2014年04月22日(火) |
幕内秀夫『じょうぶな子どもをつくる基本食』★★★☆☆ |
幕内秀夫『じょうぶな子どもをつくる基本食』
メモ。
「そしてその色メガネは『量と物質』はよく見えても、『質と精神』を観るにはあまり適さないように思えてなりません。」(p50)
「パン食には季節の野菜も魚介類も合わないのです。つまり、パンを主食にしているということは、子どもを野菜嫌い、魚嫌いにさせているようなものです。」(p104)
「乳ガンの患者さんに食生活を聞いてみると、驚くことにみなさんほとんど同じようなメニューなのです。(略)糖尿病の患者さんの食生活もたしかに似ているのですが、乳ガンの患者さんたちの食事はそれ以上に似ているのです。」(p105)
・ごはんが異常に少ない ・パンでは物足りないので、甘いお菓子やケーキ、クッキーを常に食べる ・煮物より揚げ物が多い ・果物が多い
「つまりごはんを食べないで、パン、砂糖、油、果物などでカロリーをとるという食生活をしていたということです。」(p106)
ごはん、みそ汁、漬け物、お茶。 これがよいとされる日本の伝統食。
「ただ、子どもはカロリーの低い野菜、季節感がはっきりしている野菜は好みません。特に春野菜のように緑の濃い野菜やアクの強い野菜、夏の薬味的なものは嫌いです。でも、それは当然のことですがから、無理をして食べさせることはありません。」(p126)
大切なことは、親や大人がおいしそうに食べる姿を見せること。
「白砂糖は酒やタバコと同類で、麻薬のようなものです。」(p154)
「日本ではまだまだ低血糖症の問題はそう大きくとり上げられていませんが、アメリカでは大きな社会問題になりつつあります。」(p160)
食生活の土台となる10条 1条 飲み物は水、麦茶、番茶 2条 ごはんをしっかり食べさせる 3条 朝食は「ごはん、みそ汁、漬け物」 4条 カタカナ主食は日曜日 5条 子どものおやつは食事 6条 食事はゆっくりと楽しく 7条 ごはんは未精製の穀類 8条 副菜は野菜を中心に 9条 動物性食品は魚介類を優先 10条 食品の安全性にも配慮しましょう
幕内秀夫『じょうぶな子どもをつくる基本食』
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