気分刊日記

2006年02月26日(日) 単純ですから私

昨夜は、行く気もないのに行ってしまった飲み屋で飲み過ぎて、結局夕方起きですよ。私はいくつですか?ガキじゃぁ有るまいし・・・!!で、結局夜に出かけて『シムソンズ』観てきましたは、新宿ミラノ座では3週間限定上映?

 『シムソンズ』で、マジっすか?!シムソンズの語源がシンプソンズって言うのは!?と言うのは置いて、流石アイドル映画ですよ、ワシも含めたピンのオッサンや兄ちゃんがわんさか来てましたよ。決してトリノの影響じゃないですよ。オッサンたちは、ローサやマユマユを観てニヤけているんだよきっと!(怖くて周りを見れなかった、基、以外に映画が面白くてそんなこと気にならなかった。)

でも、そんな中、カップルもちらほら。そう、これはデート映画としても十分に正しいのですよ!!ただ、君たち新宿歌舞伎町のミラノ座は環境的にそぐわないので、渋谷シネ・ラ・セットにいきなさい。あっちの方がおしゃれだし、まだ当分上映してるから。

そんな訳で、今月観た邦画の中では格段にエンタテインメント性のしっかりした青春美少女映画でしたよ。TVで観ても「スウィング・ガールズ」や「ウォーター・ボーイズ」「リンダ・リンダ・リンダ」並に楽しめます。



2006年02月25日(土) 嬉しい様な悲しい様な・・・

今日も昼下がりからえっちらおっちら渋谷で『エリ・エリ・レマ・サバクタニ』、久しぶりに恵比寿で『ベロニカは死ぬことにした』を観てきました。ある程度覚悟して行ったのですが、後者にはかなり複雑な想いをしました。月曜の「ギミー・ヘブン」でも触れたのですが、邦画は見始めると外れに当たる率が高いんですよ。

洋画と違って、ベースとなる言葉(字幕)や文化を理解するところから始めないでいいので、その分じっくり見ちゃうからハードルが高くなっているので、洋画のように言葉や文化、そして風景が違うからと言って、感性にゆだねてみることが難しいのです。さらに、日常が舞台だとなおさら・・・。「エリ・エリ〜」は近未来だし、言っちゃぁ実験映画のたぐいとも取れるのでそれほどでもなかったんだけど、「ベロニカ〜」がねぇ・・・。良いもん見れたんだけど、それすらねぇ・・・。

 『エリ・エリ・レマ・サバクタニ』

 『ベロニカは死ぬことにした』



2006年02月20日(月) 分かっちゃいたけど・・・

今週はいくらか楽な週のはず、っと言うことでレイトショーで『ギミー・ヘブン』を観てきました。何となく、昨年の「スクラップ・ヘブン」、江口つながりの「アナザ・ヘブン」っといった地雷臭がするのですが、その通りでした。

何でも現在公開待ちの邦画は大小会わせて300本以上有るそうで、その中にはこんな映画が何本も入っている訳ですよ!取り敢えず、判断基準は可愛い女の子が可愛く映っているか、と言った辺がミソですな。

 『ギミー・ヘブン』



2006年02月19日(日) 千年の予定調和

 時間の無駄か、映画券の無駄かと言った忙しい今月末なのですが。1日に5本見るスケジュールを立ててはみても、どうしても確り噛み締めたい映画がある。5本の内にそれを混ぜてしまうと、今の私の記憶容量では3歩歩けばぶっ飛ぶ鳥頭なので、せっかく感じた印象を忘れてしまいかねない。

そんなわけで、5本スケジュールを断念して『三年身籠る』と『クラッシュ』を観て来ました。もちろん、加味したい映画は後者です。


 『三年身籠る』

 『クラッシュ』imdb



2006年02月18日(土) ガビーン

今月は残り2週間で7本観に行かなきゃならん!全然ペーズが落ちてない。で、今日は近所のTOHOシネマズ府中で23:20から『PROMISE 無極』観てきました。早くもシネマイレージ700ポイント、映画5本目なので次回観賞後には1本無料でポップコーンも無料になっちゃう!で、次はリンチェイかな?

 『PROMISE 無極』imdbセシリア・チャンの本来の美しさが鳴りを潜め、のっぺりと薄っぺらい美しさになっている。やはり本来の彼女の魅力があふれる、『忘れえぬ想い』を観にいきたくなった。

で、映画自体は誰かが言っていたのだが芥川龍之介の「藪の中」(黒澤明の「羅生門」)の様相だと。まあ、時間の流れで言えばそういう構造でもあるのだが、寧ろ私は坂口安吾の『桜の森の満開のした』ではないかと思うのだよ。それも、野田版に近い。

そんな感想で思い出すと、小数に絞られたキャラクター達は、一様に運命に翻弄されると言うとっても可愛そうな話なんですよ。愛とか、真実とか、努力とか以前に、いけ好かない女神に全ての運命をばらされちゃってるんですから!!

普通なら愛とか、真実とか、努力とかが軌跡を起こすんだけど、結局女神のおっしゃるとおりに収まる所が、中国らしいと言うかなんと言うか・・・。



2006年02月04日(土) 相変わらず胸が無い

今日は「ベロニカは死ぬことにした」の初日です。多分マッキー(真木よう子)の舞台挨拶も有るんでしょう。当然、金券ショップでチケットも買いました。でも休みの日に朝から恵比寿に行く気力は無かったです。生マッキー観れませんでした。あとはアサスパの「桜飛沫」のチケットをヤフオクで買う位しかチャンスが無いです。

で、その代わりではないのですが、某フリーペーパーのプレゼントで当たった『プライドと偏見』を観に行ってきました。本作は1/31に発表された第78回アカデミー賞でキーラ・ナイトレイの主演女優賞を含む4部門でノミネートが有りました。

関係ないけど、1ヶ月限定ロードショーかよ「忘れえぬ想い」。このページで流れる歌ってセシリア・チャンちゃん?ハスキーボイスだもんねぇ?そう言えば、イー・トンシンの出世作『つきせぬ想い』のアニタ・ユンもハスキーボイスだもんね。で、相手は同じくラウ・チンワン。アジア映画が定着している今、そろそろラウ・チンワンの日本ブレークを期待。セシリア・チャンはあり得ない美しさなんだけど、デビューが『喜劇王』と言うことで、コメディーも抜群!この顔立ちでコメディーをするギャップをよくわかってらっしゃる。

 『プライドと偏見』imdb片田舎の赤貧貴族の娘役のキーラ、衣装も貧しければ胸も貧しい、育ちが悪いのは胸も一緒?なんてのは良いとして、流石イギリス、ロケであそこまで18世紀の画が作れるなんて恐ろしい!とにかく景色がきれいで圧倒される。「嵐ヶ丘」なんて素手作れる訳だよこの国は。

文芸作品の割に尺の長さもちょうど良く、ストーリーも分かりやすい!画もキレイで、デート映画でも週末に鑑賞しても問題ない良作。うん、ロケ地だったり、原作だったり、衣装だったり、女優たちだったり、色んなところに目がいって、観終わった後にも楽しめると思う。

で、私が目をつけたのは、女優。もちろんブレンダ・ブレッシンが「秘密と嘘」や「リトル・ボイス」と同じ様な無駄に神経質でダメ母を好演しているのが微笑ましかったりもしますが、注目は5人姉妹の末娘役のジェナ・マーロン。実年齢キーラよりも一つ上の22歳のところ、15歳の役なんですけど!?たしか、脱いだりもしてたと思うし、既にこれまでの作品でジョディ・フォスターの後継者と言った評価を得ている期待の若手女優(ジョディ主演の「コンタクト」ではジョディの幼い頃を好演)。で、実年齢では5人の中で2番目にお姉さんなんだよ。

「マッチスティック・メン」の時のアリソン・マーロンにしても、なんでマーロンと名のつく演技派若手女優は、こうもロリータなんだろう?

 美しい物語、美しーシーンの数々文芸・恋愛映画を映画館で観る王道的作品


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