佐藤伝『1日5分頭がよくなる習慣』メモ「ゆっくり3回、早く3回口に出すのが、暗記の基本だ!」(p116)「3分で45個の英単語を覚えるには、紙を2枚、用意する」(p139)「人は、意味のないことを続けることができない」(p146)ナチが行った二つのバケツの拷問。「勉強し夢を叶えるためには、目標、スピード、人脈が大切になる」(p177)佐藤伝『1日5分頭がよくなる習慣』
ドミニック・ローホー/原秋子『シンプルに生きる』メモ「ものを減らすことかはじめて、時間の使い方やひとづきあい、自分との向き合い方まで、あらゆることをシンプルにすると、たくさんのものに囲まれていたときよりもずっと、心が豊かになり、幸せな時間が過ごせるようになります。」(p4)「自分が本当に必要としている、お気に入りのものたちだけに囲まれていれば、平穏な気持ちで暮らすことができるようになるに違いありません。」(p33)「ものを購入するということは、つまり、自分のからだの一部となるものを買うということ。」(p40)「身のまわりを片付けながら、わたしたちは自分自身の心の中も整理しているのです。」(p47-48)「ゆったりとした空間にいると、自分の存在を支配しているのは自分自身だ、ということが実感できます。」(p53)「家のなかは、ものではなく、住むひと自身が主役です。」(p61)「服は、わたしたちの友にもなれば敵にもなり得るものです。」(p71)「わたしたちの命、それはまさに『今日』なのです。」(p86)「毎日の積み重ねがあなたの将来を作るーだからこそ、シンプルな時間管理で時間の質を高めることが大切なのです。」(p87)「まわりが望んでいるような自分ではなく、こうありたいと思う自分になるのです。」(p153)「他人に影響力を及ぼす唯一の方法は、そのひとにあなたの生き方、態度や考え方を真似してみたい、と思わせることです。」(p159-160)「貧しさとはお金の有無ではなく、人道的、精神的、知的な資質が低下することを意味するのです。」(p162)「シンプルな生き方を受け入れ、自ら『つつましさ』を選択すると、次第に人生が『豊か』に変わっていきます。逆説的ではありますが、自分を捨てることのできる人が、結局、自分の望むすべてのものを手に入れることができるのです。」(p177)ドミニック・ローホー/原秋子『シンプルに生きる』
『働く君に贈る25の言葉』「仕事ができるかできないかは、『能力の差』よりも『仕事のやり方』(=勝利の方程式)」の差が大きい。正しい仕事のやり方を身に付ければ、少しくらいの能力の差は克服することができるのです。」(p61)「真似る対象となる人を決めて、その人の行動を2週間ほど研究すれば、なぜその人が優れているのかだいたいわかるようになります。大事なことは、その人から学んだことを、すぐに実行することです。そのまま同じことをやればいいわけではありません。自分流に応用してみるのです。」(p62)「つまり、遅刻をするということは、相手の人生のかけがえのない時間を奪っていることにほかならないのです。」(p68)「すぐに走り出してはいけない。まず、考えなさい。」(p78)「だから、あえて制約を求めなさい。人は、制約があるから成長するのです。」(p83)「大切なのは、『どの仕事が重要なのか』を正しく見極めることです。つまり、『事の軽重』を知ることが仕事のキモなのです。」(p95)「タイムマネジメントは、時間を管理することではありません。仕事を管理することです。」(p96)「君の話に魂を込めるのは、君の生き方以外にないのです。」(p111)「自立した人間とは、自分の力で環境を変えていこうとする人間なのです。」(p132)「その人の存在そのものが、周りの人たちを元気にする。その人がいるだけで、周りの人にも自然とやる気が湧いてくる。そして、『また、この人と一緒に仕事がしたい』と思える。そんな人こそが、リーダーなのです。」(p144)著者の母が、いつも心の中で語りかけてくれている言葉。「運命を引き受けて、その中でがんばろうね。がんばっても結果が出ないかもしれない。だけど、がんばらなければ何も生まれないじゃないのーー。」(p179)生き抜く知恵と覚悟を教えてくれた良書でした。佐々木さん、ありがとうございました!
『心のなかの幸福のバケツ』メモ。「見過ごされた調査」(p47)1925年、エリザベス・ハーロック博士が行った。算数のテストを返す時に教師の態度で生徒にどんな影響が出るか調べた。名前を呼び皆の前でほめる、名前を呼ぶが出来が悪いと叱る、無視する、それらを見せないよう別室へ移動の四つのグループにわけた結果は驚くべきものだった。(というか納得できるというか)ほめられた生徒と叱られた生徒は二日目は成績がよくなったが、叱られた生徒はその後は成績が急降下し、無視された生徒たちと変わらなくなった。全体を通して成績が上がった生徒は、「・褒められた生徒…71パーセント・叱られた生徒…19パーセント・無視された生徒…5パーセント」(p48)「ポジティブになるための5ケ条1.バケツの水をくみだすのをやめる2.人のよいところに注目する3.親友をつくる4.思いがけない贈り物をする5.相手の身になる」(p82)「ポジティブ度テスト1.過去24時間以内に、誰かの手助けをした2.私はとても思いやりがあると思う3.ポジティブな人といるのが好きだ4.過去24時間以内に誰かを褒めた5.周りの気持ちを明るくするコツを覚えた6.過去24時間以内に「あなたを気にかけている」と本人に伝えた7.ポジティブな人と一緒にいると能率が上がる8.どこに行っても知り合いを作るように心掛けている9.自分がほめられると誰かをほめたくなる10.この1週間の間に自分が聞き役になって誰かに目標や希望を存分に話してもらった11.落ち込んだ人を笑わせられる12.同僚や友人を本人が気に入っている呼び方で呼ぶようにしている13.同僚が素晴らしい仕事をしたらそれに気づく14.いつでもだれにでも笑顔で接している15.良いことをしている人がいればほめたくなる」(p88)「すばらしい人間関係ができれば、人生の満足度は飛躍的に上がる。有名な心理学者のエド・ディーナーは『自分が幸福だと強く感じている人たちは、質の高い人間関係をもっている』という。」(p89)逆もまた真なり。「確実に相手に伝わるかたちでバケツに水を注ぐには、相手に合わせることがカギになる。」(p94)自分がしてもらいたいこと、ではなく、相手がしてもらいたいと思っていることをする。その方が確実に注げる可能性が高いから。まずは笑顔から、始めたいと思います。にこっ。『心のなかの幸福のバケツ』(楽天)『心のなかの幸福のバケツ』(Amazon)
ウイリアム・グラッサー/カーリーン・グラッサー『結婚の謎』メモ。「したがって、私の結論はこうです。多分鳥類および哺乳類にとって、楽しみはある種の行動に対する遺伝的報酬だ、ということです。(略)私たち人間は、一生涯学び続ける存在です。そこで私たちは一生遊び続けることになるのです。」(p75)「ここで重要なことは、自分たちが楽しむためには、外的コントロールを取り除く必要があるかどうかを検討することではありません。まず何よりも、何かを一緒に楽しむことです。楽しくなれば、外的コントロールは自然と減っていきます。そして、減っていけばいくほど、もっと楽しくなります。結婚関係では楽しみこそ、最も確かな『双方勝利の取り組み』なのです。」(p78)「あなたが将来の配偶者と何よりも比較しなければいけない重要な欲求は、『愛と所属の欲求』と『力の欲求』です。」(p161)「私たちは常に、それが効果的なコントロールかどうかは別として、自分自身の人生を常に思いのままに操作はしています。」(p197)幸せな結婚をするためには、効果的なコントロールを選択することが必要。落ち込み行動を選択する時の三つの理由。「(1)怒れば物事をさらに悪くすると分かっているので、怒りを抑制しようとする。(2)夫か誰かがあなたの言うことを聞いて、助けてくれるのを期待する。(3)もっと効果がある事柄や、夫と別れるといった多くの労力を必要とする事柄をしないで安易に済まそうとする。」(p202)他人に、だけではなく、「『七つの致命的習慣』を自分自身に使うことはないのです。」(p242)「もし精神的健康と呼ばれるものが存在するとすれば、私にとって、精神的健康とは自分自身を笑って楽しめる人であることです。」(p251)
『時間とムダの科学』メモ。「大事なことは必ず中間地点を設けることです。」(p51渡邉美樹さん)「計画には毎日修正を入れていく必要があります。これがとても大事なポイントで、毎日の計画を修正できる人間が、最終的に計画を達成できるのです。」(p52渡邉美樹さん)「想像する力は意志の力よりも強いものです。」(p54渡邉美樹さん)「きちんとした目標というのは、それが言葉で言える、さもなければ絵に描ける、ということだ。」(p75畑村洋太郎さん)「構造上の理由でレールの振動波が突然変わる個所が、一番脱線しやすいのである。」(p79畑村洋太郎さん)「『少年ジャンプ世代』は状況が向こうから勝手にやってくるという、わかりやすい起承転結の物語しかしらない与えられたものに盲目的に従うだけで、自分で道を切り開くことができない。」(p93大前研一さん)「人間が変わる方法は三つしかない。一つは時間配分を変える、二番目は住む場所を変える、三番目は付き合う人を変える。この三つの要素でしか人間は変わらない。もっとも無意味なのは、『決意を新たにする』ことだ。かつて決意で何か変わっただろうか。行動を具体的に変えない限り、決意だけでは何も変わらない。」(p95-96大前研一さん)「買えない。雇えない。価格もない。簡単に消える。蓄積もできない。したがっていつも不足している。他のものに代替ができない。しかも、人間に付きまとって離れない。これなしで生きるのはむずかしい。それが時間である。」(p105枝川公一さん)「古いものの計画的な廃棄こそ、新しいものを進める唯一の方法」(p109枝川公一さん)完璧な時間管理を自らも行っているドラッカーは、「『ひとつの仕事に必要な時間を過小評価する』人、『急いでやろうとする』人、それに『同時にいくつかのことをする』人を槍玉に挙げて、彼らはよく働くわりには成果があがらないと指摘してはばからない。」(p113枝川公一さん)「ドラッカーは優先順位の法則として、次の四つを挙げる。1、過去ではなくて未来を選べ。2、問題ではなくて機会に焦点をあわせよ。3、横並びでなくて独自に方向を決めよ。4、無難で容易なものではなくて、変革をもたらすものに照準を高くして合わせよ。」(p116枝川公一さんポストイットの達人。「『ついで』という言葉の裏には、ニュアンスとして偶然性がある。それをいかに必然に置き換えていくかが、時間という限られた資源を有効に活用するポイントである。私はそれを『「ついでに」のシステム化』と呼んでいる。」(p187西村晃さん)「自ら最適な行動パターンを考え、『紙に折り目をつけるように繰り返しているうちに』自然に行動できるようになり、無意識行動に切り替わる。迷いやムダな動きがなくなり、スピーとアップにつながり 、精神的な負担も軽くなる。」(p195掘見洋継さんの話。ライター斎藤栄一郎さん)