まぶたの裏で雪が積もっていく冬がどんどんしろい
くちびるを寄せるは迸る血の色
一人二役でした
飛ぶよ
いろとりどりの光が窓からこぼれて床に散らばっていた静謐であたたかな正午だった
冷えていっそう甘くなる