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2003年05月13日(火)
巣鴨まもまも線

 今朝、いつものように、「あ〜んチコクしちゃう〜」(町野変丸ふうに)と焦ってバイト先に向かっていたのですが、山手線で降りる駅を逃してしまいました。ずいぶん過ぎてから、慌てて電車を降り、反対方向の電車で戻ろうとしました。が、間違えて違う路線に乗ってしまったのです。乗ってから気がついたのですが、私が乗ってしまったのは山手線ではなくて、巣鴨まもまも線でした。
 ありゃあ。大江戸線には乗った事があるのだけれど、まだ流山電鉄や、巣鴨まもまも線には乗った事がなかったのです。とにかくどこかで乗り換えなくては、と、車内に貼ってある路線図を見たのですが、わからない駅名ばかり。山手線の駅名と似ているのもあるけれど、微妙に違うので、本当に乗り換えられるのか分からないのです。どの駅でこの電車に乗ったのかすら、慌てていて覚えていません。巣鴨まもまも線は、地下に潜ったり、また地上に出たりしています。JRではなくて、営団か都営か、どこかの私鉄だったように思います。千代田線や東西線のように、JR直通運転で山手線の駅にも乗り入れているはずですが、どこの駅だったか…?
 いよいよ困って、いったんどこかの駅で降りることにしました。改札を出ると、小さいお店がいくつも並んでいます。どこも盛況で、アメ横のような賑やかさです。駅の外は、下町の町並みが広がり、古いお寺があるようでした。早稲田を通っているナントカ通り…靖国通りじゃなくって、なんだったかな。忘れちゃったな、そのナントカ通りの、入り口がこの場所なんだそうで、鳥居に似た大きな門が、アーチのように道の上にかかっていました。
 この道をまっすぐ歩いていけば早稲田方面に着くのかもしれません。が、どれくらいかかるのかわかりません。山手線の丸の内側を横断するくらいの距離と言ったら…?ウンザリして、やっぱり電車でなんとか知っているところを目指す事にしました。そして、ちょうどホームに入ってきた巣鴨まもまも線の赤い車両に乗りこみました。






































汗びっしょりになって目が覚めました。私は、朝食を食べた後また眠ってしまったのです。時計を見ると、もう9時半です。ダメ人間の私は支度もそこそこに、五分後には家を飛び出し、時間通りにバイトに行きました。山手線を乗り過ごすこともありませんでした。
 夜、帰宅後に巣鴨まもまも線のことを母に話したのですが、いざ口に出して「巣鴨まもまも線」と言うと、全然うまく言えず、大笑いされてしまいました。「よくそんな、くっだらない夢を見るね。おまえは」夢のなかでは真面目だったし、違和感もなかったんですよ。あーあ、また乗りたいなあ、巣鴨まもまも線。