気分刊日記

2004年08月29日(日) 雨の国立

 取引先からサッカーのチケットJリーグ2ndステージ第3節「東京ヴェルディ1969vsFC東京」を貰った。日テレ系列という事もあり基本的にはヴェルディ陣営の席、今回は味スタではなく国立でヴェルディのホームゲームでもある。でも、貰った券は“コンソーラシート”とか言う物凄く良い席(ゲート4、前列P-9)で、弁当がついて係員のおねぇちゃんが常時待機しているという。

あいにくチケットを貰った相手は当日仕事がありこれなかったので、友人を誘っていく事になったのだが、くしくも土日は雨!幾らなんでもそんな立派な席に屋根が無いわけは無いだろうと思っていると、既にそのエリアには雨合羽を着た親子連れが寂しそうに弁当を食っていた。

しかし、さすが弁当&おねぇちゃん付きの特等席。高さといいポジションといい、スゲー見易い。一般に熱狂的サポーターはゴール裏やコーナーに陣取るが、サッカーそのもののプレーや戦術など全般的に見たい人はスタンド側ハーフェイライン沿い真ん中辺で見ることを好む。今回の席は正にその位置。おそらく、大昔にサンチアゴ・ベルナベウで、開幕戦を見たときの次ぐらいにいい席だと思う。

で、着いた時点では小降りだったのこの席でいけるか?と思ったが、雨は次第に強くなり流石に見かねたのか、係りのおねぇちゃんが臨時に屋根がある方へ退避しますか?と言ってきたので、堪らず上部の屋根付きの席に退避。なんかせっかくの良席も意味が無い・・・。

試合は、何だか凡戦、後半にやっと動き出した。FC東京・阿部選手の物凄いサイドアタックにヴェルディは引き裂かれっぱなし、タレント力の差もあるのだろうが何をやりたいのか明確な東京に対して、三浦淳宏が異常にバックパスが多くやる気の無い感じがゲームの流れを停めるように、全く戦術として機能していない。何度も両サイドを使おうとするけど圧倒的に人数が少なくダメ。ここまで差があるとは思わなかった。

特に、今日の私の目玉の一つ“廣山選手の投入”をせず、延々とダメな両サイドを換えず、たいして効果が望めないのに和製ロナウドFW“バカボン”森本を投入したのには疑問だった。おそらく放送等の問題で怪我以外の場合は必ず1試合の中で15分程度は出場させる契約があるのではないだろうか。

帰ろうかとした終了10分前頃、FC東京・梶山のミドルシュートが決まりFC東京が勝った。なんか私が東京の試合を見ると大体こんな感じになる。勝つんだけどイマイチ面白くない。でも、今日はそんな事より雨が冷たく寒かったので早く帰って蒲団に入りたくなった。



2004年08月25日(水) 相変わらず

 夕方までごろまで、ダラゴロしてたのですが、月末なので『LOVERS』観てきました。まあ、結構混んでいましたが、普通の映画ですよ。

 『LOVERS』imdb美しいアクション、叙情的なカット、ワダエミの衣装、が目立つ、話は「インファナルアフェアー」が流行ったからそんな感じで。相変わらずチャン・イーモウはイメージ先行って感じ?
 しっかし、金城武とアンディー・ラウは相変わらず大根だなぁ。強いて救いがあるとすればアンディーの役は昔から一貫して頑固親父キャラ。良くも悪くも自分の信念を貫き通す無骨不器用な健さんタイプ。「インファナル〜」や「アンディ・ラウ/天與地(てんとち)」辺りで演じてる役がはまり役ですから。演技は無くともオーラがあるしね。でも、何は無くともチャン・ツィイーの映画だと思いますよ。

ラストに「アニタ・ムイに捧げる」とでるのですが、多分、遊郭「牡丹房」の女将役辺りに当て込んでいたのだろうが、本作ではソン・タンタンが演じている(が、急遽新たに書き加えられ場を凌いだらしい)。カリーナ・ラウ辺りでもはまり役だと思った(正確には※ネタばれ※秘密結社の首領の役を当てていたのだが、彼女を尊重した監督が代役を立てずに新たに設定した役がソン・タンタンの役らしい。)。

『HIRO』も賛否が有ったけど、本作もドラマ性を重視する方には些か物足りないかもしれない、しかし、PV出身監督のなんちゃって映画・ギミック盛り沢山の映画と言うより長編映像作品が多い昨今、映像重視なのは変わらないが絢爛豪華・痛快無比の娯楽映像美とある程度のドラマトゥルギー、そして商業映画として最も重要なエンターテインメント性を保つチャン・イーモウは、ある意味ティム・バートンやサム・ライミ、ピーター・ジャクソン等、オタク・エンタテインメント監督と並ぶオタク監督なのだ。それも、エンタテインメント・オタクで、美オタク。

この辺は、実はアート系の作品と思われがちなウォン・カーワイとも近いチャン・イーモウ。出が、「紅いコーリャン」とか、泥臭い作品が多かったのでここまで洗練されるとは誰も思わなかったのではないだろうか。

映像エンタテインメントとしての映画の追求はPV映画とは又違うものだという事をダイナミックに証明する中国人オタク監督。



2004年08月22日(日) 徒然なるままに〜

何とか11時頃に起きている日曜日は、だいたい聞いているJ-WAVE、はなちゃんナビゲートによる「Time for Brunchi」。街歩きの模様をはなちゃんセンスで実況する番組なんですが、今日は高円寺。おそらく毎週ウィークデーに取材しているんだと思うんですが、番組の内容は今週末の“高円寺阿波踊り”に触れつつ進行。

そう言えば一昨日、下北沢に行った時も“下北沢阿波踊り”がやっていた。どうやら三鷹でも“三鷹阿波踊り”をやっていたそうだし、都心では“麻布十番祭り”だそうだ。

あのさ、何処そこ“阿波踊り”とか、何とか“よさこい”とか辟易してくる、おじさんは古い人間ので、阿波踊りと言えば徳島、よさこいといえば高知なんだよね。もっと言うと浅草サンバカーニバルなんかも「おいおい・・・」って感じなのだ。ま、祭りと言うものがオープンな催しであるので、こう言う考えはつまらないのかもしれないが、結局その祭りに土地の色がでていれば良いんだけどね。

さて、話は戻ってはなちゃんの“Time for Brunchi”ですが、実は来週わが街“調布の深大寺”がロケ地!アド街ック天国よりもマイナーだけど、センスはこっちの方が断然上なので、番組の情報提供コーナーにあなたの深大寺知得情報の提供をしてプレゼントをゲット!

はなちゃんと言っても私よりも年上なのではなさんだったりする・・・。



2004年08月14日(土) 駄文でござる

ちょっと!なに、あの日本選手団の開会式用公式服装は!!ダサいにも程があるわ!せっかクハナエモリのダサさから開放されたと思ったのに。ケンゾーにデザイン依頼って、はなから迷走するつもりだったとしか思えん。ユニクロにした意味が無いじゃん!福原愛なぞ、まるで派手な田舎のおばちゃんだよ。

あ、ナベツネがオーナーを辞したけど、大した違いが無いよね、奴が死なない限り。って言うか名実共に影のフィクサーと化して裏でやりたい放題になってゆくような気がするのは私だけでしょうか?

ああ、レイチェル・リー・クックは何処に言ってしまうのだろう?「ホネツギマン」とか、コレとか、セクシー路線を開拓せんとしているようだけど、安達祐美やなっちみたいにどう頑張っても生来ヨゴレがやりにくいキャラだと思うのだが。事務所orエージェントが変わったのかなぁ?

久しぶりにサマージャンボ宝くじを連番で買ったのですが、当たりました!5等の3千円が。取りあえずちょっとの間夢をみれて、元手も300円のオマケつきで戻ってきたので御の字です。とはいえ、買ったことを忘れていたので夢をみた瞬間はわずかです。



2004年08月08日(日) 永ちゃんnot永さん

 ぶらぶらっと、『スパイダーマン2』観てきました。行きの井の頭線の電車の中で永六輔師匠を目撃!もう本当にオバサンとオジサンの間で中性的だわ。よくバイト先でラジオ聞いていたわ。その頃は年中旅回りしていて旅先のお話とか、番組のプレゼントが旅の土産物なのね。で、その時の教えが“お土産はその土地の特産物もしくはその土地特有のもの”って言うのを私は今も守ってるわ。

それまでは結構キーホルダーとか平気で買っていたんだけど、でも、都道府県キーホルダーも全部集めれば日本地図が出来るかもと思っていたのに北海道は単品でOKだったんだけど本州の県で隣同士の県を合わせたときにアッサリ挫折したのね・・・縮尺の比率がバラバラなんだもの!!その時思ったわ、都道府県型キーホルダーは縮尺の比率を共通にするべきだって!そうすれば外国の方でも鳥取にも行ってみようと思うんじゃない?

で、永さんはどうも吉祥寺から乗っていたようなのですが、もし渋谷までご一緒だったらサインでも貰おうかしら、何て考えていたんだけど残念なら下北沢で下車してしまった。せっかく「「二×三が六輔」見てました!」って台詞まで考えていたのに。

私の記憶が正しければ(←かなり怪しい)、今のお洒落なゴスペラーズにメンバーチェンジする前の彼らが出ていたはずよ!

 『スパイダーマン2』imdb


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