2013年12月15日(日) |
OJTソリューションズ『トヨタの片づけ』★★★☆☆ |
OJTソリューションズ『トヨタの片づけ』
メモ。
「『いつまでに』の期限はできるだけ短く」(p72)
「終わると同時に処分!」(p73)
「トヨタには『人を責めるな。しくみを責めろ』という言葉があります。それを基本姿勢として繰り返し口にしています。」(p82)
「そうした人間の心の弱い面を理解したうえで、『捨てるためのルールをつくる』『期限をもうける』といった『しくみ』をつくることが大切です。精神論だけでは、片づけは実行できないのです。」(p83)
「人目につくようにすれば、モノはたまらない」(p88)
おうちでいうと、来客予定を定期的に入れるのがきれいを維持するコツなのと同じ。
「ヒマだから、ついつい余計な作業をしてしまう」(p94)
全体を俯瞰して、することしないことを決め、それを守る。
「先に入ってきたものから、先に出しなさい」(p100)
滞らない仕組み作り。
赤札作戦。 「赤札作戦では、『使うもの』についてはそのままにしておきます。 『使わないもの』『使えないもの』に赤札を貼っていくのです。」(p118)
赤札に記入するのは、場所、品名、数量、使用頻度、理由、責任部門、期限、処置方法など。
「フォークリフトの運転に習熟するよりも、フォークリフトでモノを動かさなくてもいいようにすることが最優先。付随作業がゼロになるよう整頓することに、すぐ着手すべき状況なのです。」(p136)
収納テクニックに習熟するよりも、テクニックを使わなくても使いやすいようにすることが最優先。 ムダの蓄積を根本からなくす。
「『モノを探している時間』はお金を生まない」(p137)
見える化。 「『見よう』としなくても『見える』が大事」(p172)
「マップ図」の掲示で迷わない仕組み作り。
定位置、場所の決め方。 「人の動きから、モノを置く場所を決める」(p184)
棚の管理の基本原則、三定。 「1 定位置(モノの位置:モノをどこに置くか) 2 定品(モノの種類:どんなモノを置くか) 3 定量(モノの量:どのくらいを置くか)」(p189)
「どこに戻せばよいか一目瞭然の『姿置き』」(p190)
「そうじも仕事のひとつ」(p198)
その時間を予定に組み込む。 そうじしやすい仕組み化をする。
「清掃は点検なり」(p208)
小さな変化に気づくことができる。 また清掃そのものもチェックできるように仕組み化。
「うまくいかないことには、その理由が絶対にあるはずです。『守らない』のではなく、『守れない』合理的な理由があるケースも少なくありません。その理由が何かを部下に聞いていかないといけないのです。」(p221)
家族であれば、家族に聞く。そして改善。
「トヨタの指導方法の基本は、『現地・現物』。いかなる指導も机上ではなく、徹底して現場で行うのが原則です。」(p223)
現場、現物、現実、原理、原則の五現主義。
「整理・整頓や清掃も同じ。『何のためにするのか』という目的がわかっていないと、一時的な活動で終わってしまって、継続できません。」(p226)
維持のためには、きび団子も大事。 「整理・整頓や清掃が自分の利益になることを伝えないと、自発的に取り組むようにはならない」(p235)
OJTソリューションズ『トヨタの片づけ』
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