青の階

2005年06月28日(火) 尖った爪

今日はずっと朝からナーバスで、
いつもなら受け流せるクラスメートのからかいに怒り狂って
関係ない友達に八つ当たってしまった。
ほんとに最悪だ。
ごめんね、と手のひらに指で書きながら、
冷たい腕に悲しくなった。



2005年06月25日(土) ぱちん

なかなか思うようにいかない。
ほんとに、体のどこかにスイッチがあればいいのに。
ぱちん、ぱちん、
…ぱちん。



2005年06月23日(木) 終わるから、美しい

初ボーリングの後はうちで飲み会で
結局またぐでぐでになってしまった。
誰かわたしに調節スイッチをつけてほしい。

生まれて初めて彼女ができた男の子が
のろけにのろけまくっていて、
ブランドもののきれいな指輪を買ってあげるんだ!とか
デートで映画を見に行くんだ!とか
とにかくベタな話が満載で、聞いていて恥かしかった。
でもなんか初々しくて少しうらやましいような気もした。
だって、今恋をしている、って堂々と誰かに言えることって
すごく幸せなことだと思う。
大きくなるにつれて、隠さなくてはいけないことが増えてきた。
恋をしたって、簡単に他人に言うわけにはいかない。
打算だとか世間体だとか保身とか人間関係とか、
そんなものに縛られて口は次第に開かなくなり、
舌はどんどん裂けてゆく。
彼女が高校を卒業したら今より自由に会えるようになる、と
何年も先まで付き合う気でいる彼には今、
二人の道がどこまでも続いているように見えているのだろう。
恋はいつか終わるもので、
それを前提として、受け入れた上で今の恋をするわたし達から見て
彼はとても若くて青くてきれいなところにいる。



2005年06月19日(日) 未知との遭遇

友達と初☆ケンタッキーに行ってきた。
これが高いと噂のKFJ…!
普通に美味しかった。
毎日ふたりで「ダイエットしなきゃ…」と呟きながら
毎日アイスを食べ、毎週お酒を飲み、
夜食と称して深夜にケーキを食べ、
作るのが面倒だと外食をし、
これじゃあ痩せるわけないよな!という話。

今週は初☆ボーリングも体験予定なので楽しみ。
がんばって宿題しよう。



2005年06月16日(木) 尻尾

毎週木曜日は、授業が終わった後に特別な講座を受講して
午前9時から午後9時前まで
ひーこらいいながら勉強していた。
その講座が今日で終わったので
うれしいような、さみしいような…。

授業が終わってから
別の特別講座を受講している友達と学食でがつがつ食事をとるとき
その友達のごはんの食べ方がすごくきれいなので
いつも、わー、と思っている。
わたしなんて昼にみんなで食事しているとき
友達に「肘ついてプリンを食べるな!」と注意された…。
まあ、マナーはともかく、
「ダイエットしなきゃ…」を連発する人と食事するより
豪快にぱくぱく食べちゃうような人と食事するほうが楽しいな、と思っている。
気を抜くとうっかり「痩せなきゃ…」と呟いてしまうので
なるべく言わないようにわたしも気をつけている。
鰯フライの尻尾をがりがり食べている友を見ながらしみじみした。



2005年06月15日(水) 欲しいのは、やわらかなてのひら

わたしの髪は硬くて量の多いくせ毛で、
今までずっとその髪を呪いながら暮らしてきた。
小学生の頃、クラスには
美人で笑顔がかわいいサラサラ髪の女の子がいて
その子はたいそう男の子にもてていて
男の子と喋ることすらできなかったわたしは
ひどくそれがうらやましかった。
べつにもてたいわけじゃないけど
誰だって他人からかわいいと思われたいものだ。
中学に入っても高校に入っても髪を触られるのが大嫌いで
美人な雑誌のモデルが憎かった。
尻尾みたいに束ねたみっともない髪をぐっと力任せに引っ張られるんじゃなくて
やさしくそっと触られたいと、ひっそり願っていた。

それが今ではお世辞でもきれいな髪だね、触り心地がいいねと
頭を撫でてくれる人までいる。
ストレートパーマと恐ろしい量のコンディショナーのお陰だとわかってるけど、
とてもヘンな感じだ。

誰かの手が頭に触るたび、昔痛んだ胸のところがぎゅっとなる。



2005年06月12日(日) 溶けだす琥珀

大学の同級生では珈琲を飲む子が多いけれど
胃が辛くなるし、苦い思い出があったりして
どうにも積極的に飲む気になれない。
というわけで、ジュースを買うときはいつも紅茶。
昔は苦手だったレモンティも今は大好物の一つ。
週末、名古屋の三越まで連れていってもらって
ハロッズの紅茶を買ってきた。
ENGLISH BREAKFAST No.14
これがわたしのイチオシ!
やさしくて、まろっとしていて、それでいてさっぱりした後味。
勉強の合間の楽しみになりそう。



2005年06月10日(金)

授業前に友達がこれを聴きなよ、とCDをくれた。
イヤフォンから注ぎ込まれるバンプの音でマイクの声も掻き消され、
力学の講義は遠い彼方の出来事のようだった。
徹夜明けで眠い体にみんなが優しいので
うれしくて、困る。

授業が終わって教室からみんながすーっと出て行く。
ああ、すぐ帰っちゃうんだな、と少し寂しくなったら
校舎を出たところでアイス食べよう!って待っていてくれて
もうそれだけでわたしの胸はきゅーっとなる。
スタジアムの階段に腰掛けて遠くの山を見ながら
スプーンでさくさく氷をかき混ぜる。
夏は遠いようで、もうすぐで、
ただとにかく沢山のところにみんなで行きたい。



2005年06月08日(水) ココロオドル

またもや友達の家に集まっておしゃべり。
ふわふわした頭で一晩中だらだらとしていた。

早朝、家に帰る道で空がとてもきれいな水色で
そこに雲が夏の始まりにふさわしい輝く白さで舞っていた。



2005年06月06日(月) 飽和温度

昨日まで友達に愚痴っていたわたしが
今日は別の友の悩みを聞き
そしてきっと明日にはまた悩むのだろう。
こんなにこんなに苦しい思いをして勉強して
一体何になるのだろうと、
もう単位のことなんて忘れて眠ればいいじゃないかと、
幾度も思いながらもまたペンをとるのだ。
みんな、もう、触っただけで溢れ出しそうだ。



2005年06月04日(土) 車輪の悲鳴

休日出勤で大学で勉強。
救いようがなく理解力が低いうえに、
普段予習も復習もせずだらだら生きているので
課題が出るとほんとうに困る。
キレる人らが教科書も見ずスラスラ解いているのをみると
パニックになりそうになる。
友達がこれを聴け聴けと大量に音楽を貸してくれたので
それを聴きながら苛々レポート用紙を埋めては破りしている。



2005年06月02日(木) 大学生ライフ

カラオケに行った帰りに、
ちょっとお酒を飲もうよ、という話になって、
色んな種類のお酒をたんまり買い込んで
わたしの部屋でごろごろぐだぐだしていた。
ハイなペースでコップをあけて、
みるみるうちに足はよろよろ体はふらふら、
まっすぐ座ってられないほどのありさまで、
気付けば空が明るく、わたしの初☆徹夜はこのようにして達成された。
同じ話何度もしてたよー、とからかわれて
穴があったら入りたいとはまさにこのこと…。
親指がやたら痛くて青黒くなっていたので友達に訊いてみると
誤って扉で指を詰めたんだよ、覚えてない?とのこと。
さいあくだ、記憶に無い…。
休むわけにいかなかったのでなんとか授業に行って、
ぐうぐうと屍のように爆睡していた。
時々目が覚めて顔を上げると
しょーがねーなー、という表情で別の友人がこちらを向いて苦笑していて
目が覚めたとき誰かがいるのはいいなあと
関係ないことを思いながらまた暗い眠りのなかに落ちていった。


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