あきれるほど遠くに
心なんか言葉にならなくていい。

2002年05月31日(金) らぶらぶ。

文旦狂いはさすがに4月アタマで打ち止めになってしまったんで(涙)、
最近は「小夏」なるものにハマってます。
とゆーより親が買ってくれてるんだけどね。
「小夏」とゆーのは、オレンジより一回り小さいくらいの黄色い果実で、
グレープフルーツに甘夏を足して2で割ったような味がします。
オレンジのように皮をむいて、内袋はそのままで食べます。
実がぷるぷるしていて、ゼリーのようなのでそれはそれでお気にです。
あぁぁでも文旦らぶ。
らぶらぶ。


今日も某所に投稿したもの。
ほんの数分で書いたものだけど、けっこう今のところは気に入ってる。
なんとゆーか、
・・・女たらしの詩。って感じだね。ふふふ。(笑



 ある冬の日に




まさか君は離婚するなんて言いはしないだろうね?と彼女の夫が目を覗き込んだので

ふふん

と嘲うに留めて

くるりと踵を返してみる。

貴様なんかにわかるか馬鹿野郎この胸の内

微笑みながら僕は 小さくそんなことを考えている。

誰も誰も誰ひとり僕を理解しようとはしないが

彼女だけが僕を芯まで貫いたのだから

僕は理解されまいとすることをやめて

彼女の目に見入った

その混沌と虚無の渦

僕はそして大きく息を吐いた。

朝日に息は白く輝き

彼女の赤くなった頬に触れて

僕はただ

君は暖かいね



言っただけなのだから。




↑真は責任もちません。
My追加


レディーファーストってゆーのは何が何でも女性が先ってワケじゃないのだね。
例えば階段を下りるときには必ず男性が先を歩いて、女性を受け止められるように、とか。
店を出るときも男性が先に出て安全を確認する、とか。
たまに教えられます。とゆーか躾られます(笑



2002年05月30日(木) 神 天にいまして


 「我々は降って行って、直ちに彼らの言葉を混乱させ、互いの言葉が聞き分け
  られぬようにしてしまおう。」(創世記11:7)


近ごろ、ちょっと変な格好をして本を読むことが多い。
どういう格好かというと、学習机の(←未だに使ってる)真四角な椅子に、
ひざまずいた上で寄り掛かったような格好。
なんてゆーかこう、アバラで上半身を支えてるような感じって言ったらいいのかなぁ。
おかげで一冊読み終えると胃の付近の肋骨が歪んで痛い(←当り前)。

椅子にちゃんと座るのが苦痛になってきたのかな。
うーん、人間は快楽を求める方向に走るというけれど、僕の場合は少し違って、
安楽さを追求していってしまったようで。
寝転がって本を読んでいると、睡眠の欲求と絶えず(?)戦わねばならぬので、
上半身のみを安定させるような態勢に落ち着いた、というか。
うー。説得力ナシ。
まぁ、本気で肋骨が歪んでも困るんで、今度から気をつけよう。

椅子には背筋を伸ばして深く座る。足は組まずにまっすぐ下ろす。
うんうん。
・・・てゆーか家でこんなことをする必要も無いのだろうけど(涙


縞田みやぎさんが日記で良いことを書いてた。
「自分を語る日記と、自分にだけ語ってる日記とでは、自ずから違いが見える」
みたいなこと。
ちょっと反省させられた。
こういうWeb上で公開されてる日記について、こないだ後輩と話していたら、
「やっぱり書いてる人間の感情とか、事実だけでない何か余分なものがないと
 読んでいて面白くない」
みたいなことを言われて。
あぁそうだね当り前だねと答えながら内心ギクリ。
忙しい時は僕、その日あったことだけ書いて終わらせてました。ゴメンナサイ。(懺悔

なんだかなぁ、日記って本来は自分の記憶のために残すものだったんだと思うけど、
日記文学が生まれてから、自分の心を書き表すような場所になっちゃったようで。
これは僕が詩を書いていて思うことと少し似ているかもしれない。

人間、自分の心をはっきりさせるには、やっぱり言葉にするのが一番で。
他人に見られちゃ困る日記なんかをつけるのは、自分を再確認し再構築する、その過程が
他の手段ではどうしても実現できないからなんだろう。
もちろん、日記をつけない人間もいるんだから、それが全人類に当てはまるわけでは
ないけれど。
だけど、言葉にして残しておけば、後から確認することも思い返すこともできる。
心も記憶も、まったく不確かなものだけど、言葉のカタチにしてしまえば
少しは手にとって思い起こすことができるし。
うん。
でもそれって、ある意味けっこうツライことだと思うんだけどね。
だいぶ後になってから見れば、懐かしいものでしかないかもしれないけど。

僕は時々、詩を書いて自分を追いつめているように思う時がある。
自分の愛情も、自分の心も、本当は淡く重みも形も無いものでしかないのに、
僕はそれを言葉に換えて、確固たる形を与えてしまっている。
胸の中に在るだけならやがては霞んで消えていくはずのものを、形にして残すことで
僕は今のこの時の自分自身を凝固させて遺していっているような。

・・・それはたぶん、読み返す自分がいるから、
再び蘇ってきてしまうものなんだろう。
愚かだなぁ。



↑真は揺るぎなく、そう思います。
My追加



2002年05月29日(水) 毎日日記。


書かず書き書けば書くとき書かねば書こう。

思えば僕は古典が好きだったなぁ。
未然連用終止連体已然命令。
しくしからしくしかりししきしかるしけれしかれ 形容詞シク活用。
うん、立派なもんだ。
短歌とか好きだったなぁ・・・。分割していって、どんどん意味が見えていくの。
万葉集をちゃんと読もう、と思って未だ果たせず。

浅小竹原 腰なづむ 空は行かず 足よ行くな

これは確か、古事記の中の、倭建命が死んだ時に親族が詠った歌。
今の日本語とはかなり助詞とかの使い方が違うけど、
ただ聞くだけでも苦しさが思われるような。
遥か遠く高く、飛んで行くあのひとの魂を地の上から追い求める苦しみ。
飛べない自分が悔しくて胸が張り裂けそうな。
すごく素朴な詠い方だなぁ、と思った記憶がある。
たぶん口語訳をすると、
 この篠竹の刈り跡の多い野原に私たちの足は行き悩む
 空をは飛べない、私たちはこの足で行くしかない
みたいな意味になるはずで。
昔は靴って無いでしょう。
だから細い竹でも、刈り跡を踏みぬけばひどいことになっただろうと思う。
それでも空の上を白鳥は行くから、どんなに痛くても追わずにいられず。
当時は先生が解説してくれるのを聞いて、ぼろぼろ泣きそうになった僕です。
あぁ、昔は涙もろかった。

ちなみに最近の好きな歌はこちら↓。

うたた寝に恋しき人を見てしより夢てふものは頼みそめてき

小野小町。だと思います。
昔は恋しい人を夢に見ると、その人が自分を思っていてくれる証だ、と思ったらしい。
・・・いいなぁ、それ。
でも僕は基本的に恋人の夢を見ない。
見るとしても、かなり歪んでたりする。
僕が吸血鬼になってたりとか。同性になってたりとか。
なんか現状に不満があるのかねぇ?
それとも抑圧された欲求があるのかしら。



↑ちょっと引くと思います。
My追加



2002年05月28日(火) 海蛍


下にあるのは、某所での即興投稿に間に合わせようと思ったやつです。
ほんとは「うみほたる」なんだけど。何となく漢字の方がいい。
今日は大学に行こうかな、とも思っていたんですが、1コ詩を仕上げなきゃいけないと
心に思って。



↑真が幸せになります。
My追加

ま、できないかもしれないので、そのへんはご了承。





海蛍




聞こえない
聞こえない
何も




人魚の髪は
決してもつれないのだと
どこかで聞いた
そのとおり
彼女の髪は
指先をすり抜け清かに
海の色をしていた



「この髪に
 ふれたからには 




満月の夜
何度も
海へ漕ぎ出した
彼女はいつも
小さく歌って僕を待ち
月は見下ろした
鏡のような水面を這う一艘のボート





海の果てを知っているかと僕は問い
微笑みながら彼女は応える



「ここもまた
 海の果て


 この世の果て





沖へ流れる一艘のボート
招く人魚の白い腕
はるか遠く
空は海に
海は空に溶けているように見えて



月が翳れば
世界は闇に溶けた
彼女の髪に静かに
光が灯り 灯っては消え
口付けるたび
仄かに彼女を照らした






「遠くへ
 ゆくの

 あなたも


来たいかと彼女は尋ね
指を絡め
僕は独り 浜辺へと返す
彼女は海の果てへ
いつも
僕はここに
ここにいるから
満月の夜には 海へ漕ぎ出すから




彼女の髪には
蛍が住む
月が翳れば仄かに光る


低く 彼女が歌えば
波は消えてボートを導いた
満月の夜
今なお 月が翳れば
滑るボートの周りに

淡く光る 蛍の群







そして今もまだ

聞こえない
聞こえない
彼女の歌






2002年05月27日(月) 眠気。



昨日の夜もそうだったけど、今日も雷がひどい。
別に雷が怖い人間ではないけど、PCを使ってると気になる。
この家に落ちてきたらどうしよう。ほんとに。
たぶん家にある電磁的記録類は全部真っ白になるよね。
あぁ、やだやだ。


今日は朝寝なんかをしてしまったので、1日中、アタマが重かった。
寝転がって本を読んでたら、つい寝入ってしまって。
読んでたのは田中芳樹「アルスラーン戦記」。
うちには文庫で全10巻ある。
基本的に、僕はこういう本の好悪はその本を読んで笑えるかで決める。
登場人物の書き分けがしっかりしていないとそれはできないし。
田中芳樹は、そういう点では「アルスラーン戦記」が一番、それぞれのキャラクターが
活き活きしていて上手いなぁと思う。
・・・だけど新巻は一体いつ出るんだろう。(タメイキ

こういう本って言うのは、叙事モノ、のようなもの。
茅田砂胡「デルフィニア戦記」とか。誰のだったか忘れたけど「星界の戦記」とか。
そうでない本の好悪は読後感がメイン。
こないだ読んだ、恩田陸「黒と茶の幻想」は、読み終わる頃には目がぼぉっとしてて
つらかったけど、案外なごやかに読み終えた。
読後感が良かったのは、確か吉元由美「天使の樹」。
(・・・でもその後、この著者を嫌いになったので読んでない。)
たぶん今度は東野圭吾「レイクサイド」を読みます。
ぶるぶる楽しみです。(←武者震い。笑)


アルコール度数の少ない日本酒って無いんでしょうかね。
・・・と言うのは、未成年でも呑んでいい日本酒ってないのかな、と思って。
甘酒みたいのじゃなく。
ないかな。ないのかな。
あったらどうか教えてください。
別に僕が飲むわけじゃないんだけど。ちょっと知りたくて。


だらだら書いてたら今日が終わってしまった。
ダメだなぁ、僕。
人魚とウミホタルで、1つ詩を書く予定だったのに(汗)
また明日、載せられたら良いな。



2002年05月26日(日) 謎を知っていてなお、問わないこと。



えぇと、昨日の日記も書き直しておいたので、できたらご照覧ください。


昨日は母校の高校に行ってました。
「眠れないかもしれない」とか書いてたわりに、12時には就寝。
えらく眠かったし〜。
久しぶりに会う先輩とか後輩とか友人とかがいて、先生方にも会って、
なかなか楽しかった。
いつも思うけど母校に行くとみんな若返る。

で、えらい暑かったので、薄着をしていって正解だった。
あんまり日向ばっかりにいたつもりじゃなかったけど、帰るとかなり日焼けしてた。
用事が終わったあとは、後輩さんとだべり。
結局、別れて帰路についたのが8時だったからなぁ。
でもひさびさに会う後輩は変わってなくて嬉しかった。


4年前の今日、自殺したいと考えていた。
厳密に言うと、
自分に流れる血が汚く見えて仕方がなかった。
どんな方法でもいいから血を流したかった。

薄い、華奢な剃刀の刃で手首に薄く傷をつけた。
何本も赤い筋ができた。
なんだかそれで少し救われるような気がしていた。
傷はなんとなくひりひりしたけど、深く切り裂く勇気はなかった。
ただそれだけの、はなし。

まだ良く見ると、手首には薄く痕が残っている。
光の加減で、時々見えたりする。
それが見えても、そ知らぬ顔でいてくれる人たちが、
僕はとても、気に入っている。




↑とりあえず、真は微笑んでみます。
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2002年05月25日(土) 吸気



なんだか今日は色々あって、神経が興奮していて眠れそうにない。
木刀ではなく真剣をもって渡り合うような、
瞳を逸らさないでいるような、
心が湧き立つような、このささやかな悦びは一体何だろう。



前にも書いたけど、最近、僕は詩が書けずにいる。
これが良いことなのか悪いことなのか分からない。
とりあえず、少し、居心地が悪いのは確か。

自分がどこにいればいいのかわからない、という感触を、僕は時々感じる。
ただの邪魔者であるか、ただの空白であるか、それとも人に見えぬ真空であるのかは知らない。
けれど、
例えば踏み出そうとするその足の置き場に、
僕は戸惑う。
二の足、三の足を踏んで。

僕はここに在りたくない、と。確かに僕は思う。

だから僕は、時折シンパシーに満ちた目で見つめられてしまうのかもしれない。
いや、あれはシンパシーではなく、ただの哀れみかもしれない。
ただ僕が受け容れようとしないだけで。

ことばを、詩のかたちにするとき、
僕の中に咲いているイメージはとても儚い。
それは翌朝まで生き続けはしない。
それが水から上げた魚のように頼りない呼吸を繰り返しているうちに、
僕はそれをかたちにしなければならない。
それはある意味で、とても残酷な作業だ。
たとえそのイメージの花の蜜が血の色をしていなくとも、
それに音は具えられていなくても、
僕は何処かでそれを殺し、何処かでそれを砕いている。
ことばの枠に収まるように、はみ出た指を切り落とし、やわらかな髪を削ぐ。
それは、
抱きしめる手にわずかに恋人の骨と灰が残るように切ない。

それでも詩がなければ、僕は息をできない魚のようにしか泳げないだろうし、
飛べない鳥のようにしか鳴かないだろう。
僕は詩を書くことで生き延びている。


それでも、


↑手向けてください。

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2002年05月24日(金) 生贄



今日は大学へ行きました。(11時)
そして四条河原町で友達と待ち合わせ。(13時)
20分ほどで買物が終わってしまったので、かふぇーにてくてくと。
そこを出て、ちょこっと映画館を冷やかし(15時半)
予備校へ行き、さまざまに議論をして(17時)
くらくらしたので友人とさらにかふぇーに行って(17時半)
新歓コンパに行くという友人と別れててくてくと帰りました。(18時半)

今日行ったかふぇーはどちらも良好でした。
2コ目はなんだかお兄さんたちが多かったけど。たった1人いたおねーさんがなかなか
チャーミングだったのでまぁ良し。カレイのひれと骨のせんべいとやらがかなり美味でした。
また行こう。

友人とふらふらするのは存外に楽しい。
たあいもない話題で間が持たせられるのは楽で良い。
・・・それにしてもけっこう歩いたな、今日は。

明日は母校へ行ってまいります。
後輩さんに会えるようなので、うふふ楽しみ。



↑手向けていただけると、真がほのぼのします。

My追加




やがて
この心を裂いて
あなたの思い出が
流れ出していき(とめどなく)
いつか空っぽになったその抜け殻を
手のひらに横たえて
私は祈るだろう
神様
神様
これはもはや貴方のもの
貴方のもの以外になりえません と――――――




2002年05月23日(木) 濡れ髪にて。


えぇと今日も、ナメクジを取り、
ナメクジを取り、
ナメクジを取り、
風呂に入り、鼻歌を歌って
今、日記を書いていたり。

今日は起き出したら既に11時で、なんてゆーか、微妙にロンリーな気分でした(死
親はそう毎日は起こしてくれないのだな。
・・・で、階下に下りていって、冷たく硬くなってしまったベーコンエッグを
(↑ふたたび卵。何も言わずに作っておいてくれるあたりが親。)もそもそと食べ、
・・・まずいなぁ、と親不孝ながら思い、せっせと牛乳を飲んで
冷蔵庫の中を少しでも空かそうと頑張ってみたり。
そう、今日は生協の配達の日なのです。

そして昼ごろに来た配達の品には、まずあんまり必要なさそうな「桜カステラ」だとか
「グレープアイスキャンデー」だとか、「餃子の皮」だとかが入ってたりする。
・・・それらを眺めて、まず食べなきゃならないのは、今現在冷蔵庫に存在する
トコロテンとかじゃないかと思ったり。
思ったり。
思ったり。
でも僕自身もめんどくさいので敢えて自分で作って食べようとは思わない。
(・・・爆死)

今日コーヒーが切れてしまったので、たぶん明日、僕が三条辺りまで買いに行く。
近所のコーヒー店が改装中なので。

今日はこんな具合でたらたらと過ごしました。
家にストックしてある漫画本を片っぱしから読み返しつつ。
明日はきっと、友人に呼び出されて買物に付き合うことでしょう。あー、金ねー。


あぁ、詩が書きたい。
自分を切り裂くような詩が書きたい。
キーを打つ指を痺れさせるような。
読み返すたびにがたがたと震えるような詩が書きたい。
血を吐くように。
そのためだけに生きているかのように。
たかが僕だけのためではなく、目に見えぬものに踊り狂わされるように詩を書いていたい。

こんなもの、些細な情熱なのに。



↑手向けてください。
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2002年05月22日(水) それを言葉にしてはいけない。


 あなたが目にした悲しみも、
 あなたが手にした悲しみも、
 あなたが袖にした悲しみも、
 あなたが耳にした悲しみも、
 それらすべて、あなたのものではないなら。
 絶対に。


ずっと、
「かな〜しく〜て〜かなしくて〜とて〜もやぁり〜きれ〜なぁい」
って歌が一体なんなのかを知りたかったんだけど、
昨日あたり、GOOGLEで検索してようやく判明。
『イムジン川』を歌ってるバンド(?)の歌だったんですねー。
はぁ、すっきり。
ただ題名はちょっといただけないなぁ。
『悲しくてやりきれない』ってさぁ・・・
何のひねりもないじゃん。(余計なお世話。


さて、今日は昨日書いたとおり、名探偵コナンを見に行って来ましたよぉ。
さすが野沢尚、最後まで「ガキくせー!」とか思うところはなかった。
だけど口うるさい僕としてはだな、ミステリの謎がお粗末すぎるぞ、と・・・。
なんてゆーか、定番っぽすぎてつまらん。
ま、そんなのは良いんだけどね。ふっ。
耳についたのは、開演前に流れているコナンの声が、どーしても高山みなみじゃ
ないように聞こえたんだけど・・・聞き違いかなぁ。


最近、僕はなかなか笑えていないらしい。
もともと無口&無表情なつもりだけどね。
あー、眼が死んでるのかも(涙
近ごろ疲れることが多いし〜。
なかなか詩も書けないんだよねー。・・・五月病?(悩

あぁ、そうか、6月が近いんだ。
僕のいっとう嫌いな月さ。
だぁぁ。



↑真が微笑みます。

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まだ卵らぶ状態は続いてるようです。



2002年05月21日(火) 吾亦紅。


何故でしょう、今日はなんだかとにかく食べた。
朝ごはんのあたりはフツーだったんだけど。
いいかげん胸焼けみたいなの、します。


うにゃぁんと、ヒトに会いたいなぁ、と思う。
夢で昔の恋人に会ったからかな。
コイビト。
・・・なんか甘美な言葉だのぅ。そんないいもんじゃなかったけど。
会いたいのは、基本的には誰でもよくて、とりあえずはほのぼのと人恋しかったり。

明日は名探偵コナンを見に行きます。うふふ。
野沢尚が脚本書いてるらしいし。
兄に言わせると、劇場版のコナンは侮れなかったりするらしく。
最近話題のクレヨンしんちゃんの映画版もちょっと気になったり。
って言ってももう公開が終わってるか、こっちは。
一緒に見に行く友人は、ホントはパニック・ルームが観たかったらしいけど。
ま、もしかしたらそのうちそっちも見に行くかも。

映画といえば、こないだ(?)って言っても一ヶ月ほど前だ、アメリを見に行きました。
かわいいなぁ、あれ。
・・・でも2回見ようという気になれないのは何故かしら。
フランス映画だからかな。
今ひとつ、僕には感性が合わないんだよなぁ。
なんだか見てると、低温ヤケドになりそうになるの。むずむず。


最近、さまざまにかふぇーに行っております。
大学近くのは、2コばかり。チャリを使ったら、色々遠くまで。
大学の近辺でなければ、新京極辺りのにさまざまに行ってます。
最近はおしゃれなカフェが多いね。
飼い犬をウリにしてたりとか。メガネ屋と合体してたりとか。
ラジオ局と一緒だったりとか。
なかなか面白げです。




↑真が微笑みます。

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2002年05月20日(月) ふらふら中。


僕はあんましテレビを見る人間ではナイ。
んー、それに、ドラマなんかを見ても、登場人物を演じてる人間が誰か、なんてことは
別に興味がないので覚えない。
必然的に役者もタレントも、名前も顔も覚えない。
いいんだか悪いんだか。
まぁ何が困るかっていうと、人物描写をする時に、「○○○○に似てる」とか言われても
よくわからんのだな。
それとか、「自分が似ていると思う芸能人を挙げてください」って言われるのも困る。
知らねーよ、そんなの。って言いたいのがやまやまやま。
・・・あれ不思議なんだけど、自分が○○○○に似てる、ってどうして分かるのかなぁ。

うーん、それと別にしても、僕は人の顔を覚えるのが苦手。
これはちょっと恥ずかしい。
そして人の名前を覚えるのも苦手。
これはけっこう悔しい。自分が覚えてもらってたりすると特に。

人間、何十人か何百人かに1人は、ひとの顔を覚えられない子供がいるらしい。
前に心理学の授業で習った。
ひとの顔を目で見るときに、そういう人は普通の人とは違った捉え方をしているとか。
矯正すれば、ある程度は覚えられるようになるらしいけどね。
・・・そういう知識が頭に入ると、少し考えてしまう。
毎日毎日、どこを向いても知らない人ばかりの日々って、一体どんなだろう。


今日は、大学に行ってゼミの準備。
ただ、何だか朝から貧血のような感覚がするので、ちょっとふらふら。
考えてみれば最近めっきり卵を食べていない!
って思ったとたん、卵料理が猛烈に食べたくなって、引き寄せられるように阪急百貨店の
8階のオムレツ屋へ。
卵!チーズ!グラタン!って、頭の中はそればっかで、(苦笑
オムドリアなるものを食べました。はふはふ美味かった。
そーなんだよ、僕に足りないものは卵だったんだよ!と、思って大学に行ったものの、
それ以降もいっこうに貧血状態は改善されず。
結局は頭痛へと発展。
困ったのぅ。
さっき鎮痛剤を飲んだんで、だいぶマシですが。
うーむ。何が原因だか。
そーいえば、昨日は夜ずいぶん寒かったのに、薄着でナメクジ取りをしたなぁ。
・・・やっぱり風邪かな?(爆

まぁでも、卵が足りないのは事実。
プレーンオムレツが食いたいよぉう。(涙



↑真が微笑みます。

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2002年05月19日(日) 陽 射し出たる保津峡


えぇと今日は、嵐山で三船祭を見物。
料理屋でおそばを食べて。
嵐山オルゴール館に行って。
みやげもの屋をひやかしつつ。
あー、足疲れた。

嵐山って、実はうちから近いのだ。あんまり行かないけどね。
だって観光客でいっぱいで、風情も何もあったもんじゃないし〜。
まぁ、京都の中では観光客向きの所かな、と思うけどね。歩道とか広いし。
僕は太秦(うずまさ)の方が好きです。
広隆寺の弥勒菩薩らぶ。
もうぎょーさんらぶ。(笑
てゆーか嵐山はあんまり飲みに行かんしなぁ(爆


お、やべ。
もう12時過ぎちまったい。




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2002年05月18日(土) 時には色の無い花を愛でて

最近、中国茶に凝ってる。
母親がやってる通販で銘茶特集みたいなのをやってるので、代わりに頼んでもらって。
毎月、厳選されたお茶を二種類お届けします!ってやつ。
これが意外とおいしいんだな。

ここんとこ、あんまり外に出ない日々が続いてたんで、もう楽しみと言ったら
食にしか見出せなくて(涙
ん、まぁ、最近は楽しんでやってます。
そう、んで、お茶ですよ、お茶。
お茶にも渋いのとそうでないのとあるんですねぇ〜って、なんか初歩的な驚きを
重ねつつ、だんだんハマってしまう僕。
もともと渋い紅茶とかは好きじゃなかったんだけど、こないだ飲んだ苓枝紅茶は
全然渋くないんです。これが。
それから鉄観音。
これも何だか香りがほわ〜っとお香のようで、中国満喫!って感じで。
善哉善哉。

明日は秘蔵の銀針を飲むのだ。うふふ。



えぇと、今日は、予想して恐れまくってたほどには酷いことにはなりませんでした。

・・・何?びびってたの僕だけ?

いやぁん(死
てゆーか、僕が率先してぐちゃまぜにしちゃった気も(汗
僕はまだ未熟だなぁ。
はぁぁ。
うぅ、まだこれからさ、これから。


こないだの水曜日、友人の飼ってた犬が死にました。
9年しか生きなかったけど、僕も一度だけ、会ったことがある。
きっとあの犬なら、愛されて愛されて、愛されたまま死んでいったろう。
そして苦しくてもあの家の人たちをずっとずっと好きでいただろう。





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2002年05月17日(金) 情熱の火種


早く明日になぁれ。

・・・つーのは嘘。明日なんか来るな。もう一生来るな。(←文理的におかしいけど)
記憶喪失になってもいいから、明日の予定なんか忘れてしまいたい。
・・・あぁ。死んでしまいたい。

とりあえず、考えてみる。






今日は、朝から大学に行ってゼミの担当回のレジュメの準備をしてました。
それからあちこち寄り道をしつつ帰る。
本を7冊ばかり買いました。
・・・何だってお気に入りの本って同時に出て来るんだろう。おかげで財布が軽い軽い。

近ごろ体力が老人並みなので、持久力も瞬発力もナイ。
おかげで雨の路上ですっ転んだし。あー、お尻がちべたかったぜ。

明後日は(明日は飛ばして☆)、嵐山で三船祭があるので友達と見物に。
去年は屋形船にちょこっと乗せてもらって、なかなか良い体験をした。
今年もあの蕎麦屋に行くかな。(←脈絡ナシ。)


まぁ、生きてりゃそれなりに苦しいこともあるさ。
ねぇ。
僕にも、あなたにも。






揺らいでいくのが
見えるから
明日
もう ぐらぐらしたポールは
地面に倒してしまおう
明らかに
土に汚れても
僕には
拭うこともできない
コイだから



2002年05月16日(木) あたまぼさぼさ。


あい。
昨日はゼミで飲み会で、家に帰り着いたのが夜中の12時近かったこともあって
即行つぶれておりました。
うにゃうにゃ。
それでだか、眠い。
異様に眠い。
とゆーわけでさっきまで朝寝しては昼飯を食い、昼飯を食っては昼寝をしておりました。
でもまだねむーい。
もう年かしら。(笑

ここんとこ何日か、夜中に趣味にしてることがあります。くふふ。
こら、淫靡に含み笑いなんかするんじゃないよ。
その趣味ってのが、
何故にか、
『ナメクジ取り』なんですな。
はっはっはー。
うーん。あれねぇ、ナメクジってのは夜行性らしくて、夜の庭なんかもう、
そっこらじゅうに居るわ居るわ。
それを、割りばしとビニール袋を手につまんでいくのです。
一回見回れば20匹は確実。改めてもう一回見回っても、10匹ぐらいはざらに居る。
もしこれを1人でやれば、ほぼ間違いなく『あそこの家の息子はおかしい』って
あっという間に近所に噂が広がるけど、これには懐中電灯要員が要るのです。

こうして始まった深夜のパトロール。
何となく止めらんないのよね(笑
たぶん今日もやります。



2002年05月14日(火) not until the midnight


今日は起きるのが一苦労だった・・・。
更に言えば、起きているのが一苦労だった。

吸った息を、吐いてしまえばもう力が抜けてしまうようなカンジで。
かなりヤバげでした。
そのせいか、ナルコレプシーになってる夢を見ちゃった。
恋人の傍らで倒れこむように昏々と眠る僕。
ふふふん。話としては面白いじゃないか。

まぁ、一度でも寝転がると、起き上がるのにかなりエネルギーが要るから、
あんまり寝ないようにしてたんだけど、結果的には椅子に座っただけで
立ち上がりづらくなっちゃったよ。
いったいどうしたんだか。
昨日ひさびさにアルコール摂取したからかなー。
でもワインのハーフボトル、2人で1本あけただけだし〜・・・(汗
明日はゼミで飲み会だとゆーのに、こんなんじゃ先が思いやられるなぁ(涙
あぁ、でも昨日のお店のチーズは美味かった・・・!(泥沼。


すこーし、時間が空いてきたので、これまで色々やりたかったことを
ここ数日で色々やっちゃおうかなー、と思ったんだけど、致命的なことに、

 金がない!!!

だめじゃん(爆。
あぁんカラオケ行きたいよー。映画も行きたいよー。酒も飲みたいよー。
んー、金持ちの先輩をつかまえるか無理やり友人におごらせるか。
でもそんなことすると僕の良心が痛むしなぁ(そんなものあったのかという反論はナシ。
ま、何もせずに家でゴロゴロするのもまた一興かも。





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2002年05月13日(月) ある日それが恋だと悟って


昔。
そう、これは昔の話だ。
何年も前の話。

僕にもあなたのように幼い頃や若い頃があったのだよ、と後輩さんたちには時々
教えたくなるけれど。んー。なんだか僕は年齢不相応に落ち着いて見えるらしい。
困った話さ。ははん。

僕にとっての昔、なんて、全然大したものじゃないんだなぁ、と、
今日行った先斗町のお店で思う。
何となく話し相手になってもらったカウンタの隣りの席のおじいさんは、
もう80になっていて、学徒出陣で友人が大方死んでしまったそうだ。
今は、能面ではない、古いお面を集めていて、趣味が高じてそれについて
講演まで頼まれるようになっちゃったとか。

先斗町とか、あのへんのせせこましい店に1人で行ったりしてしまうのは
そういうちょっとした出会いがあって、それでいて気楽に別れられるからだ。

そのおじいさんは、若い頃は詩を書いていたりして、昭和10年代、
だんだん少なくなりつつあったクラシックの流れる喫茶店に通っていたそうな。
詩を書いて、音楽を聴いて、
そんな喫茶店の壁に、一枚の小さなお面が飾ってあって、
おじいさんはそのお面がとても気に入っていて、それを見るためにも
その店に何度も通っていたとか。

僕もいつか誰かにそんな話をする日が来るだろうか。


僕が初めに恋をしたのは、
夜も眠れぬ恋をしたのは、
もう何年も前のことでした。

心が声を上げて、息ができなくなりそうだった。
恋というものが、あんなに鮮やかで残酷なものだなんて僕は寸毫も知らなかったし、
たとえ知っていたとしても、
心はあんなにも自由でとりとめもなく、それでいて相手にだけ縛られた。
この身体が天国に在って同時に地獄に在るような、
そんな夢のようにギリギリのところにある日々だった。






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2002年05月12日(日) 手抜き。


ゆらゆら、と。
ふよふよと歩いて帰ってきて、・・・まぁ、色々あったさ、今日は。うん。

ブドウ糖の使いすぎで頭痛頭痛。やだなぁ、もう。
とゆーわけで、すいません今日は早く寝ます。

そういや今日は母の日でしたね。






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2002年05月11日(土) 雷は、プラスとマイナスから発生します。

パソコンを使っていて、時々考えること。

 今ここでPCのメモリが全部吹っ飛んだら僕はどうするだろう?

あんまり考えたくない話だな、と思う。
結果的には、僕は具体的に何をすることもない。
本当はバックアップをとるなり、色々するべきなんだろうけど。
うん、書いてて不安になってきた。
今度ヒマが出来たら何とかしよう。

んー、でもね、たぶん実際に吹っ飛んだら、僕は発狂するかもしんない。
このPCには、どこにもないものがたくさん入ってるし。
いろんな人からのお手紙だとか、一応残ってるし、・・・何よりも、僕にはもう
二度と書き直すことができないような詩がたくさん入ってるわけで。
それはあまりにも勿体無すぎて。
・・・全部プリントアウトしておくかな(爆)







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2002年05月10日(金) ルーツ

昔の話をしよう。

僕の通っていた中学は小高い丘の上にあって、初めの頃は遅刻なんかすると大変だった。
プロテスタント系の学校だったもんで、毎朝礼拝があったり宗教の時間があったり
いろいろ、
コレは人それぞれだけど、
面白かった。

〈今週の聖句〉ってのがあってね。
どのクラスにも、黒板の右端にはそのための枠が作ってあって、宗教部員が
毎週そこを書きかえてた。
で、それと似たもので〈永久標語〉があって。
聖書の一節なんだけど、えらく長いのさ。
でも不思議なもんだなぁ、未だに憶えてるし。

「イエスは言われた。『心をつくし、精神をつくし、思いをつくして、あなたの神である
主を愛しなさい。これが最も重要な第一の掟である。第二も、これと同じように重要である。
隣人を自分のように愛しなさい。』」

簡単に言えば『神様と隣人を愛しなさい』ってことらしい。
中学とか高校の頃って、ちょうど思春期真っ只中で、そんな頃に覚えたことって
なかなか忘れるもんじゃない、ってことを言いたかっただけなんだけど(汗。

もうすぐ僕の母校で、愛校週間ってのが始まって、卒業生たちも参加するような行事が
いろいろあるから、それで思い出したのかも。
ん、ほんとに日記だな(苦笑


図書室が何だか温室みたいで、
広いグランドはぐるりと桜の木が囲んでいて、
古い講堂はチャペルのようで、
屋上からは大阪湾がかすんで見えた。








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2002年05月09日(木) そういえばまだカレンダーを繰っていない。


あきらめを
あきらめるまでは
あきらめることを
あきらめきれず
あきれられていたけれど



僕はいつも
後悔するばかりで、
あとから「ああしておけばよかった」なんて悔やみたくなくて
やってきた今までの人生なのに、
ことあの人に関しては、
僕はいつも
後悔するばかりで。








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2002年05月08日(水) 公転理由




今日は
地球の重力が強い
もう少しで
月が落ちてくるかもしれない

今日は
きっと重力加速度も普段よりずっと速くて
円周率も普段よりずっと高くて
海は高潮で
ヒマラヤは3mばかし高いだろう
きっと
僕の心拍数も
普段よりずっと
多いだろう

今日は地球の重力が強い
明日はずっと太陽に近付くだろう
そして舌も上がらず言葉が不必要になって
僕は君を抱きしめるしかなくなるだろう


それでこそ地球が
日々公転する理由




****************************************************

あー。下手な詩。
こんなもん書くぐらいなら首くくれ、って感じだ(爆死)



2002年05月07日(火) 禁断症状。


僕のすきなひとに、これでもう1ヶ月以上逢ってない。
電話も、もともと全然かけないし、しない。電話をすると逢いたくなるし。

・・・というのは、たぶん、言い訳だ。
僕はただ、自分から電話をするのがイヤで、
自分から折れてみせるように行動してしまうのがイヤで、
自分から哀願するようにメールを送ってしまったりしそうなのがイヤなんだ。
僕はたぶん、あの人がいなければ生きていけない。
・・・というのも、きっと嘘だ。
自分が、あの人がいなくても生きていける生物だってことはもう思い知っているし、
あの人がいなければ死んでしまう、とまでは、もう言えない。


そんな僕は、時々、あの人が死んでしまったら、と考える。

それは一体どのような幸福だろう、と。



僕は時々、自分がひどい欠陥品であるように思う。
人間として。
僕の何らかの感覚器は、何らかの感情を、いつも正確でない方向へとねじ曲げてしまって
いつも僕は、ある一定の瞬間に、どこか場違いな感触を抱かざるを得ないでいる。
たぶん、ネジが2本ばかり足りなかったんだろうと思う。
僕をしっかりさせるためには。
…あの人はそれを知るのが、僕よりも少しばかり早かった。






左  伸びる必要の無い若枝を落とす

右  葉先を揃え
   形良い枝を作る

無用の傷は付けず
美しい幹を保ち
健やかな将来(さき)を求め
水は遣り過ぎず
日の光でさえ 制限して




2002年05月06日(月) 題名

即興詩を書きながら、ときどき思う。

ふだん僕は、詩の題名は全部書き終えてからくっつけるので、
題名からインスピレーションに飛び込む、ってことはあんまりない。
だから、
・・・コレは何なのだろう、と、
思う。

たまにやる手だけど、詩そのものは曖昧なまま誤魔化したり主体を見せないでおいて、
そこで題名をその主体にして、種明かしをする、みたいなこと。
そういう場面では、題名は詩の一部なんだろう、とは思うんだけど。
でも別に、無くてもいい、とは思う。
僕の詩で、「真」ってやつがあるけど、それははっきり言ってただの僕の名前であって
別に真実だとか真情だとかいう意味は無い。
たぶん、本当に良い詩には、題名なんか必要ではない。
短歌に題名がつかないのと同じで。(たぶん。)






 
 
つぶやいてみたところで
かわるはずのない
ささやかなしあわせとくるしみを
ひめていく
いつかかなしみをてに
とおいばしょへいこう
いつかせおうものをすてて
ぼくはこいをするだろう
かたどおりのうたもうたわず
ぶきようなかっこうのわるさでも
ここにあるものは
だれよりもしずかなじょうねつと
ほこりつつ
 
   
2002.3.23




2002年05月05日(日) 心象風景の砂漠。

面倒なので、さっき書いたばかりだけど今日の分も書く。


僕の心には、昔と変わらず星の樹が立っていて、見上げるたびに星を降らす。

たぶん、心と身体はもともと別々の存在なんだ。
心は経験則に縛られるけれど、身体は条件反射に慣れる。(・・・同じ?)

もうすぐ6月がやってきて、僕を暗い淵に引きずりこむ。
あのひとは、
何よりも大切なあのひとは、
何らのなぐさめにもならず僕の重荷となるばかり。
なんだか、身体が痛くなる。


僕は必ずいつか、ずっと遠く、遠くへ行ってやる。

いつか。




2002年05月04日(土) World's END

少し、食べすぎで気分が悪かったり。
哀しい詩を書きすぎて、調子が悪かったり。
だけど、
僕はいつも心を痛めようとすればいつだって悲しみにくれることができるのだ。

ただそうしようとしないだけで。

だから、まだ僕は大丈夫だ。
生きていける。






World's END




あの人はいつも
私を殺そうと刃を振り上げる
血走った目を
私は絶望に見上げる
いつか
心が死んでしまうとすれば
きっとこんな夜だろうと
思う


あの人はいつも
刃を抱えて闇の中を覗き込む
私がそこで
あの人の墓を暴いてはいないかと
怯えて
私が少しでも 土に爪を立てれば
飛びかかろうと
身構えている


あの人はいつも
私を葬ろうと刃を握っている
いつか 背後から腕を伸ばして
喉を掻き切ろうと
闇から私を見ている
心が
少しずつ 血を漏らすので
私の足元はいつも
なまぐさい


あの人はいつも
この犠牲に飽き足らず
何らの恋も 持たぬのに

あの人はここにおらず
    ここに眠り
    ここに無く
    ここに伏して


あなたに眠りと安らぎを
何度も
そのために私は繰り返す
世界は終わったと
外には誰もおらず
季節もなく
たとえあなたが私を殺しても
罰せられることはないのだと

何度も 何度も繰り返す
それでも


あの人はいつも
刃を手放さず
避ける足元が鈍るので 私は
あの人を押さえようと
手を伸ばす
そして
何度もくりかえす



世界は終わったと
もう日も昇らず
夜は明けない
私ひとり 死んだところで
世界ではもう誰も
誰ひとり
悲しまないのだ








2002年05月03日(金) 鳥になりたい5月3日

今日も時間なし。
たぶんこれから1週間半ほどは、ほぼ絶対的に時間なし。
それでもまぁ、少しは書く。なんか書くから。
許してぴょん。(こわれぎみ)

↓ってわけで今日の投稿詩。
某サイトの即興詩。
お題はColdDogさんで、

「さようならがねじをまく」。






  あああああなたの     ゆゆゆゆめを


      みみみみみみいるのが


  すこし

    つらい




  ひとみをひらけば
  、、まっしろな
  しーつのうみ

  あなたはいない


  もうなんども
  くりかえして
  いつも
  こんな
  あさはおなじ
  おなじようにめざめて

  ああ また だ と

  くりかえして
  くりかえして

  く
  くくくくりかえし て

  ああああのひとは
     いいいいいまごろ

  ななななななにをどう して い

          る か


  な んて かんがえて



  あああああなた の


      ゆ


  め









2002年05月02日(木) 無主犬


僕はあんまり、他人を褒めない。
褒めなきゃいけないときはなるべく最小限に褒める。
・・・そんなこんなで、僕は人を褒めるのが下手くそだ。
そういう言葉については僕はすごい痩せっぽちだ。

例えば他人の詩について、褒めることを考える。
経験からして、当たり前だけど『どこそこがこんなふうに素敵だ』と
詳細に言ってもらった方が確かに嬉しい。
だから僕もそうしたいけれど、いかんせん僕は口下手だ。
とても。
もともと僕はしゃべることについても、あまり得手ではない。
たぶん、『〜ということを話す』って頭の中で作ってからでないと話せない。
しかも思考があっちこっちに飛ぶ。
すると結果的に、僕が一文を書いている間に、その文の続きはどっか異次元に
飛んでいってしまう。
類推できると思うけれど僕は手紙を書くのも苦手だ。

…なんか情けなくなってきたな。

てゆーかね、ぶっちゃけてゆーとね、
僕はたまに他人に僕の詩を褒めていただいて、それはそれで物凄く嬉しくて
何とかお返しをしたいくらいなんだけど、でもそれってやっぱり僕にとっては
とても難しいことなの。
ちゅーことなんですわ。
おぉい言い訳をしただけかよ!(爆死)


あのひとからもう二週間、電話がない。
僕はもうすぐ迷い犬になりそうだ。




リンゴ
かじる


青虫

白雪姫


昇る
銀盤
クレーター

光る
かぐや姫


欠けてゆく
自転
公転
ニュートン

おとぎばなし



2002年05月01日(水) 渇する魂

あぁ。とうとう5月になってしまったよぉぅ。
なんてこったい。
5月はー、楽しいこともあるけどめちゃめちゃイヤなものもあるのさー!
あぁぁやな感じ。うー。
おかげで最近まいはにーとも電話してない・・・(涙)
逢いたい気持はすごく多いけど。すまんのぅ。

・・・でも、こういう日々には特に電話の音に耳を澄ましてしまうのは、
たぶん僕がそれを待ちわびているからだ。
うー。向こうも、僕が忙しくしてるから気を散らすまいと思ってるんだろうけど。
うぅぅ。やっぱりつらいのぅ。
今日も明日もあさっても、いつも僕は君のために〜♪
なんちゃって。(こわれぎみ)





時雨の中
遠く雷鳴を聞き
カゲロウの
一日限りの命ある薄い羽の透けるのを見て
あぁ 生きているのだと
雲の中の稲妻を見ている

絶対の信頼を置いていたはずの感性を
既に疑い
かつ当てにしなくなって
いつの間にか日常は
薄ぼやけた輪郭を保ち
この心の上に重なりゆく
重い綿のような苦しみが
時折
声を
漏らして



魂が渇く



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