マキュキュのからくり日記
マキュキュ


 (日記) 土曜日と日曜日の事


昨日は腰の痛さもピークだったみたいで、今日は幾分楽になっている。
今までは腰痛が勃発してもだいたい3日ほどで治るのだが、今冬の寒さは半端じゃなく、長いこと痛かった。
夏の暑さは異常だったし、冬の寒さも異常だし、あちゃこちゃで天変地異の予兆みたいなものもあり、加速化されて地球が怪しくなってきてる気がする。

土曜日はもちちゃとAKIKOさんたちの同級生仲良し会を我が店で一次会からやっていただき、久々に料理に腕を振るった。

お出しした料理はもちろん全て手作り・・・。(料理一人3000円の予算)

☆小エビとアボガド入りのサラダ。(クリーミィードレッシングも手作り)
☆手作りの春巻き。(皮は市販)
☆あじのトマトソース煮(なすアサリ入り)
☆鳥もも肉の山賊風味から揚げ
☆タラと牡蠣入りのキムチ鍋
☆ふろふき大根
☆釜揚げうどん

上の料理はキムチ鍋以外はリクエストされたもので、この内のアジのトマトソース煮は初挑戦してみた料理だった。

先ずはにんにくの粗微塵とオニオンのスライスをオリーブオイルで炒め、そこに茄子の薄切りとアサリを加え、トマトの水煮缶、コショウ、コンソメ顆粒、ケチャップや中濃ソースやらを少し加え、味を調えたソースを、塩コショウを振り小麦粉をはたき、オリーブオイルで両面をカリッと焼いたアジにタップリのこのソースを掛けた物。(アタシの次回の参考のため、忘れない内にここに手順掲載ww)

本当は5人来る予定だったが土壇場で一人来られず4人に・・・。
しかも女性3人に、もちちゃん一人のハーレム状態。
用意した料理はそのまま5人前でお出しする事に。

アタシの体験上料理込みの宴会では、男性よりも女性の方が食べっぷりも良く、5人前でもタップリ目に作った全ての料理は、少しも残らず全て平らげてくれて頼もしい限りだった。
どれもコレもとても美味しいと大変ほめて下さって、作り甲斐があったなぁ・・・・・・。
こういう手作り宴会がもう少し増えてくれれば、店の良さ(一軒で全て済むあたり)も、アタシの料理の腕前も、もう少しアピールできるのになぁ〜。

夜もふけてきた頃、コマキやダウアーやあっちゃんや、大昔からの腐れ縁のカツシ君やらが来てくれ、みんなの顔ぶれが揃ったあたりでアジアカップの決勝戦が始まり、皆で大応援大会。

しかし、今回のサッカーは本当に最後の最後まで物凄くて、どらまちっくだった。
もちろん世界レベルには到底敵わないのだろうが、不可能を可能にする事も出来うるのだと言う事を身をもって知らせてくれたような気がする。
前回の試合は店で腰痛に耐えながらも、一人ポツンと興奮しながら観ていたのだが、決勝は皆が居てくれて大変盛り上がった。
アットホームな店って良いなぁ・・・・・・と、こういうことがあると自分の店が少し自慢できる。


昨日は一日腰痛が酷く、パソコン部屋にも行かず、旦那のチョンマゲと仲の良いこき下ろし合いをしながら、腰痛なのに笑い転げ、ビデオを観たりゲームをしたり、晩酌したりして過ごした。
二人で居る時間もとても楽しいので、いつもあっという間に休みが終わってしまう。

昨日の晩酌は、ちょっと贅沢に、半額になった霜降り和牛の鉄板焼き、おろし醤油添え。
チョンマゲの同僚に大根を山ほど貰ったので、一本丸々おろした大根に、ちょっとタマネギの下ろしたものを薬味的に加え、醤油やポン酢のタレで食べる我が家定番の焼肉だ。
その他、やはり30%オフから半額に値札が付け替えられた、正にグッドタイミングで手に入れた、刺身の盛り合わせ。(中トロ、甘エビ、ホタテの貝柱、鯛、イカの糸作りの盛り合わせ)
などなどが晩酌と夜食のお供。

さぁ、今日から又一週間の始まりだ。
どうか腰痛もこのまま消滅してくれて成りを潜めてくれたら嬉しいなぁ。


2011年01月31日(月)


 (日記) 有田とマツコと男と女


昨日ビデオ撮りしておいた有田とマツコと男と女を観ていたら、いきなりしょっぱなに出てきたゲスト(アノ番組では観覧者がゲストみたいだ)が、則恵という従姉妹の一人息子の圭だったのでびっくらこいた。
従姉妹の息子ってアタシから見ると何になるんだっけ?
以前確かシンちゃまに教えてもらったような気がするけど又忘れてしまった・・・・・・。
甥じゃないしなぁ・・・。
ま、いいか・・・。

http://www.tbs.co.jp/arita-matsuko/

この番組は毎回録画している。
アタシはマツコデラックスが売れ始める前から大好きで、初めてTVに出演した頃たまたま見ていて、「この人、きっと大ブレークするよ〜」と亭主に言った記憶がある。
案の定、今や押しも押されぬ(体系的に見ても言い得て妙)マツコデラックスになった。
一度この人に生で会ってみたいなぁ・・・・・・。

今回のテーマは確か、「人生最大の奇跡」
アタシなんか毎日が人生最大の奇跡なので、話題一杯有るなぁ・・・・・・。


えっと・・・、それで圭の奇跡は三木のり平の孫として生まれた事だと言っていた。

「え〜っ!? あの喜劇王の・・・?!」

と二人に言われて、「あんな偉大な人の孫に生まれて君はそれをどう感じている?」と訊かれた時「最初は嫌だったですね・・・」と圭は言っていた。

謙遜やテレもあるのだろうが、でも何故嫌だったのかなぁ・・・・・・。
多分その事で友達や周りに何か突っ込まれたり、好奇の目で見られたりしたのかな?
有名人の身内が居るとそれを極端に嫌がる人も多いので解らないでもない。

圭は子供の頃劇団に入っていて、CMやドラマの所々に、チョイ役で出演したりしていた。
今は確か、小さいながらもプロダクションみたいな物も持っていて、社長をしているはず。
なので少なからずとも三木のり平の孫と言う事は、仕事においてのメリットにはなっているんじゃないかな・・・と思う。

でもやはり、自分の身内にあまり大物が居ると、それと比べられたりして、増してやそういう世界では、やり辛いのかもしれないなぁ・・・・・・。

アタシの母も女優もどきの事はしていたそうだが、途中で挫折したのは「お母さん(水町庸子)はあんなに演技が上手かったのに・・・お前は何でそんな大根なんだ」と何度も言われて凹み、女優を諦めて進駐軍の慰問歌手&ダンサーになっちゃったそうだから・・・。
母か父がもう少し世に出ていてくれてたら、アタシも多少は何とかなっていたのかも・・・・・・。
そう考えると同じ身内でも、アタシの直系はやはりダメ人間の遺伝子が・・・・・・。

しかし圭を見るのはバァバの葬式以来だから、7年ぶり・・・・。圭もオヤジになったよなぁ・・・。
確か圭はアタシの息子より一つか二つ年上だったからもう三十路だもんなぁ、無理も無い。
彼女は居るみたいよと、従姉妹からは聞いていたけど、もう結婚でもしたのかなぁ?

しかし、自分の息子や従姉妹の子供達がもう30になるというのだもの・・・・・・。
年を感じるよなぁ・・・年を・・・・・・。

アタシャいつまでこんな人生を続けてないといけないんだろう・・・・・・。
情けない・・・・・・トホホ・・・・・・。


2011年01月28日(金)


 (日記) 今回のアジアカップには神様が降りている。


結局昨日は11時半も過ぎた頃になってようやく来たお客さんは(I)病院の事務長一人だけ・・・。
(アタシの来客予想も神がかりだよなぁ・・・・・・)

まぁ、お茶っ挽きではなかったので、良いには良いのだが、事務長は歌こそわが命! と言うほどの歌好きなので一瞬ドキリ!!

「カラオケ歌いに来た〜」とは言われずに「おっ、サッカーやってるじゃん!! どっちが勝ってるの?」と聞かれ、カラオケを歌わせてはならぬと、わざと大げさに興奮しながらサッカーの経過を話す。
この時点で2−1だったので「良いね良いね、見よう見よう」という事で、一緒にサッカーの応援をする事に・・・・・・。(内心ホッ!)

しばらく二人で飲みながら応援してたら、事務長がガバッ!!と身をのけぞり、「あっ!!明日めちゃ朝早かったんだ!! いけないいけない、こうしちゃ居られない、ママ悪いけど帰るわ」とそそくさと帰っていき(来る前に思い出せよ・・・)又一人で悠々と応援していたら、な、な、なんと終わり間際に同点に!!!!!!!!

(ホエッ!? PKかい!!)

と、今度は試合終了時間を狙って呼んだ代行が、暇さのあまりかPKになる直前にもう来てしまったではないか!!!!!!!!

アチャ〜!!!!!! 一番良い所だってのにぃ・・・・・・。

「申し訳ないけど、今サッカー一番良いところなので、もう何時になっても構いませんから、もしよければ先に一軒回ってきてその後にしてくださいよ・・・」と泣きの涙でお願いしたら。

「良いですよ〜良いですよ〜、僕達も試合の事が気になって気になって実は仕事どころじゃないんです・・・・・・。車のナビでサッカー見て待ってますからどうぞどうぞごゆっくり。あぁ良かった」だって。

なぁ〜んだ、そうだったのか・・・と、ニタリ。

ということで、めでたくPK戦も邪魔無しで見られる事に・・・・・・。
事務長の驕りのビールの一杯だけで代行を呼んだのもシャクなので、もったいないから飲んじゃえ!!と、店ウリのウイスキーをお湯割にしてガバガバと立て続けに2杯飲んだ。(笑)

しかし川島のアノ気迫は物凄かった!!
良くぞ止めてくれた。

というよりも前回の大泣きしながら見た試合も、前々回は日本の圧勝だったが、今回のアジアカップはどれもコレもドラマチックな試合ばかりだったなぁ・・・・・・。

特に前回と今回はドラマでも出来過ぎで「んなバカな・・・」と思うほどの、歓喜があり、ちゃんと落胆があり、またまたどんでん返しや見せ場もあり・・・最後には泣かせの感動があり・・・・・・。
まさに神がかりな試合ばかりだった。

今回のアジアカップには神様が降りてるようだ。

アタシにもソロソロ神様が降りないかなぁ・・・・・・。



2011年01月26日(水)


 『生きる』


『生きる』

好きなように生きた この私だから

死の訪れなど 怖くはなかった

やり残したこともたくさんあるけれど

やる事はやった 人の倍くらい


生きる 生きる 今になって私は

生きることの 貴さを知った



気がつくと仲間が一人 また一人

帰らぬ旅へと 赴いて行った

天国も地獄も 私は信じない

だけど確実に 死は迫っている


生きる 生きる 今になって私は

生きることの貴さを知った


生きている間 悔いのないように

私の仕事も 整理しておこう

ろうそくの炎が 燃え尽きるように

私の迎えも もうすぐ来るから


生きる 生きる 今になって私は

生きることの 貴さを知った



ビーブル ビーブル 生きている間

ビーブル ビーブル 悔いのないように


作詞 ALICE DONA

訳詞 谷田部 道一

作曲 SYLUAIN LEBEL


昨年、マイミクのKENKENさんのところでこの詩を知り、ドキッ!! っと身に詰まされた・・・・・・。
コレは有名なシャンソンの詩だったようだが、残念ながら今まで聴いた事はなかった。
当時は他の人の『生きる』しか聴けなかったが、ケンさんの『生きる』が、ようやくYou_cubeにUPされた。

50も半ばを過ぎ、この歌の詩が沁みる・・・・・・。


http://www.youtube.com/watch?v=5sX2RE4rV-g

ケンさんのお店のHP
http://www.peyton-place.com/

ここのドアを開けると・・・、ケンさんのお人柄の温かさと、ひび割れた心の襞(ひだ)に染み渡るような魂の歌に触れ合う事ができます。
どうか幸せなときも、ちょっと不幸せなときも、ドアを開けてみてください。

忘れかけていた何かがきっと見付かるはずです。




2011年01月24日(月)


 (日記) (Y)は大丈夫!!


彼女を知る人も知らぬ人も喜んであげてください。

去年の暮れにS状結腸癌の手術を受けたアタシの親友(Y)からつい先日メールがあり、術後の検査結果が出たとの報告あり。
(Y)によれば、抗がん剤の使用もしなくて済み、もうすっかり悪巣は取り切れ、大丈夫との事。
今後は定期健診(これじゃ妊婦みたいだなぁ)をしながら様子を診ていくそうだ。

良かった・・・・・・。本当に良かった・・・・・・。
アタシは彼女が大好きだし、彼女が居なくなると人生が本当に詰まらなくなるので、自分の事のように嬉しくてしかたがない。

19日に病理検査の結果が出ると聞いてはいたものの、アタシは怖くて自分からは聞けずに居た。
そうしたらつい先日そんなメールが届いた。
やはり(Y)は只者ではない!!!
ちょっと天使か悪魔かは解らぬ所もあれど(笑)、やはり彼女は只者ではない。
細身の体なれど、一筋縄ではくたばらぬ、しぶといところがあるようだ。

(Y)の慈悲深さや(Y)の信仰度、(Y)の人に対する優しさや思いやり、(Y)のハートの芯の部分の思いや活力が(Y)を生還させたのだとアタシは思う。
やはりアタシが思ったとおり、直ぐに身体を酷使し人のためにと暴走モードに入ってしまう彼女に、神様は休暇を与えてくれたのだ。

神様は捨てたもんじゃない。
そんな出来事がアタシの周りに連鎖していて嬉しい限りだ。

(Y)はもう何を食べてもよく咀嚼だけするようにすれば良いらしく、しかし、しばらくは家でしおらしくしているそうで、その内からくり箱にも返り咲くことだろう・・・・・・。
ただ、アタシが心配なのは、今までの欲求不満が一気に爆発しそうで、いかに彼女の暴走モードを阻止するかが問題だ。

常連の皆様、どうかその点はよろしく偽協力お願いします(笑)


2011年01月21日(金)


 (日記) 12時チョイでランチ完売


とは言うものの、一昨日仕込んだキーマがかなり余っていたので、今日も暇と見込んで仕込みを抑えてはいたのだが、そういう時に限ってお客さんが来ると言うアタシの裏目裏目のスパイラル人生は今年も尚健在なようでして・・・・・・。
12時チョイでもう売切れてしまった。(笑)


オマケに3人連れの新規のお客様が・・・・・・。
「まことに申し訳ございません、今日に限って早くからお客さんが来てくれて、アッという間に売れてしまい残りわずか一人前に・・・・・・。次回何かサービスさせていただきますのでコレに懲りず又のご来店を・・・」と頭をペコリ。

さぞやあのお客さんたちは「12時チョイで売り切れなんて、よほど美味しいのかもね・・・」なんて噂をしながら帰ったかも・・・。

まことに申し訳ございません。 食べてほしかったなぁ・・・・・・。

どちらにせよ限定10食ほどしか仕込めないので、売れてしまう時はこんなものかもしれないなぁ・・・。
かと言って準備万端整い、いつでもどうぞ〜!! という日に限って1食分しか出なかったりする。

水商売はあらためて難しいナリ・・・・・・。


2011年01月20日(木)


 (日記) アタシの料理について


「マキュキュのレシピってさ・・・いとも簡単そうなんだけど、いざ作ってみるとマキュキュのあの味が出ないんだわよ・・・・・・」

『そうなの?』

「だってさ、過去日記見てもレシピ百以上く載せてる割には、塩・・・・・・適量とか、醤油一回しとか、味噌一匙ほど?とか、?が付いてるし・・・・・・。醤油だってどんな入れ物に入ってて一回ししてるんだか解らないし、味噌だって大匙なのか小匙なのか書いてない時あるし、それになぜに自分で作っといて?が付くのさ・・・」

『だっていちいち分量計ってなんか料理作ってないんだもん・・・。アタシの方が分量なんて聞かれても答えられないわよ。適量っちゅうか、目分量っちゅうか、指先分量なんだもん。アタシくらいの料理人になると、感覚だけで味が決まっちゃうもんだから、細木数子じゃないけど、作ってる過程なんか眼中にもなく忘れちゃって、味見の段階で毎回「どうしてアタシってこんなに料理が上手いんだろう・・・もう、いやになっちゃうわ・・・」ってなもんなのよ』

「じゃぁ、?なんか付けないでせめて自信もって書ききってよ!」

『ハイ・・・・・・』

友達に良くこんな事を言われる。

なので以前別の友人に、「料理レシピの本を出せば良いのに・・・、それも単なるレシピ本ではなく、その料理にまつわる想い出や作るきっかけになったエピソードなど一遍のエッセーを添えて出してみたら面白いんじゃない?」と言われた事が有るが、今までの料理を一つ一つこしらえ直して、いちいちスプーンで計って分量を・・・・・・なんて考えただけで、もうめんどっちくてゾッとしてしまう。

それに好みの味付けは、薄いの好き、濃いの好き、辛いの好き、甘いの好きと、個人でかなりの差が有るので、正に適量と書くのはこの上ない親切心からなのだ。・・・と、アタシ・・・は・・・思・・う・・・・わ・・・・け・・・・で・・・・・・。(冷や汗)


昨日ランチを食べに来てくれた友人に「そろそろ料理教室始めようよ」と言われた。
何でもその人のお仲間数人がアタシに簡単なツマミや料理を教えてもらいたいらしく、5人ほどのグループが出来上がりつつあるので、一人一回3000円ほどの授業料と食材費込みで、店に集まってアタシの料理の手順やレシピを見ながら勉強したいのだそうだ。
(一人3000円で5人だから1万5000円か・・・・・・シメシメ・・・)

そして皆で食べながら、ああだこうだミーティングして、興が乗れば、そのまま千円くらい上乗せしてカラオケ教室も出来ちゃうじゃん?」なんて話が持ち上がっている。

ハテサテどうなる事やら・・・・・・。


2011年01月19日(水)


 今日からカレーランチ再開いたします。


ながらくお休みしていたカレーランチを今日からまた始めてみる事にします。
去年は金蔵の頻尿などもあり、寒さが一番の原因だと言うので、部屋を暖めてないといけないながらも、ファンヒーターをつけっぱなしで出かけるのも何だか火事とかが心配だったりで・・・・・・。

新年は新年でアタシの風邪や食中りでなかなかランチが出来ず、スープカレー以外の日はお客さんも少ないので、労力と利益のバランスを考えて色々と思い悩みもしたのですが、やはり石の上にもせめて半年くらいは(短っ!)様子を見なきゃ・・・と言う事で、今日から又カレーランチを再開してみようと思います。

なお、今週はキーマカレーからのスタートです。
なので本日と木曜日はキーマカレーになります。

今月はもう月の半分も過ぎてしまい、ランチのチラシも刷らなかったのでここで紹介しておきますが、来週の火曜日と木曜日はリクエストにより、スープカレーになります。

来月より又メニューの構成を考え直し、チラシを刷ろうと思います。

取り急ぎご報告まで。


本日ランチ再開

今週のカレー (キーマカレー・サラダ・プチオマケ付き ¥800)
やる気欠落防止のためにも少しでも多くの方に食べに来てほしいと思います。








2011年01月18日(火)


 【料理】 昨日の晩酌はキムチ鍋


「今日の夜は何が食べたい?」

『マキュキュ』

「バカみたいな事言ってないで、真面目にサッサと考えてくれないと何も作らないからね!!」

『キーッ!! 何たるキツイお言葉!! んじゃぁ・・・、久々にキムチ鍋でも作ってよ』

「良いねぇ良いねぇ、ここんとこ寒いから・・・」

ってなバカップルの会話があり昨日の夜はキムチ鍋で晩酌ということに。


【材料】

辛口キムチ      1瓶
豚バラ薄切り     300グラム
にんにくのみじん切り  3欠け分
白菜          5枚程度
春雨          半袋
豆腐          一丁半
えび          4尾
しいたけ       2個
エノキ茸       4分の1株
ニラ          1束
もやし        半袋
長ネギ        1本
こま油        適量
鶏がらスープ    適量
白ゴマ        適量  
カエンペッパー   適量
塩           適量
醤油         適量


【作り方】

☆ 大きな中華鍋にごま油を温め、にんにくのみじん切り→豚ばら肉→キムチ→白菜のぶつ切り→しいたけ等を炒め、塩と醤油を入れ、味をなじませる。

☆ 肉や野菜に火が通ったら、鶏がらスープを加えカエンペッパーで辛さを調節する。

☆ 最後に豆腐、ニラ、斜め切りの長ネギ、もやし、湯で戻した春雨、えびなどを入れ、土鍋に移し煮立ったら、仕上げに白ゴマを振り、食卓へ。
  

コツは材料をごま油で炒める事と、水ではなく鶏がらスープ(市販のものでもOK)で煮込むことくらいで後は味付けは個人のお好みで。
ウチは辛いのが好きなのでカエンペッパーを使っているが、無ければ一味でもタカの爪でも構わないと思う。

その他、半額を狙って買った中トロ・サーモン・カンパチの刺身、白菜漬け、山芋の千切り、卵黄刻み海苔添え、などなどが晩酌のお共。

新しく始まった草なぎ君の「冬のサクラ」を観ながら・・・・・・。

「草なぎ君っていつもこんな役ばかりだねぇ・・・」

『キャラがキャラなんだから仕方ないでしょうにぃ・・・・・・』

「ねぇ、おかしかないか? あんなに雪が降ってるのに、二人の髪の毛に全然雪の気配もないの・・・・・・。わざとらしいなぁ・・・・・・」

『やめなさいよ!! そうやってドラマのアラばかり探すのは・・・・・・』

「あっ、今頃(UP)になって慌ててハッポースチロールの雪降らせてる。見てよ見てよ、ほっぺたにくっついた雪も鼻にくっついた雪も、全然溶けないの・・・・・・wwわざとらしい・・・・・・」

『だからやめなさいよ! マキュの毒舌、最近マツコ化(マツコデラックス)してきてるよ」

「アタシャ元々そういう毒舌辛らつ家系に育ってるんだもん、仕方なかんべ!!」

『マキュとドラマ観てるとうるさくてヤダ!!』

「余計なお世話だわよ、こういう風に観てた方が何ぼも膨らんで面白いじゃん!!」

『話膨らんでも夢が萎むよ・・・・・・』

んなくだらない話をしながら、5人前用の鍋にタップリ作って、残ったのはたった4分の1ほど。
ここに餅を入れたり、雑炊にしたり、それは今夜のお楽しみ。

今日は第三月曜なので店は休みだ。

食中りで長く休んでしまったのでやりたい気持ちもあるのだが、予約でも入らない限り定休日に店をやってもいつも空振り気分を味わうので、やはりお休みする事に・・・・・・。

このキムチ鍋も大変かんたんで美味なので、是非お試しください。



2011年01月17日(月)


 【料理】 朝からゴルゴンゾーラパスタ


先日コマキから頂いたゴルゴンゾーラチーズでパスタを作って今食べた(笑)
昨日は昼頃、シャケと梅干のおにぎりと、漬物少々と味噌汁を食べ、そのまま今朝まで何も食べてなかったらもうお腹すいてお腹すいて・・・・・・。
真夜中お腹がグーグー鳴ってたが、夜中に食べれば即太るのでここはグッと我慢。

今朝目覚めたら、なんだか久々にコッテリしたパスタが食べたくなり「そうだ!!ゴルゴンちゃんが有るじゃないか!!」とひらめいたのだ。

生憎ペンネが無くてギザギザのツイストマカロニで代用。

【マキュキュ風ゴルゴンゾーラパスタ】

(材料) 一人前

パスタ             120グラムほど?
にんにくのみじん切り    少々
オニオンスライス      4分の1個分ほど。
ゴルゴンゾーラ       50グラムほど?
生クリーム          カップに半分ほど?
黒コショウ          たっぷり
塩               少々

(作り方)

☆ タップリの湯に塩を一掴み入れ、パスタをアルデンテに茹でる。

☆ パスタを茹でてる間にゴルゴンゾーラを荒く刻み、小鍋でにんにくとタマネギを炒め、チーズを加え、生クリーム、塩少々、黒コショウをタップリ目に加え、ソース状にして味を調える。

☆ パスタが茹で上がったらチーズソースの中に入れ、手早く混ぜて刻みパセリを振ってハイ、もう出来上がり。

アット言う間に出来上がって、と〜〜〜っても旨かった。

残念ながら出来上がりをがっついて食べたので、画像撮るの忘れてた。(^^;;

病み上がりで午前中からこんなもんが食べられると言う事は、まだまだアタシの胃は若い!!【謎】






2011年01月15日(土)


 親愛なるコマキさま


コマキさま

二日早いけれど、お誕生日おめでとう。
アナタがこの世に生まれてくれて、アナタと出会え、親交を深め得ていることに、感謝と誇らしい気持ちで一杯です。
アナタ様にはいつもいつも一方ならぬ応援・支援をし続けていただいて、その百分の一すら返す事が出来ず、いつも歯がゆく後ろめたい気持ちを引きずり続けている私です。
そんな私と尚も友達で居続けてくれているアナタは女神です。いえ、あなたは私のタイガーマスクです。
ある生き神様の一人に、以前「私の周りの生き神様たちに私がしてあげられる事って一体なんなのよ・・・・・・。いつまで経っても何も出来ない辛さや惨めさってアナタに解る!?」と泣きながら悪たれをついた事があります。

そんな私にその人がこんな事を言ってくれました。
「私も貧乏でお金の無い時期が長かったから、色々な人に食わせてもらったり、生活費をカンパしてもらったり、甘えてばかりの自分を情けなくては責めて、自己嫌悪に陥ったことも有るのよ。でも全ての人にやってもらった事を恩返しするのはよほどの成功を収めない限り所詮無理な事。ただ、何も人に与えていない人は人からもそうは与えられないはず。だからアナタだって何かを与えているって事なんだよ・・・。今、目の前に居る助けたい人を助けられる範囲で助ければ良いのだし、それは決して金品でなくてもアナタの心や優しさや思いで相手を重んじてあげる事でも十分なのよ。本当に経済的に助けられるようになったらアナタがしてもらったように、あなたも目の前の困っている人に無償でしてあげれば良い。それだけの事よ」

背伸びをしょうがどんなに思いはあろうが、その時期が来なければ何も出来はしないのだ。
そう思いながら少しずつ夢に向かって、私の事なのでカタツムリのようにゆっくりではあるだろうけれど、前進して行こうと思っています。
こんな私ですがまだまだ友達で居てください。

今夜はアナタのためにせめて心を込めて歌います。
楽しく飲みましょう。


2011年01月14日(金)


 (日記) 食中りは辛い。特に貝での食中りは・・・・・・。


今回、長野に転勤して行った(W)さんの執拗なまでの牡蠣恐怖症の所以が身に沁みて解った気がした。
あんなに苦しく、最悪な気分はサバに中ったそれとは比にならず、胃痙攣にはなるし、上から下からの大騒ぎだし、翌日は一日何十回トイレとベッドを往復した事か・・・・・・。
妊娠中さえ、あんな異常な吐き気は味わった事が無い。
アタシが思うに、同じもので近年内に中った場合、1度目よりも二度目の方がだんぜん重くなるような気がした。
なのでもう牡蠣はしばらくの間こりごりだ。

しかし疑問なのは、同じ物を食べて下痢はしたものの症状が軽く済んだ夫とアタシとでは、やはりその時の体調の良し悪しによって出方が違うと言う事なのかな?
中る人はちょっとの事でも中るんだろうし、何を食べても中らない人は中らないんだと思う。

それともう一つは、例えばスーパーで売ってる食材の中にたまたま何かの病原虫や菌を持ってる食材が売られていたとして、それを知る由も無く賞味期限内にちゃんと調理して出した店があって、もしもそれを食べたお客が中った場合など、仕入先なのか調理した店なのか、どこにその責任があるのかなぁ・・・などと考えると、食中りはよほどの数の中毒者などが出ない限り、元の責任者を立証するのはなかなか難しいし、面倒な事なんだろうなぁ・・・などとも思った。

なので店でも食品を取り扱うアタシ達は、極力火を通すものを出すようにし、心配の種が多く含まれそうな食材は極力使わず、君子危うきに近寄らぬことが大事なんだと思った。
なのですし屋や生物を多く取り扱う店は気苦労が大変なんだろうなぁ・・・と思う。

今朝はおかげさまでまだ一度も吐き気が起きないし、今、薄めにだがコーヒーを立てて飲んでいるけど、今のところ大丈夫そうなので、今日もう一日様子を見て明日店を開けようと思う。
店の電気代を払いに行かないと今日の夕方で止まってしまうと電話があったので、マスクをしてでも出かけてこなきゃ・・・・・・。




2011年01月13日(木)


 (日記) 映画「最後の忠臣蔵」を観てきた。


昨日夫と二人で杉田さん監督の映画「最後の忠臣蔵」を観てきた。
もっと戦いのシーンなども多く、男臭いハードボイルドな作品だと思っていたのだが、全然そうではなく、ストイックなまでの人間の忠実さや尊厳、優しさや、友情のあり方や、生き方の美しさを描いた感動ものの作品に仕上がっていた。
何しろ、もの凄く良かった。
泣けて泣けて仕方がなかった。
周辺からもすすり泣きや、鼻を啜る音がひっきりなしに聞こえてきた。
特に斜め前の小父さんの泣き方は尋常でなかった。

あらすじ
http://movie.goo.ne.jp/contents/movies/MOVCSTD16353/story.html

公式サイト
http://wwws.warnerbros.co.jp/chushingura/main.html

役所広司は昔から大好きな俳優なので、彼が主役と知り、観てみたいなぁ・・・と思っていたのだが、後に監督が杉田さんだと知り、絶対に観たい!! と、益々興味がわいた。
嬉しい事に50歳を超えた夫婦は2人で2000円で観られるのだ。
ベンチに座りながら夫が「安いのは嬉しいけど、何か老夫婦割引って、情けないような悲しいようないやぁ〜な気持ちになるよなぁ・・・・」と洩らしていた。

杉田さんが常にこだわりを持つ映像美もさることながら、人間の思いや心情の描き方が実に美しく、巧みだなぁ・・・・・・と今更ながら感心する。

16歳の可音(桜庭ななみ)が親子ほど年の離れた瀬尾孫左衛門(役所宏司)に恋をするところ辺りは、杉田さん自身の実生活もかなり反映されているようで、可音の思いを知った時のその驚愕や戸惑いなどは、実に生々しくリアルに描かれていて、アタシは内心(自分自身の時もこんな思いをしたんだろうなぁ・・・)と、クスリと笑えてしまった。

そしてその可音の嫁ぎ先が決まり、孫左衛門に最後だからと甘えるシーンは、とても涙なくしては観られなかった。
ともかく素晴らしく美しく、とても儚い映画だった。

是非皆さんもご覧ください。
一押しです。




2011年01月11日(火)


 (日記) 杉田さんの著書を読み終えた。


昨夜華金の割には店が暇だったので、と言うか誰も来なかったので(苦笑)読みかけだった杉田さんの本を読み終えた。

途中、歴史に弱いアタシにはチンプンカンプンのところも多かったが、笑える部分、泣ける部分、深く考えさせられる部分数多くあり、四谷の伯父の家によく出入りしていた子供時代から東京を離れるまでの記憶も鮮明に蘇り、様々なシーンを著書と照らし合わせながら思い出していた。
その後、アタシの母にはじまり、四谷の伯母、そして従姉妹の明美、伯父、バアバと、ほんの十年ほどの間にアレだけの人々がこの世を去った事などを色々考えて、もしかしたら個人個人の命の長さって、個人個人で何とかできるものではなく、それぞれの先祖代々からの宿命のようなものがあり、ある程度さいしょから決められているのではないかというきもちが強くなった。

血の繋がっていないバアバだけが長生きで、他は皆、短命と言えば短命だったもの・・・・・・。
きっとアタシたち血縁関係には、何かの大きなカルマがのしかかっているのではないかと思える。
なので選んだ連れ合いも同じような運命になる場合が多く、と言うよりもそうならざるを得ないような人と惹かれ合い、寄り添い合い、太く短い学びの人生を繰り返す事で少しずつでもカルマが溶けて浄化されているのかもしれない。

どちらにしても皆、芝居や演劇や映画などの芸術部門に携わっており、かなり本人自身の生活も常軌を逸したドラマ的な人生を歩み、そして、行き急いで亡くなった人ばかりだ。
母方だけで言えば、祖母も母も伯母も明美も皆癌で亡くなった。そしてアタシも11年前癌になった。
アタシもケッコウ重い癌だったので、何故アタシがそれから11年も生き残らされているのかは解らないが、まだあっちに呼んでくれない何かの理由があるということなのだろう・・・・・・。
肉親関係では一番頭も悪く、貧乏で、出来の悪いアタシなんかを、こんなに長生きさせる理由も無いものだろうけど、それはやはり先祖代々がひねくれた意地悪な人が多く、そう易々とこっちに呼んではやらないよ〜〜〜っ!! アカンベー!!と言う事なのかもしれない。

映画監督や脚本家や自ら俳優もこなしていたと言う何でも屋だった祖父(中山呑海)は癌ではないのだが、走行中の電車の窓が何故か一瞬開き、車外に身体を放り出され、衣服が挟まれ長く引きずられて亡くなると言う世にも不思議な壮絶な死を遂げている。
その祖父が、何かアタシに仕返しをするため、アタシに長い間の生き地獄を味あわせている気がしてならない(笑)

どちらにしてもアタシだってそう長くはこの世には居ないと思う。
だからアタシは貧乏ながらもケッコウ一生懸命生きているつもりで居るし、せめてアタシがこの世に存在した証として、金にも何にもならないけれど、くだらない日記を毎日毎日飽きもせず書き続けているのだ。
自分の思いや気持ちを書いたり歌ったりする事で表現したいという突き動かされるような衝動は、きっと祖母や祖父からの血を受け継いでいる証拠なんだと思う。
もっと上手に物が書けたらいいのになぁ・・・・・・。そうなればあなた達の孫として書いた物を一冊くらいこの世に残せるんだろうけど、やっぱ、アタシはぐうたらでものぐさでダメだなぁ・・・・・・。
やる気は有れど、タイピングが動かない・・・・・・。
そうこうウダウダしている内に、アタシにもタイムリミットが来てしまうんだろうなぁ・・・。


2011年01月08日(土)


 (日記) 朝から三谷&牡蠣フライ


今朝、目が覚めてベッドに横たわりながらTVを付けると、愛しの三谷幸喜さんの顔がドアップに・・・・・・。
「こりゃいかん、忘れてた!! 観なきゃ観なきゃ・・・」と、それからはTVに釘付けに。

三谷作品はまだまだそう多くは観てないんだけど、バラエティーに出ていた三谷幸喜さんを観てからアタシはこの人の虜になってしまった。
何か好きで好きでしょうがない。

子供の頃に子供同士で群れるのが好きではなかった事や、人を家に呼ぶのが苦手な事や、中森明菜が好きなところや、その他モロモロ共通点が目白押し。

彼の笑いのセンスやシニカルな揚げ足取りの面なんかもアタシには良くマッチする訳で・・・・・・。
ざんねんながら杉田さんのことが嫌いみたいで、多分杉田さんも三谷幸喜は好きじゃないんだろうけど、アタシは三谷幸喜さんは大大大好きだなぁ。
役者なんかでも、竹中直人とか、柄本明なんかの個性派が大好きだし、いくつになっても遊び心満載な無邪気なやんちゃ大人には魅力を感じる。

ところで・・・・・・、昨日の食わず嫌い選手権を観てから、どうしても牡蠣フライが食べたくて仕方ない。
一度食べたくなったらそれを口にするまでそのことばかりが頭を占領する。
どこか牡蠣フライが美味しい店はないかなぁ・・・・・・。
かき船はだめですよ。
あそこは高いから・・・・・・。

どこか松本周辺でお手軽値段で、衣サクサク中ジューシーな旨い牡蠣フライ定食を食べさせてくれる店を知ってる人は居ませんかね・・・・・・。
心当たりがあるお方は11時半までに是非ご解答を・・・。


2011年01月07日(金)


 (日記) 仕事始めはマズマズのスタートだった。


昨日は仕事始めだったが、とっても良い感じに店の時間が流れた。
先ずは早い時間に最近常連になってくれた(I)さんが来てくれ、久々にゆっくり語りながら飲み、その次に昔からの役所づとめの常連(Y)が来て、バトンを渡すかのように(I)さんが帰ってゆき、その(Y)と飲んでいるときに(C)が来た。

(C)と(Y)は以前からの顔見知りなので「いやぁ〜、お久しぶりだねぇ」と言う事で挨拶を交わし合い、(C)の結婚を告げた後、3人で結婚祝いの乾杯をし、しばらくは3人でいろんな事を話しながら楽しく飲んだ。
そして今度は(Y)が(C)にバトンを渡して帰っていった。

それからは(C)と深良い話をしながらゆっくりと飲んだ。

そしたらジョージンちゃんが6人で来てくれ、毒舌2が来てくれ、むろん(C)も熟知の仲間内なので其々が(C)と話しながら飲んでいる内にアタシは他のお客さんたちとも話が出来た。
そしてジョージンちゃんたちが帰った後、再び(C)と二人になり、また深良い話に戻しながらずっと飲んでいた。
ふと気付けばもう3時半。
ソロソロお開きにしますかね、と言う事で一日が終わりになったわけだが・・・・・・。

タイミング良くからくりマジック(話したい人とほぼ話し終わるまで二人だけになれる時間)が起きてくれて、一人一人とゆっくり話が出来た。

(C)は今、自分を取り巻いていた色々なものを解放し、結婚を選んで、それに向けてまっしぐらだ。
何か女のアタシから見ても、その凛とした一途な姿はいくつの女でも美しく、又健気だなぁ・・・と思う。

人間って誰もが明日は未知な訳で、いつ何が起こるか本当に解らないものだ。
人や日常の出来事に対して今日が最後かもしれないという気持ちを念頭に置きながら、一生懸命真剣に取り組んでると、かならずそれに対する応えはかえってくるもので、この後は夫婦喧嘩なども真剣にすると良いよ、なんてちょっぴり言ってみた。

彼女には本当に幸せになってもらいたい。
でも安心した。
彼女は自分が幸せにしようとする人ではなく、自分を真剣に幸せにしてくれようとしている人に出会えたみたいだから・・・・・・。


2011年01月06日(木)


 (日記) 昨日(Y)の見舞いに行ってきた&夫痛風勃発。


昨日コマキと二人で(Y)の見舞いに行ってきた。
本が好きな人なので元身内ビイキではないが、少しでも印税の足しになれば・・・と、読んでて面白かったので(アタシはまだ読み終えてない)杉田さんの(願わくは鳩の如く)と、もう一冊は(Y)の好きそうな(5分で○△を見抜く方法)なる本をTUTAYAで購入して持っていった。

ディールーム(談話室)で話をしていたのだが、点滴こそぶら下げていたものの、(Y)は顔の色艶も良く、相変わらずのジョーク口調で、3人で話をしているとそのテーブルに料理が並んでいれば、まるでランチ時の3人そのものだ。

癌が発覚した経緯やら手術日のことやらその経過などを一通り聞いて、少し世間話をして「退院後は無理をしない、動き回らない、ビールなんかも横目でチラ見に留め、無視して大人しくしてなさい」
とアタシが言うと
「だって極力動けって先生が言うんだもん・・・」と、少女のようにスネて口をとがらす。
「それも程度問題でしょうにぃ・・・」とアタシはにらみを利かせておいた。

切り取った部分の組織検査をし、退院後、抗がん剤を投与するかどうか決まるらしい。
抗がん剤についてはアタシは大先輩なので「TVのドラマほどお岩さんみたいに髪の毛がゴッソリ・・・なんて事もないし、吐き気だって個人差もあるでしょうが、抗がん剤の中には吐き気止めも入ってることだし、あんなに大げさなもんじゃないから、あまり抗がん剤をやる事になっても臆病にならないでね」と、アドバイスをしておいた。

あぁ、でも本当に元気そうで安心した。

「何か有れば家も近所なんだから手伝いに行くからね。淋しかったらいつでも遊びに行くから、絶対に無茶しないようにね」と、念を押して帰ってきた。
(Y)を知る皆さん、本当に元気そうでしたからどうぞご安心くださいね。

ともかく何事も無く、あの手術で無事に癌が退散してくれた事を祈るばかりだ。

一方、亭主だが・・・・・・。
やはり正月の食っちゃ寝生活のたたりなのか、久々に痛風が勃発。
夫は痛風発作が出ると膝に水が溜まると言う第二段階の痛風持ち。
今朝慌てて病院に行かせ、薬を貰ってきた。

やれやれ・・・。
アタシタチの年代になると、どちらかが具合悪い事が多く、如何に健康がありがたいかが身に沁みて解ってくる。
アタシも亭主も若いじぶんから不摂生で、ケッコウ己の身体を痛めつけてきたので、体内に悪玉菌が蓄積されゴロゴロしているのだろう。この年になったらあちらこちらの噴火口から火山の如く噴き出してくる。

健康だった頃は「健康こそありがたい。」などと世間の人が言うたび「お金持ちになって遊んで暮らせる方がありがたいわよ」なんて思ってた時期も有ったが、健康のありがたさこそ、不健康になって初めて解る。

サテ今夜から仕事始めだ。
そして今日はサプライズ的なお客さんが来る。

数年前、松本から横浜に引っ越していった(C)が結婚の報告のために里帰りしに松本に来ているのだ。
彼女も長き春にようやく終止符を打つべく、独身最後の里帰りだ。
どうか彼女を知っている人は一人でも来て一緒に祝ってやっていただきたい。
いや、彼女を知らない人でもいい、祝福の言葉をかけてやってほしい。


2011年01月05日(水)


 (日記) 何か腹立たしいなぁ・・・・・・。


出来れば時を大晦日の早朝辺りまで巻き戻してほしいなぁ・・・・・・。
ノテ(松本弁で面倒くさがり屋)で、ダラダラ本を読んだりTVを見たりするのが好きなアタシは、4日も店を休んでしまうと意識を日常に切り替えるのが大変である。

生活費はほしい。されど動くのが億劫・・・・・・。
コレじゃお金持ちになんか一生なれないだろうなぁ・・・・・・。

ところで正月番組を見ていると腹立たしくなってくるものも多い。
お笑いタレントや、いつもの決まった顔ぶれがゲームやクイズをし、自分達だけで楽しんで、ギャラを貰い、賞金を貰い、プレゼントを貰う・・・・・・。
まぁ、苦労して世に出た芸能人の特権なんだろうけど、何を見ても同じ顔ぶれ、やってる事も大差が無いじゃ、一般視聴者はつまらない事この上ない。
もう少し一般人や視聴者に夢を持たせ、参加できるような番組がどんどん増えれば良いのに・・・・・と思う。

それじゃ視聴率が稼げないんだろうけど、少しは平民にも夢を持たせてあげたいよなぁ・・・・・・。と、そんな番組制作を提案するような奇特な人は居ないものか・・・・・・。

いないんだろうなぁ・・・・・・。

お正月のスーパーなども腹立たしい。
ブリ一切れ3000円とか4000円とか、バッカじゃないかと思う。
まぐろの中とろ1サク6000円とか、バッカじゃないかと思う
何でもかんでも値段を吊り上げやがる。
いやらしいなぁ。。

正月くらいせめて値段を半額にして、貧乏人にも旨い物を食べさせてやりたいと、そんな奇特なスーパーの社長は居ないものか・・・・・・。

いないんだろうなぁ・・・・・・。


2011年01月04日(火)


 書けなかったシンクロニシティ


実は年末に物凄くショックな事があったのだが、それは日記には書かなかった。いや、書けなかった。
本人の承諾を取っていなかった事が一つと、彼女の状況がまったく今日まで解らなかったので本人から連絡が来るまでは心の中だけで彼女の安否を気遣っていたと言う事が一つ。
その彼女からたった今電話が有り、思いのほか元気そうだったのでホッと胸をなでおろしているところだ。

実はアタシの生き神様の一人であるとても近しい友人の(Y)が、暮れも押し迫った頃、店に電話をくれたのだ。
アタシは「手が空いたのでコレからチョット顔でも出そうかな?」と言う電話だとばかり思っていた。
店ではノリノリでカラオケを歌っている客が居るので良く聞き取れない。
「えっ?なに?聞こえないよもう一度言って?」と、片方の耳をふさぎ問い正すと、彼女の口から出たのは「やっぱり私癌になっちゃったみたいだわ・・・」と言う思いがけない一言。
つい先日もカレーのランチを食べに来たばかりだし、年末も新年早々コマキと3人でランチをしにいこうよね・・・と話していたばかりだった。
検査をする事も知っていたし、27日に結果が出ることも聞いていたけど、まさか・・・・とアタシはたかをくくっていた。

あまりの電話にアタシは店の外に出て、彼女の一言一句を呆然と聞いていた。
彼女は即入院をして、30日には手術だと言う。
そしてしばらくの間連絡が取れなくなるので、変に心配させてはいけないと思って知らせておきたかったという・・・・・・。

そして外で正に彼女と話している最中、お隣の店から昔の常連が出てきて「おう、ママ元気か? ここであったも何かの縁だから、久々に一杯飲んでいくか」と言うので「ごめん、今大切な電話中なので先に店に入って待ってて」と促し、しばらくして(Y)との電話を切って店に戻ったのだ。

お隣から出てきたのは私の母の代からの店の常連で、(O)先生と言うS大学の剣道の顧問の先生だ。
カラクリ箱にも2〜3度は来たが、ここ2年半ほどご無沙汰だった。
彼と飲みながら色々な話をして居るうち、共通の知り合いで亡くなった絵描きの話題になり、「アタシタチも親や親の知人ではなく、友人を失うような、そんな年代になったって事だよねぇ・・・・・・」「明日はわが身だよね・・・」と話していた。

そしたら(O)さんが
「今もさ、隣の店で(A)と言う友達と飲んでたら、その友達の奥さんが癌になったなんて聞かされてさぁ・・・・・・この暮れに奥さんの入院が決まって心配だって、彼ものすごくうな垂れててさ・・・」

「えっ!?(A)ですって!? もしかしたら・・・・・・○△の(A)さん!?」

と言ったら

「なんだ、ママも知りあいなのか?」

と(O)さんも驚いていて

「知り合いなんてもんじゃなくて、大の仲良しなのよ!! い、い、今、正にその張本人と話していたところなの・・・・・・」

そう言ったら(O)さんが、「オレはその父ちゃんと今飲んでたんだよ・・・・・・」
と言う事だった。


元々彼女と知り合ったきっかけは息子の同級生のお母さんで、所謂PTA仲間だった。
彼女はアタシよりもちょっと年上だが、息子の卒業後もPTAたちはずっと仲が良く、年に数回皆で集まっては飲んだくれる仲良しグループの一人だった。
でもアタシはPTA仲間と言う言葉だけで苦手な匂いを感じ、あまり仲良くなれそうな人は居ないだろうなぁ・・・と思っていたのだ。
それでもその会合があるたび、以前のアタシの店「エポック」を利用してくれ、何度か顔を合わせ本音トークをやり取りしている内に、どんどん異質な彼女とは仲良くなり、ウマが合い、それから十数年間こんなアタシをいつも支えてくれ、世話をやいてくれ、親友とも姉ともつかぬ様な大切な存在になっていったのだ。

アタシに何か有れば常に助けてくれ、亭主に何か有ればお見舞いをくれ、金蔵にまで見舞いをくれ、ケンさんの店に飲みに行ける事になったと嬉しそうに報告すれば「チョッピリお小遣い上げるから飲み代の足しにして」と小遣いをくれ、本当に申し訳ないほどこんなアタシを慕ってくれ、目を掛け続けてくれている大切な人だ。

アタシは彼女からの電話後、ちょっと立ち直れなく、日記が空いてしまった。
でも、アタシの日記が空けば真っ先にいつも心配してくれる人なので、何とか書こうと努力しながら年末年始の日記を書いた。

でも、そのことがずっと心に引っかかっていて、彼女の様子がどうしても知りたかったので、彼女のご主人に今日あたり電話で聞いてみようと思っていたら、さっき彼女から「手術も無事に済んで、全然元気だから安心してね」と言う電話が・・・・・・。

「アンタは今大変なんだからお見舞いなんて持ってきても受け取らないからね。来てくれるなら顔だけ見せに来てくれれば良いからね」と、何度も念を押され、アタシは涙をこらえるのがやっとだった。
「せめて本くらい持って行かせてよ」と言ったら「出世払いで良いから今は絶対に無理はしないでよね」だってさ・・・・・・。
自分がそんなに大変な状況なのに尚もアタシを気遣ってくれるその慈悲深さに、アタシは気づかれないように上手く泣いた・・・・・・。
「でも元気そうで良かったよ・・・。2〜3日の内に顔見に行くからさ」そういって電話を切った。
「コマキや数人の常連たちも皆心配してると思うから、日記に書いてもかまわない?」と聞いたら「全然かまわないわよ〜アンタの日記はリアリティーさが一番の良いところなんだから」と言ってくれたので、やっとそのことを日記に書ける事になった。

彼女は敬虔なクリスチャンで、本当に明るくて慈悲深く、おおらかで突飛な部分もあり、とても楽しい人である。
そんな人だから絶対神に守られている。

彼女は夫やお姑さんや自分の母や親類たちの世話をこまめにやき、一人で右往左往しながら身を粉にして動き回っていた。
そんな彼女が痛々しく、又、尊敬の念を抱いていたのだが、アタシが思うに、きっと神様が彼女に何かの事を起こさない限り、彼女が走り続けてしまう事を知って、軽い病気を与える事で、しかも周りが気遣うくらいのちょっとした本格的な病気にさせることで、彼女に休息を与えようとしただけだと思う。

大丈夫!!アタシは彼女の体と心配性な心や疲れが癒えた頃、きっと元通りの回復を取り戻してくれると固く信じている。


2011年01月03日(月)


 (日記) 新年明けましておめでとうございます。


どうぞ今年もよろしくお願いいたします。

昨日の大晦日は大雪で列車が立ち往生したり、車が大渋滞を起こし車の中に閉じ込められたりした人も少なくないようで、せっかくの大晦日だと言うのに大晦日の雰囲気を何も味わえなかった人たちは本当に心からお気の毒だと思う・・・。
でもそんな苦い経験も「あんな散々な思いをした事もあったっけねぇ・・・」と近い将来には懐かしい思い出に変わる事だろう。

昨日の大晦日は幸いにも暖かな部屋で、馬刺し、手作りのイカの塩辛、霜降り牛のしゃぶしゃぶや中トロやカニやウニの刺身、カブのヌカ漬けなどをつまみながら、旦那と金蔵とミュウー婆さんと年越しをした。
我々夫婦もあまりしつこいものは食べられなくなったなぁ・・・・・・。
若いじぶんから比べたら、良いものをほんの少しだけ・・・・・・、という風になってきた。
年取ると胃袋の構造も変わるのだろう。二人で500グラムの肉が半分も余るようになった。

数年ぶりで紅白を見ていたのだが、年々つまらなくなるばかり・・・・・・。
やはり紅白は越路吹雪や美空ひばりやザ・ピーナッツが出ていた頃ががぜん面白かった。
ウラ番のガキの使い・・・絶対に笑ってはいけない・・・・・でも見てればよかったなぁ・・・。

途中年越し蕎麦の時間までかなり時間が余りそうなので、花札のコイコイをしたら、珍しくアタシが二連敗・・・・・・。(いつも圧勝なのにおかしいなぁ・・・・・・)
そして紅白の終わりごろ、買っておいた手打ちそばを茹でて、除夜の鐘を聞きながら二年またぎでお蕎麦を啜った。


今朝は多少の胃もたれがあったので、我が家代々に伝わるお雑煮だけを食べた。
このお雑煮は、手前味噌だが絶品だ。
どんな家のお雑煮よりも自慢の一品。

鶏がら2羽分で昨夜からじっくりゆっくりダシを取り、かつおダシと合わせた物に、天然塩と、醤油少々を足したものが我が家のお雑煮の出汁。
さっぱりの中にもコクがあり、とても美味。

具は恒例の、焼いたお餅。鶏肉。小松菜。しいたけ一個。長ネギの斜め切り。えび一尾。手まり麩。鶉の卵。ミツバ。ゆず。

残念ながら画像無しだが、このお雑煮は母に受け継がれた我が代々の家自慢のお雑煮だ。
さて、これからアンビリーバボーの録画しておいた恐怖映像でもみようかなぁ・・・・・・。

正月は始まったばかりだ。
でも、あっという間に終わってしまうのも、又お正月。
大事に楽しく過ごさなきゃね。


2011年01月01日(土)

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