2010年07月06日(火) |
after dark |
昨日のよる、
きっさてんの涼やかな空気の中から 改札を抜けてしばらく、あるいて、
あつい
息もできないほど、ただ 悪夢から覚めるまえのぞっとする汗の感触を じぶんが斜め後ろから覗いているような既視感 どこかで
これは ただしいこと だ
いつか
かみさまは
じぶんがどんな眼をしていたのかわからない わからない
ひとが最後に小さく
ばいばい
と
言い
かみさまは
たたきつぶされるもののいたみを 知っているから ようしゃしないんだ
それからずっと
頭の中のわたしが消えない
ここに
標本がある
融けだしては
いるけれど
いまもきらきらとうつくしい
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