活字中毒のワタシの日記

2011年09月17日(土) 飯田久恵『どこに何があるか、すぐわかる収納術』★★★☆☆


どこに何があるか、すぐわかる収納術

メモ。

「家の中でもっとも多く過ごすのはリビングではないでしょうか。なぜなら、リビングは家の中のいちばんいいところにあり、明るく、気温も快適。過ごしやすくできているからです。
だからモノが集まるのです。そう考えると、そのリビングに収納スペースを確保するのは当然のおとだと思います。」(p29)

棚の使い方の4つのルール。

・大きい物は直置き
・まとめておいた方がいいものは箱
・細かいモノは引き出し
・自立しないモノは立てる

「使いたい場所が最適な置き場所」(p42)

「捨てる気持ちを熟成させる『熟成箱』というところでしょうか。」(p45)

「飛行機のコックピットが理想」(p72)

「あるべきところに、あるべきモノ」(p73)

ためしてガッテンの実験。同じ間取りの主婦三人。歩数とアクション数の差。

「衣類収納の方法は、吊るす、棚に置く、引き出しに入れる、この3通りしかありません。」(p107)

モノが片付く5つのステップ。
「STEP1 モノを持つ基準を自覚する
STEP2 不要品を取り除く
STEP3 置く位置を決める
STEP4 入れ方を決める
STEP5 快適収納の維持管理
片づかなくなったら繰り返す」(p122-125)

「家の中が片づいていれば、たとえ他人のお世話になることになっても、迷惑をかけることはないでしょう。
『いつ誰が来ても、どこに何があるかわかる』そんな生活こそが、豊かな老後を応援してくれると思っています。」(p127)

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2011年09月16日(金) 泉正人『「仕組み」整理術 』★★★☆☆


「仕組み」整理術
泉正人

メモ。

「『仕組み』とは、
『誰が、いつ、何度やっても同じように成果が出せるシステム』のことをいいます。」(p5)

「本書の目的は、
『仕事を整理する「仕組み」を作り、そのノウハウを身に付け、あなたの成長へとつながる大切な「時間」を手に入れること』にあります。

「『整理できない人』は、単にコツを知らなかったり、整理のルールが決められていないだけなのだと思うのです。」(p27)

「『仕組み』は導入して、継続してできるようになるまでに、ほんの少しだけ手間がかかります。」(p35)

「[『仕組み』整理術]の原則
・基本は「統一化」「一元化」「自動化。」
・ルールを設け、徹底して実践する/
・ムダな時間を削減することを目指す。
・整理しすぎない。
・整理した時間を有効活用する。」(p39)

整理の対象は、机の周り、パソコン、頭、時間。

「『仕組み』があれば『記憶力』はいらない」(p41)

「『整理』とは、欲しいものがいつでも取り出せて、活用できるという状態にあることを指します。『いかにしまうか』ではなく『いかに活用するか』が重要です。」(p49)

「整理のプロセスには左の図のように『分類する』『保管する』『取り出す』『戻す』などがありますが、全プロセスにかかってくるのが『捨てる』です。」(p54)

「本から学び取ることは、本自体よりも『中身』だと思っていますので、その中身を自分だけのデータ(本)として保管し、後は捨ててしまうのです。」(p87)

「まずは始めてみることが大切です。」(p90)

「1開いたメールは一度しか読まない。
2判断は五秒以内
3短く、簡潔に書く(箇条書きにする、テンプレートを活用)」(p135)

「目の前の重要な仕事に対して脳をフル回転させて取り組めるようにするには、頭の中から懸念事項を取り除き、『空っぽ』の状態にさせておく必要があります。」(p147)

「TO DOの効果
・懸念事項がなくなり、頭の中がスッキリする。
・思い出す時間をゼロにすることができる。
・その結果、目の前の仕事に集中できる。」(p151)

「ルーチンワークを誰でも確実に実行できる『仕組み』の一つとしてチェックリストを活用しています。」(p160-161)

「守られなかったり忘れられるようなルールなら、作るだけムダです。作った以上は絶対に守るような仕組みを作らなければいけないのです。」(p177)

たとえばリマインダーメール。いつでも見えるようにしておく、など。

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2011年09月06日(火) 『当事者が語る大人のADHD』★★★☆☆

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心に残ったところ。

「自分の至らない点を努力で改善するのは、ADHDであろうとそうでなかろうと共通して大人の責任なのであり、また完全な人間はいない。だから、誰でも努力をして向上する心を失ってしまえば、原因がなんであれその結果、つまり敗北を引き受けなければならない。」(p15)

「そこでまず、何が自分を不安にしているのか知る必要があります。先延ばししていること、自分の気分を重くしているものなどを具体的に紙に書き出すことによって、問題が明確化されますので、とにかく思いつくものすべて(たとえそれが小さなくだらない、と感じられることであっても)リストアップしてみましょう。

そして、その次に一週間に自分ができる現実的な数のものをそこから選び、実行します。ここで大切なのは、この『現実的な数』というところです。」(p57)

5〜10個が目安だそうです。
しかも最初の方は難しい内容ではなく簡単にできそうなことから、と。

鬱という二次障害を改善するためには、
「自分を大切にするって、『自分の心と体を大切にすること』です。」(p67)

「やりたいことはやればいい。だめなら、やり直せばいいと思う。」(p106)

「(略)”この話題は自分がわかっているから(主語がなくても)大丈夫だろう”などとなめてかかると、日常会話よりは決まりきったことをきかれる場合の多い面接においても、往々にして失敗を犯すことになりがちだ。」(p123-124)

「何でもかんでも完全にやろうとせず、自分で妥協できる範囲ですませる。(略)本業などに全力を注ぐためには、優先順位で下位のものは手抜きをしなければならない。」(p185)

「癖にする」(p185)
無意識にできるようになるまで、繰り返す(よう努める)。
切符をいつも決まった場所に、は私も数年前からやっとやるようになって、それからは改札で泣きそうになることがほぼなくなりました。

「結局、ひらめいただけで結果が出なければ、単なる自己満足に終わる。ひらめきをいかに形にして実現させるかを、ADHDとしては学ばなければならないのだ。」(p226)

器用貧乏。
でも雑学が人生に、仕事に役に立つこともある。

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