2011年08月19日(金) |
山本ふみこ『こぎれい、こざっぱり』★★★☆☆ |
山本 ふみこ オレンジページ 『こぎれい、こざっぱり』
心に残ったところ。
戸棚の内側にいっぱいシールを貼らせて。(そこ以外は貼らせないようにして)
「家のなかにも、そんなきわどいーつまり、イライラの種になるか、のちにいい思い出になるかというような、わかれ道が出現する。 『シールの国』は、わたしにしては、なかなかいい判断だったなあ。」(p45)
「かわいいおばあちゃんになりたいって? いま全然かわいくないのに、年とっていきなりかわいくなるのは無理だ!」(p77)
タオルやボロ布が、介護や応急処置、救急医療に非常に役立つ。 その時に使いやすいように、使い古しをカットしてあるとベストだと。
「モノたちは、ときに、とっても助けになる。 モノたちは、ときに、わたしの邪魔をする。」(p87)
「つまり、モノに値打ちを吹き込むのは、わたし自身だということだ・・・・・・。」(p87)
役立つモノは何か。 役立ってくれるモノは何か。 役立たないモノは何か。 邪魔をするのは何か。 それを自分にとってどうか、を基準に見極めること。
モノをおかしな悪女にしないために。 「・モノの置き場所、しまい場所、つまり定位置を決める。 ・たくさん持たない。 ・たまには、手入れをする。 ・はみ出しやすい小物を集め、それぞれ区切って収納するコーナーをつくる。」(p89)
はがきを書くのがきらいではないのに、なぜかおっくうになってしまうとき。 もしかしたら、 「はがきを書くとき、字も書いて、絵も描く、という両方をすることが、かさ張っているのかもしれない。それなら、時間のあるとき、絵ばかりを描いておこう。」(p132)
「こんなささやかなことで、ものごとというのは、収まるものなのだ。システムづくりというのは、そんな一面がある。」(p148)
うまく行かないときは、システムが原因なことがほとんどではなかろうかと最近思います。 できることは、まだいっぱいある。
「あきれられることをする、というのが、好きときている。 あきれらても、ばかにされても、やりたいことはやるんだ。」(p172)
自分のやり方で、いい。 好きなことを、好きなように、しよう。
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