|
|
2008年05月12日(月) ■ |
|
干物女 |
|
この言葉を流行らせたのは、ひうらさとるさんの漫画「ホタルノヒカリ」だそうです。ビデオにとってあったBS2の番組「マンガのゲンバ」を見ていたら、そういう説明がありました。 わたくしは干からびているっていうより酸化して悪くなった油のにおいがしそうな感じにどうしようもなく堕ちていますが、それはともかく。昔からひうらさとるさんのファンです。「なかよし」の付録が捨てられません。ものぐさなので「ホタル〜」のような長編のつづきは追っかけられずにいますが、短編集が新たに出たら、必ず買います。昔っから絵柄が変わらないのもすごいな。たぶん、私はものすごい影響を受けています。知らずパクリというか、自分のマンガで描いた「なんで?かわいーじゃん」という台詞が、後になって「これはひうらマンガと同じじゃないかー!」と気づいて愕然としたりとか。 TVの中、現在のひうらさんの髪型はボブでした。「あ、チャコだ…」と思ってしまいました。おかっぱ小学生「チャコ」の出てくる『レピッシュ』は20年も前の作品ですが、これ以降も、おかっぱ頭の主人公をたくさん描いてらっしゃるのですから、きっとおかっぱ大好きに違いない!で、ぜったいかっこいい男よりかわいい女の子を描くのが好きに違いない!それも、どこか抜けてて、思い通りにできない不器用な女の子が、努力して変わっていく様子が、瑞々しくて本当にかわいい!(逆に、脇役にでてくる美女は、かっこよくて少しクセや毒があったり)干物でもいいよね、やさしくてイイヤツで、ちゃんと噛み締めて出てくる「味」があるんなら。そう思わせてくれます。
|
|