2012年04月28日(土) |
哀川翔『俺、不良品。』★★★★☆ |
『俺、不良品。』
【内容情報】(「BOOK」データベースより) 一世風靡セピアの一員として芸能界デビュー、解散後は俳優として才能を発揮、以後100本のVシネマ作品に出演を果たしながら映画のプロデュースもこなす哀川翔。その生い立ちから現在までを自らの手で綴り話題を呼んだ自伝が待望の文庫化。
【目次】(「BOOK」データベースより) 第1章 鹿児島時代/第2章 一世風靡セピア/第3章 役者への道/第4章 結婚・家族/第5章 俺の仕事/第6章 これから メモ。
「1人はいるんだよ、絶対。1人は勇気を与えてくれる人がいる。みんなが敵だと思うなよ、そういう目で見ろよと。助けられてることいっぱいある。」(p106)
「俺、できないことは初めからやらないけど、できることは最大限やる。実際できるって思ったことは、いままで全部やってきてる。」(p107)
新幹線の車掌室立てこもり男事件。そのスジの人と一緒に、ドア開けて突入し、解決。 「なんか俺、そういうの多いんだ。『だれもいなかったら俺がやれってことか』と思っちゃう。しょうがないよね、そういう気性だから。」(p110)
結婚、新しい家族。 「でも、俺と関わったからには、中途半端な関わりじゃ許さないよ。俺には責任も義務も愛情もあるよ。その後、俺の子が2人生まれるけど、気持ちは一緒だよ。ウチの子供ってことで、5人全部一緒。」(p139)
仕事について。 「無駄なことやってもしょうがない。 例えば、穴掘らなきゃいけないやつがさ、穴掘るために呼ばれてるのに、『どう掘るか一生懸命考えました』って、それじゃしょうがないじゃん。もうどう掘るか考える作業は終わってんだよ。考えなくていいからやれよ、みたいな。いまはみんなで穴掘ってんだよ。それで集めたのに、お前なにやってんだ、って」(p169-170)
「だから、常にうらやましがられる位置にいるより、ドン底を這いつくばって進んでいく姿を見せたほうがいい。匍匐前進でどこまで行けるか。」(p188)
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