2004年08月25日(水) |
松山真之助『早朝起業』★★★☆☆ |
『早朝起業―「朝5時から9時まで」の黄金時間を自分のために使う方法』 松山 真之助 祥伝社 (2004/06)
神経科の待ち時間に読んでしまいました。 副題は、「『朝5時から9時まで」の黄金時間を自分のために使う方法」。
心の琴線に触れたところだけご紹介。
「結局『夢の実現』のキーポイントは夢を「具体的に描くことができるかどうか」なのだ。 その後も道のりは険しいが、初めがなければ、何事も生まれない。すべては初めの一歩からスタートするのだから。」(P97)
「事業やビジネスとまでは呼べなくても、自分で何か好きなことをやり始めたら、それが苦痛にならないかぎり(ふつう、やりたいことはどんなに手間がかかっても苦痛には感じない)、続けてみよう」(P139)
「だから、何でもいい。何かを思い立ち、外に向かって『出す』という行為を続けることで、オンリーワンになる可能性が高まる。」(P148)
「思いついたらすぐ始める。これがコツだと思う。」(P149)
「起業とは、好きなことをして収入を得ること---そんなふうに思える人にとっては、ある意味でよい時代になってきたとも言える。 {好きなこと+得意なこと+ビジネスになること} これらのエリアの重なりが見つかれば、それは早朝起業のネタということになる。」(P162)
「小石さんは、自分の自由になる時間、つまり「可処分時間」をたくさん持っていることが、これからの時代に『自分らしく生きる正しい姿』ではないかと言う。まったく同感である。」(P186)
この著者はサラリーマンでもあって、始発に乗って始業までの時間に本を読み、それについてのメルマガを発行されている。 無駄な時間を送っていないか振り返り、時間管理をし、人生を楽しもうというあたりは共感できた。私もここの更新は好きだから続いてる。書評じゃないけどね。
でも、ちと、ひっかかるところが。 一応主婦の私の場合「仕事が一段落すると朝食である」っておい!朝食作って片付ける時間は入ってないだろ!とつっこみがあちこちではいりました。 子育て中の主婦向けの本ではなかったけれど(読者もいないって?)ヒントはいっぱいちりばめられてた。 時間の無駄遣い、してるもんな〜。
いやなことから片付ける!のが一番だね。 それと計画をたてること。順に片付けて行くこと。 その積み重ねが、10年後には花開く。 それを信じて、マイペースでやっていきましょー。 ちょっと元気をもらえた本でした。読みやすかったし。
『早朝起業―「朝5時から9時まで」の黄金時間を自分のために使う方法』
ちょっとこの方の考え方、気に入ったので今度はこれを読んでみようと思います。 会社を戦略的に運営する バランススコアカードの使い方がわかる本 松山 真之助 (著)
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