いつも行かないお店ばかりに行った一日だった。
路地裏に、細い階段を上った先に、暗がりの地下に、
わたしの知らない新しい世界があるのだった。
夢を見ても
大人なら
泣かないのかな
明日はひさしぶりに出張!
自由な時間があればいいのに、と思うけれど
わがままは言うまい。
わたしはいつもどこかに行きたいと思っている。
2008年05月11日(日) |
Hello to Summer |
ああ、よく働いた。
空が青くて、風の音が聞こえて、
歩くうちに光と影が交合に顔をよぎってゆく。
疲れすぎていらないことは吹き飛んでいったし、
たまにはこういうのもいいか。
まだ暗い早朝に
寝ぼけたままの声で電話をして、
するべき仕事をして、
もうひと寝入り。
いくら寝ても眠いなんて、
なんだか高校生の頃みたい。
しとしとと雨の音がして
少しさみしかった。
そう、
やさしくやわらかいものでそっとくるんでおきたい
だってあなたは細くて、硬くて、冷たいから
擦り寄って甘えたい
だってあなたは寂しがったりしないから
異常に眠たくって
一日に何度もうたた寝をしてしまうのも、
服を着替えることも出来ずに崩れ落ちて
空が白々とするまで意識を失っている理由も、
頭がぼおっと霞んで
何も考えられなくなる一瞬が何度もあるわけも、
ちゃんとわかっている。
澄んだ瞳は、いつも少し潤んできらきらとしていて、
つややかな髪の毛はしっとりしていて、
けして人前では沈んだ顔を見せず、
何があってもいつもかならず笑顔でいるような、
そんな子がいるので。
わたしは、わたしにないものを持った人にあこがれます。
そのあこがれはとても痛いので
わたしは目を閉じます。
傾いた日に照らされ、電車の長い影が土手に落ちていた。
がたごとと揺られながら
わたしの行き先はどこなのだろうと考えていた。
変わってしまうことも、しまわぬことも、
手を伸ばすことも、ひっこめることも、
決めることができないので、
このままこの電車が遠いところまで
わたしを運んでいってしまえばいいのにと思った。
3日連続河原町、でもまだまだ飽きない。
いつも歩かない先斗町を歩いていたら
はじめて本物の舞妓さんを見かけました。
ただいまどすー、と言いながら店の中に入っていく後姿からは
なんだか華やかできれいなオーラが出てるように見えました。
昨年の同級生と会ってきました。
時間も、量も、熱心さも、社会人に負けないぐらい
がんばっているつもりではあるけれど、
自分で自分の時間をコントロールできる自由があるのは
やっぱり学生ならではのものですね。
自分に甘くなりすぎないように
強くなろう。
薔薇の香りのお風呂、
体の熱を冷ますエヴィアン、
お気に入りの作家の本を少しだけ。
穏やかな夜のはずなのに
肺は痛むばかりで
わたしをいためつける
この不安よ
寂しさよ
ため息よ
届け星々を裂いて