NINJA-SYSTEMS
るり子の日録【オリーブの森で語りあう】
るり子の日録【オリーブの森で語りあう】
るり子



 片翼として思う

エンピツで やっと自立しました。自由です。

エンピツで 独りぼっちになってしまいました。





書きようで

全然ニュアンスは違います。







エンピツを利用する当初の目的は

私と彼の感情を書き留めておくことでしたから








エンピツ内で

私は最初から彼と二人でした。









彼が途中 三〜四回程

成人にある私の Sweethearts掲示板に 書き込みをした以外

ひとりで書き綴ってきたエンピツ日記でしたが、



彼が私の日記に毎日アクセスしていることで

エンピツ内での私は 独りではありませんでした。

そういう意味で

るり子の日録【愛が終わる日】は、私達の共同作業であったのです。






彼に知られずここで綴ることで

私は 独りになりました。

それは

やっと普通のスタートラインに立ったことを意味します。

このIDは、

恋愛ジャンル向けに新たに用意したものでしたが、

性愛の部分がぬけただけの

成人日記と同じものを残す意味がないことに気づき

いつしか放置する形になっていました。

それを最近思い出し

遊び心で不定期に書き込もうとした矢先のことでした。






こういう形になろうとは、

ほんの少し前なのに、

思いもよらなかったことです。




私は





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片翼になってしまったるり子という人格に

何が綴れるのでしょう。





るり子としての記述は99パーセント恋愛です。

私生活も語らず

仕事を語るわけでもなく

ましてや交友関係を語るわけでもない。





単に

いえ、一途に

彼のみを記述してきた私に



少なくとも日々の生活は露出しないだろう自分は、

再び

ここで書く目的を探せるのだろうかと

思っています。






肥大した自我に

懲りずに付き合ってくださる方がいる。

その方と心の深いところでたまに触れ合って

時に共感し、時に笑い、時に涙したい。





それだけが

今の私のここに存在する唯一の理由です。







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2003年05月31日(土)



 ひとつの覚悟

この瞬間まで

彼は

私の元に何気ない調子で

戻ってくると思って

いえ、信じていたけれど、

その信じる気持ちに

一区切りつけることにしましょう。









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成人には

私と彼との間に存在する

とてもメンタルでとてもフィジカルな

愛の証拠が

書いてある。




だから

今の私達には

あの場所はそぐわない。






再び綴れる日がきたら、

他所でまた会いましょう。

私のアドレスは

今日からここになりました。







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2003年05月30日(金)



 火に行く彼女

川端康成の短編小説ばかりを集めた

「掌の小説」に

火に行く彼女 というたった2ページの小説があります。





私は今朝

彼の夢を見ました。

その夢に突き動かされて、

早朝四時半だというのに、彼にメールの送信をしたようです。





したようです というのは、

かなりいい加減な記述ですが、

夢と微妙に混ざり合い

それが うつつ なのか

はたまた 未だ夢のさなか なのか

目覚めたときに 判断に迷う気持ちがあったほど

それは混沌としたものでした。






川端氏は 火に行く彼女の中でこう結んでいます。


【夢は 私の感情である。

夢の中の彼女の感情は、私がこしらえた彼女の感情である。

私の感情である。

そして夢には感情の強がりや見栄がないのに。

そう思って、私は寂しかった。】




私の夢の中の彼は

私の希望に沿って、自己の意見を曲げて

私に従ってくれていました。




川端氏の言をお借りすれば、

夢には感情の強がりや見栄がない

つまり、彼はいままで

私が今朝見た夢のようにして

私の意見を汲み

私に折れ 妥協し 許してきてくれた

ということでしょう。






彼は このままいい加減なフェードアウトをするはずがない。

必ず何らかのアクションはあると思います。





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もうしばらく、待っていて欲しい。

ということで理解していいのでしょうか?





彼に拘ることがなければ

お食事やドライブ、さらにベッドをも


しかも、愛情を持ちつつ

提供してくれる人は

はっきり言えばいるのだけれど、





不器用なことに 心が全く動かない。

だから

新しい関係など、彼以外の所で始まる訳がないのです。










昨日の、プーラン・デヴィーとは全く環境を異にしますが、




そして この本の主眼はそんな所にはないのだけれど、



上巻で

彼女の生い立ち描写で挿入されている

結果 

中国の女性軽視につながる記述にも

私は悲しい感情を持ちました。






イヴはアダムのあばら骨か?

違うだろ。

それを言うのなら、

アダムだって、土くれだろ。



のような感覚は、一生拭えそうにない。






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2003年05月29日(木)



 粛々と、善良に、冷静に

息のつまるような

つまらぬ恋愛ばなしが連日続きました。

ちょっと気分転換にビジュアルでも貼ってみましょう。




未だ彼から連絡は ないけれど、

どうでも良くも ないけれど、

しかし、傍観者のような気持ちで思っていること。





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それを私は

粛々と、善良に、冷静に

受け止めましょう。






プーラン・デヴィー。

彼女、昨年 暗殺されてしまいましたね。

小さく新聞記事として、日本のマスメディアの片隅に

それはありました。

少なからず、私にはショックでした。



ジェンダーだ、男女共同参画だ と

そんな言葉の概念すらない

女性蔑視の生活圏にあって、

ありとあらゆる、性的虐待をうけ続けた悲惨な生涯に思えてなりません。



国会議員になって、これからという矢先の、暗殺でした。

世界中には、非道や残虐、不条理、そういった邪悪なものが

満ち満ちている。

そしてそれは大抵の場合、

敢えて誤解を恐れずに言えば、

力による

男の暴力支配である場合が非常に多い。

これほど酷くなくても、

似たようなことは どこにでも転がっている。


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2003年05月28日(水)



 男の立場として。

午後の小休止です。

疲れたな。





お仕事をしている間は

全然平気ですね。

でも、

ちょっとコーヒーブレイクなんていう時

そんな時が、

辛さを思い出させる意外な伏兵なのかもしれません。







彼はどんな気持ちで

私をスルーしているのでしょうか。

正直、省みれるだけの時間的体力的 余裕がないのだろうと思います。

お仕事が押していて、

スキップさせている状況

おそらく、それが正しい。






先延ばししている間に

私達が 私達である必然性 のようなものは

どんどん薄れていく。

私達は、いわば

主食ではなく、デザートのような関係なのですから。




でも

こういう不安に対して

的を得た助言をいただきました。

要約すれば、






【彼はるり子さんと別れたくありません。

できれば今まで通りに付き合いたいと思っています。

彼もあなたを手放したくないはずなんです。

ですが、今のるり子さんには少々の怖れを感じています。

今は二人三脚の歩幅が少しずれていますから、

「私は前と同じスピードだから私に合わせて」と言うより、

ここは彼がまた走りたくなるまで「ちょっと休んでようか」

彼を息苦しくさせるのでなく彼を休ませてあげる。

何もしないことが彼の休息になるときもあるんです。】






彼に時間と体力の余裕がないのだろうと思っている己なら

このくらいの努力は、私は当然すべきです。

私の心の とても的確な場所に

その方の真心が落ちました。





彼は確かに怖れを感じていたのです。

自分が送信する携帯メールに時として過剰に反応する私に

少々どころでない怖れを

持ち始めていました。



「何でも話してくれというから、何でも送信すれば

おまえは酷く動揺する。

怖くてもうメールなんて気安く送れなくなるだろ。」







私にも恐れはあります。

自分の思っている感情を彼に素直に話せば

何でも事は良い方に向かって解決していくのだという

私の心情のようなものは

過去に何度も失敗に終わっているからです。

私は自分の本心を伝える言葉に対して

次第に用心深くなって行きました。





互いのキャパが、容量オーバーなのでしょう。

私は彼の心を、今回ほど復習したことはありません。






彼は、随分と今まで無理をしてきたのでしょう。

考えれば考えるほど 思い当たることが出てきます。


その無理に 彼が耐え切れなくなったとき、

彼は 大きな声を出すことで

結果 私を自分の意のままにして来た

そのからくりには 彼も気が付いていて

そんな自分が嫌でたまらなく、自己嫌悪に陥っているのです。




なら、

彼が大きな声を出さなくても

心地良いひと時を共有できるような

そんな人との恋愛を希望したいと、

そう彼が思った時、

その時が 本当の私達のサヨウナラでしょう。







彼は四度ほど大きな声で私を諌めました。

その間に

私達の関係は少しづつ

すこしづつ

変化していきました。






今の彼は、

二年前私に強烈な口説きを掛けていた彼とは

全く違う彼です。

だからといって私は、今の彼が嫌いだという訳でもないのです。

自分を抑えてでも 自分が好きになった女を得よう

その心は男の必然でしょう。

彼を責めることなど、どうして出来ましょう。






わたしがここで、うだうだ言っている間にも

メールを通じて、

心を残しながら別離した ひと月ほど前のお話や、数日前のお話や、

本来受けなくても良いダメージを過去から突然突きつけられたお話、と

一つや二つどころではない、リアルタイムな辛さを

共有させていただいてます。

話していただくということは、信頼していただくということです。





あ り が と う !





どうして・・・・・・・・・・・・・





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そんな言葉が、どこからともなく聞こえてきそうです。





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2003年05月27日(火)



 るり色の空缶

彼が読むかもしれない日録の方で

昨日、

初めての京都を回想しました。





本当に

いったい自分はどんなことを書いていたのか、

過去の記録を確かめにいきたくなりました。






七月半ばまでは

回想部分だから

五月の記憶は七月にあるはずだと思いました。






すぐに探せず、

七月の一番上から見ていたら、

彼の言葉がボタンに仕込んでありました。







【私は泣きそうでした】

と、己は言っていましたから、

ぉぃぉぃー 何を泣きそうなんだよ己は・・・・・・。

と思ってボタンを押したら、





彼は、

【もし、意地を張りそうになったら、

キスをして、意地を取っ払ってあげるから大丈夫だよ。】


と、私に語っていました。







こんな時も あったんですね。

意地を張って、拗ねていた私に

怒りながら退出したのは、丁度一週間前のこの夜です。






キスをして意地を取っ払ってあげるから、心配するな・・・・・・。

こんなことは

彼はおそらく、二度と言わないような気がします。



可愛げのない私。

それはおそらく、

会話で彼を退き倒してしまう、己自身に原因があります。






「おまえのその論理で物事を何でも推し量ろうとする態度が俺は大嫌いだ」

そう一月の諍いの時、言われていたのも思い出しました。










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嫉妬は不思議と全然ないけれど、

結果として

私はここでも排除されたのだと思わされます。




私は

その程度の存在だったのでしょうか。






彼がのった私の車に

また 彼の気配がありました。

サービスエリアで私が買い求め




彼が飲んだ





青い 青い コーヒーの空缶でした。








るり色

って

言うのよ、その缶。

知ってた? マイ彼。




って、彼に届かないからここで言えるのです。(苦笑)



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2003年05月26日(月)



 ごめんね。

「なら、今日は電話控えるね。」

それ以来

じっと忍耐をしています。







彼のとった個室での行動は、

彼の意地っ張りな性格ゆえだと

ご指摘をいただきました。




その時は、カッとなって

とっても大胆な行動を取ってしまう。

心の中の葛藤に腹が立って、

後に引けなくなっているというのです。




でも、彼のこの性格は

仕事で成功を収めている理由でもあるともご指摘いただきました。

思い切った決断、いさぎよさ、仕事ではこの性格は、長所です。

と。




でも、本当に後で後悔し

酷く反省する・・・。

そして大人気ない行動を取った恥ずかしさから、

更に自分に腹が立ってくる。






これもそのとうりだなぁ。







私は

これをあの時感じることが出来なかった。

気が付くことが出来なかった。

自分自身がこんな心の葛藤に陥ったことはないから

私は

自分を責めた場合、

自分に怒ることはまずなく、

相手に対して消え入りたいほどの強さで謝ってしまう。

メンタリティーが

全然違う。






すごいなぁ、皆さん。

すごい洞察力で、私にアドバイスをそれぞれ下さる。







彼の傍にいる人が

もし

この方であったなら、

彼は心安らぐ日々をすごせるんだろうなと、

私と代わっていたらよかったのにと、

本気でその時 思いました。








彼が本気で別れたかったら、

もうとっくにその手の連絡は入っているよと、

男の立場でアドバイスくださった方。

これも

私が見落としていたことでした。






辛いのは当たり前だけど、





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待つことの難しさ。

でも、待ってみます。





巻き込んで

ごめんね。




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2003年05月25日(日)



 楽になって欲しい

日曜日

朝、ご挨拶のメールをいれました。


「テレビ見ながら、ブランチしてます。少し、痩せた。わぃ♪」







三時頃

「仕事で待ち合わせしているんだけど、早くつきすぎた。

なんかここんとこ精神が安定しないなぁ。。お互いだろうけど・・・。」


と、いうメールがきました。







「お仕事終わったらメルちょうだい。私から電話入れるね。」

と返すと







「ごめん。。今、電話で話できるようなそんな精神状態じゃないから・・・。

少し一人にしておいてくれるかなぁ・・・。」


と、いうお返事。






そっかぁ。






「なら、今日は電話控えるね。」

彼がそんなに苦しいのなら





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それでも楽になんてなれない? 

かなぁ・・・・・・・・・・・・・。






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2003年05月24日(土)



 彼の怒りの訳

日記として内省を続けることで

彼を二重に傷つけるのを恐れて、

しばらくここで日録のスクランブルをしています。






男と女

理解しがたい壁があるらしいというのは

永遠のテーマのようです。






私が欲しがったものは、

ものの形に宿らせた、形のない独占欲でした。

彼が欲しかったものは、

形のないところに求めた、心の繋がりでした。






一方的に送りつけてしまった私の重たい失礼なメールに対し

いくつも返信いただいたことで、

とても多くの示唆を得ました。

いくつも心当たりがあって、

私は

割いていただいた時間の貴重さに、とても感謝しました。





私の心を捉えた

以下のような助言。







男性は、

自分が犯した失敗によって

相手の女性がひどく動揺したのを見ると、

彼女に向かって激しい怒りをぶつけることがある。

彼女を失望させてしまったということを認めるのは、

実に苦しいことなのである。

だから、彼はけして彼女に謝ろうとはしない。

それどころか、やり場のない怒りを彼女に向けてしまうのだ。

彼女が自分の失敗によって精神的な動揺をきたしたことに八つ当たりをし、

罰則点まで科する。






この助言に対して私は

思い当たることがありました。

納得することもありました。




「自分が犯した失敗によって」



「自分が与えた失望によって」

に置き換えると

彼の怒りの理由がとてもよく解る気がしたのです。






俺は自分に対して怒っているのだ

自分自身に腹が立って仕方がないのだ

といいつつ

私に向けられた彼の怒りの訳は

もしかしたら、

こういうことだったのかもしれません。










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本当に ありがとうございます。

『ベストパートナーになるために』

著:ジョングレイ  訳大島渚





早速その書籍を求めてこようと思っています。






気心の知れた場所で書く安心感

というのは

相互通読しあっている人たちと

感情の交歓を日々する事からうまれるんですね。






知らない間にエンピツ内に

というか、

いつも書いている場所で

沢山のエンピツ友達ができていたのだな



しみじみ思います。






昨日も そして今日も

多謝 多謝 多謝。





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2003年05月23日(金)



 未だ解けぬわだかまり

彼にとって

今の私は嫌悪を引き出すだけの存在だと

そう思わされたとき、


私は自分の気配を消すことが

彼にとっての安らぎになるという

皮肉に気が付きました。





昨晩

彼にそれとなく

「辛い記憶、私のメルで思い出す?

そうなら、少し私の存在を控えた方が安らぐ?」



という提案をしてみました。

彼から返答はありませんでした。






返答がないということは、

暗黙の了解ならぬ

暗黙のうちの彼の「そうしてくれ。」

だと私は受け取りました。






今日、私は再び

彼のお仕事が終わったと思われる夜の時間帯に

携帯に電話を入れていいか尋ねる メールを出しました。






彼の返信は「今、運転中だけど」というものでした。






普通なら、

「運転中だから、大丈夫だよ」
という返答が帰ってくるか

彼のほうからかかってくるかなのです。






だから何なの?いいの?駄目なの? 

「だけど」と「だから」はニュアンス的に

全く別物です。





五分ほどした頃

「いいよ」と、メールで返信がありました。





このいつもと違う彼の対応に、

私は

未だ解けぬ彼の中のわだかまりを見た思いがしました。

淋しさの混じる落胆の気持ちが

私の胸に一気にこみ上げて来ました。

私は結局電話をするパワーを一瞬にして失ってしまいました。





その時、私は己の頑固さにもうんざりしてしました。

「今、運転中だけど」と言われたら、

どうしてすぐためらわず電話をしなかったのだろう。

そのときなら

普通にまだお話が出来た筈なのに。








失意の中

30分程これから自分の成せる事を考えていると

彼専用の携帯着信音が鳴りました。






彼に私はひとみさんの日記を読んでもらいました。





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と、言ったまま沈黙しました。

私も沈黙しています。





長い 長い 沈黙でした。





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2003年05月22日(木)



 お許しとお願い

私のお願いにより、

ここのURLを知らされ

つきあわされることになってしまった方には、

大変申し訳なく思っています。

私にメールを下さった方の中から勝手に選んでしまいました。






私の【愛が終わる日】をマイしてくださっている方は

現在90人強です。

それらの大半のかたがたはおそらく

ずっと何らかの形で

それが快にしろ不快にしろ

私達にかかわり続けてくださっている方々です。






私は今回、マイの方々にほとんどご連絡をしていません。

ごく限られた一部の方のみにここで綴っていることをお知らせしました。


それは、

私の醜態と 彼の醜態を

今回メールで送信するということは

私にとっては、

プライドをかなぐり捨てた行為だからです。





出来れば、【愛が終わる日】を定期的に読みに来られていた方に

こちらでの続きをお読みいただき、何らかの接点を保ちたいのですが、

あちらにリンクやお知らせを書くわけには行きません。

そういうものを書けるくらいなら、

ここでスクランブルなど初めからしなくていいのですから。






メッセージ式の投票ボタンをつけ続けています。

この期に及んでとも思いました。

撤去しようと思っていました。






私が今回メールを差し上げた方々とお知り合いになれたのは、

おそらく

アクセスしやすいランキング一覧表に私の日録があったからです。

私は何度か、

互いの魂の琴線に触れるような

そんな出会い方をエンピツでしたと書きました。

それも、

探しやすい場所に私の日録があったからだと思っています。






彼を傷つけることなく

今回のこのスクランブルをお知らせしていないマイの方々にも

今までと同じく

相互コミュニケーションを取れる形で

綴れたら。


それにはやはり、

お知らせしていないマイの方に見つけてもらえるように

そして、

私のつたない日録にアクセスしてくださっている人にも

見つけていただけるように






そんな思いで

あえてまた

メッセージ式の投票ボタンを選択しました。





最後にお願いというのは、

個別にアドバイスをいただいた件に関して、

この日録の日記に反応する形で語り合えたらと思っています。

おそらく

同じようなことを疑問に思われ

同じようなことを提言されることが多々あるような気がするからです。






巻き込んでしまって、

本当にごめんなさい。





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私は

とても努力している

気がします。




私のうがった 思いあがりでしょうか。






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2003年05月21日(水)



 少しの間、日記をスクランブルします。

私には現在、

恋人がいます。



そして、

その恋人との日々のちいさな感動を

忘れがちな小さなことを

書き留めておくことを目的としていた

はずの

日記があります。






下方にリンクしている

「るり子の日録【愛が終わる日】」

がそれです。





そこで本来綴るべきことなのですが、

彼が目にする事がわかりきっている

その場で

私は彼に自己嫌悪しか引き出さなくなっている

現在の私という存在を

晒す訳にはいかなくなったと考えています。

彼は

検索してあれこれ日記を読む人ではありません。

だから、

ここが彼の目に触れることはまずないでしょう。

最小限のダメージで

今回を内省したい

そう思います。





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初めてここにたどり着いてしまった方は、

恐れ入りますが、

下のリンクから

5/21・22・23

くらいの【愛が終わる日】をお読みいただければ

一連の感情がすこしご理解いただけるかと思います。






貴重なお時間を

私の不遜なお願いにより、

つきあわされることになってしまった方には、

心からの感謝と謝罪を

申し上げます。






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2003年05月20日(火)



 ダニエルキイス、二冊

元彼が私のお誕生日にプレゼントしてくれた本は、

ダニエルキイスの『アルジャーノンに花束を』でした。







これは同じ作家の別な本です。




アルジャーノンに花束をは

少し前にテレビでもドラマ化されていたようでしたが、

大抵の場合

ドラマは原作に及ばないことが多いので、

私は観ずじまいでした。







ラストが泣けるよと






墓前に花束をと言った台詞が

元彼の心をひどく捉えたようでした。







彼との別離は全く間違っておらず

結果として まったく正しいのに。

どうしてこんなに 心が残るのでしょう。





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そう言っていた元彼が





るり子は強く生きていけるよ。

でもね、この子は駄目なんだ。


僕がるり子を欲したのと同じくらいの深さで

僕だけを愛し欲している

この欠点だらけの女の子を


僕の力で一生支えていこうと

そう思うようになったんだ。





彼がそんなことを言う日が来るなんて。








元彼が 私から離れて生きていけるはずがない。

そこまで言い切るほど

私には絶対の自信がありました。






その私の 愚かさゆえに






私のラストも、喜劇のように泣かせるでしょう?





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2003年05月19日(月)



 錦繍のような感情

私に宮本輝を勧めてくれたのは

元彼でした。









彼が宮本輝を好きだという訳はすぐに判りました。

文章の構成が

かっちりしていて

宮本輝の 論理的思考というか頭のよさが

彼の本からストレートに伝わってくるからです。

元彼は私に『錦繍』を薦めてくれました。





元彼と街を歩くと、

不思議なことがよく起こりました。

すれ違いざまに

女性が

様々な反応を示すのです。





上気してうつむき加減で通り過ぎる人

顔をさりげなく見ながら微笑む人

軽い好意の視線を送ってくる若妻風のグループ





彼は自分の外見上の魅力にさほど気がついていませんでした。

顔立ちの綺麗な人は

幼い頃からずっとその種の視線を受け続けているので

その意図するものがわからないのでしょう。




元彼が

人の資質として何より大切にしていたものは容姿などではなく

知性だったという点もひとつにはあります。






現在、一部上場企業の研究開発をしている元彼は

恵まれた容姿とその頭脳により、

一見パーフェクトな人格を備えているように感じられますが、

覆しようのないコンプレックスがありました。





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研究開発者になる者として、それはある分野では致命的です。

私が彼の子を胎内に宿したとき

結果的に産むことはなかったのですが、

彼はそのことをとても危惧しました。

でも、

私にはそんなことは全く気にならなかったのです。

辛い理由は

もっと別のところにありました。





今となってはどうでもいいことです。







僕の子は可愛くないの?と言った彼の言葉が

私の胸に 永久に刺さり続けるだけです。







この本は純文学作品ではなく、

宮本輝のシルクロード旅行記とも言えるエッセイです。



文学作品というより

『本を積んだ小舟』『命の器』等の

宮本輝自身の生活観を綴ったような

エッセイ集を

私は好きになっていきました。






でも、

『泥の河』『蛍川』『道頓堀川』

生活の貧しさと 豊かな心の切なさが入り混じる

川三部作も 好きです。






私は多分 宮本輝が一生好き。

それは

元彼を生涯思い続けるだろう私の

啓示のようなものです。





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2003年05月17日(土)



 涙まじりのため息は、夜の闇の贈り物。

風と共に去りぬが好きです。









メラニーのようになりたいと思うけれど

スカーレットのように、わがままに暮らしています。







この本は、

かつての私の恋人が

古本屋さんで見つけて求めてきてくれた本でした。



私の好きな作家の

生涯でたった1作だけの

更にレアな メイキングのようなこの本を

手渡されたときの驚きと感激。



でも、

むしろ今の方が

とても贅沢なその人からの愛であったと思えるのは、


人生の

時に絶望的な気持ちにさえなる 人の悲しみや

馥郁たる喜び

芳醇な共感といったものを、

やっと理解し始めたからでしょうか。






彼は横須賀に 今も勤務しています。

でも、

敢えて連絡は取りません。





なぜなら、

現在別の彼と

互いの心を分かち合っているからです。



その人は、

都内に住む商業ビルを得意とする一級建築設計士です。

彼もまた





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などを好んで読んでいるようです。






五月の薫風のような

澱むところのない快活な今の彼に



日々の

何気ない心のふれあいの楽しみと



少しだけ先の

人生の希望を重ねています。







深夜書いたものを、

一部訂正して午後のティータイムに 送信する事にします。


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2003年05月16日(金)



 言の葉は、季節外れの生暖かい風。

谷川俊太郎さんが好きです。







これは、

谷川氏が詩人の目を持って選んだ

様々な作家の愛の詩が71作収録されています。





女の愛

【ただ愛のために私を愛してください】





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それぞれの扉にかかれたサブタイトルは

男女間の愛の 深い隔たりの岸を見るようです。





くいのない人生など ありはしないと思っても

選択できない人生がある。


どうしても選なかった人生は

やむなく選なかった人生だと思うことで、

心の深く 奥深くに封印しているけれど、

その人の残した 誠実さという名の私の中の人格は

時に鮮やかに前面に出て

私を打ちのめす。





るり子は一日家にいて

僕の帰りを待っていてください。

そして

その日読んだ本を、仕事から帰ってきた僕に

毎日話して聞かせてください。

それを、君の仕事として

僕の傍で

一生寄り添って生きてください。





鮮やかによみがえる言の葉は

季節外れの 生暖かい風。





涙まじり。





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小さなフォト日録  

生村スパ王34丁目6番地 ここにも居ます(笑)仲良くしてね。



BBS


2003年05月13日(火)



 ファンデーション

まだこのIDが生きていたから

ここで少し ため息をつこうかなと 思っています。






昨日、本棚の整理をしていたら

元彼が

大学を卒業する時に

もっと言えばソレは

元彼がアパートを引き払うときなのだけれど、

私に持たせてくれた本たちを見つけました。







元彼は

すばらしい 頭脳を持った

すばらしく ハンサムな

人でした。






国立の数少ない芸術系の理学部に在籍していた人でしたから

彼の書棚に在った『源氏物語』は

とても奇異な感じがして

私は一番にそれを手に取りました。





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私は彼によって

誠実に生きるということを学んだ気がします。

今でも

悲しくなるのは

少しだけ悲しいのは






彼が差し出した手を 

自らの手で振り切ってしまったことを






後悔しているからでしょうか。






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BBS


2003年05月11日(日)



 ご挨拶にかえて

 自己紹介にかえて

忘れていたこのページが未だ生きている。

そう思ったら何かを書き残しておきたくなりました。

迷ったのはジャンルです。






『苦悩』 にいきました。・・・・・・そんなに真剣じゃない。

『文芸』 に行きました。・・・・・・そんなに高尚じゃない。

『読書感想』 ならどう?・・・・・・そんなに本を紹介できない。

『映画』 は?・・・・・・・・・・・たまにはいいかも。





静かな日常を選んだのは、

上記のすべてを含んだテキストを

ぽつりぽつり書き留めるのに丁度いいと思ったから。

ずっとここにいられるかわからないけれど、

とりあえず、とりあえず。^^







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タイトルは、

私の

おそらく

運命を変得ることが出来た人が、一番好きだった本から採りました。

画像は、その彼の本そのものです。

私の手元に それはあります。









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BBS


2003年05月01日(木)
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