僕のすべての母であるすべての人、すべてのこと、すべての かなしみ達へ、最後に。
訣別は所詮一事象に過ぎない。
何を得ればいいのか、わからなくなりました。
翌日までどうか、
一時のご猶予を。
条件反射と本能の僕を裁いてみたいのです
誰よりも自分を許すことができない。 それはたぶん真実です。 でももっと真実に近づけるのなら、
僕は神様を許すことができない。
*
残酷なのはあなたではなく、どこかでどうしようもなく間違えてしまった僕のことなのだと信じたい。 怒りも恨みもあなたには無い。 ただ最後まで僕は神様を許せない。 どんなに願いすがり頼んだとしても、絶対に最後まで。
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許されなくてイイ、と僕は言ったのだから、 誰にでもなく自分自身に。 僕は負うしかない。 罪深さ。 人はどこまでいっても独りで誰かと融け合うことはできないのだから、僕は僕自身の痛みを背負わなければならない。
痛む身体。 痛むのは何故か皮膚だ。 毒が染み入ってくるかのように身体の自由が利かなくなる。 まだ息ができるのだから大丈夫、と 『大丈夫』と言い聞かせて言い聞かせて、 僕は何を宥めているのだろう。 自分のことだけを考えれば僕はいつだって死んでもいいのに、 何故僕は必死に息をつなぐのだろう。
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遠いのは青草の野辺、憩いの水際だ。 それを僕は最後まで拒み続けることができるだろうか。
主は我が牧者 主は我を憩いの水際、青草の野辺に伴いたもう。
2004年03月21日(日) |
知る知らないを物差しにするわけではないけど。 |
間違ってなんかいないよ。
言うのは容易い。 難しいのは赦すことだ。自分を。 自分自身を。
そうだ何度でも僕は他人に向けて『死んでしまえばいい』と思うだろう。 一種の解決策として。 一瞬の衝動などではなく。 『死んでしまえ』と。誰かに向けた哀れみで。
わかっている、世間一般の常識やそれに基づく判断や憐れみや怒り、そしてどうにもならないそれらに従う人々や物事のこと。 たぶん理解している。 僕は僕の定規がひねくれていて寸足らずであることを知っている。 そしてそれに誇りを持っている面もある。 恥じている面も。 確かにある。
2004年03月15日(月) |
出会ってしまったね。 |
ぬくもりがそこにあるというのはしあわせなことだ。 さしだせばにぎりあわされる手があるというのもしあわせなことだ。 たとえ全世界の時計を止めるのは不可能でも、この部屋の中にある時計くらいなら簡単に止められる。 そういうこと。 明日はやわらかな日であればいい。僕にとっても、あのひとにとっても。 くじけそうになるのは半分だけになってしまう自分を想像してしまうからだ。
*
こどもはきらい、という話をする。 そういう話をすると誰もが少し淋しそうな顔をする。たぶん話している僕も。 生きている僕は生きている僕でとりあえず生命体としては完璧でも、同じ生物の社会の中で完璧かと言われるとそうではない決して。 それはたぶん辛いことだ。 たぶん。 それは何故なら僕は自身が完璧な存在であれと願われながら産み落とされたことを知っているからだ。そしてそうであれないことを知っているからだ。 そして僕はその負の遺産のような僕を後に引き継ぎたくないと思っているからだ。 うん。 愛するのは難しい。 自分でさえ。
*
そうして明日にただよっていく。
2004年03月13日(土) |
すうぃーと・ぽていとぅず。 |
朝からきらきらとした日だった気がする。 急ぎ足で通り抜ける公園の桜の木のつぼみが開いて、やさしい色がいくつもこぼれていた。 目をやると遠くには梅の紅白、たどたどしく鳴いている鶯の声。 やる事の詰まり過ぎている今日なのに、何やらほんわかとした気分になって街中へ出掛けてしまった。
髪を切りにいきました。 なんだかなぁ、いつも言ったより短く切られてしまってちょっと困ってしまうのだけど、長いぶんには文句も言えるのに短くされてしまったのでは何も言いようがない。 まぁへんてこに切られないだけマシかな。マシなのかな。 むぅ。 でも新しい床屋さんに行くのって勇気が要るしな。 なんてゆーか、医者に行くのと床屋に行くのは似ている気がする。 取り返しの付かないことになる予感。のような。 びみょう。
髪を切ったあと、ふよふよと用も無いところをうろついてみる。 そしてかばんを衝動買いしてしまったりする。 んー。 そうだ芋カフェに行きましたよ。 正式名称は「芋カフェ」じゃないけどさ。 ランチを食べたんですが、・・・芋だらけ。 飯は芋ご飯、芋茶そばに小芋の炊いたん、さつま芋の天ぷらにさつま芋のカリントウ、デザートはポテトアップルパイ。 もうもうもうポテト尽くし。 すごく腹に溜まる感じでした。最後のほうは諦め入ってしまったし(遠い目) 一度、話の種に行くのもいい感じです。 ただ通おうという気には絶対にならないカフェダイニング。 あー・・・、まぁデザートだけなら大丈夫かな。 でもそんな感じ。 芋の香りって落ち着くんだけどねー。
2004年03月11日(木) |
だけどそんな嘘言えない |
なんですか、色々あるものです人生は!ってきぶん。
今日はホントにまぁ、感情の揺れの激しい日でして。 それも色んな理由でふらふら揺れてたのでなんだか、どっと疲れが。
なんか、思いやりって簡単なようで方向がさまざまに変化してしまうものですね。 うん。 色々あります人生は。まったく。
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夕方から大学の友人たちと飲み会で。 もう試験の成績どうだったか教えてもらえる、とか聞いたりしてうろたえてみたり。 情報を仕入れ、情報を放出し、でなかなか楽しかった。 んー、すごい和やかで良かった。 好きな先輩とかも来てたし。 これから人生色々あるんやろうけど、こんだけ友達がいたらなんとかなるかもな、と思った。 半合ぐらいでストップしてしまった酒は飲める友達に飲んでもらったりして。 いつも思うんだけど、代わりに飲んでくれる人がいるのは良い。 量は飲めなくても何種類かが飲みたいときはすごく。
帰り道。 夜にすべり出て行く電車の中、ふと気が付くと隣に座った女の人が目元にハンカチを静かに押し当てている。 静かな息遣い。 気が付いてしまうと急に全神経が右側に集まってしまって、でも目線は向けることができずにずっと前を向いていた。 夜の、あまり混んでいない電車の中で涙が止まらないほど悲しいことがあったのかな、 そう考えると何故か夜を強く感じた。 僕の右側から、その人の青い悲しみが強く浸透してくるようだった。 サーモグラフィーに似た装置があれば、僕の半身が濃い夜の色に染まっているのがわかったろう。
そしてそのまま、右側から悲しみに侵食されながら、夜を揺られていく。
時には知らぬことを誇りに思ったりします、
その愛とは何でしょう?
問いかけたいものがあるのに僕はそれを葬ろうとしている。 と言うよりたぶん今日明日には訊ねないのだろう。 訊くのにも時があり、訊くべきでない時があるという、それだけのことだけど。
このところは毎日が遠くへ行く朝のよう。 ゆるみ色づいてくる空気に、はらはらと散っていく花弁を見るような気がする。
2004年03月08日(月) |
ここからどこに行くのさ。 |
さて帰って参りましたよ。南国から〜。 しかし南国だとゆーのにやたらと寒かった・・・(泣) コート必須でしたよ!沖縄なのに!(心の中で絶叫) えぇと春物で過ごしたのはちょっと間違いでした。帰ってくるあたりから喉が痛いです。 喉が痛くて立ってると何だかふらふらします、これってやっぱりアレですか風邪ですか。 風邪ひきたくないなぁ、・・・と言うより今風邪をひくわけにはいかん、という感じ。 そんなヒマないのです。 とりあえず明日は家でごろごろするけど。 本もビデオも映画も宴会も勉強もイベントも溜まってます。オンパレード。 うにゃ。
てゆか沖縄で何がイヤだったって、腹をこわして碌に食えなかったことです。 同行してた祖母に心配をかけさせるわけにも行かず何も言えず。 首里城の坂道で胃がしくしくと痛んで血の気が引いてたのは内緒です。 そうして帰ってきてみるとお土産が見事に統一性が無い。 何だこりゃ。 大きな琉球ガラスの花入れを買ってみたり(郵送)だとか、パインカステラだとか、海ぶどう(これはいい)、黒糖(しかも少ない)、サーターアンダギー(食べかけ)とか、ミンサー織りの何かだとか、手当たり次第に適当に買ったって感じです。 まぁいいか。 とりあえず寝よう寝よう。 あ、ぶくぶくー茶が飲めなかった・・・(涙)それだけが心残りです。
2004年03月04日(木) |
きみよしるやみなみのくに |
沖縄に行く、と言うと何故かみんな変な物を買って来いと言う。 らふてぃーとか泡盛とか泡茶とか海ぶどうとか。 長崎に行く、と言ったらたぶんカステラを買って来いと言われるくらいだろうに。 それだけ魅力の多いとこなんだろう。 と思うことにする。 きっと僕の友人たちが変なのではない。 うんうん。
個人的には泡茶にかなり惹かれていたり。 むくむく茶だー♪ と言って喜んでいる僕自身がちょっと幻視されたり。うにゃ。 沖縄は初めてなのでかなり期待。 でもツアー旅行なので自由時間がどのくらいあるのか判ってなかったり。 まぁ元気に帰ってくると思います。 気候がどんなのか判らないのでとりあえず服が多い。 分厚いのと薄いのと。 ・・・しかし行き帰りのジャケットコートはかなり必要だと思われ。 服だけで遭難しそうです。 明日から3日間。 久しぶりのヒコーキにちょっとどきどきです。ばびゅーん。
帰ってきたらいろいろ待ってます。 いちばん大きいのは勉強だ。 それから行きたいイベントとか、映画とか、さんざん飲み会とか、 ・・・僕だいじょうぶかなぁ。 早くも風邪の前兆が。けほけほ。
2004年03月03日(水) |
君、そこのランプを消してくれないか |
文旦2個が美しく麗しく剥けたのでちょっと鼻が上を向きます。ふふん。 今日剥いた文旦は出来が良かった。 こう、黄金色の身から薄皮がぷるん、と剥がれるのが良い文旦の証です。 みずみずしくて、しかし熟れすぎていないのです。 ふふん。
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僕はけっこう用事はいちどきに片付けたい人間なので、今日は朝から大学へ行き、それから大混雑の映画館へ行き、パオレ会議に行き、で帰りました。 映画はロードオブザリング。 3時間弱?でけっこう長かった・・・。 しかし一度読んだことはあってもかなり楽しめる映画で良かった。 途中で何本もメールが入ってたりしたけど。 パオレ会議は前田珈琲。 オニオングラタンスープを食べる。 あそこの食べ物は僕が食べた限り全部80点以上。ハズレは無い。 英国風ミルクティーにミントシロップを入れてください、とか馬鹿なリクエストをしなければ。(爆) 量が多いのが難点のような嬉しいような。多いのはわかってても勿体無くてつい食べちゃうんだよな。
帰り道、TSUTAYAに寄ってDVDを借りて帰る。 名作が見たくなって「サウンド・オブ・ミュージック」とか借りてみる。 てか僕は明後日からまた旅行なんですが。 1週間借りたから大丈夫かな。 うにゃ。 最近必死になって予定を詰め込んでる気がする。 その合間に必死になって本を詰め込んでる気がする。 その合間に手紙を書いたり日記を書いたりパズルをやったり映画を見たり必死になっている。 ・・・なんかダメだ。 こういう風に必死になる自分はちょっと嫌いだ。 なんとなくちゃんと生きてるような気分になってしまうからちょっと嫌いだ。 勉強してないしね。 ただ詰め込んでるだけ、みたいに。 本当はこんなことをしてるくらいなら眠ってたほうが良いんです。 ちゃんと。 眠り姫みたいに。
文旦さえあったら淋しくなんかないさ、とうそぶいてみるけれども玄関に置かれた2箱もの文旦はいっこうに減らない。 んん。 食べてくれる人がいないと剥き甲斐がないのだ。 うにゃ。 まるで文旦を剥くために生まれてきたような僕の美しい指を見ながら少し嘆いてみる。 明日はどこに行こうかな。
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今日は母校の高校へ。 朝起きてからぐうたらしていたら昼近くなってしまったので慌しく家を出る。 なんとなく食べる気がしなくてイチゴ1個分だけを口に入れて。 なんとなく牛乳だけは飲まなければいけないような気がして、コンビニで購入して電車の中で飲む。 昼も近い電車の中は空いていて、ついでに購入したマシュマロをはむはむやってみる。 本当は中にチョコが詰まっているマシュマロが食べたかったんだけど、コンビニにはゼリー入りのやつしか置いてなかった。 邪道だ、亜流だ、と思いながらはむはむ。 あとでどこかで探してみよう。
母校は大学の入試だったらしくてガードマンであふれていた。なんとなく気後れしながらコンニチハ、と挨拶してみる。 高校のほうは卒業式の後みたいで少し活気が薄い。寒かったからかも。 恩師のところに顔を出して、約束していた銅版画を刷ってもらう。 5枚も刷っていたら2時間半くらいかかった。 学校から慣れた道を帰る。 駅までの道で恋人に連絡してみる。 1時間くらいなら会える、と思って電話。たぶんすごい甘えた声。
結局マシュマロは見つからなかった。 僕は今日も活字で空白を埋める。 明日はたぶん映画と活字で。
強い風はどこか春の香りがする。 太陽光を2%はねかえす毅然とした半月。在り処のわからない沈丁花。 言葉でなくて良いから、 僕を慰めて。
さみしい、さみしい、と繰り返していたらいつのまにか夜が明けてしまった。 それから少しうとうとするともう昼近く。
僕に会わなくてもあのひとは淋しくないんだ、と思うほど僕は子供ではない。 でも僕が感じているほどはあのひとは淋しくないんだ、と思うくらいは子供。 きっとあのひとは僕が泣いたって何とも思ってやしないんだ。 きっとそうなんだ。 きっと。
拗ねていないと泣きたくなってしまう。 拗ねていても泣きたくなってしまう。 あのひとを見送ってすぐ、僕は本を探す。 活字を追っていれば淋しくはない。 だから何十冊という本を用意する。 本棚に、片端から並べて片端から食いつぶす。 淋しくなってしまう。
片端から予定を埋めてみる。 普段なら金が足りないけど何故か今だけある。 3月で貯金を使い尽くすつもりだったからかなりある。 あのひとと使うつもりだったのに。 うにゃ。 淋しい。 入れた予定をつぶしてみる。 片端からつぶしてみる。頭の中で。 予定が無くたって淋しくなんかないさ。 予定があったって無くったって、 そんなの、 何の違いも無いんだもの、
昨日1年半ぶりくらいにボーリングをしたら、左足と右手が筋肉痛。 文旦が剥けません。 うにゃ。
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