方もいた。
昨日は母の調子が良くなかったのでサロンに連れて出るのが気が重かった。
でも連れて出て良かっただなぁ。

家に戻ってトイレ誘導。
大量の「大」排出。
朝からひょっとして…として思っていたが時間がなくて手を付けないままだった。サロンの間中我慢していたんだろう。悪い事したなぁ。

その後昼食。
食後休息後入浴して貰った。
「おふろ入る?」と聞いたらにっこりと頷いた。
身体を洗って洗髪して湯船に浸かって…。
湯上りも気持良さそうだった。

夕食も順調。
夕食後もずっと落ち着いていた。
洗濯物たたみを見守って貰っているうちに眠そうになったので着替えて就寝とした。ベッドに入ると軽いいびきをかいてzzz。
就寝後のトイレ誘導は順調。

今回のおなかの調子の悪さの原因は…冷えた西瓜のせいかもしれない。
冷やさないでも室温で充分なのだろうがついつい…。
今後は 室温に戻して食べて貰う事にしよう。
母はもともとお腹がデリケートなのだから…。


2012年06月09日(土) 続 お腹模様はデリケート


 起き抜けから 顔が曇っていた。
お腹の調子がいまひとつなんだろう。
トイレ誘導で「大」を排出したけれどスカッとしない様子だ。

とりあえず 朝食開始。
口は開くが 噛むのがスローペース。
全量摂取できたが 時間はいつもよりすこしゆっくりペースだった。

話しかけても反応は薄い。
右傾斜が少しあり歩行も膝を曲げてしまうこともあった。

お昼前に嘔吐止めを服用して貰い昼食とした。
いつも通りの量と早さになったが声に力がない。

食後は 母の部屋の椅子に座ってもらって休息。
「お風呂入る?」と聞いても頷きがなくて「入らないの」と聞けば頷いた。
食卓テーブルに移動してもらって 夕食の準備を見守って貰った。

今日は ほぼ母につききっりなので 時間に余裕がないので急場を凌ぐ形の夕食となった。
とりレバーの缶詰とクリームチーズを細かく切って和えた。
ゆでたキャベツを微塵切りにして美生柑を絞ってトロミをつけて和えトマトを乗せたもの。温奴。茄子の味噌汁。ヨーグルト。お粥。

名前のある料理ではなく 食べやすい形で栄養のバランスを優先させた。
刻み食なので 時間的には早目に食べ終えた。

口腔ケアを済ませて トイレ誘導。

午後からはお腹がゴロゴロしておりガスもかなり頻繁に出ている。
下痢をするわけではないがお腹が落ち着かない様子だ。
午後からは胃腸によいというアロマを塗って対応していた。

母の部屋に移動して しばらく休息。
「眠い?」と聞いても眠くないというアクション。
でもあくびは出ている。
いつもより1時間ほど遅く就寝とした。
ベッドに入ってもあくびしながら目を開いている。

「小」の量も問題なく 水分も定量摂取できており熱もない。
就寝後のトイレ誘導もたっぷりと「小」。
お腹は まだ少しゴロゴロしている。


2012年06月08日(金) お腹模様は デリケート


朝のトイレ誘導で「大」排出。
量が足りないように思えて 嘔吐を避けるため薬を服用して貰った。

デイへと送り出した。

夕方デイより帰宅時「眠られたようです」と職員が言った。
目を瞑っている=寝ているわけではないように感じていることを伝えたが
車を降りた母はあくびをしていたので 寝ていたのかもしれない。

直ぐにトイレ誘導し「大」排出。
程なく夕食。
少し噎せた。
ソラマメを刻んで食べて貰ったのでそれが噎せの原因のように見えた。
食後も少し噎せがあり 急いで口腔ケア。

就寝してからは噎せもなくなったので 大丈夫そうだ。
食べ物に気をつけなければならないなぁ。

夜のトイレ誘導は順調。
今日もガスを良く出している。
これからの季節 冷たいものを食べさせたくなるが 胃には良くないのでこれも注意しなければならないなぁ。

湿度が高くて ちょっとうんざりする。


2012年06月07日(木) 今ひとつつかめないリズム


昨夜 トイレ誘導で苦労して固い便を掘り出した。
今朝 期待したが空振り。
仕方なく 朝食後マグラックスを服用して貰った。
排便のリズムが 少し変化してきている。
時間も摂取量も大きく変わっていないのだが…。
人間の整理なんていつもいつも変わらないなんてありないのだから仕方のないこと。
食欲はあり 今のところ問題はないと思うが…。

起床時から姿勢は保たれていたが 夕方デイから帰宅した時には強い前屈。
トイレ誘導で「大」排出するもしばらく前屈が続いた。
マグラックスの影響だろう。

夕食が始まる頃には落ち着いて笑顔を見せてくれた。
夕食も順調。
水分も多めに そして利尿効果のあるスイカを食べて貰った。

口腔ケア後 しばらく休息して貰っていたら目を瞑りうとうと始めた。
眠い訳でない事は判っていた。
トイレ誘導のため立位して貰ったら「うふふ」と笑い声。
お腹が落ち着かないので不安なんだろう。

でもこれも空振りで…。
母の部屋に移動。
洗濯物をたたむ間 椅子で待ってもらいいつも通りの時間に就寝。
ベッドに横になって直ぐ目を瞑っていたが しばらくしたら軽いいびきが聞こえてホッとした。

就寝後のトイレ誘導は 定刻をずらした。
あまりに気持良さそうに寝ているので起こすのがかわいそうだった。
もそもそと動き始めたので それからトイレ誘導。
誘導中も目を瞑った儘だった。

ガスも出ている。
次の誘導で出たら不安定さから解放されるだろうになぁ。

介護仲間から 夜嬉しいメールが届いた。
「蛍の灯りがみえるよ」という知らせだった。
先日「近くで工事しているから今年は無理かもね」と聞いたばかりだった。
梅雨入りする前に 出かけてみようと思う。


2012年06月06日(水) 「いだましい!」


母が落ち着いていると私の向き合い方が中途半端になってくる。
始終緊張していたら身体が持たなくなるので 自然の摂理と自分に言い訳しているが…。

この所 母との会話が減っている。
気が付くと母に小さな変化が見られた。
「何時からなんだろう」と考えてみるが…良く判らない。
母の手をギュッと握るといつもギュッと握り返してきていた。
それが最近 ギュッと握っても握り返してくることがなくなった。
話さなくとも反応が返って来るので何処かで安心していた。

言葉の数も減った。
「元気?」と聞けば頷く程度。
「お腹すいた?」も殆ど頷き。
とても平坦な毎日が過ぎていくことにちょっと反省。

今朝は 気持を切り替えてアクションも加えていっぱい話しかけた。
時折 指で空を掴み口に運んだり 口の前で何かを挟むような動作をしたりする。
今日もそんな動作が見られた。
ふと母の指をそっと掴んでみた。
すると「いだましい!」と言葉を発した。
「いだましい」とはふるさとの方言で「惜しい」「勿体無い」と言う意味。
つまり母の指先には 私には見えないけれど 離したら勿体無い何かがあったのだろう。
「ごめんごめん。返すよ」と謝ったけれど…。
母の手の大事な物は何だったのだろうと思った。

話しかけが効を奏したのか 俄然行動的になってテーブルに置いた手もよく動いていた。
歩行もしっかりしてきた。

ちょっと刺激してみると変化が見られるので「まだ大丈夫だな」と思ったりもした。

手に触れたり視線を合わせたりするととても嬉しそうな表情となり「うふふ」と笑ったり。

食事は順調だった。
「大」は少量。「小」は定量。平熱。血圧も変動の範囲内。
おやつは 水羊羹とバナナ。
今日もしっかりと食べる事ができた。

入浴もいつも通りで…。気温が下がった分 介助は楽だった。

就寝もほぼいつも通りで 就寝後のトイレ誘導も順調。



2012年06月05日(火) 介護者の会


起床時は 割合姿勢が保たれていた。

デイへの連絡帳にも「水分 やや不足」と書き込み 職員にもその旨を伝えた。
不足分は デイで出来る限りカバーして貰える。

午前中のうちに夕食の支度をして 午後は介護者の会。
介護者の行く末の話でもちきりとなった。
夫婦のどちらか(想定としては介護者)が残った時 その後何処で暮すか…だ。
経費老人ホーム・ケアハウス・有料老人ホーム その他。
施設に入所して現在1人暮らしの方のひとりの方は「ところで あなたは 今後どうなさいますか?」と子供に聞かれたそうだ。
また看取り終えて1人になった介護者も同じようなことを子供に聞かれたという事だった。
皆さん それぞれ子供の世話にはならないように…と思って考えていた様子だが 軽いショックを受けておられる様子だった。

他にもあれこれ話題には事欠かなかったが…1番印象に残ったのが介護者のこれからの話だった。

夕方母が帰宅。
帰宅して10分後には夕食。
食後気になる介護者へ電話して すこしお話を伺った。

母の口腔ケアを済ませてトイレ誘導した。
母はとても眠そうで…着替えを済ませて就寝とした。

電話をしている時 母の隣で話していたので母はニコニコしていた。
自分に話しかけていると思われたかと考えたが そういう時には頷きで返事するので隣にいたという事での安心感があったのかもしれない。

就寝後は落ち着いている。
トイレ誘導時の「小」の量も問題がない。

そうそう 今日は傾斜はなかった。
朝のトイレ誘導時は前に転げ落ちそうな強い前屈だったが「大」排出後からは普通に戻っていた。


2012年06月04日(月) 左から右へ…


起床時は 左傾斜でぼんやり加減。
朝の介助を順繰りに…そして食事の時間になったら ようやく意識がはっきりしたようでにこにこ笑顔をもらえた。

食事のペースもいつも通り。
食後 便秘薬をプラスした。
食前に嘔吐止めを服用して貰っている。
家やショート先の嘔吐では 排便が済んでからの嘔吐というパターンだったので用心のため。

デイの連絡帳にもその旨を記した。
便秘薬の効果が出るのは おそらくデイ帰宅後の筈。

夕方 デイから戻って来た時には車椅子の母右傾斜。
職員が「左傾斜とあったけれど 右傾斜で…どちらか一方と限らないのですね」と言われた。
今回は 床に面している足の位置や座り方等かなり気をつけて座りなおして貰っていたのだが左傾斜は変わらなかった。

デイから戻ってからは 右傾斜に変わっている。

夕食前に水分補給し 夕食介助を始めた。
大きな口をあけて 良くかんで呑み込んでいた。
食後 スイカふた切れとお茶を飲んで貰った。

食後の口腔ケア等では 口を大きく開けてくれた。
トイレ誘導後 いつもの時間に就寝とした。

就寝後も穏やかに眠っており トイレ誘導も覚醒していた。


2012年06月03日(日) 穏やかな休日


涼しくなるとの予報に期待していたが むしむしする一日となった。

ショートから帰宅してから左傾斜が強くなっている。
1日座りなおしをしてもらった。
具合が悪いのだろうかと注意してみているが特段の変化は見られなかった。

午前中と午後 立位と歩行を少し頑張って貰った。
少しずつ改善されつつあるがあと1歩というところだ。

昼食前に入浴してもらった。
左傾斜が強いので足を洗う時などバランスが悪くなって怖がった母だった。
湯船に浸かっている時は非常に気持良さそうだった。

風呂上りに スイカを食べて貰って水分補給。
それからゆっくりと昼食。

昼食後も穏やかに過しており 夕食の支度をニコニコしながら見ていた。
夕食前に水分補給した時少し噎せた。
トロミが少し薄かったようだ。
一回に口に運ぶ量を減らしてゆっくり飲んでもらったら改善された。
夕食は順調。

就寝はいつも通りで就寝後のトイレ誘導も順調。


2012年06月02日(土) ショート帰り


金曜日母は元気に帰宅した。
嘔吐止めを服用後は落ち着いていたようで入浴して帰宅した。

帰宅に合わせてケアマネさんとケアプランの確認。
確認後母が帰宅して母の顔をみて帰られた。

夕食は 少し控えめにした。通常の9割。
ショート帰りは水分が不足気味のためお茶をたっぷり飲んで貰った。

食後 トイレ誘導で「大」排出。
これでちょこっと安心。

夜はぐっすり眠っていた。
つまりは 尿量が少ないという事だ。

今朝も少し濃い色の尿だった。
1日水分補給に配慮してお昼ごろには透明になった。

朝は いつもより早く起きて貰って椅子に座ってもらっていた。
食欲は普通。
言葉は殆ど発せず静かだが 覚醒しておりこちらの問いかけにはしっかりはっきり頷いて返事してくれた。

洗濯物を干して戻ったら「わぁっ♪わぁっ♪」とまるで久しぶりに出会うよな反応をしていた。
このようにしっかり反応する時と 目の前で手をかざしてみても全く母の目には見えない時もある。
これが 1日の中で幾度かある。
おそらく そういう時「ひとりの世界」に入り込んでしまっているんだろう。

昼過ぎ入浴。
少し蒸しているのでぬるめのお湯に浸かって貰って早々に切り上げた。
立位時 膝が曲がって歩行が危ういので立位と座位のリハビリや歩行リハビリをしてもらった。
幾度かするうちに少し良くなった。

夕食もいつも通りに食べる事ができて 食後スイカを食べて貰った。
カットスイカのワンパックほぼ食べきった。
お昼は晩柑の絞り汁にトロミをつけたものを飲んでもらっている。

ゆっくりと休息して いつもより少し遅めに就寝。
就寝後のトイレ誘導は 眠そうだが覚醒していた。

この土日の在宅でいつも通りに戻れたらいいなぁ。


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