活字中毒のワタシの日記

2010年11月30日(火) 大島武『相手の聞きたいこと」を話せ!』★★★★☆


大島武
「相手の聞きたいこと」を話せ!

メモ。

「プレゼントいうのは一見、『企画』や『物』を売っているように思えるが、実は最終的に売るのは『人』、つまり自分自身なのだ。相手に、いかに『この人と仕事をしたい』と思わせられるかが、カギなのである。」(p161)

「いずれにせよ、人の第一印象は、まず見た感じから作られる。」(p162)

「会場をホームにしてしまえ」(p173)

表現と表出の違い。

「パフォーマンスやプレゼンテーションはまさに、相手に情報を与えることで、ある方向に動機づけさせるための『表現』なのである。」(p186)

「言われたことを、相手の期待よりも一段高いレベルで行う。こうした週間をつけると、ここいちばんの意見も通りやすい。」(p200)

理想のリーダーシップ。
「まず、理屈に合った明確な指示ができること。次いで、相手に伝わる熱意があり、人格的に尊敬できること。最後に、きつい仕事でも逃げない忍耐強さがあること。」(p200)

「真の聞き上手とは、相手に『この人ともっと話したい』と思わせる人のことである。」(p220)

「そういう聞き上手になるためには、2つのポイントがあると思う。一つは、相手に伝わる形で理解と共感を表せること。もう一つは、いい質問ができることである。」(p220)

「私は社会人になってから、驚いたことがある。こちらが暑中見舞いや年賀状、挨拶状などを出した際、『私のことなど、別に気にも留めないだろうな』と思っていたような偉い人ほど、丁寧な返信をくれるのである。」(p238)

著者の父。
「『偉い人だから筆まめなのではない。きみのような目下に対しても礼儀をたいせつにするような人だからこそ、偉くなったんだ』」(p239)

著者がカウンセリングを受けていた時の医師の言葉。
「『自信というものが自然にわいてくるということは、絶対にありません。一気に自信を回復するということも、そうはありません。小さな成功体験を積み重ねて、そのたびごとに少しずつ自信を積み上げていく。その方法しかないのです』」(p246)

「コミュニケーションのなかで、小さな成功体験を積み重ねていくこと。そのためのプレゼンテーション・マインドだと、私は思っている。だからこそ、親となる人にプレゼンテーション・マインドを持ってもらい、それを子どもに伝えてほしい。」(p246)

「相手の聞きたいこと」を話せ!



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2010年11月29日(月) 斉藤茂太『どんなグズもなおる本』★★★★☆


どんなグズもなおる本
斉藤茂太

メモ。

「僕が忙しいときは、どこかでなまけたときなんだよね。」(p23)

「『自分にはなぜ、時間がないのか』をとことん考えて、どこで時間の無駄遣いをしているのかを洗い出し、行動パターンを改善したんです。忙しい自分から、ボチボチ忙しい自分になるために」(p23)

「頭の中で漠然と、『こういう行動はまずいよなぁ』と考えているだけでは、同じ過ちを繰り返すだけ。きちんと文字にしてリストアップするところから自覚が生まれ、改善に向けて行動を起こす意欲がわくのだ。」(p36)

「ポイントは、動作そのもののスピードを上げることではなく、時間感覚を磨くことである。
そこで提案したいのが、一つひとつの動作にかかる時間コストを試算してみることだ。」(p56)

「家事には、日々繰り返されるものもあれば、何日、何週、何ヶ月に一度程度の割合で取り組めばいいものもある。スケジュールを立てておくほうが、『やり残し』なくスムーズに進められるではないか。」(p73)

即答がいかに意欲を伝えるか。

「新しいことに挑戦するときに、もっとも大切なことは、現在の自分の能力を考慮してできるかできないかを予測することではなく、『やる気』があるかないかである。これを忘れてはならない。」(p125)

「人間というものは心躍るイベントが待ち受けていると、何とか時間に間に合うよう駆けつけるために『火事場の馬鹿力』を発揮できるからだ。しかも、集中力が高まるぶん、仕事が雑になることはなく、むしろいつもよりいい成果が挙がることも多い。」(p139-140)

「何だっていいのだ。とにかく自分が好きで得意なことをすれば、そのうち自信がみなぎってくるに違いない。
人は自信をなくすと、気持ちに余裕がなくなるために、行動力が衰える。そして行動できない自分に苛立ち、ますます心のゆとりを失う。
この悪循環を断つために、『やる気』が起きやすい得意な作業に没頭し、行動するなかで自信を回復させて、気持ちの余裕を取り戻す必要があるのだ。」(p166)

「自分に自信を持つこと、それが『やる気』を引き出すいちばんの秘訣なのだから。」(p166)

「自分を好きになる『鏡の前のセルフ訓練』」(p212)

「そもそもの間違いは、『いま』できることを、『後で』とか『いつか』といったあいまい時制に設定することにある。ならば、時制を明確に『いま』と限定することだ。『”いま”しかない』と思えば、やる気も起こってくるものだ。」(p225)

どんなグズもなおる本



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2010年11月28日(日) アン・デマレイス/バレリー・ホワイト『「うん」と言わせる社交術』


「うん」と言わせる社交術
アン・デマレイス/バレリー・ホワイト
ヴィレッジブックス

メモ。

「魅力的な会話とは、双方向なものだ。」(p124)

「ある研究によれば、会話の達人といわれる人には二つの特徴がある。ひとつは会話の目的を考え、意識的に行動することだ。(略)もうひとつは、柔軟に対応できることである。」(p125)

「自分の弱みや失敗を明るいユーモアとともに語ることは、相手との結びつきを作るいい方法である。そうすることで相手は気が楽になり、あなたといてくつろげるようになる。さらには彼ら自身が直面した困難について打ち明けるきっかけにもなり、より深いつながりに発展する可能性が生まれる。」(p152)

「自分がどんな第一印象を与えているかを知る」(p215)



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