大阪に戻るので、年内の日記はこれで最後です。
存分にだらけて、3日ぐらいに戻ってくる予定です。
今年日記を読んでくださった方、どうもありがとうございました。
大学に入学したり、あちらこちら旅行したり、
いろんなことがあった一年でしたが、
楽しく充実した一年だったと思います。
2005年はとうとう20代、どうなることか少し心配ですが
悔いが残らない、密度の高い一年にしたいものです。
みなさまも良い新年を迎えてください。
不安と安堵が交互にやってくる。
綺麗なものを見るととても怖くなる。
そんな心配はいらないのに。
用事があって大学を休んだものの
事情を説明するのが面倒くさいので「調子が悪いので休む」と伝えたところ
たくさんの友達から「大丈夫?」と心配メールが届いて感動した。
昨日はそんなイブでした。
今日はクリスマス、
朝バスを待ちながらなんの気なしに琵琶湖の方を見たら
対岸の山頂が真っ白になっていて
ぎょっとして鞄を落としそうになりました。
雪…!
大学が終わってから夕方知り合いと山まで行ってみたら
やっぱり雪が積もっていたのでした。
寒いのは苦手だけど、雪を見るとやっぱりはしゃいでしまう。。
今日で年内の授業は終わり、
試験の時間割も発表されて、1月にはいってからは
後期終了に向けてがんがん授業がはいりそうです。
とりあえず勉強のことは一旦忘れて
短い冬休みをのんびりすごすことにします。
家に帰ったら
母の作った雑煮を食べて
おでんを食べて
何人かの友達に会って
本でも読んで
ぐうたらして疲れた体を休めて…
そしたら多分、
また頑張れると思う
一歩一歩、大晦日が近付いてきています。
忘年会もどきのお誘いも受けつつ、
恐ろしい金欠状態のわたしの最近のきめぜりふは
「食事代1000円以内で済むなら行く!」
健康に生きる決意を新たにし、
肉々しいものや酒っぽいものからは遠ざかり生きてゆくと決めたところなのに…。
昨日、買い物に行こうと自転車の鍵を開けたとき
後輪の空気がぺしゃんこに抜けていることに気付きました。
空気が抜けないようにパイプを塞いでいるゴムのキャップが外れており
近くを探しても見当たらない。
やれやれ、自転車を止めるときにキャップを蹴り飛ばしちゃったかな、と
呑気に(うそ、ほんとは苛々しながら)空気を入れてたんですが
そんなわたしに管理人さんが
実は休日の前に誰かがわたしの自転車の後輪をバラバラに分解して放置していたのを
管理人さんがある程度まで組み立て直してくれたことを教えてくれました。
言われてみればなんだか部品同士がガタガタしている…。
おかげでなかなか空気がきちんと入らない。
まあ、パンクさせられていなかっただけマシなんですが
犯罪だし、そういう問題じゃない!
今度生協に文句言っておこう…。
友達に「マンション入り口のカメラ、あれ、
ついてるだけで実は何も録画してないんだよ」と教えられ
なんだかぐったりしている今日この頃です。
あ、ちなみに成人式は申し込めました。
よかったー!
成人式の申し込み
(わたしの地区は電話で申し込み・先着180名しか出られない)を
まだしていないことに友達からのメールでようやく気付き、
真っ青を通りこして真っ白になっていました。
期日は火曜日まで。
明日10時になったらすぐに電話する予定です。
ああ…こわい…。
どうかまだ席に余裕がありますように!
大阪は人間が多いのでかなり不安です。
今週一週間で年内の授業は終わり。
気を抜かずに最後までがんばることにします。
冬なのでなにかと光熱費がかさみ、
加えて本だのCDだのと調子に乗って色々買っていたので
お金の使いすぎを反省して今週は真面目に自炊生活を送っていた。
木曜日の夕食はパスタ。
ソースを作ろうと、トマト+バジルのピュレが入ったビンを開け…
た時白いほわほわが見えたので即座に閉めた。
黴だ…。
まあ仕方ないか、2ヶ月前に開けてほってたのはあたしだしな!
しかし気を取り直して普通のパスタソースを温めながら、ふと嫌なことを思い出した。
あの黴ビンの隣にあったトマトソースのビンは、
黴ビンよりずっと前に買って開けたんじゃなかったっけ。
そしてそれを使って水曜日の夜に料理を作らなかったっけ。
……。
今のところおなかは痛くありません。
よかったよかった。
ちなみに大学で皆に嘆いたところ、
なぜか「メンマ」を黴させた人が多かった。
かくいうあたしも経験あり。
なんでだろう?
湿ってるから??
なにはともあれ大阪に帰る前に冷蔵庫を消毒することにします。
絨毯に落ちたコーヒーの痕のように
気に食わないことがある。
どうにか消し去りたい。
そうじゃなければ徹底的に汚してやりたい。
忘年カラオケ行ってきました。
カラオケは楽しいけれど、
なんか自分の世界に篭っちゃう気がして
あんまり長くやってるのは好きじゃないです。
今日から知人がパリに旅立ったので少しうらやましい。
ノエル前のシャンゼリゼ通り、
きっと明るくて華やかで楽しいことでしょう。
珍しく二日続けて時間があるので
年賀状作りの続きをやっていました。
今日は色塗り、
水彩でせこせこ一枚一枚塗っていきます。
肩が凝ったけれど、これで後はメッセージと宛名書きだけ。
帰阪前に仕上げたいので、後一週間ぐらいの間に
メッセージを書き終えなくてはいけません。
勉強と違って楽しいのでいいんだけれど。
明日は友達と忘年カラオケの予定。
数学の時間、
授業途中に退室しようとした子がいたんですが、
その子がドアのノブを回した瞬間ノブががくっと取れてしまって
教室は微妙な沈黙の後に大爆笑でした。
新しい校舎なのに…。
2004年12月13日(月) |
糸を切りたくない/お前は押すだけでいい |
物理の試験がありましたが散々な出来でした。
まあまだ次がある…。
夜、時間があったので年賀状にスタンプを押していました。
わたしはデザイン力とか絵心というものに欠けているので
いつもしょーもない年賀状を送って後で大後悔しています。
そういうわけで、今年は何も考えず押すだけでいいスタンプに。
周りの人に聞いてみると、
「年賀状はもう出さない」と言っている人が結構いたので少し寂しかったです。
メールもいいけど、紙は後に残るから…。
大学入学の年だし、連絡を取りたいけど普段は取り難い人に
ばんばん出しておくつもりです。
かすかなつながりの糸を切りたくない。
気がつけば12月も既に2週目、年の瀬が近付いてきました。
クリスマスあたりの連休はやっぱり遊びたいし…、
というわけで今日、母に来てもらって部屋の大掃除をしました。
窓を拭いたら外の景色が綺麗に見えたので感動しました。
窓って透明だったんだ……。
一度で見足りなかったので、もう一度京都で「痕跡」展を見てきました。
作家名を勘違いして見ていたところに気付いたり
プロフィール・製作傾向を読む時間もあり、
今度こそ満足ゆくまで見ることができました。
わたしが気に入ったのは3階の展示群で、
前回も気になったアブラモヴィッチ、
そして新たにアナ・メンディエッタなどの作品が興味深かったです。
最近はああいう暴力的な作品に惹かれています。
そこには作家の怒りや悲しみや憤りや、
とにかく強い感情が渦巻いていて、
感情がじかに作品から立ち上っているような気がするから。
ちなみに会場で皆が長時間立ち止まって見ている作品No.1は
村上三郎の紙破りのパフォーマンスを写したビデオでした。
わたしも見入ってしまった。
パフォーマンス自体も面白いんだけれど、それ以上にそこには
なんだか不思議な村上ワールドが繰り広げられていました。
ところで前回は知人の車で行ったのですが、今回は一人、
深刻な方向音痴のわたしは駅からほぼ一本道なのにもかかわらず
念のため地図を印刷して持って行きました。
…が、やっぱり迷った。
川沿いに歩いて行くと着く予定だったんですが
川を反対方向に歩いていました…。
夜帰宅した後はTVで千と千尋。
ハク…!
あああすてきだ。
朝、ハクと千尋がざざざざざっと花の間を縫って走るシーン、
ハクがおにぎりを食べさせてあげるシーンあたりが好きです。
もちろん水上電車のシーンも、段々暮れてゆく空と水の色が
とても静かで綺麗で好き。
好きなだけではだめらしい。
理由がないと語ってはいけないのだ。
大人になると世界は住みにくい。
些細な積み重ねが
いつかわたしを殺すのだ
硬化しつつある皮膚を眺めて
頭をかかえる
金沢のホテルで見たBBCニュースで
東京の天気予報を「Tokyo26℃」と言っていて
(今何月だと思ってるんだよ、まったく…)
と思っていたんですが、ホントに昨日は暑くなったんですね。
疑って悪かった。
でも今日の滋賀は寒かった!
ひゅーひゅー風が吹いて、
寒いのが苦手なわたしは着膨れしてもこもこしていました。
明日も寒くなりそうで憂鬱です。
前回の金沢行きで見れなかった作品があったので
またもやしつこく金沢に行ってきました。
タレルのガスワークスという作品が見たかったんですが
予約制で前回は時間的にアウトだったので…。
もちろん今回は朝一番に美術館に乗り込んで見てきました!
ガスワークスは球形の物体の中に入って
内部の壁の色が変化していく様子を見る、という作品です。
タレルの扱う光は独特で、見るとずっと忘れられません。
やさしいようにも毒々しいようにも、
冷たいようにも暖かいようにも見える色。
ガスワークスは行ってよかったと思わせる作品でした。
あと、ちょっと足を伸ばして富山やら加賀もうろついてきました。
富山では山に雪が積もっていたのでびっくり。
黒い山肌に白い雪、曇った空…
そういう北の風景を今まで自分の目で見たことがなかったので
ちょっと不思議な気分になりました。
遠くに来たんだと実感。
天候のせいもあるかもしれませんが、
北陸は白くて、暗くて、冬の予感に満ち満ちていました。
おまえが怒らないなら
あたしが代わりに怒ってやるよ、と思う。
おまえにできないなら
あたしが代わりに殴ってやる。
クラスメートと「ハウルの動く城」を観に行ってきました。
劇場の場所や時間の関係で、京都や大津ではなく
田舎のほうの劇場に行くことになり、
午後の早い時間、市街地とは逆方向に向かう電車に乗りました。
電車が進むにつれて増えてゆく田んぼと見渡しがよくなる風景に、
ほんとにちゃんとした映画館があるのかと不安になりながら着いた駅には
おそろしく田舎の風景に似合わない大きな映画館があって一安心。
映画館で映画を観るのはすごく久しぶりだったので
上映開始直前の、あの、だんだん暗くなってくる照明にどきどきしました。
映画はラストが急速すぎて「???」という感じだったのですが、
あまり深く考えないのが一番!と思い深く悩まないことに。
動く城、開ける度に違う街につながる扉、魔法…
昔憧れた、そして今でも強く魅力を感じるアイテムが一杯の
ガラクタを詰め込んだ宝石箱のようなイメージをうけました。
それにしてもジブリの映画の少年はいつも魅力的だなあ…。
若い恋とはたのしそうなものよのう、と
年寄りくさいことを話しながら二人、夕暮れの電車にゆられて帰ってきました。