出張も無事に終わって、後は卒論が残るだけだけれど、
なんだかいつの間にか次の季節に入ってしまっていたみたい。
真っ白になりたいね。
なにもかも、忘れてほしい。
そしてもう一度、はじめたい。
一緒に。
こんな時期に明日からまた研究集会で関東へ。
しなきゃいけないことがいっぱいあって、
何もかもギリギリで
こんなんで大丈夫なのかな。
もう頼っていいのかな。
いいのなら、頼りたい。
黄昏は遥か昔
夜明けも遠くて
あいた隙間が大きすぎる
すがりついて
暖かさを感じたいけど
求めすぎるから
うまくいかないんだよね
スノボとか、温泉とか、
みんなそれぞれの卒業旅行に行こうとしていて
その準備に忙しそう。
わたしも旅行の準備しなくちゃ。
ちゃんと終わらせて
出て行かなきゃ。
卒論書きも大詰め作業で
あと1〜2週間もすればみな春休みに入って
卒業までの間は研究室も静かになるはずです。
親しい人たちが引越しの準備を始めていて、寂しい。
来るの、
春が、
春が。
もう一度、夜明け
苦しみは
報われるんじゃなくて
溶けていくのね
ありがとう
ずっと青白かったその頬が
少しだけやわらかくなって
笑う顔がやさしくなったので
相変わらず壊れそうな体だけど
触るとちゃんと暖かくて
安心した
今まで沢山ありがとうと
いえてよかった
遅くなってごめん
今度はわたしの番。
夜明け
昇る太陽に
髪の毛が金色に光っていて
眩しくて
目を細めた
わたし、何か出来たかな
ここにいてよかったかな
強くて儚いその目が好き
ありがとうと、何度でも言いたい
こんな幸せな夜明け
もう言葉が出ない
昼は雪が光を受けて
夜は冴えた空に星々が
きらきらと瞬くのが綺麗すぎて
胸がつかえて
気持ちを言葉にして
くちびるに乗せるのもためらわれる
もうすぐ
地の果て
もう少し
あと少し
朝を
昼を
夜を
もっと
まだ
全然足りないよ
信号で立ち止まっていると
雪が溶けて流れていく音が聞こえる。
わたし
まだ、生きているみたい。
こんな冷たい空気
誰もが満ち足りた気持ちで
新しい朝を迎えることが出来たらいいのに
まだ来ないで
朝
ものすごい雪でした。
大学のあちこちで、学生達がはしゃぎながら雪だるまを作っていて
ちょっとほほえましかったです。
わたしも浮かれて友達とあちこち歩き回って
雪を堪能してきました。
雪の上を歩きながら
(このまま時が凍ればいいのに)
学会の予稿投稿の前日に
プログラムに重大なミスを見つけたので徹夜でした。
そういえば卒論もしばらく手をつけていないし
もう一本予稿を書かなくてはいけないし
卒業のための研究プレゼンみたいなのもまだ残っているし
忙しい月になりそうです。
願うことはひとつだけ。
ひとつずつ色んな行事が終わっていって
卒業の日が近づいてくる。
春がきたら、旅に出よう。
節分なので大学で豆まきをしました。
夕ご飯はみんなで寿司の出前を取ったりして。
雪が積もってとても寒い一日だったけれど
大学に行ってよかった。
どうしようもなくなって
叫びたいとき
大人はみんな
どうしてるんだろうか。
自分の力ではどうしようもないものに
どうやって立ち向かうんだろう。
甘いお菓子を食べても
満たされないよね
冷たいフォークを噛みしめる