まっしぐらにまよう
休み気分でぼんやり過ごしていたけれど、
明日からまた気持ちを切り替えて頑張っていこう。
何も考えられないくらい、研究と勉強に没頭しよう。
そうでないと、
答えのでないことについてずっと考えてしまう。
春は息苦しい。
初めて一人で暮らし始めた頃のことを思い出した。
TVもインターネットもなくて
部屋がとても静かで、なんだか変な感じがしたっけ。
おかしなことに、部屋が汚い人がうらやましかった。
そういうひとが、自由でパワーがある感じに見えて、
毎日掃除機をかけてしまうわたしは
なんてつまらないのだろうと思っていた。
でも整理整頓したところがすきなひとも
それはそれでやっぱりいいか。
ほこりのない床はうつくしい。
しずかな部屋は凛としている。
いつもなにもない部屋だから
朝日が差すときらきらする。
さみしい、かなしい、せつない、と
いつまでもしつこく言っていても仕方がないので
わたしはわたしのするべきことをちゃんとやろう。
そうじゃないと離れる意味がない。
つらいときもわたしはずっと幸せだった。
だから、きっとだいじょうぶ。
今度会うときにはもう
毎日どんな顔で過ごしているのか
どこで楽しい思い出を作っているのか
知らないひとになっているんだろう
心を痛めていても
つらい横顔をしていても
その理由も想像できなくなっているんだろう
それはとても寂しい
触れなくても
その温度を感じていたかった
穏やかな顔で
光る街を見ていた
あたたかい腕と長い道、
やさしい夜を歩いた
さよならと終われるような
そんなものではなかったので
まだ夢を見ている
ワサビという名前のお店で
ご飯を食べたのです。
ワサビはあんまり食べれないんだけれど。
ツンとするところも
少し涙がでそうになるところも
そっくり
山葵みたいなひとがいる
2008年03月21日(金) |
Color me gone. |
明日は卒業式。
もう何も考えないようにしよう。
それが一番いい。
君だけを見ていた
さようなら
久しぶりに研究に復帰したけれど
案の定やる気が出なくてぼんやりしていました。
出て行く人と、
新しく来る人が入り混じって、
大学は変な雰囲気。
まだ怖いよ。
けれど、ちゃんと自分で立ち直れるから大丈夫。
だから戻ってきて、守護天使。
あなたがいないと寂しい。
心よ、忘れてしまえ。
卒業間近ということで、
しばらく会えなくなりそうな人たちに会ってきました。
学部が違うと就職先も様々で、
理系では聞き慣れない業種に就職する友達の話が新鮮でした。
そう、あなたが言うとおり
ひとりがいちばんいいのかもしれない。
大人になっていくと
離れてゆくしかないのかもしれない。
でもまだその時じゃないと思っているから
思っていたいから
今は知らない振りして
しがみついていたい。
しんどいことも悲しいことも
旅先に置いて帰ってこれると思ったけれど
そんなわけにもいかなくて
まだまだ荷物を引きずる日々です。
また旅に出たいな…。
花粉が飛び始めてむずむずするので
目をこすってばかりの一日でした。
マンションの前には今日も引越しのトラックが停まっていて、
あと一週間もすれば、
仲の良かった友達もここから出て行ってしまう。
徹夜で仕上げた卒論を印刷して
すぐに卒業旅行へでかけてきました。
白い壁、青い空の下、
日向と日陰、喧騒と静寂の交錯する
細い路地に迷っていた。
寂しい気持ちも
耳慣れぬ言葉が心地よくて
いつしかまぎれてしまった。
だけど、こんなコントラストの強い午後は
やっぱり少し泣きたくなる。
我慢ができないひとの前で
きれいごとをつらぬく
意味について考えてるよ
だいじょうぶ。
もっと美しく、
もっと強く、
もっと綺麗になれる。
今でもまだ、そう信じているよ。