気分刊日記

2003年10月22日(水) 超過日記

 行きたい試写が重なってあったのだが、就業中に1日を掛けて試写に出かけるのは気が引けたので、お休みを取って試写3本...のつもりが1本目が満員で入れずビデオをもらって退却。なので2本。何も、休んでまで行かなくても、結局給料出無いんだから自腹で観に行っているようなもの?でも、先月から月1日は平日に休みを取ろうと思っているのでまあイイじゃん!
 結局、今月は過去最高の鑑賞本数。おかげで残り2ヶ月を残して、昨年の年間鑑賞本数を早くもクリアー。で、作品は『the brown bunny』『ミッション・クレオパトラ』。因みに、見逃したのは『ケイティ』。半蔵門まで行ってビデオを貰い、京橋のメディア・ボックスの試写室で辛い思いをして、渋谷のアミューズ試写室でトホホな思いをした、なんとなく勿体無い休日でした・・・。

 『ケイティ』imdb

 『the brown bunny』imdb

 『ミッション・クレオパトラ』imdb



2003年10月21日(火) 遭遇日記

 今週は投げやりモードで昼過ぎに京橋の映画美学校『コール』の試写を見てきました。職場から5・6分の所に有ったのですが行くのは始めて、凄っく古い建物で、トイレも臭った。でも試写室はしっかりしていて、新宿文化シネマより見やすかった。
 帰りの信号でとある俳優の方が横に並んでしまい、もしやっと思って声を掛けてあまつさえサインまで貰ってしまいました。普通なら、「あ、○○さんだ。」と気付くだけで、ミーハーにも声なんか絶対掛けないし、サインなんて絶対貰わないんだけど、ちょっと思う所があって今回は行動に出てしまいました。彼は別の試写室で「2009 ロスト・メモリーズ」(邦題:ロスト・メモリーズ)の試写を観ていたらしく、残念ながら映画の感想を話すようなことはできませんでした。とても素朴で、ともすると見過ごしてしまいそうなほど地味な方でした。

 『コール』imdb「アイアム・サム」のダコタ・ファニング、「レインディア・ゲーム」のシャーリーズ“無意味によく脱ぐ”セロン、「クイーン・オブ・ザ・ヴァンパイア」のスチュアート・タウンゼントの家族に襲いかかる、「激流」のケビン・ベーコンと最近ドラッグで捕まった「バロウズの妻」のコートニー・ラブの夫婦&α、によるクライム・サスペンス。
 書いた順番でわかるとおり、またもやダコタの一人勝ちの雰囲気があるこの作品。プレスにもダコタ絶賛評ばかりが目立つ。出来はまあまあ、役者もそこそこはまり役、長さも適度。公開時期も・・・対抗馬があんまり居ないので、年末に時間が空いたら観に行っても退屈しない、無難なヒットが見込める意外な穴作品。



2003年10月19日(日) 時差日記

 最近その日に日記を書いていない、一日ばたばたしていると終いには布団に沈んで行くので精一杯!ましてや週の内5日の、報われない労働に(対価としての賃金は頂いているが)心が動脈硬化を起こしてほぼロボット化した生活に陥る。ロボットならその日の事を正確に記録できるが、如何せんハードディスクの容量が足りないのか、どこかバグが有るのか、私の記憶は3歩歩くと消えて行くとさか先輩の鳥頭。

 そんな私は本当に映画を観ているのだろうか?普通の人には息抜きだったり、気分転換だったりする映画が、私にとっては八つ当たりの対象か事務的なものになってやしないか、ちょっと心配なこの頃。 そりゃ今日みたいに1日に4本も観てたら疑いたくもなるわいな・・・。

 『ジョニー・イングリッシュ』imdb

 『マッチスティク・メン』imdb

 『スパイキッズ3-D:ゲームオーバー』imdb

 『陰陽師 2』



2003年10月18日(土) 繁盛日記

 今月は月末の土日に法事で田舎に帰らなくてはいけないので、映画消化も今週が最高潮!休みの日にも関わらず疲れる体に鞭打って早起きして出かけたのに、渋谷まで出てから財布を忘れていることに気がつくボケっぷり。一旦家に戻って急遽スケジュールを明日の予定と変更。久しぶりに部屋の片付けなどして昼過ぎに再出発。
 東急文化会館閉館後にクロスタワーに移った渋谷東急で『インファナル・アフェア』。ずっとマークシティ(井の頭線が乗り込んでいる駅ビル)だと勘違いしていたのだが、現在の場所はもともとクロスタワーホール(その前は東邦生命ホール)だった劇場で、“志らくのピン”を何度か見に行った場所(道理で最近ここでやらない訳だ)。因みに「リトル・ダンサー」や「ヴァーサス」の試写もここで観た。
鑑賞後少し時間が空くので下北に戻って久しぶりにカフェ“ordinaire”に行ったら、ものすごく込んでいてカウンターの端っこにやっと座れたほど。お目当てのケーキもいくつか売りきれていてガックシ。最近色々な雑誌でカフェ特集をやっていて頻繁に紹介されることが多かったのでしょうがないのかな。落ち着いて映画の感想でも書こうと思っていたのだけどそんな雰囲気じゃなかった。
 一服後、有楽町に移動して『ヴァリスティック』。慌ただしく週末の六本木に移動して、ヴァージンシネマ六本木で『くたばれ!ハリウッド』をプレミアスクリーンで初鑑賞。このプレミアスクリーンは他の劇場と入り口が異なり、常に映像が流れるレストランバー形式のラウンジを抜けた奥に劇場の入り口が有る気取った作り。観終わった後にレストランで食事もできるようなのだが、私には縁がなさそう。

『インファナル・アフェア』imdb

『ヴァリスティック』imdb

『くたばれ!ハリウッド』imdb



2003年10月15日(水) タラ日記

 仕事上の特権を使って職場の同僚(ダメじゃない人)と銀座ヤマハホールでの『KILL BILL』の試写に行ってきた。鑑賞後、エンドロールが流れている時に地震が来て、席が2階テラス席だったものだから大揺れ!!多くの人が駆け足で2階を後にする中、ふと見ると後ろの方の席に居たのは滝(元電気グルーブ)と中原(暴力温泉芸者or三島小作家)で、思わずこんな会話してた〜N「どうでした」。T「何が一番凄かったって、最後の地震」だって・・・。

 『KILL BILL』imdbTV・雑誌と恐ろしいパブの量は興味が無くても観に行きたくなりそうな超カルト映画。でも実際見た人から口コミで広がるかは疑問。まあ、口コミなんて頼らない大量広告展開なのかもしれないけどね。
 感触から言って、長くて今年いっぱい。「マトリックス」が出てきたら一気に落ちる可能性大!!個人的にはクスグリ所が満載で、サブカル(死語?)・映画オタク的には羨ましくてツボをついているので十分楽しいのだが、それはつまり、バランスのいいオタクであるはずの“タランティーノ”が、聊かバランスを崩している偏った映画なので、賛否は分かれるってことっすよ。事実、本国での滑り落ち方はかなり激しい様子。日本公開版と米国版は異なるようで、もちろん日本版の方が長い!
 来日記者会見のエピソードでも、タラが「日本公開バージョンサイコー!イェー!!」と万歳したのに合わせ会見に居合わせたキャスト・スタッフも一緒に万歳した拍子に、ユマ・サーマンのオッパイポロリ!!その場のホローで「なっ!?バージョンは最高だろ?」と、タラが言ったとか言わないとか・・・。
『死ぬまでにしたい10のこと』の方がロングランすると思う。



2003年10月13日(月) 女性日記

 夏の終わりぐらいから公開されている作品の中に、個人的に注目の作品が幾つかあって、私的には“女性映画”と呼んでいるものだ。今の時代女性消費者を無視しては商売できないし、得意のバカ映画やギャル映画ばかり観ているのもバカに拍車をかけるだけなので、少しは物事を考える意識をもとうかと。
 これまで観たもは『なも無きアフリカの地で』『トーク・トゥー・ハー』『めぐり合う時間たち』『エデンより彼方へ』など。どれも、昨年度のアカデミー賞で主要部門でノミネート、または受賞した立派な作品だ。感想を書いているものもあれば見たことだけ記録してある作品もある。いまだに女性差別、と言うか男性社会が幅を利かすハリウッドで、最近女性の人生を描く作品が目立つのはなぜなのだろうと思ったのも注目のきっかけ。
 でも、今日見た2本を含めても女性監督の作品は3本。ゲイの監督がいるとは言えどこまで女性を描けているかは、実際にこれらを見た多くの女性に聞きたいのが個人的な意見なのだが、どれかを見た人はいても全部を観た女性はなかなかいない。
 で、今日の作品は『デブラ・ウィンガーを探して』『フリーダ』。おまけで『サハラに舞う羽』も観たけど、これは圏外。この先の注目作は『死ぬまでにしたい10のこと』必見です。

 『フリーダ』imdb

 『デブラ・ウィンガーを探して』imdb

 『サハラに舞う羽根』



2003年10月12日(日) 穴埋日記

 怠惰な朝、と言うより午後の目覚めは毎度のこと。慌ててシャワーを浴びて出かけるのもしょっちゅう。チケット消化のため、新宿、東急シネマスクエアで『レッド・サイレン』を鑑賞。

 『レッド・サイレン』imdb“リュック・ベッソン”プロデュースって言うけど、プロットは殆ど「レオン」。解説にも、「ジャン・マルク・バールは、グランブルーの盟友ジャン・レノが演じた子守ボディーガードを、10年後に、まさか自分が演じるとは思ってもいなかっただろう」と書いてあった。異なる点と言えば、ニューヨークの市街戦だった「レオン」に対して、ロードムービーの要素を孕んだ本作は目に映る風景が新鮮だ。まあ、目的地がポルトガルと言うのは主人公の枯れた感じを表しているとも言える。でも、そのジャン・マルク・バールは頭が殆ど田中要次だし、枯れるといってもこの映画の中だけで『SEX:EL』では絶倫状態(それも監督・主演!)。
 ポルトガルと言うのはヨーロッパでもかなり寂れていて、主な産業が漁業しかなく、年中曇っていて雨がちで、若者は殆どが国を出てしまうという寒村国家と言う印象がある。実際、一昨年母が旅行で訪れた際も、漁村には年寄りばかりで魚(主に鰯)の煮物がおいしく、食べ物はいたって日本の田舎風と言う結構な寂れ様だったとか。
 それはさておき、映画に戻ると、前半の刑事と母親が対峙する取調室のシーンで、カットが切り替わると机の上の物が消えていると言うミスを発見(かなりどうでも良い点です)。まあ、話的には普通、敵の規模が今ひとつつかめないのと主人公と少女以外のキャラがもう一つ造詣不足。
 例えば、“見切りをつけられたにもかかわらず、事有るごとに女ボスに懇願する手下”←「ボスを愛しているのか単なるマゾなのか?」とか、“心中複雑な女刑事”←「どうして複雑なのかはっきり説明が無い」。それでも、銃撃戦の描き方はなかなか手が込んでいて美しいし。唯一発見と言うか収穫だったのは、女刑事役のアーシア・アルジェントが思いのほか美人だったこと。恥ずかしながら『トリプルX』を見ていなかったので、“B級ホラーなんかに出ているソフィア・コッポラみたいな感じの、ダリオ・アルジェントの娘”くらいにしか思っていなかった。
 出結論から言うと子供が実の親を自分の意志で撃っちゃダメ!親殺しは、衝撃を与えるオチとしては余りにも簡単な手段であり、倫理的にもドラマ的にもそこまで積み上げてきたストーリーが滑稽になるから。
 たいして新鮮ではないプロットに安易なオチで、印象に残らない映画。



2003年10月11日(土) 独逸日記

 ああ、コレ書いてるのは10/21、10日も前のことなど殆ど忘れている。まあ、最近の行動パターンは決まっているので、ようは何の映画を観たんだっけ・・・?

 いちおう、午前中は仕事。普通に8時間労働をこなして帰りに映画を見たはずなのだが・・・。「!」、おおそうだ、『10億分の1の男』を見たんだ、その後で『ワンダー・アンダー・ウォーター』『アフリカへの想い』を見たんだ...確か、多分。先日101歳で亡くなったレニ・リーフェンシュタールのドキュメンタリー。職場の棚には『レニ』が有って、買おうかどうか悩んでいるんだよ。

 母がチェコ→オーストリアの旅行から帰ってきて頼んでいた土産“スパルタ・プラハ”のユニホームを買ってきた。ありがたい!マイナー・リーグ・ファンの私としは、この冬はスパルタのユニフォームの重ね着に、ディナモ・ブカレストのマフラー、ステアウア・ブカレストの靴下に、1FCニュルンベルクの手袋なんて酷いコーディネートを目論んでいます。

 『10億分の1の男』imdb予告編とか観ても、なかなか惹き込まれるものがあったし、なかなか日本で公開される機会の無いスペイン映画と言うことで何かを期待したのだが・・・何かいま一つ面白くなかった。
 『運』なんて目に見えないものを扱い、その「運」を自在に操る人や、「運」を操るゲームなど幾らでも膨らむプロット!でも、ほぼ全編、様々な方法で繰り広がれる<“運”ゲーム>がいま一つ盛り上がりにかける。だって、ルールが凄くあいまいなんだもん。もちろん“運”なんて凄く不確定要素を扱うからっていうのは分かるんだけど、それを自在に操る人々って所が意外性があって魅力的なのに、結局「運は引寄せるもの」ってことぐらいで、ルール?とも、当たり前のこととも言えるオチ。役者としては、マックス・フォン・シドーがやたら凄みが有った。プロットは凄く魅力的だけど、ちょっと期待を裏切る異色サスペンス。

 『ワンダー・アンダー・ウォーター』&『アフリカへの想い』'91年の作品でリュック・ベッソンの『アトランティス』なんて映画もありました。どうも海洋映画と言うと、必ずといて良いほどイトマキエイ(マンタ)が出てくる。あと、『SF SAMURAI FICTION』やPVなどでお馴染みの映像作家“中野裕之”も『PEACE BLUE - LONG VERSION』なんて作品を撮っている。一部の高尚のな映像作家は突き詰めると自然回帰で海に帰るものなのだろうか?
 ま、この映画の場合は、大いなる自然を収めていても、自己主張したかったのか、音楽がちょっと鼻に付きます。「アトランティス」のエリック・セラ(フランスの久石譲)はそれ程でもないんだけど。レニの作品は時代時代における革新性やそのパイオニア精神には目を見張るものがあるし、彼女の根性は凄まじいものを感じるんだが、今回の作品からはどうしても見下ろした視線が感じられる。
 無論、彼女が“ゲルマン民族の優越を唱えた”ヒットラーの子飼であったと言う歴史的な事実も先入観として影響している事は否めないが、伝わってくる空気がそう感じさせるのだ。これは決して悪い意味ではなく、コレが彼女のモチべーションなんだろうなぁと思っているだけ。基本的にドキュメンタリーって体力を必要とする。



2003年10月06日(月) 買収日記

 最近(と言っても半年以上前)、映像ソフト関係の買収が幾つかあった。アミューズピクチャーズ株式会社が東芝に買収されて東芝エンタテインメント株式会社に、パイオニアLDCは電通の傘下になってジェネオン・エンタテインメント(エネオスみたい)になった。

 その影響もあってか、決算の時期という事もあってか、取引先に人事が有って色々と人が変わっている。会社組織に疎い私はその人事が出世なのか左遷なのか判断しかねるのだが、結構気心の知れた営業さん(所詮営業さんなのだが)が居なくなってしまったのが寂しい。幾ら仕事とは言え、全く新しい個人との人間関係を1から構築するのは歳を取ればとるほど面倒くさい。コレを上手くやってのけてしまうのが出来る営業マンなのだろう。

 ま、そんな事もあって、今日は電通傘下のラインナップ発表会みたいなものに行ってきた。場所は六本木ヒルズ・森タワー!!テレ朝やJ-waveが引っ越したり、TSUTAYAの社長が住んでいると言う、私にはトンとご縁が無いと思っていた建物に進入して来ました。正確にはアカデミーヒルズのタワーフォーラムと言う会議スペースなのですが、迷路の様な建物の中や、静かな高速エレベーターなど体験。発表会終了後は併設するヒルトンでの懇親会。また、殆どご縁が無い高級ホテルにも行けました。

 ラインナップ説明会に関しては殆ど観るべきものが無い、と言うよりも、殆ど既知の内容なので2時間ウトウトしてました。その後の懇親会では、開場するなりカシオペアの生演奏がスタート。インスト主体のフュージョン系バンドなのですが25年来のパイオニア所属アーティストだそうです。私は、全く興味の無いジャンルなのでも申し訳ないが、よく分からない人には、同じジャンルでF1のタイトルミュージックで有名なT-SQUAREの音を連想してくれればいいと思う、あんな感じ。トークでは、キーボードの人がナポレオンズボナ植木(背が高いメガネの方)みたいだった。

 その後、食事もスタート、酒が入り名刺交換ラッシュの中で次々と所属アーティストの生ライブがあるのだが・・・コレがかわいそう!開場は殆ど酔っ払いかや、商談に講じるオヤジばかりで、ステージには全く興味がなさそう。まあ、出てくる所属アーティストもどれもピンと来ない人たちばかりってのもあるけどね。

 で、後半の2組はお得意のアニメ主題歌系で、川澄綾子(だったかな)とKOTOKOなる方々のライブがありました。で、後者の方はその筋ではかなり注目の人らしく、その筋の方のお話では、その出処がかなりDEEPなネタらしいです...ってほとんどなんだかわかんないでしょ?私はその筋ではないのでこれ以上は深入りしたくないんで。

 で、昨年よりは美味しいものをたんまり食べて、お土産はまた発泡酒(ここの社長はフランスにワイン蔵でもあるのか?)。珍しく終日スーツだったので帰社後も直ぐ退社して家帰って寝ました。年に数回しか着ないスーツですが、私にとっては‘呪いの鎧’、疲れがいつもの2倍になるんです・・・社会不適合者でしょ?



2003年10月05日(日) 腹痛日記

 最近得体の知れない腹痛に苦しみ、半日伏せてしまう事が有る。別に腹を壊したわけでもなく、唐突に腹をえぐる様な激痛に襲われるのだ。急性盲腸かと思ってしまうほど(実際どうかは、なった事が無いから分からない)。先日も、あまりの激痛に、伏せてしまい、起きたら次の日だった。また同じことが有ったら考えねばならんかも。

 そんな感じだったので昨日も一日中寝て過ごしたので、宿題が山積みだ。朝一で『ロボコン』『クジラの島の少女』、「ロボコン」は朝一だったのに非常に混んでいた。「クジラの島の少女」では、後ろの席に、かなり早い段階で高鼾をかき始めた客が居たのだが、誰も注意しないのには参った。結局終了まで鼾が続いて、終映後見てみるとその人の席だけ周りに誰も座っていなかった。どちらも、新宿文化シネマだったのだが、いい加減ここのスクリーンは小さくて観難い!シネコンをいっぱい作るもいいけど、こんな環境の映画館をいつまでも放置しないで下さい東宝さん。
 その後、一旦帰宅、19時から今週がラストの『パンチドラン・クラブ』。その、後にも先にも、もう一本見る時間的な余裕はあれども、体力的に疲れて観る事は出来なかった。今日はどの作品も良い作品だと言える。「ロボコン」のDVDは売れるかどうかは分からないけど、レンタルやTVでは結構いけると思う。後の2作はDVDでもそこそこいけると思う。特に「パンチドランク・ラブ」はじっくり観たい90分。

友人と話していた内容、「ヨーロッパリーグあの人は今」・・・ダリボ・ウェストパルチザン・ベオグラードに居るらしい。イブラヒム・バはボルトン・ワンダーランズ。クリスチャン・カランブー(奥さんが激美人参考)はギリシャのオリンピアコスCFPに居るとか居ないとか・・・。

 『ロボコン』

 『クジラの島の少女』imdb

 『パンチドランク・ラブ』imdbなんか凄く、印象に残る作品。アダム・サンドラー映画にしてアダム・サンドラー映画に非ず。冴えない男に突如訪れた激しい“愛の映画”あり、愛によってよりむしろその愛を守るための怒りによって、今までの自分から脱皮する“転機の映画”であり、愛を得て殻を破っても日常や、周りの自分に対するめがねはさして変わらない“揺るがない個性の映画”である。
 


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