
自由に体が動かせて
ものが食べられるということは
なんてありがたく幸せなんだろう

明日晴れたら
明日晴れたら、と
夢ばかりみていたけれど
はっきりと現実のことがわかったので
考えるしかないね
どこに行きたいかを

ひとが築いたものが崩れるのを見てしまった
絆が残酷に裏切られるということを知ってしまった
信じているわたしたちの心は
まるで焼かれているようだ

何もかもが
この手で

信じることが
正しいのかはわからないけど
2008年09月13日(土) |
寂しい赤に頬を寄せて |

もう大人のはずなのに
まだ何にもなっていない
いつ「何か」になるのかな
ちゃんと「何か」になれるのかな
一年なんてあっという間で
瞬きしている間に時間が過ぎていく
寂しいのは秋だからかな

どんどん新しいものが入ってきて
こわくもあるし
面白くもある

今回の出張は今までに比べて格段によく働けた気がするので
すごくよかった気がする
先週の出張もよかったけど
それよりずっとよかった

激しいにわか雨に見舞われ、しばし雨宿り。
雨が止んで蝉が鳴きだし
外の気温がぐっとあがっても、
畳の部屋は涼しいままだった。
墨を動かすと伝わってくる硯の表面の感覚、
蝉の声と池からする水音、
眩しい日差しと薄暗い部屋、
なにもかもが夏で、
うつくしくしずかな午後だった。

目を開けても
まだ夢を見ているみたい
昼間なのに薄暗くて
こんなとき部屋のどこかが
別の世界につながっている気がする
2008年09月02日(火) |
疲れたわけではないけれど |

いろんなものが恋しくなる

どうかおねがい
目よ覚めて
力よわいてきて
この体に