2012年03月16日(金) |
『HAPPIER―幸福も成功も手にするシークレット・メソッド 』★★★★☆ |
『HAPPIER―幸福も成功も手にするシークレット・メソッド ハーバード大学人気No.1講義』
メモ。
「習慣というものは、取り除くことがとてつもなく困難です。そしてそれは、よい習慣にとっては、素晴らしくよいことです。 」(p34)
アリストテレスの言葉。偉業は「行為」ではなく「習慣」によってなしとげられる、と。
未来と現在の利益不利益でマトリックスをつくる。 至福型、快楽型(現在)、出世競争型(未来)、悲観型(過去)。
「至福型を目指す人間が心がけるべき、重要なことの一つは、ときには未来の利益のために現在の利益を差し控えることがあっても、可能なかぎり多くの時間を、現在の利益と未来の利益を同時にもたらしてくれる活動に振り向けるようにすることです。」(p64)
この”同時に”がたくさんある人生が理想。
私たちは、内なる声にもっと耳を傾けるべきだ、と。 そのために文章完成プログラムがきっと役に立つ。
「もしも私が、もっと鋭い知覚を人生に持ち込んだとしたら・・・」(p106)
「ただし、時間は限りのある資源です。したがって私たちは、自分にとってあまり重要ではない活動のいくつかを、やらなくする必要もあります。それらの活動に費やしてきた時間を、もっと価値のある活動に振り向けるためにです。」(p110)
人生には、私たちが行いたいだけのことをする時間しか、ない。
意義と喜びと長所。
「真の努力が必要となるのは、パートナーを見つけてからなのです。人間関係のなかで私たちが行うべき努力とは、言うまでもなく、親密さを育むための努力です。」(p197)
「大切な人たちー配偶者、恋人、家族、友人などーに、少なくとも月に1度か2度は感謝の手紙を送ることを、ぜひ習慣にしてください。」(p198)
「それほど多くの時間を必要としない活動ー喜びと意義をもたらしてくれる、数分から数時間で行える活動ーを、私は『幸せブースター』と名づけています。」(p204)
これは選択理論心理学でいうところの、コントロールタイム、クオリティタイムかな? ”幸せブースターリスト”を作るのも有効。
できるかどうか、ではなく、どうやったらそうなれるのか、を考えること。
生活を単純にする。 何を単純にできるだろうか?
時間的豊かさと幸せは直結しているが、物質的豊かさはそうではない。
忙しすぎず、暇すぎないことも大事。
「双方に究極の通過をよりたくさんもたらしてくれるのは、どちらの道だろう?」(p272)
これはまさに、「よりよい責任」。
「私たちは、幸せに生きたいのなら、過去や未来ではなく、今を生きなくてはなりません。しかも、つかの間の喜びばかりを追い求めるのではない、充実した今をです。」(p279)
「持続する大きな幸せは、ほとんどの場合、一つの劇的な出来事によってではなく、幸せな体験を一つ一つ積み重ねていくことで、少しずつ、徐々に築かれるものなのです。」(p280) 『HAPPIER―幸福も成功も手にするシークレット・メソッド ハーバード大学人気No.1講義』(Amazon) 『Happier』(楽天)」
|