2004年06月18日(金) |
片山恭一『世界の中心で、愛を叫ぶ』★☆☆☆☆ |
『世界の中心で、愛をさけぶ』 片山 恭一 小学館 (2001/03)
ベストセラーですが、保育園で借りることができました。
すごい人気なんですよね。
うわ、アマゾンでも売れてるんだ
せめて文庫になるまで待てばいいのに…。
レビューを見てみたら…わ、私と同じ感想がいっぱい。
泣けない。
お涙ちょうだい。
深さも感じない。
文芸としてもどう?
イマドキはこういうのが流行るんでしょうか。少なくとも売れてるのは間違いない。本を読む人が増えてくれると嬉しいので、これをきっかけにもっと泣ける(三浦綾子さんとかさ)ものへすすんでいってもらえたら嬉しいな、と思う。
けど、これで「やっぱつまんないじゃん本なんて」と思う人の方が多いんじゃないのかと。 本離れが進むのは残念だ。
ただ、ここはなんか心に残りました。
『わたしはね、いまあるもののなかに、みんなあると思うの』(p129)
ラストのしめ方はあれでよいと思うのだけど、もちっとセンチメンタルさが欲しかった。どーせだったら泣かせて欲しかったわ。 タイトルが仰々しすぎたね。
よかったらレビューどうぞ。辛辣〜
『世界の中心で、愛をさけぶ』
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