こころの大地に種をまこう 春名尚子の言霊日記

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2004年09月22日(水)  あるくと虹と野菜 & 日常音霊風景

ここ数日で、サイトのリニューアルを行っている。
ほんとは、準備をきちんとした上で一気にがつーんとやるのが
かっこいいのだけれど、私の性格ではそうもいかないなぁ。

私にちょうどいいように、ちょこちょこと、
いつの間にかどこかが変わってる ってかんじのサイトでいこう。

「あるくと虹の野菜」
 これは、ずいぶん前に書いた絵本の原作。絵はない。
 誰かに書いてもらおうと思ってるけれど、まだ会えない。
 ので、ここで募集。

 このものがたりに絵をつけてみたいと思う人。
 メールください。よろしくです。

日常音霊風景
 これは、元々あるコーナーで、好きな音楽について書き連ねてるもの。
ほとんどは日記のモノだけれど、
ライブレポートや曲にまつわることなど、
整理してインデックスにしてみましたです。

まだ、日記の中から取り落としているのもあるけれど、
まずはこんな感じかな。

 あと、もう一本。大きめの企画。
 それをアップできたら、今回のリニューアルは気持ちの上では一段落。

 なかなか、めんどくさい感じなので(笑)

 今日完成するか、一ヶ月後か、それはちょっとわかりませぬ。
 気長に待っててね。

 ひまなときにでも、Harunanaoko.comで迷子になってみてください。
 創っている私ですら、膨大すぎて意味がわかんなくなってるサイトです。



2004年09月21日(火)  野菜を育てるには、まず土を愛し育てる 子どもを育てるにはまず親を。

昨日は朝5時くらいまでせっせとサイトの整理をしていた。
倒れるように眠ったのに、朝8時に目が覚めてしまった。
眠いなぁと思いつつ、もう一度寝ることはできなくて、それでもぽけーっとしてるから仕事をするわけにもいかない。
中途半端な目覚め加減で、岡山で買った梨をかじった。

田舎から、野菜を山ほどもらってきた。キッチンにかごやざるに入って山盛り。
栗になすび、ピーマンや春菊、じゃがいもがごろごろ。
なんだかピカピカしてて、きれいないのちのオーラを放ってる。

今日は「くるり」の気分。
昔の彼がコピーしてくれたCDなので曲のタイトルがわからない。
googleで検索。便利な世界だねぇ
「ばらの花」「ワンダーフォーゲル」だそうで。

好きだ。

ワンダーフォーゲルというのは「渡り鳥」なんだって。
やっと歌詞の意味がなんとなくわかった。2年以上聞いてるCDなのに(笑)
くるり 好きな曲は数曲ある。でも「図鑑」を聞くと、なんか鬱入ります

最近はKOH TAO をよく聞いている。
「HOLOS」の原稿は、KOH TAOを聴きながら書いた。
普段は文字を書くときはBGMは流さないのだけれど、「常世」ではずっとKOH TAOを流しているので、「常世」に行くために聴いていた。

常世といえばね、
軽井沢の浅間山のふもとで20年以上に渡り無農薬野菜を作り続けているご夫婦に出会った。

土を育てるところから、野菜作りをはじめる人々。
広大な土地を汚染することなく、愛している人々。
土や微生物や空や風と話しをするであろう人々。

浅間山を真正面に見据えた 見渡す限りの畑 美しい。
 トマト、キャベツ、レタス、とうもろこし、ピーマン・・・

はじめは都会から来た女の子扱いをされていたけれど、しばらくはなしているうちに、中身がばれちゃったみたいで(笑)
どれもこれも生で楽しそうにかじってみる野生児の私をおかあさんはいつしか気に入ってくれたようだ。

うなるほどにおいしい野菜を山ほどもらって帰った。
「常世」の天女のようなヒーリングアーティストのみなさんとおいしくいただいた。

東京に戻り、ひとりになったとき、お母さんが持たせてくれたトマトをかじった。

涙がでた。

なにがつらかったわけじゃない。
でも、涙が出た。いろんな意味の涙だった。

東京とはいえ、大好きなともだちのすてきなおうちでのことだ。
友だちは出かけてて、私はひとりのびのびと仕事をしていた。
一息つこうとお茶を煎れて、おかあさんのトマトをかじった。

その瞬間に、身体中になにかが広がっていった。
身体だけじゃなく、こころとたましいにも染み入った。 

大自然への郷愁と、その中にいれない自分自身?

まだまだ地球に愛を返還できていない私のことが見えたのかもしれない。
もっともっと、私にはやれることがある。
それは可能性でもあるけれど、明確な怠惰だ。

もっともっと。
それを義務じゃなく遊びに変えながら、自然に愛をかえしていきたい。


スーパーで売っている水っぽいトマトとは、ものが違う
鮮やかな赤が視覚を刺激し、口に入れると粘膜から愛がしみこみ、のどを通って身体中に信号を送っていく。

最上のサプリですよ そのトマトをそう表現した人もいた。
自閉症の子どもがひとくちたべて「おいしい」としゃべったという話しもある。

それは、こころがカタチになったもの。
手間と暇と愛情が、赤く実ったものだ。

それを身体に取り込み、さらに昇華させられるくらいの、やさしい強さを持ちつづけたい。


その畑は、浅間の噴火でとてつもない被害を受けている。
何千万円という想像できないほどの被害だ。
噴火の翌朝「落ち込んだ顔を見られたくないから」というお母さんの言葉をわざと聞かずに畑を訪ねた。
おかあさんは「来てくれたの」といって、いろんな話しをしてくれた。

「自然には、勝てないよ。
 でも、いのちがあるから。
 生きてるから。

 どんなことがあったとしても、お父さんとふたりこの土と生きていける」

意味のないことなんて、絶対にない。
端からいうのは、簡単なことかもしれないけれど、それでも。

これだけ大地を愛している人を、自然が無意味に傷つけるはずがない。
私がこのタイミングでお母さんに出会ったことも、私がいる間に噴火が起こったことも
いろんなことのすべてを受け入れて学びながら、一緒に歩いていきたいと思った。


神宮さんの野菜は、ここ!で買うこともできます。(神宮で検索)


ひとはいのちを育み
いのちを身体にとりいれることによって
そのいのちとひとつになることができる

食べたもので、身体はつくられる
その身体によって、たくさんのいのちと循環をしてゆく

野菜を育てるために、まず土を愛し育て、そして種を蒔く
こころを育てるのもおなじ。

生まれてくる前にこころに蒔いた種
 それを芽吹かせ 根や葉を伸ばし 花咲かせるために
 人は生きてゆく

こころの種が発芽できるように 
 土壌を豊かにし 水を蓄え 風とあそぶ

花が咲き 果樹が実り やがて種が大地へと落とされる


希望の光の種を ひとは生まれる前からこころの中に持っている

発芽することなく生を終えてしまう種もある。
彼らは再び、発芽するために、この惑星にやってくる。

種はいまも、こころの中で、芽を出す準備をしている。
想い出すだけでいい。
それだけで、根と芽はふきはじめる。

想い出し、芽吹いたならば
 すべてを流れにまかせ、自然とともにあればいい

自然の流れのその中に すべてをゆだねること
 その学びを身につけることで すべては育ってゆくのだから





2004年09月20日(月)  ヒーリングとは 宇宙とひとつになること

 昨日の日記にちょっと書いた私を抜け殻にしてくれた原稿を
 生魂の新コーナーHOLOSにアップした。
 癒しについて、トータルに生きることについて表現してみた。

 こういう文章が書けると、生きててよかった。生まれてきてよかったと、こころの底から思う。
 魂込めて表現することができる素材に出会えることは、ほんとうに幸せなことだ。

 ヒーリングセッションin 軽井沢 タイ古式マッサージ『常世』

ヒーリングとは 宇宙とひとつになること
永遠の今 その一瞬一瞬のなかで 誕生しつづけること

 この10年間、さまざまなヒーラーに出会いながらも、私はセルフヒーリングを選びつづけてきた。それは、私がこの身体と魂をゆだねることのできるヒーラーに出会えなかったからだ。

 そんな私が、すべてをゆだねてみようと思うことのできた唯一のサロン『常世』
「癒し」とは? 「アート」とは? そして「生」と「死」と「甦り」とは?

 生命のパズルの破片が、そこには転がっていた


 

 本日は、岡山の田舎にお墓参りに行ってきた。なぜか、日帰りで・・・
 ちょうど親戚のちびさんの小学校が運動会をやっていて、みんなで応援に駆けつけた。
 全校生徒数が100名にも満たない、岡山県英田郡のとある小学校の運動会。

 すがすがしい。子どもたちの目の輝きがちがう。
 リレーも、かけっこも、みんな必死で駆け抜けていた。
 おもわず、こちらも必死で応援をしてしまった。全然知らない子なのに、がんばれーとか叫びまくった。
 なかなか楽しかったよ。

 夜かえってきてから、HOLOSのページをせっせとつくった。
 HOLOSとは、ギリシャ語で「全体」を表す。
 それらのことについて、まだまだ書けることはあるなぁと思った。

 今日も、幸せな一日だった。
 ほんとうにやりたいことをやっているとき、人は幸せを感じるものだよ。
 やりたいことをやれるかどうか、やろうとするかどうかは、自分で決めるもの。
 それってつまり、自分を幸せにするかどうかは、自分で決めるってことだね。

 どうぞ、幸せに生きてください。明日も、あさっても。





2004年09月19日(日)  いい原稿が書けた日には。

満月の日から、ずっと書きたくて書けないでいた原稿を書ききることができた。
 しかも、会心の一撃ってくらいの作品。
 
 肩の力がすーっと抜けた。こんなにずっと気になってたのかぁ。
 ああ、こんなにも重たかったのかぁてなくらいに軽くなった。
 
 17:09 先方にメールを送ったあと、抜け殻になった。

 天流川も実家に遊びに行ってるから、今夜は私ひとり。
 お祝いなので遊びに出かけようかな。飲みに行こうかな!
 と思ったのに、こんな時に一緒に飲める友だちが近所にいない・・・
 電車で出かけるほどの元気はないし、と。 

 今朝、ひいたエンジェルカードは「Balance」
 ハードすぎるスケジュールはやめて、瞑想、運動、遊びを一日のスケジュールに取り入れましょう。ってやつ。

 文字を書くのは最高に自分のためだけれど、それ以外では最近、自分のために時間をつかってなかった。
 本日は、私のために私が喜ぶことを、おうちでしてよいことにしよう。

 とりあえずは今日は自分にごほうびだ!と
 ろうそくの灯りのなか蓮の香りに包まれてのんびりお風呂につかった。
 しあわせ。
 
 で、いまは、日記を書きながら、愛しきスピッツの歌をガンガンかけている。
 「稲穂」はどうしてこれほどまでに胸に染みるのだろう。

 そいえば、朝からほとんどなにも食べてない。納豆ごはんをちょっと食べてやめちゃったんだな。
 書き始めると、ほかのことはどうでもよくなってしまうのが私で。
 ひとりだから、つくるのも、食べに行くのも、なんだかななぁ。


 いや今日は楽しむ日と決めたのだ。
 これからワインでも買いに行って、おいしいごはんをつくって食べることにしよう。よしよし!

 そうすることにしよう。


 で、日記アップしてマックを閉じて、キッチンに行ったら
 朝ののこりの納豆ごはんがぽつん。20世紀梨がごろん。
 
 明日から、お彼岸で岡山に行くから、とりあえず食べとくか!
 で、お腹いっぱいになってしまい、買い出しすら出かけなかった。

 まあ、明日は田舎でさんざん飲むんだろうから、まあいいか。
 で、仕事部屋に戻ってきて、小説の続きを書きはじめた。
 私にとって、一番のバランスをとる方法はそれなんだよね、結局は。


 まあ、こんな日もあるさ。おやすみ。明日もよい日を!
 



2004年09月06日(月)  錬金術

美しく実る稲穂に愛を知る夢も終わる頃
かけだした風に逆らい夕焼けが僕らを染めていた

スピッツの名曲「稲穂」を想い出させてくれる光景が広がっている。
朝5時起床 車で東京から長野までぶっとばした。


生分解性プラスチックと植物由来プラスチックの開発に関わっている。
世界初のこのプロジェクトを実現するため、静かに熱くテストを繰り返す達人たちが長野にいるのだ。


石油から植物への移行を少しずつでもすることで
人類と地球との共存をはかるために。
その植物プラスチックを手に取るひとの、
こころが少しでもやさしく変化するように。
そんな想いで、物書きとして開発チームに参加させてもらっている。

無から有を生じさせる、新素材の開発というものは、大変なものだ。
まさに現代の錬金術だ。

真の錬金術とは、鉛を金に変えることではなく
こころを金にかえること。

こころを高めつづけることでしか、生みだせないものがある。

このプロジェクトだけではなく、人生のすべてにおいて同じことが言える

ヴィジョンを現象化させること
夢を実現させること

どうぞ、妥協なく生きてください
夢に見たその世界を、その手で現実へと変えてゆくために





2004年09月05日(日)  創造

ハイサイ。halです。
怒濤の日々を送っています。
この一週間で、大阪・東京・軽井沢・埼玉・長野と
動きまくっております。

瞬間瞬間を真剣に生きることができれば、
どんな結果がでようと後悔することはないよ。

自分のこころが喜ぶことを常に選んで
根底にやわらかいまるいひかりを抱えていることを忘れずに。


昨日は、喜納昌吉さんと会った。
参議院議員になってからゆっくり時間をともに過ごすのははじめて
笑うくらいになんも変わらないね。
当たり前のことだけれど。

それぞれにやっていくこと、役割を確認しあってわかれた。
久々に見た、喜納昌吉&チャンプルーズのライブは
とってもすてきだった。

今日も、すてきに一日を過ごしてるよ。





2004年09月04日(土)   沖縄・アイヌ・ジャマイカ インディジニアスピープル

朝早く起きて長距離を移動して、また長距離戻って夜中まで起きている。
28日に家を出発してから毎日そんな生活だよ。

秩父の山奥で行われたTrue People's CELEBRATIONに喜納昌吉が出演した。
なんと、ジミークリフもでるという。

3時間ぐらいしか眠れずに友人宅を6時に出発して、
特急に乗り込み現場へ向かった。

議員になってからさらに忙しさが倍増した喜納昌吉は
それでも元気そうにしてて、すこしほっとした。

45分ほどのステージ
「久高マンジュー主」「森の人」 魂が踊る
「すべての人の心に花を」 歌いはじめると、風がさまざまな方向からやさしく吹き抜けていく。
 不思議だけれど、いつものことだ。

 喜納昌吉のステージが終わると、大雨が降り出した。
 
 アイヌのミュージシャンOKIが、降り始めた雨の中サブステージで演奏をスタートさせた。
 カラフトアイヌに伝わるアイヌ民族唯一の弦楽器トンコリを現代楽器とコラボレーションさせたスタイル。

7年ほど前 沖縄にやってきたとき、うちに泊まってった。
天流川が生まれたばかりで、あまりもてなすことはできなかったけれど
泡盛をはさんでいろんな話しをした。

時間がなくて話す機会がとれなくて残念だったけれど
ステージが見れたので、よかった。よかった。

 沖縄・喜納昌吉 アイヌ・加納OKI ジャマイカ ジミークリフ
 共通するのはインディジニアスピープル(先住民)であること。
 彼らの共通点はただの「生まれ」だけじゃなくて、もっと深いところにある。

 それは スピリット


 伝えたいことを音楽に載せる
 大切なのは音楽の表現ではなく
 その根底に存在しているものだ

 インディジニアスとは「大地とともに」という意味を持つ。

 地球と共に生きるスピリットを持ち歩いていれば先住民族でなくとも、インディジニアスピープルだ。
 先住民族の血を引いていても、大地とともに歩くスピリットを輝かせていなければ、インディジニアスではない。

 私は、日本生まれのインディジニアスピープルで在りつづけよう。


「中に入ってみてわかったことがいっぱいある
 国会議員は優遇され過ぎている。利権の渦だよ
 そりゃ、誰だってしがみついてやめたくなくなるさ。
 
 飛行機や移動は全部タダだし、特別ラウンジが用意されている。
 バッジをつけてるだけで、人の反応は違うし。
 知らない人が、敬礼をするんだよ。あり得ないさ、普段なら

 こういうことを、もっとみんなに知らせるべきだ。僕は中から言って歩こうね」

 帰りの車の中で、喜納昌吉はそう話してくれた。


 夜7時までに東京に戻らなければならなかったので
 楽しみだったジミークリフは、見れなかった。それだけが心残り。

 夜は、会議。
 ピカピカと稲光、ザーザーと雨の降る中、
 すてきなことをはじめるためのミーティングをした。

 うむ。おもしろいことはじめてるよ。
 ジミークリフより、その会議を選ぶくらいの

 まだ、言えないけれど 楽しみにしておいてね。


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