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2002年12月24日(火) ■ |
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会わなければならない人へ |
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会ってきました。クリスマスイブ。 色っぽい話ではありません。師匠のお見舞に行ってきたのです。長い事ご無沙汰してしまって申し訳なかったんですが、やっと。 千葉さん、声がかすれていました。「今日はヘンだなあ」とご本人も不思議そうでした。声はともかく、目、手、足…からだのあちこちが思うように動かない辛さは、想像がつかないほどきびしいにちがいありません。 にも関わらず、です。
「背筋を伸ばして。姿勢を良くして、右のひじを上げる。そうしたら、グンと絵が上手くなるぞ。下書きもペン入れも、ずいぶん楽にできるようになるよ。」 「はいっ」
私は何しに行ったんだろうか?と思ってしまうくらい。お見舞に行ってなお、病床の師匠に、ハットするようなアドバイスをいっぱい受け取るのです。 たくさん食べたいものがある千葉さん。たくさんやりたいことがある千葉さん。手伝いに行くときもそうでしたが、私はお会いするたびにそのパワーをわけてもらっているような気がします。いや、千葉さんから奪っているわけではないのよ〜。これでもか、とパワフルに前進する千葉さんの生き方に引きずられて、顔がグググッとひとりでに前の方をむいてしまうような感じかな。 お話したことを無駄にしないように、早速姿勢を正して頑張ろう。また近いうちに、今度は誰かを誘ってお見舞に行こう。そう思った、充実のクリスマスイブでした。
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