刑法奇行
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2005年01月09日(日) 白銀は招くよ

 学会打ち合わせのため、北大に行き、札幌に1泊した。雪の舞い散る札幌ははじめてのことであった。札幌駅で滑らない靴を買おうとしたが、普通の靴しか売っておらず、まあ何とかなるだろうと北大に向かったが、案の定、横断歩道で転倒してしまった。うまい具合に、柔道の受け身のように転んだので、お尻を打っただけですんだが、あとでS取さんから、肘を骨折した人もいることを知って、よく生き延びたものだとホッとした。

 北大キャンパスに入ったものの、夏に行った時と違って道が雪で分からない状態であり、すぐ右に曲がったものだから、百年記念会館の前に行ってしまい、立ち往生した。どっかのW大と違って誰1人いないのである。突然、「八甲田山」という映画を想起した。あれは、遭難したのは、高倉健の部隊だったか、北大路欣也の部隊だったか、忘れたが。S取さんの携帯にかけたがつながらず、いのちの危険の危惧感を抱いていたところ、I東さんから、まさに「いのちの電話」である。やっと、図書館にたどり着き、O名木君が来てくれて、助かったのであった。

 学会打ち合わせの内容は、もちろん省略するが、熱い打ち合わせをした後、懇親会場所に予定しているS・ファクトリーに下見を兼ねて、食事に行った。うまいビールに「まいう〜」であった。I東さんは日帰りであったが、S取さん、N井さん、そして、T北大のS藤さんと4人で2次会である。冬の夜の札幌を堪能した。

 それにしても、雪の凄さには驚いた。タクシーものろのろ運転である。時々横滑りがある。思えば、前回の打ち合わせの時は、台風の大雨でびしょ濡れ状態であり、今回は、吹雪で転倒状態であり、学会の時はどうなることであろうか。まあ、気候は穏やかであることを願うが、平野先生がかつておっしゃったように、つかみ合いの喧嘩をするくらい議論が白熱し、会場の中だけは竜巻が起こり、天地創造になることを期待したいものだ。天地無用にとどまってはならないだろう。

ジャスティス for トニー・ザイラー


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