何かを待っている
わたしがいる
留学生を連れて京都観光に行ってきました。
おかげで初めて金閣寺に行くことができました。
曇りだったけれど、水面に建物がくっきりと映っていて、
綺麗だったなあ…。
夏休みが終わって、どっとキャンパスに人が増えて、
昨日とのギャップにぐらぐら。
今日は授業で沢山の後輩と出会ったけれど
シャイなのでなかなかうまく喋れないのでした。
ちゃんと元に戻れるよね
漣の消えない心をいだいて
細い体で
一人でそれに耐えていて
平気なそぶりで
笑ったり、喋ったりしている
誰がそれをいたわってあげるのだろう
一体いつ報われるのだろう
どうすれば伝わるんだろう
きまった時間に起きて、寝て、
栄養のあるご飯を食べて、
時には映画とか見に行ったりして、
本を沢山読んで、
笑顔でいたら、
明るいあちらに
いけるかな。
明日で夏休みも終わり。
まだまだ昼間の日差しはきつくて、
自転車で外に出ると
人の多さと
頭が熱くなったので
くらくらめまいがした
まだ
だめね
心も体も元気になったら
新しいカメラを持って
また暑い国に行こうね。
それまでちゃんと勉強がんばるし、
論文読むし、
面白い話もたくさん仕入れとくから、
心配しなくていいよ。
そのときは
もしよかったら
町や草原にいるいろんな動物のこと、
そして満天の星空の下では
星座のことを教えてね。
こんなに壊れやすい
ぬくもりを
どうやって守ればいいのか
毎日少しずつ日常が戻ってきて、
いろんな経験が、夢だったみたいな気がしてくる。
でも、
きっとこれでいいんだろう。
久しぶりに大学に行った。
今までほとんど喋ったことのない人までが
わたしを待ってくれていて
それが素直にうれしかった。
だからわたしも待っていよう。
肩をつかんでゆすぶって
どうなっているの
いったい今どうなっているの、と
訊きたいけれど
じっと我慢して、待っていよう。
何の前触れもなく
あらゆるものが変わってしまった。
まぶしい檸檬の下で
一日中、明日のことを考えていた。
2007年09月16日(日) |
誰にも傷がつかないように |
とても凪いだ夕方で
静かに空の色が変わっていった。
わたしにふさわしくないものが欲しい
この手にあまる
震えるような
恐ろしいほどに
崇高で
純粋な