あきれるほど遠くに
心なんか言葉にならなくていい。

2008年11月16日(日) 眠る日々






PCが壊れたり
家の片付けがあったり
忙しかったり
風邪を引いて寝込んだり

そんなことがいろいろあるのを上回って
ただなんとなく
書く気が起こらないまま
ひと月以上が経ちました。

このブログは本当に、世の中のどこか顔も名前も知らない誰かに向けて書いているつもりで(またその一方でとても幽かに切実に誰か特定のひとに向けて書いているつもりで)、
自分がつぶやいている何かを誰かがひっそりと拾い上げてくれたらいい、というような気持ちでぽつぽつと続けています。

やるせなく絞るように発せられる叫びは
このところずいぶん減りました。
自分がここにいることを、少しずつ少しずつ忘れていくようです。
心を明らかに保っていると
喜びも哀しみも切なさも淋しさもまた明らかなので
自分がこわれそうで
、と言うと何だか痛々しいですが
そんなものを抑えて穏やかに過ごしていくこと、
これこそが本当にやり過ごすということなのだと
思ったり
しています。

ひとが
死んでから
死というものがひどく近く 怖くなり
親しくとも心を許せない知人のように
隣の部屋のドアのように思ったり
しています。
生きることは死ぬまでの暇つぶし
ここにあなたが
いても
いなくても
喜びも哀しみも切なさも淋しさも日々にまた新たです









↑地球を抱きしめて眠るように。

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