2004年09月23日(木) :
優先順位
とりあえず、更新することは第一なんですが、どこから手をまずつけるべきか……。
『Shadow Saga』は新章はじめたけど、『華京』はとまりっぱなし。
トップページも何とかしたい。
掲示板変えようと思って、アイコン作りかけ。
かーっ! 中途半端だらけ!!
しかし、どこから手をつけたらいい? なんて、人様に訊いてもしょーがないですし。自分のことだもの。
順番はどうあれ、現在、ちょいと自分的『Shadow Saga』重点期間なので、トップ絵レオンハルト、及び小説更新すると思います。
小説は、Chapter-3始めておいて何なんですが、ちょっとカインサイドのSSを挟みます。
ただ、本編のカインが覚えていない、カインの過去の話、少しアンフェアかなーとは思うんですが、カインの幼馴染の名前とか出てしまいます。最初は、名前出さずに書けないかとも思ったんですが、やっぱり不自然になってしまうので。
勿論、カインの素性に関する点は、当たり障りのない部分しか書いてないので、幼馴染の名前以外は本編ネタバレにはなりませんが。そういうの気になる人は、次の更新SSは無視してください。本編には一切支障ありませんし。
『華京』は……『宋史』読み始めたら、何故か面白いと思ってしまった……。史書読んで面白いなんて思ったの、初めてかもしれん。(本紀や列伝じゃなくて、輿服志を読んだからか)
やっぱり、連載は一本に絞った方が良かったのかー(今更何を言うんですか)。
2004年09月19日(日) :
脳内会議
愚か極まりないことですが、不意に思いついて、「自作キャラの中で、一番薄倖の人は誰だろう」と、脳内で会議を行ってみました。
すると、意外に薄倖の人っていないんですね。
生まれてすぐに放逐された奴とか、生まれてすぐに母親に殺されそうになった奴とか、結婚してすぐに夫を殺されて仇の愛人にされた女性とか、前者二人はともかくとして、とても大事に温め(すぎ)ている『フィルキス英雄志』は、基本的に戦記ものですので、戦争にまつわる悲劇、は少なくないんですよね。だもんで、あんまり誰も薄倖って感じがしないです。言い出したら、誰も彼もが薄倖になってしまう。
前者二人も、「でも俺は、宮廷で暮らすよりも、絶対に幸せだったと思うなあ」とか「別に今更、どうでもいい」とか、特に自分が不幸だったとは思ってない様子でした。
『華京』は論外です。だってあれは、他人がなんと言おうと、フツーの人たちの、ちょっとしたどたばた劇ですから。
翻って、暗い過去、と切っても切り離せない『Shadow Saga』です。
レオンハルトは、「すべては自分自身が招いたことで、それを不幸だなどと言うのは、思い上がりもはなはだしい」と、突き放したもんでした。
じゃあカインはというと。本人は「覚えてないんだから、そんなこと知るか」と言ってましたが、作者としては、どう考えても「……カインが一番、薄倖だなあ。悲劇のヒロインだもんなあ」と結論付けざるを得ませんでした。
当人はそんな結論に、大変迷惑そうでしたが。その薄倖ぶりも、物語の構造上致し方ないものなので!
ということで、第一回脳内会議終了です。
第二回もあるのかよ! との突っ込みは、自分でしておきます。
んなこんなで、カイン受難編その一、『Shadow Saga』Chapter-3「滅びぬ夜の夢」が開始しました。
2004年09月10日(金) :
名前
キャラクターの名前をつけるのにもいつも悩みますが、むしろ作品タイトルや、サイト名を考える方が苦手です。何の話。
今にして思えば、『華京騒動録』ってのも、適当につけた仮タイトルのはずだったんですが、いつの間にか自分の中でこの名前が定着してしまって、本タイトルになったし。まるっきり、『東京夢華録』の影響受けまくりなタイトルですがな。
影響とは違うんですが、無知ゆえに名前で「あっちゃー」となったことがあります。
ていうか、微妙に現在進行形なんですけどね。
『Shadow Saga』、ユリアナはオーストリアの女王の名前から来てるんです。それはそれとして、舞台となる北方大陸・フロレンツ王国の女王様、名前がヴィルヘルミナというんですが、これはゲルマン系で、高貴な女性っぽい名前を選んできたつもりなんですね。
そしたら、オーストリアのユリアナ女王の母君の名前もヴィルヘルミナでした……。
無知ゆえに、何と言いますか、微妙な偶然でした。
後は、アルテミシアの名前を決めた後、『FF8』のラスボスの名前がアルティミシアだと発覚し、やはりそこはかとなく微妙な気持ちになりました。
『Shadow Saga』はこんなんばっかりか。これは、タイトル自体は割とあっさり決まったんですが。
名前って、キャラの名前にしても、作品タイトルにしても、私には、かなり重要なファクターなんですよ。これが決まらないと、命が吹き込まれない。
それだけに、一生懸命頭ひねって考えた名前がどっかでかぶると、「とほほ……」という気分になります(苦笑)。
特に、本当は書きたい物語大本命『フィルキス英雄志』の登場人物、リュオルトとかソルツェルとか、どっかでかぶってたらかなりショックかも。
2004年09月02日(木) :
自キャラをキモイと思う瞬間
が、あると思います。ぶっちゃけ、自分はあります。
最近は、キモイという言葉も一種の褒め言葉になってますけど。
ちなみに、今、自分でキモイと思っている自キャラは某おっさんではありません。あれはもうキモイの域を越しているというか何と言うか。一種のお笑いだというか。
誰かというと、本編には少しも出てきていない、『Shadow Saga』カインの幼馴染なんですが。
レオンハルトにとってのフリードリヒに当たるキャラなんですがね。だから、プレ『Shadow Saga』では、カインサイドの主人公に当たるんですけど。その主人公系キャラを、お笑いでも何でもなく、キモく感じるのはどういうことだ。キモイボーダーは人それぞれですけど、ある日、唐突に「こいつって、結構キモイかも……」と気づいてしまったのです。
まー多分、カインが悲劇のヒロイン化(誤りなし)していく一方の、あおりを食ったんでしょう、多分。
おかげで、どうにもつかみにくかった彼の性質が、つかめつつあるんですけど。その性質がキモイというのも、どうかと思いますが。
当初は、それなり(それなり?)に生まれながらの宿命を持った、甘っちょろい坊ちゃん系キャラだった、筈なんですよね……。一人称「僕」だし。二十歳過ぎて(カインと同じ年)その一人称が悪かったのか。
別に、キモくする意図はなかったんです。ただ、最初に書いてたまんまだと、カインにとっても彼にとっても、あんまりいい関係じゃなかったんで。と、やってたら、何故かキモくなったという。この場合、この言葉が褒め言葉なのかどうか、大変微妙。
どーにも、カイン自身が常に不安定で流動的なところがあるキャラのせいか、周りのキャラまで巻き込んで変わっていくみたいです。迷惑な話ですね。恐ろしく他人事な結論。
しかし、出てくる前からキモイキャラだと思われたら、ちょっと切ないかもしれません。(誰のせいだよ)
いっそ、キモさを笑いに昇華できる才能があればいいのですが。
2004年09月01日(水) :
何つーかー
実は、というまでもありませんが、この「日記」は、2日に書いております。もう一つネタを思いついたからなんですけど、最新の日記がキモイネタというのもどうかとも思います。
それはともかく。
創作意欲が、もりもりとまではいきませんけど、やや復調の兆しを見せ始めています。それで、以前に書いていた『Shadow Saga』原本を読み直してみたり、既にアップしてある分を読み直してみたりしてました。いや、他にやることあるだろお前、との突っ込みはごもっともなんですが。
近々、Chapter-3「滅びぬ夜の夢」を開始できそうです。更新予定では6月に更新するつもりだったようです。6月から、パソコンの調子がおかしくなってたんだよなー……と、しみじみ、は今だから出来る(当時はいらいらしてどうしようもありませんでした)。
で、今度の話は、前から言ってるように、カインにもう少しスポットを当ててみたいです。とはいえ、どーにも、「レオンハルトから見たカイン」視点が多いんですけど。だから、主人公がレオンハルト一人だと(以下略)。カインはヒロインだからいいのかと(以下略)。
一本一本の話はともかくとして、『Shadow Saga』全体で見渡した場合は、後半はカインがメインになるんですよねー構造的に。
多分、Chapter-5「浄夜」では、またレオンハルトが思いっきり存在感を主張するし!
ちょっとだけ、プレ『Shadow Saga』で、ちゃんとフリードリヒを主人公にした物語も書いてみたいなあ、とも思わんでもないのですが。正統派ヒロイックファンタジー。しかし、これもすっごく長い話になること請け合いですから、無理だなー(あっさり)。
第一、フリードリヒ主人公にすると、レオンハルトの出番が激減するんですよ。結局それかい。いやだってね、物語中盤以降まで、フリードリヒたちは“闇将軍”の存在は知ってはいても、その正体がレオンハルトだとは知らないわけですし。
ついでに言うと、“闇将軍”時代のレオンハルトの副官は、超セクシーなお姉ちゃんだったりして。でも、どんなに豪華な据え膳でも、絶対食わないんですよこの男はね……。つまんねー男だな!(爆)まあ、この時は意志から感情から何から、全部「制約」されちゃってるから余計なんですけど。
いやもう、こういうこと考えるのはとても楽しいですね。ねえ?(誰に向かって同意を求めるか)