大谷由里子『はじめて講師を頼まれたら読む本』メモ。「引き受けたからには、あなたはもう『講師』です。『いい話をする』ことを意識せずに、『何を伝えるといいのか』『何を伝えてほしくて自分が呼ばれているのか』をしっかりとリサーチして話を組み立てることが大切です。それが講師の『志』です。」(p35)
松岡博子『「骨盤」でやせる!』メモ。「ゆがんだ体はねじれたゴムホースのようなもの。ねじれたホースの先からは水が出にくくなり、ねじれた部分から後ろには、水が押し寄せて膨らみ、破裂寸前になる。こうした状態が体の中で起きるのである。」(p67-68)「骨盤のゆるみ→老廃物が蓄積される→肥満になる→老化が早まる」(p69)
野口晴哉『整体入門』メモ。合掌行気法。「まず合掌して指から手掌へ息を吸い込んで吐く。その合掌した手で呼吸する。」(p27)「よく『健康にしてもらいたい』という人がおりますけれども、健康というものは自分で産んでいかなくてはならない。人からもらうものではない。自分で運動を調節して自分で作っていく。自分の生活の反映が今の健康なのです。」(p47)「異常なら自分の使い方の結果が異常なのです。だから異常を起こしてそれを治そうとするなら、体の使い方を改めなくてはならない。」(p47)風邪の活用。「体重配分計で測っていると、ある人がある時期に、左右の配分が非常にアンバランスになってきて、その左右差がある程度以上になると、風邪をひくということが判ってきました。だから左右差があまり大きくなると、これは風邪をひく前かな、と思うようになりました。ところが風邪を経過すると、そのアンバランスは、ちゃんと治ってしまう。だから風邪は病気ではなくて、体の歪みを正す方法なのだと考えるようになったのです。」(p149)消化器系統の風邪なら脚湯、呼吸器系等なら足湯。左右で体温が違うのも、当然のこと。「左の鼻から息を吸って右から吐けば、頭は働きやすくなる。この逆を行えば休まる。」(p156)「内蔵をいくら検査しても、今自分が何を食べたいか、どんなことをしようと考えているかは他人には判りません。脈の乱れは判っても、それが失恋のためか株が下がったためか、隣の奥さんが新しい着物を着たためか判りません。顔に、他人に見えないしみができたために陰鬱になっていた人もありました。自分の感じの中を確かめ、体の調子を知ることが管理の最初の問題なのだから、他人より自分が主役であるべきです。」(p219)体癖論。
末永蒼生『色の力色の心理 』メモ。「子供の絵でも、幼児のように感覚的に、あるいは無意識的に色を選ぶ場合は、生理的といってもいいような共通の意味がみられる『分母色彩』。しかし、知識や記憶がインプットされる年ごろになると、その子供の色の記憶にも固有の意味がこめられ、『分子色彩』のイメージが表現されると考えられるwかです。」(p119)「僕たちが仕事で心のバランスを崩すいちばんの原因は、仕事の量や給与面の不安以上に、人間関係のようです。」(p192)「子どもたちにとっての創作活動は、じつは自分のヴィジョンを実現して生きていくための人生のシミュレーション体験なのだと、僕は思っています。」(p208)寝る前の色でのメンタルケア。「仕事場や家庭で、人間関係を見直す方法についてこれまで述べてきましたが、コミュニケーションに対する不安から抜け出す方法は、じつはとてもシンプルです。『他人の評価を気にする生き方』から、『自分がどう生きたいかを大切にする生き方』へと価値観をシフトすればいいのです。『人がどう思ったとしても、私の生きたいようにいきていけばいい』と覚悟するのです。」(p224)「僕の色彩心理学の研究は、何より自分との対話に役立つものとして進めてきました。その第一歩は、自己表現です。人は色を使って感情を表現することにより、心のエネルギーが解き放たれ、同時に充電することができます。それが自分で自分の心を元気にするということです。」(p237-238)