言葉のサラダ
黄と藍

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■ 温暖

キャベツが寂しい顔をするまで蓋を閉めておこう


大きな鍋
アカイ汁
擂ったゴマ
薄い豚肉
・・・

文字の羅列は薫らない
偽りの物語たち
空色の箸が語る
無駄口が矢鱈多い

2003年11月30日(日)

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■ 列車

氷(アイス)を砕こう
バラバラになれば溶けるのが早い
ゆっくり溶かすのはもう出来ない
我慢はもう出来ない
だから急いで溶かそう
急いで砕こう
急いで空気に変われ!!

2003年11月29日(土)

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■ 否定形複数

嗅覚の記憶は凄いらしい
だってまだ覚えてるから
時々ふっと香る
通り過ぎてもわからない
思い出して少し考えた
なんのにおい?

ふっと香って
ふっと蘇る
切り捨てた思い出か

2003年11月28日(金)

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■ 延べ棒

愕然とした
ホームに突き落とされた

とか
それくらいショッキングな出来事
手に触って確認
座って確認
動作も確認
間違いなくそこにはそれがあって
間違いなくあたしは驚かされていて
呆れた口→Д
になって
呆けた目→゜゜
になって
赤らめた頬→*
になっていただろう
つまり(*゚Д゚)


みんなしんじゃえ

ぐらい
じゃない凹み
えぐられた希望
もう望まないことにした

2003年11月27日(木)

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■ 毎日


見上げた空がとても暗かった
潜めた息が細長く白かった
佇んでいる駐車場は冷蔵庫みたい



人間て疲れる
なにもかもをお互いのものにして
名前をつけていく
みっともないなぁ
できるなら
草や土
風や水
太陽とか月とか
そんなのになりたい
きっと気が楽になる

2003年11月26日(水)

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■ 再認

調べれば調べるほど
知れば知るほど
見れば見るほど
明らかになる事実
浮き出る悪夢
確信的な犯罪



起伏のない感情と
平坦な表情と
親切な声
疑いもない真実

2003年11月25日(火)

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■ 防御

気付かなければ良かった
見回すとそんなものばっかが世の中に溢れている
無知は神だ
無意識は奇跡だ
その状態が続くのが望ましかった
気付いたときから世界は黒い
誰かが謝って解決すればそれがいい
忘れられるなら忘れたい
記憶を記憶が上書き
それでデータが飛ぶなら嬉しいね



壁に張り付いた虫が醜い
僕の頭を掠った奴だった

2003年11月24日(月)

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■ 自己嫌悪

オーディエンスが煩い
何度も何度も思い出させる
何度も何度も野次を飛ばす
何人も何人もが討論を始め
あたしがしていることにまでケチをつける

煩いって言っても何も変わらない
周囲が病的な人物として扱うだけ
もう終わっているのかもしれない
こんなのに惑わされて
混乱したり悩んだり
笑い出したり
怒り出したり
泣き出したり
こんな奴等に感情を左右される
記憶を左右される

可笑しい
可笑しい
気持ち悪い
不快だ

2003年11月23日(日)

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■ 汽笛

背中を押されたとき
前に虫がいないか探そう
間違えて踏み出した足で
つぶしてしまうかもしれないから


渡る前に叩こう
ひびが入っているかも知れないから
叩いて壊れたら
泳いで渡ってもいい

食べる前に薬子を呼ぼう
それが吐き出したら
私は触れない


頬を何かが伝ったとき
泪と決めつけてはいけない
もしかしたら雨かも知れないから


さようならの前に空を見上げよう
まだ別れるには早いかも知れないから

2003年11月22日(土)

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■ ファイル

あたしが何かした

君が好きになる
前向きで
無責任で
自分勝手で
偽善者で
何もかもを認めてて

あたしはない
あたしには何もない
好きなものも
やりたいことも
探す努力も

酷く我侭なのは知ってる
目的を作れるのも知ってる
自分の行動でどれだけの人が傷つくのかも知ってる

だから
あたしは部屋を散らかして
誰とも口を聞かずに
夜中まで外を出歩いて
死ぬことばかり考えているんだ

君は何もしないから

2003年11月21日(金)

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■ 弱火

辛い食べ物が好きだ
びりびり舌が痺れ続けるところがいい
そうしないと
今自分がどこにいるのかわからないくなる


すっぱい食べ物が好きだ
耳の下がつるような痛みがたまらない
そうすることで
これから自分が何をしようかわかる

2003年11月20日(木)

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■ 影

君は懐かしい
だからすぐに消える
危ないコンクリの坂道と
そこを下った自転車と


君に夢中だよ
血だらけのバットを振り回してる
嘘だらけでなにもない

空のデパートが涼しい
黙してる時は美しい

明るいのは道だけで
どこにも影を落としていない

2003年11月19日(水)

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■ Q

約束はしたが
熟考すれば
範囲が大きいから
あたしには果たせない
君にも果たせない
誰にも守れないぞ

2003年11月18日(火)

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■ 網膜

最期が見れたからもういいや
これ以上の続きは期待しない

せいぜい
水に溺れたアリのように
無様にひたすらもがいてろ
殺虫剤掛けたあとのゴキブリみたく
いつまでものた打ち回ってろ
食われてくカマキリのオスのように
乱暴に両手を振り回してろ

知らない知らない
どうなっても放置
見捨てちゃう
構わない
消えちゃえ

2003年11月17日(月)

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■ はいざら


もう少し常温に居たら
溶けていたんだろう

希望を確信した



否定していたものを
肯定的に受け入れた

それが酷く後ろめたかったのだが
もの凄く前向きに感じられた

新たな角度が表れた
逃げ道じゃなくて
進むべき道として

2003年11月16日(日)

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■ 障害

努めて明るく
消えない内に


自分を無視する
感情を
感興を


自分を無視する
感覚を
感想を

冷たい冷たい
怖い怖い

煩い位の声
真っ暗な床
目の天井
線の壁
赤い窓

全てが鬱陶しい
酔って吐き出す

2003年11月15日(土)

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■ 転倒

あのコの名前はなんだっけ?
誰にもきっと解らないね。


古い人形は嫌だ
あの、
白い髪の
赤い服の
女の子
ただ座っているだけの

触りたくないし
近づきたくも無い
視界に入れないでって
頼んだのにまだ置いてる

気持ち悪い
不気味だ
ただじっとしているだけなのに
なんとも後ろめたい気持ちにさせる

2003年11月14日(金)

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■ 痣

退屈なblankの讌飲
怠慢なbrassを厭悪
君の存在だけが僕を自由にしてくれる



寝起きに何度も欠伸をする
温い室内の上方の空気が不味い

好い具合の空色
明るい携帯の画面
未受信のメール群
気味の悪い着信音

嘘を真実とおもう演技
音を幻聴とする
見るもの全てが疑わしい
殴り殺したくなったのは自分
誰がこの拳を舐めてくれよう

2003年11月13日(木)

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■ 船窓

2度目の誕生日に会おう
ドリンクバーで語ろう
深く深く帽子を被って
長く長く時を過ごそう




誰も観ていない
目なんか持ってない

2003年11月12日(水)

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■ trail

約束が果たせない
期限を守れない
規則に従えない
ルールを学べない



全部人のせい
全部人が悪い

2003年11月11日(火)

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■ 包囲

何度も逃してきた
何時も気付かなかった

だから手で覆って
もう逃がさないんだから


前は虫めがねを使ってた
そうしないと見つからないから
でも目線の高さを合わせたらさ
結構使わなくても平気じゃない?




やっぱり嘘吐きは嘘吐き
何年経っても変わらない
待ってて損したよ
大損だよ

2003年11月10日(月)

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■ ライト

君はアイスクリーム
僕に食べられる
マイナス5℃のちょっととろけ気味

君はアイスクリーム
たくさん味が混ざってる
マーブル色で時々危険

君はアイスクリーム
冬にはぞっとするほど寒い
暖かい部屋でスポーツ番組を観ながら食べるのさ



君はアイスクリーム
もうすぐなくなる
こんな「ややこしさ」も
一緒に食道を滑り落ちる
スルスル
すトん

2003年11月09日(日)

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■ ビッグデパート

事実が沢山有り過ぎて
どれを真実にしようか迷う
とてもじゃないけど選べないんです
それは両手に抱えるどころか
散乱した部屋みたく
酷く多く溢れかえっているんです

誰かに助けを求めても
どれも嘘にしか聞こえない
とてもじゃないけど信じられないんです
めいっぱい頷くどころか
うんともすんとも
声が詰ったように出ないんです

沢山あって選ぶのが好きだなんて言ってごめんなさい
選びきれないほど沢山が理想だなんて言ってごめんなさい
あたしには見切れません
あたしには廻りきれません

あたしはまだ
はっきり出来ない真実より
あやふやな境界に浸って居たいんです
漂って居たいんです
一人で
邪魔者も
仲間も
何も無いところで。



お買い忘れは御座いませんか?


2003年11月08日(土)

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■ 卵皿

人の人間らしさに触れたとき
どうしても悲しくなって・・・

責めたかった言葉が言えず
そう思った自分を代わりに責める
仕方ないなんて言いたくない
仕方なかったなんて・・・

鏡に映るこの顔がどうしても憎くて
この鏡は幾つ目・・・

相手の意見聞き入れるから
自分の意見を受け入れられない
あたしの気持ちはどこへ・・・

そんなに器は大きくない
沢山入らないから・・・



原因なんて無い
要因なんて無い
あたしは瞬間しか生きられない

2003年11月07日(金)

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■ 外れ時計

感心する
驚いた
目を疑った
でも
見えてるこれが真実


諦めが悪いらしい
約束が守れない
二方向から自分を責める
悲しい
けど
それがあたしだったし



否定したい過去も
証拠がない
形がない
言葉がない

2003年11月06日(木)

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■ 深呼吸をして

深く深く。
そいでもって、
口に一杯息吸って、
潜るの。
暗い暗い底を目指して。
昔あたしの居た場所に。



海底までイキマショウ

2003年11月05日(水)

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■ メルマガ

寂しいから止めない
拒むのが面倒という建前と
理由なく動くのが嫌という本音

消すのが楽しいという動機と
表れる数字の大きさを気に病む動悸

引っ掻き傷より重く
リスカより軽く

深い刃物より
軽い爪先が好み

過剰な心配なんて無用
何も事態に変化は無い



用が無いなら消えろ
目の前に現れるな

2003年11月04日(火)

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■ 二者択一の手前

隠しているのか
見せていないだけなのか
隠れてしまったのか
見えていないだけなのか

問質すことで解る絶対的真実
問質さずとも解る絶対的真実

結論が出てることに展開はない
結論を出すに至るミチが重要だ

中立な立場はない
中立な立場ではない
迷っている状態なのか
迷う状態なのか
そこがもうオワリで
そこがまだハジメで
誰にもわからないし
誰にも知りえない
だから自分は想像するより他にない



それで迷っているつもり?

2003年11月03日(月)

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■ 返還

気付いて欲しいけど
指摘されたくないことがある
口には出さないで
伝えたいことがある
形にしないで
確認したいことがある

テレパシーなんていらない
データになんて変換しない
嘘を吐きつづけたら
どれが本当なんだかわからなくなる
本当だと信じ続けても
何処からか其れが蝕まれて行く

ほら矛盾だらけ
結局は自我の塊
解決へ結び付かない
メビウスの輪



演技がちょっと下手だよね

2003年11月02日(日)

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■ 不調和音

絶対に醜い
不快
深い
吐き気がする

他人を嫌悪し
そう感じる自己を嫌悪し
他人を認めて
自己を否定し
いつも
いつもいつもいつも
咲って演じる

普段を変と言われ変えた先は常識
常識にない個の意志に嫌悪
枠から飛ぶ自己へ軽蔑

肯定していると否定してくる
否定していると肯定してくる
ひとつのことも決められない
他人に任せることで生まれる責任転換



不快を感じるのはあなただけじゃない?

2003年11月01日(土)
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